2010年10月1日金曜日

イセヒカリの乳苗(にゅうびょう)

その国の文化に、ふかぁ〜く関わりのあるもの浸透しているものほど、多くの名前をもつそうです。「お米」もそのうちのヒトツなんだそうで、「こめ・ごはん・めし・まんま etc・・・」などいろんな呼び方があります。

そして、そのお米の苗の「稲」にも生長段階ごとに、やっぱりいろんな名前がついてました。「乳苗・稚苗・中苗・成苗」と分ゲツして花をつけるまでに4つも名前を持ってるんですね〜。ヤサイの苗に対しては、稚苗とか使わないようなので、お米とか麦とか主食になる穀類栽培の歴史や真剣味が感じられました。

 で、ココ培地の養液栽培でそだててる「イセヒカリ」の乳苗です。

暗くなって葉の気孔がとじると、根っこから吸い上げた水分が水孔から排水されるんだそうです。











「出水=しゅっすい」というそうですが、根っこが元気に水を吸ってる証拠なので、出水は健康のバロメーターなんだそうです。














この「イセヒカリ」は、室内で育てているので、お日様の変わりにグロウランプを使ってます。今は蛍光灯タイプのランプにしてるんですが、朝点灯したての時間に、葉先から出水してるかしてないかで、光の強さの目安にもしてます。
もし出水していなければ、光が強すぎて、根っこの給水量が葉からの水分の蒸散に追いついてないってぇことになると思いますので、グロウランプの位置を遠ざけたりしてます。