2015年12月21日月曜日

どんどん獲れるぞ! おウチがキノコ牧場。

年の瀬です。鍋のおいしい季節です。
・・・ということで、世界の共通語ともなっている「シイタケ」を育ててますが、すごいです。感動します。なにしろ生長がはやいはやい、手入れがらくちんらくちん、獲れたてはフレッシュフレッシュ。



















今年もニギニギしく開催されたエコプロダクツの「グリーンストアーズ」でお買い求めいたしました。会場内でひときわ際立っていたMushroom Farm」をまっ先にGETです。






















キノコ栽培は、晩秋から早春までが旬、とのことで、菌床が白くモワモワとした菌糸に覆われてます。おウチで毎朝軽くスプレーするだけでの、スキルレスな栽培管理だけで数日ごとに2〜3コ以上が収穫できるほどドンドン獲れます。しかも風味が強くてすごくオイシイ。



























シイタケとごいっしょにGETした「Mushroom Farmエリンギ」バージョン。ムクムク、デロデロと拡大生長するエリンギは、シイタケよりもさらに「エイリアン」感があります。こうして獲れたフレッシュなキノコたちは、ゴテゴテと味つけしたりせず、日本酒と醤油を垂らしてホイル包み焼きにするだけで、ものすごくオイシイです。蒸しあがったあとに残った醤油にはキノコたちの旨みがプラスされ、たまごかけご飯のタレにおすすめです。
























と、いうことで、おフランスのマダムにも大人気の「シイタケ」が、毎日獲れたてで味わえる、というこの贅沢さに、しみじみじんわりと感動する日々がつづいています。

シイタケどもの収穫シーズンは、なんと春先までつづいてくれるということで、コストパフォーマンスがステキに高すぎることも、とってもナイスだと思いました。


それでは、みなさま。ステキなホリデーシーズンをお過ごしくださいませ。



2015年12月15日火曜日

エアロスDWCシステムを連結させてみる。

パプリカの花がつぎつぎに咲き、実りはじめてます。グロウルームをのぞくと、もわっとシシトウのような香りがします。

























1.2mX1.2mのグロウスペースは、5つのパプリカたちで満員御礼です。R-DWCシステムで順調に育ってます。

























R-DWCシステムとは、Re-circulating Deep Water Culture システムの略で、ひとつのリザーバータンクと4つのグロウバケツで構成すると、ちょうど1mX1mの栽培スペースにぴったしになります。


























しかし、↑を組み立てるには、ヤッツケでできてしまうシロモノではありません。いくつかの外せないコツがあって、それを無視して見切り発車でつくってしまうと、私のように水漏れやポンプの空回り、なんかうまく育たない、ムダな穴が空いた使えないバケツばかりが増えていく、もういやだ、などのトラブルが続発することになるので注意が必要です。

ということで、まずはPLANT!TのDWCシステム「エアロス・モジュール」をふたっつ、つなげてみましょう。



















PLANT!T AEROS Module」は、スタンドアローン式のDWCシステムです。
AEROSについて - > > >



























前面の水位インジケーターは、外すことができます。プランターの内側からナットをゆるめると、青色のインジケーターがパカッと外れ、直径2cmの穴が空いてるのがわかります。

























この直径2cmの穴には、プランターの内側の底面凹凸の都合でPLANT!T 13mmホース貫通ジョイント1/2” ネジ以外はつけられません。
そして、PLANT!T 13mmホース貫通ジョイント1/2” ネジのナットを外したら貫通ジョイント本体のネジ山をこの2cmの穴にはめ込みます。
プランターの内側から、ナットをネジ山にはめ込みます。
ナットをゆがんではめてしまったり、ゆるかったりすると、栽培中にほぼ100%水漏れしてくるので、ナットはしっかりギュウウウッッッと締めてください。



























2つのエアロスに、PLANT!T 13mmホース貫通ジョイント1/2” ネジをとりつけると、内径13mmサイズのホースで連結することができます。あとは、同時に二つのエアロスにエアレーションしなくてはならないので、2分岐できるエアーポンプやパーツが必要です。
























DWCシステムは、培養液量が増えた方がpH値やEC値が安定するので、ふたつだけとはいえ、つなげるとメリットがあります。

「これだと水位がわからない」と思う場合は、どちらか片方だけのエアロスの壁面に直径1.6cmの穴を開けて、水位インジケーターを取り付ければ、水位のチェックができるようになります

そうです!!! DWCシステムは連結すれば水位インジケーターはひとつで済むし、水替えもそこからできてしまえるんですねぇ〜。

そして、ホントはリザーバータンク用のバケツをひとつ設けて、循環ポンプで培養液を行き来させた方が、サーモヒーター加温やpH値、EC値の調整なんかがさらにさらにカンタンになります・・・




2015年12月3日木曜日

ハイドロ栽培のパプリカたち。花が咲きました。

R-DWC(連結式のブクブク水耕システム)と、循環式システムのグロウルーム全体の様子です。左側がR-DWCシステム、右側が循環式ドリップシステムGEMINIです。










