2015年7月28日火曜日

ブルーベリーの収穫と夏の水やり対策いろいろ

朝晩の水やりが、それはそれは忙しい夏本番です。
4株のブルーベリーは、不作の去年とはうってかわって、今年は豊作となりました。
ぱちぱちぱち・・・



























ハイドロ用のベース肥料やらPK肥料やら活力剤のおかげで、バルドウィンもティフブルーもたくさん実をつけたのはうれしいのですが、水やりのたびにポロッポロッポロッポロッと果実が落ちるので、拾い集めるのが大変です。

さらに、4株のブルーベリーすべてが収穫タイミングが同時なので、モテあますほど一度にたくさん獲れてしまいます。生色で食べきれない分やら、いまいち甘くない分は自家製ジェラートの具材として活用いたしております。



























一方、我が家で獲れたわずかな梅の実からの梅干し作りは、いよいよ最終ステップです。
梅酢からていねいに梅の実を引き出して、三日間ほどの天日干しで自家製梅干しの出来上がり。「100%国産手作り梅干しなんて、これだけの量でも1,000円くらいするもんな〜。こんなに手軽につくれるのになぁ・・・」と、欲の皮がぱっつんぱっつんに。

















↑ちなみに右側の茶色く枯れ果てたような物体は、キダチアロエジュース作りの残り、アロエのしぼりカスです。

何年もほったらかしだったキダチアロエから、今年はアロエジュースをつくりました。アロエジュースは、脳みそが痺れるほどめちゃくちゃ苦いですが夏バテが吹っ飛ぶので、胃腸にガタがきやすいミドルエイジのマダムにおすすめです。
こちらのサイトの作り方を参考にさせていただきました。
http://aloe100.jp/riyou1jyusu.htm



水やり作業すらが夏バテに直結するようになるお年頃・・・ということで、今年はブルーベリーだのバラだの合計6株の水やりは、水中ポンプをつかってオートドリップ・イリジーョン化することにしました。

噴水のように360度水が吹き出るドリッパースティックをチョイスしました。このドリッパー本体には4mmチューブジョイントがくっついてくるので、それをハサミなどでカットして、メインのドリップホースにホースパンチで穴を開けたら、その穴に4mmチューブジョイントをとりつけ、6mmチューブでドリッパースティックとつなげました。


























メインのドリップラインを13mmホースにして、水圧をなるべく落とさないようにしましたが、そもそも吐水量の低い水中ポンプだと水圧が低くなりすぎて、きれいにドリップできません。


























そこで、冬の間グロウルームの保湿のために活用していた炭酸水ドライミスト用加圧ポンプをひっぱりだし、バケツに溜めた培養液を吸い取り、ドリップしています。





















そして、これまたグロウルーム保湿用のドライミストノズルのセットをなにげにフェンスにつたわせて、庭でのドライミストもスタートさせました。これはブルーベリーとバラ以外、その他大勢植物たちへの水やりもかねてます。細かなミストは、思いのほか土への浸透力が強く、20分〜30分もすればジョウロでの水やりは必要ないくらいです。

















大きなバケツに水道水をためて、そこから吸い上げチューブをつっこんで加圧ポンプでドライミストにしていますが、吸い上げチューブを風呂場までひっぱっていけるので、風呂の残り湯でドライミストができてます。風呂の残り湯を活用できるのは、大変気分がいいのですが、ヨソ様の洗濯物や、ご通行の方々に降りかからない場所限定でドライミストする配慮が必要だと思います。
*このようなタイプの加圧ポンプは、分解できないので異物がつまると命取りです。培養液やお風呂の残り湯を使う場合は、吸い上げチューブ口にフィルターをかますなど工夫が必要だと思います。







そして最後に夏ならではのアラワザです。放置して伸びきってしまったトマトのわき芽をポキポキ折って土に挿してみたところ、一日目でぺったり萎れはしたものの、翌日ムクッと起き上がり、とうとう発根した様子です。この程度のケアで挿し木が成功するなんて、トマトってホントに園芸資材ショップ泣かせです。

2015年7月23日木曜日

今年のカスケードホップ、初収穫です。

梅雨が明けたとたん、「もうやめてくれ〜!!!」と言わんばかりの猛暑がやってきてしまいました。夏は嫌いではありませんが、海や山へも行くことができない猛暑の日は、罰ゲームとしか思えません。もしも、日暮れどきにきこえてくるヒグラシの声と、待ちに待った一杯のビールがなくなってしまったら・・・と思うとゾッとします。


