2011年3月10日木曜日

沈丁花の咲くころです。

あたたかくなったらと思ったら、急に冷えこんだり・・・と三寒四温な今日この頃です。

ワタシの住むところでは、梅も咲く花よりも散る花の方が多くなってきました。かわりによく目にするのが「沈丁花」です。
沈丁花は、雄株と雌株にわかれる

「雌雄異種=しゆういしゅ」です。

んで、このスバらしい香りを放つ花をつけるのは雄株だけ。

なのでニッポンの沈丁花はオトコだらけ

ってことになります。







雌株はほとんど出まわらないので、流通している沈丁花は、「挿し木」で増やしてきたことになります。


そして、ワタシはこの沈丁花の香りが、とってもとってもとっても好きなんですが、そもそも「香り」ってイッタイどんなものでなんのために、つくられるんでしょうか?

植物の香りは「アロマ=精油」と、よばれたりしますがこの香りになるものをひっくるめて「芳香性物質」とよぶそうです。「芳香性物質」には、テルペン類とかフェノール類とかエステル類とか、いろいろあるんだそうです。

沈丁花をはじめ松、バラ、ホップ、オレンジなどの柑橘系の果実の香りはテルペン類芳香性物質で、くわしくはこちらでドーゾ。

テルペン類のニオイ物質には、受粉してくれる生き物を呼びよせる作用とか、抗菌作用とか、害虫忌避作用とか、保湿作用などなど、さまざまざまな効果があって、植物はこれで自分を守ってます。女性はくわしいと思いますが、この効果にあやかったアロマセラピーをはじめ、保湿力、免疫力アップ、ホルモンバランスを整えたりストレスを緩和したりする「ボタニカル由来のコスメ」が、いまとっても人気がありますね。


このテルペン類という芳香性物質は、肥料と酸素と水をつかって光合成運動でこしらえたブドウ糖を解糖して・・・たぶん植物本人も理解してないんじゃないかと思えるほど複雑な複雑な代謝をしてメバロン酸をつくって・・・つまり、生きてくためのエネルギーと材料をこしらえる過程で、いっしょにつくられます。(んだそうです。)

正直いって、「植物がニオイ成分をどうやって生合成するのか?」という理屈を説明することは、ワタシの脳みそのキャパを超えています。

でもこの香り成分をゾンブンに引きだすコツは・・・たぶん、やっぱし光合成運動をいっぱいさせて炭水化物をいっぱいつくってもらって、でも光が強すぎると逆に光合成運動をお休みしてしまうので、適度な照度をたもってあげて・・・気温が高すぎると呼吸するために「糖分」がムダ使いされてしまうので温度も適温に保って、根っこを大切に健康に維持して・・・などなど、要は植物の気持ちになって、正しいストレスと愛情をかけてあげるのがベストだと思いました!!! 

おソマツ様でした。