2012年7月30日月曜日

急ぎすぎた収穫と、遅すぎた収穫。

それはそれはキビシい暑さが続きます。今年は例年になく、庭木たちへの水やりが忙しい・・・と感じているガーデナーさんが、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


さて先日は、せっかくデッカく育ったカボチャをまんまと盗まれてしまったわけですが、いくら勝手に生えてきた野良カボチャとはいえ「もうこれ以上、勝手にカボチャ狩りを楽しまれてなるものか・・・」という鬼気迫る念が通じたのでしょうか・・・カボチャ2号をめでたく収穫することができました。

盗まれてしまったカボチャ1号よりも、ひとまわり小さいサイズなのですが、それでもなかなか上出来です。


しかしヘタの様子を見ると、ベストな収穫タイミングには、まだちょっと早そうです。

ついつい不安に負けてフライング気味に動いてしまうと、ロクでもない結果になりやすいですよね。

カボチャ2号は、この後1ヶ月ほど熟成させます。










ところで、5メートルほどの高さで実って収穫できずにいたカスケード・ホップの毬花が、ひどいことになっていました。

受粉もできず、収穫もしてもらえないホップの毬花は、花という役割を捨てて、枝に変化してしまうようです。



左側がツル化してしまった毬花で、右側が通常のホップの毬花です。


こうなると、元はどうなっていたのか分かりづらいのですが、主茎から左右対称にのびた毬花のカサ部分が、さらにビヨ〜ンとのびてツル化しているのです。


毬花のカサの間からは、葉っぱも出てきています。






ビヨ〜ンと伸びてしまった右側の毬花の先っぽからは、新たに毛花が咲き始めてしまっています。









私が知る多くの花は、受粉できなければそのまま茶色く萎れて落ちていきます。

ホップの場合は、受粉できなかった花は、枝に変身して、新芽をのばして、そこからさらにテリトリーを広げていく・・・ということをやるようです。