2011年6月6日月曜日

芒種に出会ったイキモノたち。

今日から、旧暦の「芒種=ぼうしゅ」の節気に入ります。「芒=のぎ」は、イネやムギなど先端が細くなっている作物のことを指すそうで、梅雨入り前に急いで種をまかねばならない作物・・・という意味もあるそうです。

旧暦では、まもなく二十四節気初候の始まりになる「蟷螂生ず=とうろうしょうず」という時期があり、意味は字のまんま「カマキリが生まれはじめる」という意味です。
そんなことを知ってか知らずか、今朝カマキリのちびっこがホップの葉っぱにチンマリと陣取ってました。














カマキリといえば、バッタを頭からバリバリ食べる「捕獲者」というイメージが強いんですが、見つけたカマキリは、まだ「捕獲されちゃうかもね」という感じのかわいらしさです。


「緑のカーテン」として植えたホップですが、やっと順調にツルツルと伸び始めてくれました。

でもまだ窓をおおうほどではありません。

ホップは寒冷地でもOKなので、3月に植えていたら今ごろは「間引きたいほど」伸びていたと思います。






そして節電せねばならない今年は、「ゴーヤの苗」が壁面緑化や緑のカーテンとして大人気ですが、関東ではまだまだ温度が足りないので、まだ思ったようには丈が伸びてくれないかもしれません。
「ホントに夏までに間に合うのか?」と心配なご家庭や職場もあるかもしれませんが、例え日当りのよくない場所でも、夏日が続けば、「もうツルの行き場がないです。」というくらい、あっという間に壁一面、窓一面に伸びると思います。一週間でも数メートル単位で伸びるので、ご心配はいりません。ただ、ゴーヤは日当りが少ないと葉っぱと雄花ばかりが茂って、カンジンの雌花が咲きにくいみたいです。なんとか実がなってもちっちゃかったりと、そんなこともあると思います。

そんなこんなで、ゴーヤのように熱帯原産の植物だと、関東で5月〜6月から本格的に緑のカーテンを楽しみたい場合はちょっとスロースターターになるかもしれません。(でも、落ちた種から勝手にでてくるような土着化をしてしまえば、適温より低くてもヘッチャラになってると思います。)
その点、毎年勝手にでてくる宿根草のホップなら、まだ肌寒い3月ころから新芽がでてきて、5月にはもう壁一面・窓一面に生い茂ってくれます。いいことづくめのようですが、ホップの難点は、無農薬だと「アザミウマなんかの害虫がつきやすい」ことです。なので、無農薬にこだわるなら、多少の虫が窓にへばりついててもヘッチャラなヒトにおススメです。
先週の新月のあと、アリンコが大移動していました。
この引っ越し行列は、ナント200m以上もつづいてました。
どこから来て、どこへ行くのか・・・
アリンコのお引っ越しは、満月の頃だと思ってましたが、新月にもあるんですねぇ。






もしも食べ物にたかってるわけではないのに、アリンコがズラ〜ッと行列をつくっていたら、任務が完了すればカンペキにいなくなるので、手当たりしだいに殺虫剤をふりまわすことはしないで、出来る限りそっとしておいてください。


さて、「いや〜、夏はすぐそこだね! 暑い時期はここで過ごすことにしてるんだ。」と教えにきてくれたようなタイミングで、1年ぶりにウラの木陰へと戻ってきた野良ニャンコです。














これが去年の同人物、フテブテしさが倍増してます。















ということで、梅雨の合間には猛暑を予感させるような暑い日となる今日この頃です。