2010年2月23日火曜日

東京農大 〜 バイオリウム 〜

東京農業大学が、無料で一般解放してくれている「 バイオリウム 」へ行きました。

くもっていて寒い日でしたがバイオリウムの温室に入ると、
もわああっっと暑い暑い。ダウンが着ていられないほどでした。














温室では、熱帯の多肉やサボテンだけでなくジャングルが生息圏のお猿さんや、リクガメやイグアナなどが、飼育されています。
でーーんと木の上でお出迎えしてくれたイグアナです。体長60cmくらいありました。














これは「 フトアゴヒゲトカゲ 」というそうです。必死に手をふったら、こちらを向いてくれました。








「 ワオレムール 」というキツネザルです。
絶滅危惧種だそうです。

元気いっぱいな数名が、3次元レベルの追いかけっこをしていました。
ぴょんぴょん飛びかかっては、仲間をアソビに誘いあっていたので、私もオリの前でぴょんと飛びかかるフリをしたら、サルたちは割とうれしそうでした。








キャベツをたらふく食べて、ぼーっとしているキツネザルです。
撮った写真がほとんどピンぼけで、まだマシな写真です。












サルたちのオリの前にひっそりといた柱サボテンです。
ポコポコでてきているのは子株だとも思います。
子吹きですね。












バイオリウム内には、ペットショップもあって魚やハムスターの生体も買えるようです。

植物ももちろん売ってます。
「 シャンプーの木 」やら「 バオバブの木 」やら、雌雄同体のニューハーフ状態な「 たくさん実がなるパパイヤ 」やら、レアプランツ・マニアにはたまらない品揃えとなっておりました。ちなみに植物園なのに、なぜか「 よこすか軍艦カレー 」のレトルトがいつも販売されているので、たまらなく食べたくなります。

2010年2月22日月曜日

〜 バシルのバド(つぼみ) 〜 活用方法

バジルにツボミがでてきました。
実は葉っぱよりもツボミの方が、香りや風味が強く料理のアクセントにはもってこいです。

花をそのまま咲かせ放題にしていると、すぐ種ができてしまって、葉っぱがおいしくなくなるので、ツボミがでてきたらプチッとちぎられて捨ててしまうことが多いと思います。










ツボミごとちぎって生のまま、サラダなんかに散らすとおいしいそうです。

ツボミを摘み取ってすぐに食べない時は、オリーヴ・オイルに浸しておくと、バジル風味の強いオリーヴ・オイルになるそうです。お酢なんかに浸しておいても、きっとおいしいドレッシングができそうですね。

バジルのツボミのオムレツなんてのもイケルそうです。オムレツがほぼ固まる最後の方にバジルの葉とツボミを散らしていれるのがコツだそうです。

2010年2月19日金曜日

グリーンゼブラのモンスターフラワー

あいかわらず、すごいことになっている循環システムで育っている「グリーンゼブラ」トマトのモンスターフラワーたちです。



こんなふうに大きくなりすぎる花芽は一番花に出ることが多く「 異常花 」とか「 乱形花 」とか呼ばれてます。乱形花につく実は形が悪く売り物にはならないので生産者さんは摘み取ってしまうそうです。














茎の太さとくらべると花の過剰な大きさがいっそう引き立ちます。
「 ひまわり? 」と一瞬おもうほど。














乱形花になるのは、一種の低温障害のようです。寒くて糖の代謝がわるくなり栄養がたまりすぎて「モンスター・フラワー」になるそうです。

ってことは、糖をたくさんあげたら花が大きくなるんですかね?
・・・半分イエスで半分ノーかもしれません。

植物は、もともと自分で糖をつくれるので、環境がよければ糖をあげる必要はないです。葉っぱの緑色のもとの葉緑体は、太陽の光を吸ってエネルギーに変えて、「水」と「CO2」から「炭水化物」やら「デンプン」やらのひっくるめて「糖」へと合成して、余った酸素をペッと吐き出してます。( 光合成 )

