2014年9月1日月曜日

秋冬、室内栽培への準備開始です。

今日から9月となりました。
先週から涼しい日が続きます。ここぞとばかり、今年の秋冬室内栽培にむけたイチゴ苗の植えかえをすませました。

今年の春にのびたイチゴ「桃薫」のランナー子苗を、ひとまわり大きな1.5L容量のポットへ植えかえました。あと2ヶ月ほどしたら、6L容量のエアロポットへ植えかえて、室内での栽培をスタートさせる予定です。


























先々週は、連日の猛暑つづきでヘトヘトでした。ウンザリする暑さでしたが、ほぼ放置栽培だったカボチャ「バターナッツ」が穫れました。2週間ほど置いて熟成させます。














ところで、雨降りや曇りの日がつづくと、カボチャたちは、とたんに花をたくさん咲かせるようになります。



















ガーデニングが好きな方なら勘づいている通り、「曇りの日の方が、花がたくさんよく咲く」ということがあります。これは、オランダの植物工場技術で大切にされている「温度と湿度のバランス」に通じるかと思いますが、

「温度と光が強くなればなるほど、湿度も高くしなくては、たくさん光合成してくれない・・・」という鉄則があるのです。

その目安は・・・

十分な光があるとき、温度が20℃〜25℃のとき、湿度は70%〜85%あると、光合成が活発になって、結果的にたくさん収穫できるよ。

という感じです。

光合成量のみでいえば、「光の強さ」、「温度」、「湿度」のほかに、「CO2濃度」もかなり大きく影響するのですが、光合成運動をつづけるための材料として、「十分な水分」、「ちょうどいい量の肥料」が不可欠です。そしてさらに「ちょうどよい風」が吹くと、ベリーベストなコンディションが整います。

そ・こ・で・・・

「お天気、温度、湿度、さらに年月日もヒトメでわかっちゃう!!!」温室度時計をつくってみました!


























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温度や湿度など、ベストな栽培環境の整え方については、水やり方法にもコツがあるようです。あたりまえですが、太陽の光が強くなればなるほど、気温も上昇します。気温が高い時期、時間帯ほど、水やりを少量にわけて、回数を増やすとGoodだそうです。たとえば、HPSランプ400W〜600Wで室温が25℃以上になったとき、培地1㎡あたり、1日10Lほどの培養液が必要になるとします(最適な培養液量とは、あくまでも培地の種類や環境で大きく変わり、一律ではありません)。

植物の光合成が活発になるのは、ランプが点灯してから30分後くらいからなので、点灯してから約30分〜1時間後から、ドリップパーツをつかってポタポタ水やりをスタートさせます(CO2もこのタイミングで与えはじめると、吸収がよく、Goodかと思います)。

数時間かけて、水やりをすると1日を通して光合成が活発になるそうです。大切なのは、ランプが消える1〜2時間前には、ドリップを終了させることで、このようにして消灯後の多湿を防ぐとカビ病の発生にもつながらず、ベターかと思います。

あと、ポイントとしては、ポタポタゆっくりドリップ水やりは、高温多湿な環境では、適度な送風が欠かせません。