2018年10月31日水曜日

アドバンスド・ハイドロポニックスのペンとチュッパ、届きました。

ロゴ入りペン、チュッパ・チャプスが届きました(フレーバーはヒミツ)。








只今オンラインショップで「アドバンスド・ハイドロポニックス」の製品を
お買い上げの方に、お配りしております・・・が、数に限りがありますので、
なくなり次第プレゼント期間終了します。









「高速道路の側道沿いに、山芋がたくさん自生してるよ。ムカゴがたっっっくさん、ついててね・・・」先日、おとなりさんから、こんな耳寄りのお話をきいて、さっそくカメラを手に山芋を探し求めましたが、ない・・・ない・・・ない。側道沿いの雑草は、キレイに刈り取られた後でした。残念!  
しかし、自生しているノイバラが赤い実をつけていました。秋の情緒を感じます。








そして自生しているシダとへデラが、まるで壁面緑化のように美しくフェンスをおおっていました。私の下手な寄せ植えよりも、はるかにオサレに見えます。









自生といえば・・・今年の夏に満開となっていた在来種のニンジンからこぼれたタネが、あちらこちらから育ちはじめてしまいました。









さらによく見てみると、こぼれたタネからニンジンだけでなくシュンギク、パクチーが生えてきたため、気がつけば踏みしめています。








そして今、育てているこの大根も在来種で、無農薬の不耕起栽培です。緑肥のクローバーを押しのけて、すくすく育ってきました。 寒くなったら、おいしく炊いて食べようと思います。


2018年10月22日月曜日

LEDの光ストレスと、秋の深まり。

日に日に、秋の深まりを感じます。ムスメ猫の背中に貫禄がでてきました。彼女の被毛は、冬にむけてムクムクと厚みをまし、夏の2倍の厚さになります。その増え方は「寒冷地に住むことになったら、長毛になるかもしれない」と思ってしまうほどです。




















さて、SANlight M30 を20cmくらいの高さで当てていたところ、多肉に「光ストレス」がでてしまいました。芯の部分に赤くアントシアニンがでています。これは、光の強さが光合成能力をオーバーしてしまうと、葉緑素が破壊されて緑色が抜けてしまう症状です。

















これは、HPSに慣れているホビーガーデナーにありがちな失敗です。
LEDは放射熱が少ないので、HPSランプのように手をかざしたときの熱をたよりにLEDの高さを決めてしまうと、光が強すぎてこのようなアントシアニンがでてしまいます。とくに幼苗や観葉植物で起こりやすいので、葉っぱが赤くなったり縮んでしまったら、すみやかに80cm以上離しましょう。


ということで、先週のトホホな失敗例でした。

一方で、思わぬ成功例は、こ・ち・ら!!!
肥料を与えすぎると枯れるキング・プロテアです。それはそれはファンタステックな花を咲かせるキング・プロテアは、根に住む共生菌がプロテアに養分を供給してくれるそうですが、強い肥料を与えるとこの共生関係が壊れてしまうのでプロテアが肥料不足になってしまう! とのこと。



















「ならば、培地内の有機物を分解してくれるバグ・フロスタと、菌類のゴハンになる糖分をあげてみよう!」と先月に思い立ち、バグ・フロスタで発酵させた米ぬかを、表土をほじくったところに撒いてみました。数日後、あっというまに表土に菌糸がはりめぐり、キング・プロテアは、ますます元気に!!! ごくたまに水やりをするときは、菌類の活力源となる糖分とともに、酵素の元となるトラッキン'を1000倍希釈で与えています。これから寒くなる季節は、必要以上に雨にあたらないように、とレモンユーカリとともに簡易ビニール温室に入っていただきました。


















プロテアとは真逆で、肥料が不足するときちんと結球しないレタスどもは、台風のせいでボロボロになってしまった葉っぱがやっと回復してきました。


















ホップはホップでもビールには使えないジャパニーズ・ホップ(カナムグラ)の花です。


















発見次第、ひっこぬくことにしている「セイタカ・アワダチソウ」の黄色い花は、道端で目を引きます。気持ちよく晴れた日、あらゆるハナアブたちが蜜を吸いにむらがっていました。




















梅雨から夏にかけて、屋外で雨ざらしにしていた観葉植物たちも10月が終わったら、そろそろ家の中に入れてあげなくてはなりません。アガベもアデニウムもアエオニウムも、一夏の間に、一回りでかく育ちました。

2018年10月12日金曜日

ルナカレンダー2019。今年も配布はじめました。

10月になってしまったら、年末まであっという間です。

今年もタマ・プラントフード「ルナ・カレンダー2019」できました。

お買い上げの方に差し上げています。











南関東では、日中の最高気温が20℃に届かない日が続きそうで、そろそろ本格的に秋が深まってきます。枯れたと思ったら、つぎつぎに花が上がるフェンネル。冬支度でしょうか?フェンネルの花の蜜をせっせと集めているアリンコたちがいました。





















咲いたと思ったら果実にかわっているパパイヤ。 耐寒性のないトロピカルフルーツの花は、梅とか柿とかリンゴの花とくらべると、ひっじょーに咲き方が大胆です。






















イチゴの花が咲きました。イチゴはやっぱり短日植物なんだなぁ・・・と思いました。

























不耕起 + 無肥料栽培のルッコラ、大根は、バッタに食われて葉が穴だらけになりながらも、大きく育ってきました。




















ルッコラのタネは、蒔けばピタリと芽が出ます。あっちこっちのプランターの隙間に蒔きすぎました。そろそろ大きく育ったルッコラどもを消費していかないと、また来年の春になる頃花を咲かせてしまいそうです。





