植物は、緑色をした葉っぱと光と炭酸ガスと水分の量がじゅうぶんなほうが、糖もたくさんつくれます。( でも、光も炭酸ガスも水分も多すぎたら逆効果です。)

なんで糖が大事なのかというと、作物が甘くなるってのもありますが、もっと大事かなと思うのは、作物を大きくおいしくハイ・クオリティーにしてくれる存在だからです。














野菜の残留硝酸イオンが、いろいろと悪さをすると以前に書きましたが、硝酸イオンがたくさん残ってしまうのは,糖分が足りない時のようです。硝酸イオンは糖とくっついて「ウマ味」と「でかさ」の立役者、タンパク質へ固定されます。( 窒素固定 )
糖分の量だけ、硝酸イオンはタンパク質へと変身できるってことのようです。

葉っぱに糖がたりてると、ハリと厚みがでて虫にもやられにくくなります。糖の生成を助ける活力剤が、有機成分なのに水耕栽培で効果があるのは、そういうことのようです。

2010年2月18日木曜日

発根しました。おネデたい日

2月はバラの剪定のシーズンです。先日剪定したバラの挿し木からは、まだ根が出てませんが、どぶ漬けしていたタイニー・ティムの挿し木からは根が出ました。

冬は加温をしないと発根が遅いです。

枝を切って挿し木にしてからしばらく経つと、白いカサブタみたいなものが、切り口や切り口のまわりからボコボコと盛りあがります。












このカサブタもどきの正体は「カルス」というもので「将来ナニになりたいか、まだ決めてなーい」状態の細胞のカタマリです。


「カルス」ができれば、そのまわりの細胞は元気に生きている証拠なので「もうすぐ根が出るよー」という目安になります。

発根している部分のアップです。

カルスができたところから,ボコボコと発根してきてます。

こんなふうに根がでてこない茎なんかから出てきた根っこは「不定根〜ふていこん〜」というそうです。









トマトを育てたことのある人はよく知ってると思いますが、トマトの茎には、根元に近くなるほど、びっしりとウブ毛が生えてますよね。

日、「 茎が曲がるとエチレンが出て茎が太くなって根が増える 」なんて書きましたが、曲がって地面に近くなってる茎のウブ毛たちはエチレンの働きも手伝って、スキあらば根っこに変わろうと虎視眈々とチャンスをうかがってます。そしてたくさん湿気を感じると、しれっと根っこへ変身します。
これはトマトに限ったことではなく、ほとんどの植物でも同じです。

根っこがたくさん張れば、それだけまわりの酸素や水分や養分をたくさんモノにできて生き残るチャンスがふえるので、樹木などでも湿気が多い梅雨に不定根が出現しては、季節の移り変わりとともに消えていくというサイクルもよく見られるそうです。

みんな、がんばって生きてるんですね。
挿し木で発根の感動を味わってみたい方は、「Root!T」をお試しください。

2010年2月17日水曜日

グロウランプの位置

雲ってばかりで寒い日が続きます。近所の梅林では、梅の花が咲きそろってきているのですが、なかなか写真日和に恵まれません。

ここ最近の冷えがたたったのか,ココ培地のイチゴにアブラムシがお出ましになりました。ふつうは新芽に集まりがちなのに、なぜか花にいます。











 


アップにしてみました。ものすごくこっちを見てる気がします。
( 顔がキュートですね。)














イチゴが冷えているのでは? と思い、昨日グロウランプを近づけてみました。イチゴのトップからランプまで40cmくらいに近づけると、だいたい2万ルクスほどの照度になりました。
ちなみに30cmの距離だと、だいたい4万〜5万ルクスくらいになります。
この距離でイチゴのトップと同じ位置に手をかざすと「 あったかーい 」と感じる程度です。( MHランプの400W / 32000ルーメン使用 )

