2014年1月20日月曜日

乾くまぎわに、よくそだつCOCO培地。

室内栽培のイチゴたち、布製ポット10リットルに植えたCOCO培地のイチゴたちは、約2週間に一度のペースで水やり。ポッティング・ミックス培土の水やりは約3週間に一度のペースです。

水やり直後のポットの重さは、だいたい3.3Kgくらいになります。これを標準重量として、生長期は30%の重さ=1Kgを切るまで、開花期は40%=1.2Kgを切るまで軽くなったら、培養液を与えています。

重さが2Kgを切ると、早朝に葉つゆが出なくなります。それから重さが1.5Kgを切って「明々後日になったら水やりかな???」と予定をたてたその2日後、「さあ、今日は水やりだ!」とウデをまくりながらイチゴを見てみると、オモシロいことが起こってます・・・実った果実のいくつかが、ぶよよよ〜んと急激に肥え太っているのです。「45%から30%に乾くまでのあいだ、たった500gが軽くなるのを待ってた2日間で、根っこがとつぜんやる気をだしやがったか・・・」とベックラ!



























たった数百グラムが乾くのを待てるか、待てないか、という差はものすごく大きいということを思い知りました。「COCO栽培は、乾かし気味に育てるのがコツ」というアドバイスを、これまでさんざっぱら口にしていたにもかかわらず・・・

※これは、根の生長が活発な生長期にもっとも大切で、根の生長がおとろえる開花期には、40%まで軽くなったら水やりをするのがベストです。また、値段が安いココ培地や、ココ・スラブなど長繊維のココ培地は、肥料焼けしたり水切れを起こしやすいので、約60%くらいになったら水やりした方が無難です。


ちなみに今は季節が冬。グロウルームの室温が20℃をなかなか超えないので、ゆったり水やりペースですが、真夏は週に一度があたりまえ、毎日水やりをしないと間に合わない、ということもあります。





























フラッド&ドレイン・システム「タイタンS」で育つミニトマト「千果」です。先週の金曜日に培養液を交換して週明け、リザーバータンクの水位が5〜6リットル減っていました。だいぶ吸うようになってきたので、これからが忙しくなるころです。




















フラッド回数は6回、とすこし多めにおこなってますが、これは根っこを温めるためです。真冬以外なら4回くらいでもOKだと思うし、自然光なら一日2回〜3回のフラッドだけで十分なようです。
一段目の花房は、半分が開花していて、2段目の花房がでてきたころです。


























コンパクトなイチゴとちがって、ジャマくさいほど丈が伸びるトマト。たまたま風を強くしたら、へなへなと倒れるトマトが出てきました。グロウ・ヨーヨーで直接枝や茎にひっかけて誘引すると、なにかの拍子でヨーヨーが宙を飛び、せっかく咲いた花や実がパッツ〜ンッッッとちぎれてしまうトラブルに幾度となく見舞われました。

すこしは賢くなり、茎にジュートヒモをむすびつけ、そこにヨーヨーをひっかけるようにしています。