2011年4月28日木曜日

花ざかりな季節です

昨年の秋にGETしたビオラやバラたちは、きびしかった冬を無事に越えてスクスク育っています。

去年には、

こぢんまりとした


苗だったビオラも・・・








夏のような陽気がつづけば、花がてんこもりです。

こんなにあたたかい日がつづくと花茎がにょろにょろ伸びてしまって、ろくろ首状態に。

ビオラのシーズンは、そろそろ終わりです。












昨年11月に意地きたなく3つもGETしてしまったバラの苗たちも・・・














約半年過ぎた今、こんなにデッカくなりました。午後からしか日が射さない場所にいてもらってますが、けなげにガンバって大きく育ってくれました。










今年はじめて花を咲かせる大苗のわりに、
つぼみもたくさんつけてくれました。

ここまでスンナリと元気に育ってツボミがついたのは、これが始めてです。












イチゴやバラは、2月ぐらいの低温の時に一番根っこが伸びるそうで、この時期に肥料や発根促進の活力剤などあげると効果が大きいようです。

逆に4月くらいの24℃くらいの陽気になってくると、茎や葉っぱの地上部はよく伸びるけど、地下部の根っこの生長は遅くなるそうです。
イチゴやバラは夏野菜とちがって、5℃〜15℃の低温でも根っこが酸素をたくさん吸収できる能力をもっているからなのですが、植物の元気は根がすべて! なので元気がなくなってきたら根っこが生長しやすい温度にした水やりをするのもいいかもしれません。


バラの苗は、大苗(おおなえ)と新苗(しんなえ)と鉢苗という、主に3つの形で流通されています。

品種改良されたバラはミゴトな色や花や香りを見せてくれるかわりに、改良を重ねているために、遺伝子的に安定していないので実生でふやしにくかったり、耐病性が強くなかったり、繁殖力が弱かったりと、デメリットがあります。

なので、その辺のウィークポイントをカバーすべく、ハガネのごとく頑丈なノイバラなどに台木になってもらって、芽接ぎや接ぎ木などされた形で流通しているバラ苗がほとんどです。

「バラの新苗」とは、接ぎ木して半年から1年ほど経ったバラの苗なので、台木との活着がまだちょっと弱いです。なので、入手してから1年間ほどはツボミがでてきても摘花して体力を温存させるコツがいるんですが、生産者さんにとって栽培管理の期間が短くてすむので、「あこがれの品種が、お手頃プライスで手に入れられる! そのかわり手間もかかる!」というものです。

「バラの大苗」は、「新苗」を畑など土壌に植えつけて、さらに1年間ほど育ててある苗なので、活着がしっかりしていて丈夫な状態ですが、新苗に比べると、少しお高めプライスです。冬に植えつけたら翌年の春に花が楽しめます。

「バラの鉢苗」は、新苗や大苗を大きな鉢に植えつけてある程度大きく育ててあるので、花の咲く季節に、すぐに咲かせる状態で流通しています。なので、お値段は一番お高めになる代わりに、だれでも花が楽しめるということです。

無農薬で育ててますが、葉っぱが一枚かじられた程度で、今のところ害虫や病気はでてません。

今年の葉っぱは、厚みも大きさもあって、なかなかヨサゲです。