イチゴの好適照度はピーク時で、4万〜6万ルクスほどだそうです。


今のままだとまだ照度が足りないのですが、急に光を強くしていいことがあった試しがないので、様子を見ながらちょっとづつランプを近づけてみようと思います。












ひさびさのミニバラ「 コーヒー・オベーション 」です。寒い季節はツボミの出が少ないですが、花がゆっくりと咲くので、ながく楽しめます。


サクラや梅も、花が開いてから寒い日が続くと花が長持ちしますね。


なので今年の梅の花は、ながいこと楽しめそうでなによりです。











2010年2月16日火曜日

エアロ・ガーデン

「 エアロ・ガーデン 」で、ちょうど一年ほど前にハーブを育てました。アメリカで大ヒットしたホビーグロウ・システムですが、残念ながら日本では今発売されていないようです。
電源はアメリカ仕様なので日本で使うと、循環ポンプの水量がすこし落ちます。

オマケでついてきた7種類のハーブの種をシステムにセットして「スタート」ボタンを押すだけ。
オマケの種は発芽率100%でした。
ランプ点灯も循環ポンプの作動もすべてオートマチックでやってくれます。












発芽してから、だいたい2週間くらい経ったときの様子です。

そろそろ肥料も入れはじめて、重なった芽を間引きはじめた頃だったと思います。
専用のタブレット肥料があるのですが、市販の水耕栽培用の肥料ならなんでも使えるしNPKの比率を変えられるほうが便利だと思います。








さらに2週間後、ワサワサしてきました。
大きくなった時の樹勢を考えずに種を配置したので、ちょっぴり後悔したりしました。












6月ごろには、かなりのジャングル状態になったので一旦すべて収穫して終わりにしました。内部のネジをぜんぶ外して入り込んだ根っこをキレイに掃除するのが大変でした。

あまり大きくならない矮性の野菜やハーブだったら、電源さえ取れればグロウランプ一体式なので、どこでも栽培できます。真夏以外なら簡単に室内水耕栽培が楽しめます。冬は育つのが遅いですが、虫や根ぐされなどがほとんど出ないので冬の方がキレイに育つと思います。

ちょとデカイですが、シソとかネギとかミョウガとか薬味的な野菜を育てて常備できたら、奥様にも邪魔者扱いされずに喜ばれるかもしれません。

最近、「 エアロ・ガーデン 」にまた種を蒔きはじめました。

2010年2月15日月曜日

多肉ist 〜タニキスト〜 の献身

多肉・サボテンにココロ惹かれてしまう理由は、有機的なマルミのある曲線ではないでしょうか? その肉感的なマルミのせいで、ちいさいくせに何ともいえない存在感を感じてしまいます。

LEDや蛍光灯タイプの電気代が安くすむグロウランプのおかげで、真冬でも多肉たちは元気です。ホビーグロウ設備がまったく整っていない数年前は、真冬に太陽がでれば日のあたる位置に多肉たちをちょっとづつズラして日光浴させていたものです。植物は自分のいる環境の、日が差す時間帯とか温度とかに順応して生長したり休んだりするようなので、きっと余計なお世話だったと思います。

先日仲間入りした「エビス大黒」です。
ブルゲリと同じく昨年の梅雨、一度枯らしました。














そのくせ、お店でウッカリ出会ってしまうと、
「連れて帰って!!」と多肉が私に訴えていると大錯覚してしまいます。
それが多肉の魅力に取りつかれた「 多肉ist 〜タニキスト〜 」の悲しいカンチガイともいえます。


こちらは寒さで冬眠中の「コノフィツム・ブルゲリ」です。順調に育てばレモンほどのでかさに生長するそうです。
秋の生長期の時、ブルゲリの脇腹に小さな化粧砂がひとつぶくっついてしまって、そこだけポツンとくぼんでしまいました。
ブルゲリはデリケートですね。
春の生長期には,気をつけたいと思います。











これは食べられない種類のハオルチア、「 オブツーサ 」です。ブルゲリとは形がぜんぜん違いますが、オブツーさもブルゲリみたいに葉肉が透き通っていてキレイです。

端っこにぐるりと新芽がでてきました。
春には植えかえをしたいと思います。

多肉の植えかえは、わりとむずかしいですよね。
ほとんどの多肉・サボテンは植えかえる時に、土を全部落とした状態で一週間ほど根っこを乾かすんですが、コロコロと転がっていた多肉たちが、いつかネズミにさらわれそうになったことがあります。





