2013年9月9日月曜日

一雨ごとに夏から秋へ。

夕立のような雨がふるたびに、夏の気配が薄れていく今日この頃です。モクモクとした白い雲の下に流れてくる黒く重たそうな雲は、きまって夕立をつれてきます。















関東では、悪魔のような竜巻が立て続けに起こりました。竜巻災害にあってしまった方々には、心よりお見舞い申し上げます。いつか訪れた覚えのある場所が災害に見舞われてダメージを受けてしまった様子をニュースで知るのは、なんとも切ないことです。木枯らしの吹く前に、ご自宅の再建の目処がつくことを心よりお祈りしております。


つい先日までたくさんの人々でにぎわった海。波は青々としていますが、すっかり人が少なくなりました。


















さて、室内栽培から路地栽培にお引っ越しをしたミニトマトたちも、イヨイヨくたびれてきました。



























真っ赤に熟して食べごろになったとたんに皮が割れてしまうので、アリンコに先取りされてしまいます。「カルシウムかマグネシウムが不足してるんだろうなぁ・・・」と思いつつ、「たくさん収穫できたから、もう枯れる方向でいいか。」そろそろ撤収の方向です。

























トマトはホントは一年草ではありません。凍えるような冬さえこなければ、年をまたいでグングングングン10メートル以上にツルを伸ばす植物です。しかし栽培半年ほどで、伸びすぎたツルの誘引や、終わりのない「わき芽かき」に飽きてくる一方、よい果実が穫れなくなってくるのに作業はドンドン増えるので「日本は冬の寒さのおかげで、トマト栽培の強制終了ができるからいいな。」と思います。



ホップのグリーンカーテンのよこの空き地で、野良なジャパニーズ・ホップたちがさかんに花を咲かせはじめました。目に入るかぎり、なんとゼンブ雄株の花です!!!

















ジャパニーズ・ホップの雄花たちは、こころなしか雌株だけのカスケードホップやチヌークに向かって咲いています。グリーンカーテンにしているホップたちからフェロモンでもでているんでしょうか? ちなみに、ジャパニーズ・ホップとビール用のホップは受粉できないようです。



ところで、初夏に芽生えた「トックリキワタ」という名前のボトルツリーでしたが、30cmくらいに生長しました。薄めの培養液で管理してきたからか、葉っぱに欠乏症がでています。気温が高いうちに、もう少し大きくしたいので、ひとまわり大きなポットに植えかえました。




























じつは先月種まきをしていた「アルガンの木」。発芽まで一ヶ月ほどかかるということでしたが・・・















播種から2週間ほどでポットの底から根っこがでてきました。地上部の双葉は、根っこのあとにでてくるようです。















発芽がむずかしいと言われている「アルガンの木」ですが、気温が高い夏のうちなら発芽してくれるだろうと思っていました。ココ培地にタネをまく前に、弱酸性にした水にエアレーションをして一晩浸しておきました。


























「発芽の成功率がアップする・・・」と思われる種まき前の処理方法は、こちらでドーゾ! (植物の発芽条件によっては、ウマくいかないこともあります。)
「 挿し木 & 発芽の成功率アップ作戦 」
http://desktopfarmer.blogspot.jp/2013/05/blog-post_30.html