2011年3月2日水曜日

新月。春への庭じたく

今週末の土曜日、3月5日は「新月」でっす。
なので週末には、うちにいる鉢植えのバラたちを植えかえと、生垣の剪定をしようと思ってます。

さてさて、新月の前後になると水分が根元にあつまるので、植物は「栄養生長=生長期」に傾いた伸びかたをするそうです。「栄養生長的生長」ってのは、伸びやすい・・・つまり徒長しやすくなって、果実の肥大がとまったりします。逆に根が伸びやすくなったり、枝の切り口が治りやすかったり・・・つまり「剪定や挿し木にGood!」です。
ちなみに「月のリズムできれいになろう!」的な本によれば、新月前後は「吸収よりも排出」がさかんになるので、デトックスやダイエット、そして手術なんかにもよいタイミングなんだそうです。なので、 いまならめいっぱい食べても呑んでも、太りにくいんだそうですよ!!!

ということで今朝は、室内ココヤシ栽培で育てているトマトたちの「挿し木とり」をしました。

 まずは「発根促進効果」のある有機活力剤の250倍希釈液を18℃〜24℃くらいにしてつくりました。(このくらいの水温で、活力剤の効果がよくききます。)
春の陽気だった先週末あたりから、

節間がグングンのびて

徒長気味な伸びかたをしている

ミニトマト「千果」のわき芽をとりました。
トマトって、根は強いたちなんですが茎や葉っぱはナイーブなほうで、病原菌にも弱いんだそうです。

ワキ芽を取るには、キレイに洗った指でつまみ取るのがベストです。
挿し木とりなら、アルコール消毒したハサミかカッターなどを使います。









トマトから切りとった枝の切り口は、あらかじめ用意してあった培養液へ、スグサマひたしながら、培養液のなかでハサミで再度ななめにパツッと切りました。水の中で茎を切るのを「水切り」というそうで、切り花も活けるときに「水切り」すると長持ちするんですよ・・・と、著名な華道家のセンセーもおっしゃってました。


その後は1時間〜2時間ほど、培養液を吸わせて水揚げします。このつづきは,また今度・・・

ちなみに挿し木に吸わせる培養液には、ハイドロ用の微生物資材も入れたりすると、切り口が腐りにくくなります。有機成分とおなじで、微生物資材も水温を18℃〜24℃にすると、動きやすくなりますし、植物も代謝がよくなって効果が出やすくなります。