そんなXソ暑いある日のこと、やっぱりホップの収穫タイミングがやってきてしまいました。丈夫で育てやすいカスケードは、なんだか毎年収穫タイミングが早まってる気がします。

















肥料の追肥量が多すぎたせいで、6月のはじめは「アブラムシ牧場」にさせてしまったカスケードホップでしたが、カキガラ石灰を葉っぱにバラバラと散布し、根元に多めの「Bug Frosta」を撒いたところ、2日後にはアブラムシがすべて姿を消しました。それはなんと、アブラムシ退治のために「小岩井乳業牛乳250ml」ブリックを買い求めた翌日のことでした。

いまだにアブラムシたちにどんな悲劇が起こったのかはわかりませんが、アブラムシとともに大量発生していたテントウムシの幼虫たちのサポートもあったと思われます。テントウムシたちの功績は、いまも窓に大量にへばりついている彼らのサナギのカラを見るたび思い出します・・・




















そしてちなみに、これは今年の早春に植えた、1年目のセンテニアル・ホップの育ち具合です。いくらタフなホップといえども、1年目の育ち具合はこんなもんです。来年から、目覚ましい生長とともに、たくさんの収穫ができるようになると思うので、今年からホップ栽培をスタートさせたBrewerの皆さまは、楽しみにしましょう!!!






2015年7月13日月曜日

雨上がりの夏日は、みんな忙しそうです。

やっと晴れました。晴れたと思ったら、暑いです。

ぐわぁぁぁんと気温が上がった途端、なにやら発酵臭がただよってきました・・・その香りのもとは、冬に仕込んだ手作り味噌です。まんなかの白っぽい部分は、ここから小さな味噌ガメに少しだけ取り分けて、消費しながら冷蔵庫で保管してきたものを、色の差を見るためにポトッと置いてみたものです。常温のなかに置いた味噌は、色の差で熟成が進んでいるのがわかります。味噌が熟成するにつれ褐色へと変化することを「メイラード反応」というそうです。発酵など酵素による反応は、温度が大きく関係しているという、よい例だと思いました。







手作り味噌は、夏が過ぎると別人になります。いつしか、きちんと密封していなかったせいで、秋にあけたみたら紹興酒のようなヒネた風味の味噌になってしまいました。ということで、ラップを新しく巻き直してピッチリ空気を遮断しました。



さて、雨降りがつづくと悩むのが、庭木の水やりタイミングです。私は元 肥をほとんど使わず、ベース肥料を希釈した培養液を水やりする、いわゆる「Fertigation〜ファーティゲイション〜」なので、水やりができない日が続くと肥料不足になるんじゃないかと心配になります。少なくても、週に一度は培養液をあげてました。雨降りで水分過多になりそうな時は、培養液の濃度を通常の1.5倍ほどと、すこし濃いめにしています。

ところどころ色付いてきたブルーベリーをねらって、鳥たちがやってくるようになってしまったので、鳥よけネットを被せましたが歩くのが得意なムクドリなんかは、テクテクやってきて、ネット下からのぞき込むように、ついばんでるようです・・・








ブルーベリー「バルドウィン」です。果実はたくさんつきましたが、あまり肥大しないと思います。せめて味をよくしたいと思います。






















ブルーベリーが、たくさんの実をつけたのも、このコ「クマバチ」のおかげです。毎朝ブンブンブンブンと、重たそうな羽音とともにやってきて、ブルーベリーの花の蜜を吸ってくれてました。最近は、キャットニップの花にやってきます。



























偏頭痛をやわらげたり解熱効果にすぐれているということで「Feverfew/フィーバーフュー」という名前がついたそうです。ハナアブが蜜を吸いにきてました。



























「やっと傘なしで歩ける!」と、テクテク散歩しはじめると・・・な、な、なんと、ご近所の緑地にナニカが現れました。こちらをじっと見つめています。「ワンちゃん? いや、ちがう。タヌキだ! それも子ダヌキだ!」川崎には、タヌキがまだまだ健在です。




















「うわっ、分身の術か? 子供といえど、さすがタヌキ!」なわけはありません。草むらからワラワラと兄弟が現れました。その数なんと、合計6匹!



















ビチャビチャしてた地面からやっと解放されて、みんな楽しそうにチョコチョコと走り回ってました。バッタとかミミズとか、そんなものを食べてるんでしょうか?




















タヌキつながりで、去年生まれた子猫です!? いまでは母猫よりも大きくなりました。

























我が家に住み着いたクマネズミの出入りをねらって、常駐していた野良猫のあだ名は「タヌキ」でした。去年生まれた子猫たちの父猫は、おそらくこのコだったと思われます。