2013年7月29日月曜日

荒れ地のパイオニアとハーベスト間近のブルーベリー

梅雨のもどりといわれる今日この頃、山間部にある集落を押し流してしまうようなゲリラ豪雨はホントにシャレになりません。



さて,近所の草むらで、ジャスミンやハニーサックルのようなよい香りのする花をめっけました。これは「クサギ」というそうです。














葉っぱが臭いことから「クサギ」などという名前がついているそうですが、花は思いのほかよい香りがする「パイオニア植物」です。「パイオニア植物、先駆植物」とは、伐採したあとや樹木が倒れた跡地、地すべりなどが起きた崩壊地にいち早く芽をだし繁殖する生命力の強い植物のことだそうです。























よい香りがする花を手折ってみると、必ずといっていいほど、おまけに「アリンコ」がついてきます。






















クサギの横にいた「ヤブガラシ」。






















ヤブガラシの花は、思いのほかアシナガバチに人気があります。アシナガバチは怒らせたりしなければ無害だし、無農薬栽培をしているバラや野菜についたアオムシ系害虫をはじめ、いろんな害虫を捕獲して食べてくれます。なので、バラや野菜の近くで花を咲かせたヤブガラシはゼンブ抜いてしまわずに、1〜2本だけ残すようにしています。
















ココ最近雨がつづいてバラやトマトの葉っぱの害虫チェックを怠っていましたが、ふと気がつくと「食害された葉っぱはあれど、犯人がいない!  ナゾだ!!! 」ということがあります。きっと、バラの近くに巣を作ったアシナガバチのおかげだと思います。





ところで、ベランダで育てているブルーベリー「バルドウィン」。そろそろ完熟となりつつあります。















果実の果梗(かこう)の付け根部分に濃い色のリングができてきました。果梗もすこし色づいています。こうなると、そろそろ酸味が抜けてアマくおいしくなってきた合図だそうです。






















栽培初年度のブルーベリー、「 培養液のpHは低く保たねば!!!! ペーハー! ペーハー! ピーエイチ!!!」とココロの中で大騒ぎしながら水やりしたましたが、思っていたよりも果実の収穫がたのしめそうです。秋に実が終わったら、弱剪定で挿し木をとって、来年の2月にはもうひとまわり大きな布製ポットに植えかえて、収穫量アップを試みます。