2019年6月7日金曜日

エアコンなしでも室内栽培。Q6W LEDとCMH315W

咲きほこっていたバラたちも見ごろを過ぎると、いよいよ待ちに待ったアジサイたちが色づきはじめる6月です。

いつ植えたのかすらも忘れた 放置状態のフェンネルは、私のねらいどおり「アゲハの幼虫」牧場となりました。 顔を近づけてイモムシたちを見ていると、その色彩とディティールの面白さに夢中になります。










時間を忘れて見つめていると、イモムシたちが日々いったい何をして過ごしているのか、よくわかります。



食べて、食べて、ひたすら食べて・・・







寝落ちする・・・このくり返しです。 





フェンネルのすべての枝に 数え切れないほどいたイモムシたちは、
週が明けると、もう一匹も見当たりません。 
おのおの安全な場所まで旅をして、サナギになっているのです。







さて、室内栽培でHPSランプやMHランプを使っていた頃は、
ゴールデンウィークが始まる前に強制終了させていました。
室温が高くなりすぎるからです。 

HPSランプを使っていた頃は、観葉植物の鉢にキノコが立ちはじめると、
季節的にエアコンなしでは、室内栽培はやめたほうがよい時期に来たことを示す
サインでした。







 Q6W LED215Wと、CMH315W 合計たったの530Wで 240X120cmのグロウテントの室内栽培トマトとパプリカを育てるようになってからというもの、
6月になったいまでも撤収せずにすみます。

栽培効率の高いグロウランプは、消費電力を抑えられるので、
室内温度が上がりにくくなったからです。







Q6W LED215Wと、CMH315W、これら最新のグロウランプで育てる
最大のメリットは、もちろん省エネだけではありません。
フルスペクトルな光で育つ野菜や果物は、収穫の量と品質が確実にアップします。

フルスペクトルなグロウランプで育てるようになってからの、
果実の品質向上について実感していることは、トマトとパプリカの甘味以外の味と風味が濃くなったので、抗酸化成分や有効成分の含有量が増えているってことと、
完熟するまでの期間が かなり短くなっていることです。


4月を過ぎた頃から、丈が5m以上も伸びて手に負えなくなるミニトマトですが、
自動底面吸水システムGoGro で育てるようになってから、
水やりの手間が本当に減りました。あらゆるハイドロポニカリーな栽培と栽培システムを実践したきたなかで、一番手間がかからず多収穫です。







HPSランプの時は、ミニトマトひと房まるごと完熟してからの収穫が
できずにいました。 なぜなせ先端のトマトが完熟するまで収穫を待っていると、
先に色づきはじめたトマトが割れて
味がボケてしまううえ、カビてしまうからです。

フルスペクトルな光で育てると 完熟するまでの日数が短縮できるので 
あたりまえのように房どり収穫ができるようになりました。 これは感動です。 






さらに CMH315W が放射する UV-AとUV-Bの近紫外線は、
病原菌を殺菌する効果が高いため、
従来のグロウランプで起こりがちだった最大の悲劇

果実がカビてしまうトラブル  

をかなり防ぐことができます。