2011年9月26日月曜日

台風がつれてきた秋

先週の台風は、雨量こそ少なかったものの、

ものすごい強風で、街路樹の木が倒れたり、


送電線が切れたりと、結構な破壊力でした。









せっかくのシルバーウィークも、あっちこっちのメンテナンスで大変だったご家庭も多かったようです。
週末のホームセンターには、風で飛ばされてしまった波板やらベニヤ板やらを買い込んでらっさる方でごった返していました。


台風が通り過ぎたあとは、一気に涼しくなってもう秋の気配が満ち満ちています。今年の夏は、短かったような長かったような・・・。
















ムシたちにも、秋は訪れているようです。






















今年は、クズの花があちらこちらで、ほんとによく咲いていました。

マメ科のクズには、こんな種子がつきます。

来年この種子たちは「グリーン・モンスター」という名にふさわしく、空き地と見れば、どこもかしこもクズだらけにしてくれるのでしょう。






台風をのりきったカスケードホップは、今年2回目の収穫時期となりました。







先日の台風で、とうとうゴーヤのグリーン・カーテンを強制終了させられたというご家庭も少なくないのではないでしょうか。
アリンコたちも、ごちそうが減りつつあって寂しがっていると思います。









しかし今年はおかげさまで、×ンザリするほどゴーヤを食べました。植えたゴーヤは「在来種」なので、破裂したゴーヤから穫れたタネは、来年撒くことができます。

台風で落下してしまった完熟ゴーヤからは、なんとタネが発芽してました。

ゴーヤのタネは発芽しにくくて苦労された人も多いと思いますが、タネが乾燥しきらないうちなら、どうやらカンタンに発芽してくれるようです。

でも今発芽されても、とっても困りますよね。

招かれざるお客さまたちも、ふえてきてます。

ホップには「ドクガ」がいました。















そして大事な大事な大事なバラたちには、

チュウレンバチの幼虫のご一行様が登場です。

ほかにもシャクトリムシもご健在だし、バッタも葉っぱを食べてしまいます。秋のバラシーズンのために、とにかく毎日、目を皿のようにして幼虫たちを撃退せねばなりません。

幼虫の駆除に夢中になっていたら、ハエトリグモが、こっちをがん見してました。かわえぇ・・・

ハエトリグモは、チュウレンバチやシャクトリムシなどの幼虫も捕食するそうです。

心づよい助っ人ですが、なにしろ幼虫が多すぎてたぶん間に合いません。





夏の終わりとともに植物も昆虫も、来年の命へのバトンタッチが始まっています。