まずは、R-DWCハイドロポニックシステムで育てているパプリカたち。葉っぱが青々、のびのびと広がってゲンキです。

























しかし、問題は「花」。一番花のつぼみは、落ちやすく結果的に開花したのは、他の種類のハイドロポニック・システムより遅くなりました。









再循環式ハイドロシステムGEMINIで育つパプリカは、葉っぱがミゴトに光の方を向いてます。








GEMINIで育てているパプリカは、だいたい1週間ほど前に花が咲きました。根っこはとっくにリザーバータンクのなかの培養液に届いたので、R-DWCのエアーをもう一つ分岐させて、エアレーションをはじめました。









R-DWC、再循環式ドリップ、そしてフラッド&ドレイン・システムのなかで、一番早く花が咲いたのは、もちろんフラッド&ドレイン・システム「TITAN〜タイタン〜」です。

密植ぎみですが、徒長せずゲンキに育ってます。



























フラッド&ドレインで育つパプリカの苗は、ふたっつ花が咲いてます。






ということで、やっぱり根っこが培養液に浸りっぱなしになるハイドロポニック・システムよりも、一日に5分を6回ほどフラッドさせて、短時間しか培養液に浸らないフラッド&ドレインの方が、根っこに酸素が多いのでガッシリ育ち、早くガッツリ多めに花が咲きます。





一方、グロウランプをMHランプからHPSランプへチェンジしました。
体育館カラーになりました。










室外に置いたファンとクールチューブPIPERアルミダクトでつなげて、外の空気をグロウルーム内に引き込んでます。PIEPRのガラス菅は素手でさわれるくらいの、ほんのり温かい温度まで下がります。グロウルーム内の過剰な湿度も下げてくれて壁面の結露もなくなります。








これから室温が10℃をしたまわる寒い時期がやってきます。グロウルーム内の温度と湿度のコントロールはかかせません。

夜間は、室内か培養液(または両方)を18℃以上に加温しつつ、ファンをあてて室内の湿度を下げることがベストです。

室温と培養液とにも加温ができない場合、朝グロウランプが点灯してしばらく経つと葉っぱがシオれることがあります。培養液が冷たすぎて根っこが吸えないのに、ランプの熱で葉っぱから水分の蒸散が続いてしまうせいです。

かといって、ランプがついてからすぐ温めた培養液を与えると、トマトなんかは果実が割れやすくなってしまうので、ランプ点灯後30分ほどたってから(または葉つゆが消えた頃)、フラッドなりドリップなり水やりとともにCO2をあげるのがベターです。


培養液は加温できるけど、室温は加温できない場合は、20℃前後にあたためた培養液を夜間一時間に一回15分以内だけフラッドさせたりドリップさせて、ランプがついてから4〜6時間はフラッドやドリップをとめてしまって、根っこに酸素を吸わせると根腐れ防止の対策になります。







ちなみに、植える場所がなくて10cmサイズのロックウールに植えたっきり放置プレーのパプリカたち・・・ケナゲに花を咲かせてます。ロックウール培地のみで培養液をかけてあげるだけのシンプル栽培でも、もちろん野菜たちは育ちます・・・このとおり・・・ちょっと小さいけど・・・







2015年12月2日水曜日

近所の野原散策

秋から冬へバトンタッチが続く今日この頃・・・

ご近所の野原では、ハンノキの実がいい味を出しています。


















夏にポ〜ンと投げたアボカドの種が、勝手に発芽してました。これはなんとも、おメデたい! せっかく芽生えてくれたものの、関東の冬は越せないだろうと思います。

























ウデタマゴのようなテングダケ。キノコを見つけると、なんだかいいことが起こる気がします。

























私の育てている大根の葉っぱに「キイロテントウ」が住んでました。この色のテントウムシはうどんこ病を食べてくれます。その上、「幸せの訪れを告げる虫」なんだそうです。これはますますラッキーな予感が・・・

























野原の雑草をおさえようと、今年の初夏にまいたクローバーが、大きく育ってました。4 つ葉は見つけられませんでしたが、ちゃんと自生してくれていたとは、ますますラッキーなことが起こる期待感がつのります。



























挿し木で発根させたオリーブも枝がどんどんスルスルと伸びるので、気になった時に切り詰めてます。9月のシルバーウイークにGETした100円のホワイトセージは、あっというまに3倍の丈に育ちました。ホワイトセージは蒸れに弱く、かといって乾燥にも弱く、過去には両手の指では足りない数のホワイトセージたちを枯れ腐られせてきた経験があります。それでも真夏以外はココ培地に植えると、雑草なみにあっちゅ〜まに大きく育ちます。

























と、いうことで今日までのところ、これといってベックラするほどのいいことは、特に起ってません・・・夢を見させてくれて、ありがとう・・・