2015年11月11日水曜日

ブロワーに変えたら、根っこがのびたR-DWC

亀甲竜が発芽しました。一人前の見た目になるまで、どのくらいかかるでしょうか?
楽しみです。

























ガラス容器でウォールハンギングにしている多肉たちから、キノコが生えてきました。
























スナゴケをつけると、ほぼ100%の確率でこのキノコが出現します。キノコが元気に生えている間は、テラリウムを眺めるたびに森の中にいるかのような妄想にひたれて幸せです。

























さて、R-DWCシステムとは、Recirculation Deep Water Culture、つまり、2つ以上のグロウバケツを連結させて、すべてのバケツで培養液が循環できるようにセッティングしたハイドロポニック・システムのことをさします。1X1mスクエアの栽培スペースなら、リザーバータンク用バケツをのぞいて、4つのバケツがベストなセッティングの数となります。
























R-DWCシステムの主なメリットは、スタンドアローンのDWCシステムよりも培養液量が多くなるので、おもにpH値やEC値が変わりにくくなって手間が減らせることと、リザーバータンクがあるので、培養液のpH値、EC値、水温調整などのメンテナンスがしやすく、培養液量も減りにくいってことです。
デメリットは、構造上どうしても各グロウバケツの培養液量の水位が常に高めになるので、根が直接空気に触れる部分が少なくなることです。

なので、水位が高いR-DWCシステムには、大きなポンプと大きなエアーストーンを使わないと、根っこの生長がものすごく悪くなります。



アクアリウム用のエアーポンプ、排気量10L/分で、4つのグロウバケツにエアーを送っていた時の根っこのようすです。培養液に浸っている部分の根っこは茶色く変色してきています。根が腐ってきているわけではなく、根の活力剤に含まれる有機成分が吸収できず、根の表面にこびりついて、茶色に変色しています。


























その後、30L/分のブロワーポンプにチェンジしてみてから1週間弱(4つのグロウバケツに対して)。あっという間に根っこが伸びてきました。培養液のエアー量も見違えて多くなりましたが、音はほとんどしません。(ブロワーポンプは、使っていくうちに作動音がうるさくなってきたらお取り替えの季節なんだそうです。)
























肥料イオンよりも分子が大きな有機成分を根っこが吸い込むには、酸素がたくさん必要です。なので、根っこがダイレクトに空気にふれることができるフラッド&ドレイン、ドリップシステム、あとココ培地などの有機培地は、根がゲンキに育ちます。




ということで、水位が低くできないR-DWCシステムには、浄化槽用などのブロワーポンプのほうが、値段もあまり変わらずエアー量は3倍以上になるので、ナイスなチョイスだと思います。