2012年3月5日月曜日

啓蟄です。ホワイトセージのつぼみ

今日は「啓蟄」です。土の中で眠ってた虫たちが春の雷で目覚め、はいだしてくる頃だそうです。ご近所の梅林では、まんまるく膨らんできた梅のツボミを見つけて、うれしそうにケータイで撮影する人たちをよく見かけます。















近所に住み着いてる「キジバト」です。ライバルがテリトリーを荒らしにくると、「プッッッ」「プッッッ」と威嚇音を発して追い払ってます。















春の気配をそこかしこに感じるとはいえ今日は冷たい雨が降っています。まさに三寒四温な今日この頃です。室内栽培の「ホワイト・セージ」が、つぼみをつけはじめました。














数えきれないほどのホワイト・セージを育てたことがあるというのに、「きみは一年草か!!!?」というくらい、育て始めてから一年以内にことごとく枯らしてきました。( 暑さにはつよい性質なのですが、真夏は水やり直後に直射日光に当てると根っこが蒸れてイッパツで根グサレを起こすようです。)

ということで恥ずかしながら

ツボミを見るのはこれが始めてです。

それにしても、なぜ真横に枝が伸びるのか???












ほとんどすべての主茎が真横に伸びてます。ローズマリーなど、枝が平行にのびるのを「ほふく性植物/Prostrate Plant」というそうですが、ホワイト・セージはほふく性ではありませんし、こんなふうに真横に枝がのびるのは、はじめてです。


















いつもと違う環境があるとすれば、数ヶ月間をLED300Wで育てていたことです。


でも、寒くなってからHPS400Wにチェンジいた後も、新しく出た枝は、相変わらず「ほふく前進」を続けているので、LEDランプの影響とは言い切れないようです。




そこでいろいろ調べてみると、一口に「ホワイト・セージ」といっても交配がすすんでいるので、原産の南カリフォルニアでは、ハイブリッド種がイロイロでているようです。ホワイト・セージは、別名カリフォルニア・セージとも呼ばれてるそうで、野生種のホワイト・セージは、2メートルくらいにまで大きく育ちますが、ハイブリッド種ではレギュラーなサイズよりコンパクトに育つ種類もあれば、紫色の花が咲く種などイロイロできているそうです。

カリフォルニアには、ほふく性セージという意味の「クリーピング・セージ=Salvia Sonomensis 」という種類もあるそうで、ホワイト・セージとクリーピング・セージを交配したという記録は見つけられませんでしたが、もしかしたら、どっかで混ざったのかもしれません。