2015年8月25日火曜日

夏の終わりに「Phish Food」

意識が遠くなるような、青い空が懐かしいような気がする今日この頃のお天気です。夏はどこに行ってしまったのでしょう・・・







などと油断していると、きっとまた残暑がうらめしくなるような、テカテカした太陽が戻ってくるんだと思います。

ボーボーに伸び放題にそだってくれたキャットニップを収穫して、数日ほど陰干したものです。とても強い香りがします。


























収穫した日は、キャツらはキャットニップからなかなか離れようとしませんでした。


















キャットニップをガシガシとかじってから、しばらくするとスリスリ人懐こくなるコもいれば、じ〜っと一点を見つめてかたまるコもいます。私には、ミントとセージを足したような香りしかしないのですが、猫たちにとってはちがうようです。
























一点凝視ハマり 型・・・




















お盆までの8月は、それはそれはそれはそれは暑い日がつづきました。
「 Ben&Jerry's レベルのウマすぎるアイスクリームが、めいっぱい食べたい!」という考えしか思いつかない状態でしたが、お店に足を運ぶにはちょっと遠い・・・ということで、一番好きな「Phish Food」もどきをつくることといたしました。

















こちらのレシピを参考にさせていただきました。
http://twosistersandfriends.blogspot.jp/2009/11/phish-food-recipe.html

バックリした材料は、刻んで湯せんで溶かしたダークチョコレート60gに、バンホーテンのココア40g〜80gを混ぜこんだら、ミルクパンで人肌に温めた350ccの牛乳に少しずつ練りこんで、とろ火をキープして滑らかになったら冷めるまで放置します。
























よく冷やした生クリーム200〜250ccをホイップします。

常温にしたLサイズの卵をボウルに割って、1〜2分泡立て器でよく混ぜたら、150g〜250gのお砂糖を加えて、ザラザラ感がなくなるまで泡立て器で1分間ほど混ぜたら、ホイップした生クリームに混ぜ込み、バニラエッセンスを数滴加えたら、最初に作ったチョコレートミルク的なベースを冷めたのを確認してから混ぜ込んで、冷凍庫に入れて、一時間に一度、固まりつつあるアイスクリームをスプーンやブレンダーでぐるぐる混ぜて空気を入れる作業を3〜4回ほどくりかえすと、それはそれはリッパなチョコレートアイスクリームができるわけですが・・・

アイスクリームは「トッピング」が命!!! 

最後にアイスクリームをぐるぐる混ぜるときに、好みのトッピングをざっくり混ぜることにしました。

ご本家「Phish Food」のトッピングは、マシュマロとキャラメールソースとチョコチップです。

1cmほどにカットしたマシュマロと、ハーシーズのキャラメルソースと、材料の残りのダークチョコレートを刻んだものを混ぜ込みまして、好みで市販のバニラアイスをマーブル状に練り込むと、さらに本格的な「Phish Food」バージョンに!

そして、歯ごたえをさらにプラスしたかったので、バターキャラメルをコーティングしたピーカンナッツもプラスすることにしました。

コーティング用のバターキャラメルは、笑えるほどカンタンにできます。50gくらいのバターを弱火で溶かしたら同量〜2倍のお砂糖を入れて、焦げないように混ぜながら、好きな固さになるまで煮詰めて出来上がりです。バニラエッセンスまたは、お子様が食す予定がないならばラム酒とか好きなリキュールを加えると、のちのちアイスクリームの卵臭さが気にならなくなると思います。

























アイスクリームは、卵黄だけ使うことが多かったのですが、今回のレシピの全卵を使ってみたところ、やや泡立てるからなのか、とても口どけの良いアイスクリームとなりました。ちなみに、卵を使わないとジェラートになるそうです。





と、いうことではっきりしないお天気が続きだした今日のこの頃ですが、雨があがった午後、近所のたぬきファミリーは全員ゲンキに姿を見せてくれました。

















雨に濡れた子ダヌキをぺろぺろ舐めてあげている母ダヌキです。車に気をつけて、ミンナいつまでもゲンキに過ごしてほしいものです。

2015年8月5日水曜日

DIYなドライミストで、打ち水効果。

猛暑日の連続記録更新中だそうです・・・ところが、作業場の窓は、西日が鬼のようにあたり、クーラーが無意味になるほどの赤外線量なので、今年だけがとくに暑すぎるとも、つらすぎるとも感じない悲しさがあります。

とはいえ、夏野菜の代表格であるゴーヤですら、昼下がりには暑さでしおれていきます。



















さらに、以前愛用していたRO水フィルター付属の「加圧ポンプ」がホコリを被って放置されていたので、仕事場の外窓にささやかながら本格的な「ドライミスト」をセッティングしてみました。

