2013年2月13日水曜日

雪の水曜日と庭の春じたく。

関東では先週に引きつづき、この水曜日も雪がふりました。
土のうえに、うっすら残るほどの雪ふりで、ほっと一安心です。













近ごろでは、すっかり日ものびて朝日もまぶしくなってきました。













梅のつぼみに残っていた雪が、朝日で溶けてキラキラとしたしずくになっていました。
寒さにじっと耐えていた木々のツボミや新芽がうごきはじめる月の朝は、なんとも気持ちがシャッキリします。
























ベランダで育てているブルーベーリー「ティフブルー」です。新芽がプクプクとふくらみはじめました。
株がそんなに大きくないので、ざっくり剪定は避けて、枯れ込んだ枝だけ整理しました。






















ブルーベリーは、ひとつの品種では受粉しにくいので、ティフブルーとおなじラビットアイ系の「バルドウィン」といっしょに育ててます。
わりと夏の暑さに強いラビットアイ系は、春になったら日当りがよい場所に引っ越しさせようと思います。






















先週末の新月にあわせて、バラの剪定をすませて、今年の元肥をいれました。
虫も病気もでてこない今ごろの時期は、バラもブルーベリーも無農薬でカンペキに育てられる気がしてならないのですが、春になって食い荒らされた葉っぱを見つけて、現実を思い知ることになります。























バラの表土に「牛フン堆肥」、「もみ殻クン炭」「固形肥料」などを入れ軽く土と混ぜ、その上からマルチング専用のバークをかぶせました。マルチング材を表土にしくと、水のはね返りを抑えて葉っぱにでる病気を防ぐ役割があります。















表土にかぶせてあるのはマルチング専用のバーク材で、杉の木の表皮をこまかく裂いたものです。ひとくちに「バーク」といっても、素材も用途もさまざまですよね。
バークのなかでも、↑のように「マルチング専用」となってるものは、腐植させていないものがほとんどなので、土にまぜこんだり土の奥深くにすきこむのはご法度です。

もしも土の奥深くに混ぜ込んでしまうと、植物の根っこが酸欠になったりアンモニアガスがでて、根っこが傷んでしまいます。
なので、常に酸素と触れられている表土に置いておけば、ゴワゴワした固い固い繊維質が微生物の働きで、ゆっっくりゆっっくり炭酸ガスと水などに分解していくので、土の団粒化がすすんで保水性と保肥性がよくなったり、葉っぱのウラからCO2を吸収することができるというメリットにつながります。

バラ好きなガーデナーさんのなかには、冬のあいだ、バラの表土に米ぬかをマルチングするおヒトもいます。表土に有用微生物がつき、病気に強くなり土もフカフカになります。生のままの米ぬかもマルチング・バークと同じく分解や発酵していないので、土の表面だけにまきます。


















窓ごしの日射しが、明るさをましてきました。暖房を入れている室内で管理している植物たちは、日射しと温度で新芽が動き始めてます。同時に、ハッッッと気がつけば、観葉植物の土がカラッカラに!!! ということが最近多々多々あります。
温暖な気候が好きな観葉植物たちには、24℃ほどにあたためた液体肥料の培養液を与えました。

植木鉢いっぱいに、ひらぺったくふえた「ハオルチア・オブツーサ」です。 陽の光がうすく透ける多肉です。