先日の台風で倒れて、鉢が割れてしまったガジュマルを植えかえました。このガジュマルは、この仕事をスタートさせたかれこれ15年前にお祝いでいただいて以来、すべての葉が落ちてしまったり剪定しすぎたりで、こぢんまりながら元気に過ごしています。植えかえついでに、室内にいれました。
























 真ん中のモシャモシャした植物は、なかなかよいお値段がするフペルジアですが、根っこから全体をバツンと割って、強引に別々のプランターに植えてしまったところ、どうやらヘッチャラみたいです。または、ちぎれた葉っぱにココ培地をかぶせてもいますが、毎日スプレーしていれば、いつかは根っこが出てくる気配がしています。 珍しい植物は、ついつい株分けしすぎて増えてしまっても、園芸仲間に「 もう置き場所がなくて・・・いります? 」と声をおかけすると、非常によろこんで持って帰ってくださいます。(コピーライトがある品種は、自家繁殖させたうえ販売することはNGです)

2018年10月5日金曜日

発芽苗にもベストなSANlight M30。

台風24号の暴風のせいで、停電からスタートした今週。
311東日本大震災から7年経とうとしている現在、電気がある毎日が当たり前、節電よりも便利さ優先、になってしまっていることに、気がつかされました。

しかしかつては、「焚く」と表現されるほど消費電力が大きく発熱量も多かったグロウランプの代表格「HPSランプ」は時代を経て、省エネで発熱量も少なく、しかも栽培効率の高いLEDへ移行しつつあります。

先週タネを蒔いたミニトマト、ホワイトセージがたった3日で発芽したものの、ひょろひょろと徒長気味になってしまったので、さっそく「SANlight M30」をセットしました。
























世界で一番小さな太陽、消費電力わずか30Wの「SANlight M30」は、すべての生長段階に最適な「フルスペクトル」を放射する栽培専用LEDです。栽培エリアは40cmX40cm。


























SANlight M30」は、全長16cm、重さ240gとコンパクトながら、光量子を68μmol/Sも放射します。 HPSの30W換算時が55μmol/Sなので、HPSよりも光量子放射効率が高いです。

ただし、M30のようなフルスペクトル放射のPPF値と、HPSのPPF値を比較する場合、単純に数値の大きいランプの方がよい、とはなりません。

HPSのように圧倒的に赤と青だけで占められる光量子のPPF値より、可視光線すべての光量子が放射されるフルスペクトルのほうが、少ないPPF値でも生長促進効果が高いからです。その理由は、おなじくフルスペクトラム放射のLUMii SOLAR CMH 315Wが、HPS400Wとおなじ栽培効果を持つことでもわかります。


その、もっともシンプルな理由は、植物を大きく生長させ、花や果実を実らせるモノは、肥料ではなく「植物ホルモン」だからです。肥料は、植物ホルモンの指令を受けて細胞を分裂させるときに必要な材料にすぎないからです。

そして、フルスペクトルの光は、植物ホルモンの生合成や免疫力そのものを活性化させます。なので、フルスペクトル放射のSANlight M30LUMii SOLAR CMH 315Wは、生長を活性化させる作用が高いので、HPSや大昔のLEDよりも少ないワット数で、生長はもちろん開花促進効果が高くなります。


なので、フルスペクトル放射のランプと、そうではないランプは、単純にPPF値の大きさでは比較できない、という時代となりました。

とはいえ、「従来のランプはもうダメなのか?」という話ではありません。光は、ないよりもあった方が、足りないよりも十分あったほうが断然育ちます。ただ単にフルスペクトルのランプは、すべての生長サイクルと、すべての植物にムラなく使えて消費電力を抑えられる、というお話です。




SANlight M30」のようなフルスペクトルの光は、作用が強いので、幼苗や挿し木にはじめて当てるときは、だいたい40cm以上離してあげたほうが安心です。SANlight M30」の設置には、「M30アルミレール用ブラケット」がベストです。しかし「M30アルミレールブラケット」が設置しにくい場所や、設置がめんどくさいときは、スチール製の棚板であれば市販のマグネットフックで吊り下げてしまえます。


















( ただし、マグネットフックがピタッとひっつかない材質や形状の棚板は、
すぐに落下して危険なのでNGです。 ) 










今回蒔いたタネは、ホワイトセージ、ミニトマト、パプリカ、そしてコノフィツム・ブルゲリです。ブルゲリは、発芽するまで決して表土を乾かしてはならんので、水分をこまめにスプレーしたり底面吸水させねばなりません。しかし、そのような水分管理はミニトマトどもにはトゥーマッチです。さらに、市販のプラグトレイは最低25サイトあるので、たくさんタネを蒔かないホビーガーデナーにとっては大きすぎることが多々あります。


















そこで、ガーデニング・ハック、というほどのものではありませんが、水分管理がことなる植物のタネを同時に蒔くときは、種類ごとにプラグトレーをカットしてしまいます。
こうすれば、ブルゲリのトレーだけ持ち上げてスプレーしたり、底面吸水したりできるので便利です。


















そして、発芽用培地にも使える、不要な残留物がフリーなうえ成分調整済みの品質確かなココ培地は、CANNA COCO培地だけです。