おウチで本格的なドライミストを楽しむために一番コストがかかるのが、この「加圧ポンプ(Diaphragm pump)」ですが、窓二つ分くらいのドライミストなら12,000円くらいのもので十分OKです。


























このタイプの「加圧ポンプ」の多くは、外径6mmチューブ対応のようです。
そして、ドライミストには、0.8〜1Mpa(100〜130psi)くらいの圧が必要なので、外径6mmチューブは気体用の耐圧チューブをチョイスしました。
耐圧チューブは20mもあれば十分かと思いますが、お風呂場の残り湯を活用したい場合などは、100mGETしとくと安心かもしれません。


























そして、ドライミストのキモ! 「ミストノズル」は、チューブ外径に合わせて6mm径対応のものをチョイスしました
外径6mmのワンタッチ・チューブ継手のT字型(チーズ)を5コ〜10コくらいまで、
外径6mmのワンタッチ・チューブ継手のL字型(エルボ)が、最低でもひとつ必要です。エルボ型はホースエンド(ホース栓)の役割も果たします。


ちなみに、ROフィルターに付属している加圧ポンプならば、蛇口につなぐことができるアダプターが付いてきている(と思う)ので、水道水からドライミストができます。

でも、近くに蛇口がない場合もありますし、節約好きなニッポン人としては、お風呂の残り湯とか雨水とかを活用したい気持ちがあるので、バケツに溜めた水に、加圧ポンプの吸い上げチューブをつっこんでドライミストすることにしてます。
ところが、チューブをバケツにつっこんだだけだとプッカプッカ浮いてしまってポンプが空回りしてしまったり、バケツに飛び込んだゴミでポンプが詰まってしまうこともあるので、チューブの先には外径6mmチューブがつなげられるレデューサー・フィルターをストレーナー兼おもりがわりにひっつけました。

このように、加圧ポンプの吸い上げ口につなげた6mmチューブをバケツにつっこんだら、次はドライミストノズルのセッティングです。


























耐圧6mmチューブを50cm〜1m間隔でカットして、ドライミストノズルのチーズ継手につなげていき、チューブの最後はエルボ型のドライミストノズルで水を止め、チューブのもう一端は、加圧ポンプまでひっぱっていってポンプの排出口にしっかりとセットしました。

ドライミストノズルでつなげた6mmチューブは、S字フックやヒモなどをつかって、窓の好きな高さにぶらさげたらセッティング終了! 

気になる水の使用量ですが、ドライミストノズルが5個くらいで、一時間に約5〜10L程度です(チューブの長さやポンプの大きさで変わります)。20Lのバケツなら2時間に一度水位をチェックして足すだけですし、もしお風呂まで吸い上げチューブを引っ張ることができれば、50Lくらいの残り湯で、お昼から夕方までシュワワワ〜ッとドライミストができます。


















小型の加圧ポンプでおこなうドライミストは、ノズルのすぐ近くにいればシッカリ濡れる程度の大きさのミストですが、家庭用の蛇口につなぐガーデンミストよりも細かなミストがでてきます。

ポンプ本体は防水仕様ではないことが多いので、水浸しにならないよう設置したほうがいいですし、圧が高いので、チューブをしっかりねじ込まないと、ピシャッと外れてあっという間に辺り一面が水浸しになります。

また、ポンプのスイッチのON/OFFは、もちろん本体についていないので、防水仕様でON/OFF機能がついている電源タップがあると便利だと思います。

24時間タイマーで、加圧ポンプの作動時間を制御して一定時間だけドライミストをすることもできると思いますが、バケツやお風呂の水が空になったらこわいので、タイマー制御する場合は、水道の蛇口から水をとったほうが無難かもしれません。

ドライミストは、海外では「Fog Misting」などと呼ばれているようで、公共施設やプールはもちろん、植物園のガラスハウスなんかでも活用されてるみたいです。日本でも施設栽培などで夏場の生産性アップに一役も二役もかってるようです。
家でもドライミストをおこなってますが、今年の植物たちはイキがちがいます。実際に生長促進効果を実感できていますし、なにより西日がひどい部屋ではドライミストの気化熱のおかげで体感温度がさがりました。

以前は、蛇口につなげられるガーデンミストも活用していましたが、加圧ポンプでのドライミストならば、電源さえあればポータブルにできるし、好きな場所で炭酸水のドライミストも可能です(培養液はノズルがつまるのでNGデス)。

そして、気になる予算ですが加圧ポンプの価格をいれてもズバリ3万円以下で、ノズル10コまでを揃えることができました。