いくら定位置に置きなおしても、翌日ちがう場所から発見され、ある日とうとう一口かじられていました。犯人は耳がおっきくてかわいい顔をした「 クマネズミ 」でした。

これは挿し木で増殖中の食べられるサボテン、ハオルチア「 サラダ菜 」です。

ほんとに簡単に挿し木で増えます。おもしろいくらいです。きっと誰でも増やせると思います。

もし有名になれば、きっとサンスベリアやアロエみたいに、たいがいの家によくありがちな植物になれるかもしれません。








多肉・サボテンの見逃せない魅力は、とっても長生きなことだとも思います。
私の所有する最年長のサボテンは、出会ってから15年ほど同居していますが、どうやら60年ほどで成人式を迎える種類らしいです。新たにタニキストになった家族に、現在は横どりされていますが、私より多肉の管理がとてもとても上手なので世話は丸投げしてます。

2010年2月12日金曜日

グリーンゼブラのマクロな花

水耕栽培で育てているエアルーム・トマトの「グリーンゼブラ」です。なんかツボミがすごいことになっていたので,マクロレンズで撮りました。

まんなかに微生物みたいなものが・・

トマトの花って、こんなんでしたっけ?















ベランダで育てた時は、普通のトマトの花と同じ花弁が一重でした。

異常花のようですが、面白くてたまらないので摘花しないで見守ります。







循環式ハイドロ・システムのグリーンゼブラは全部で4株おりまして、どのプラントも一番花と二番花は、こんな花がついてます。













これはまっすぐに茎が伸びて育ったゼブラです。

茎のまんなかあたりから、急にスジばって太くなってます。











このゼブラは、いったん根元で茎が曲がってます。
まっすぐ仕立てたプラントよりも、曲がっているプラントの方が、茎がずいぶんと太くなってます。














茎をヨコに誘引すると、トップが起き上がろうとして植物ホルモンのエチレンが分泌されるので茎が太くなるようです。以前にもちょこっと触れましたが、発芽したてのフタバや菊のトップなど徒長を防ぎたいときに、手でやさしくなでてやってもエチレンが分泌されて太くガッシリとコンパクトな樹勢になります。

挿し木を培地や土に植えつける時もナナメに挿すとエチレン濃度が高まって発根が早くなるそうです。今度試してみます。

エチレンは殺菌剤としても使われるくらい殺菌効果が高いので、病原菌からプラントを守る役目もありますし、発根を促したり花を咲かせたり実を熟させたりと、無視できない大切な存在です。窒素が過剰だとエチレンの分泌がジャマされて徒長してしまったり虫や病気に弱くなってしまうそうですよ。


ちなみにこのグリーンゼブラたちは、
まっすぐな茎のプラントも曲がってるプラントも同時に同じだけ花芽がついてます。

元気に育っていれば、いろいろ細かいことは気にすることもなさそうですね。

2010年2月10日水曜日

葉っぱと根っこはホルモン工場!!

ココ栽培のイチゴたちです。
ほっといても勝手に花芽が上がってくるようになったので、そろそろ開花ホルモンはじゅうぶんに作られているのかなと思います。

開花ホルモンが足りてしまえば、いままで控えていた窒素を増やしてイチゴの実を肥大させたいと思います。


開花後期の窒素がほとんどないレシピから、開花前期の窒素がすこし入ったレシピへと戻しました。

イチゴはアンモニア態窒素が好みなので、これが多少入っている水耕栽培用肥料を使っています。

元気がよい「 ジャンボいちご・まんぷく2号 」です。

根っこがじゅうぶんに張っているので、葉がおおきく育って花茎も伸びて実がたくさん期待できそうです。
これは亜鉛過剰で生育障害になってしまった「 ジャンボいちご 」です。

申し訳なさそうに花芽がついています、濃い肥料をあげた私が悪いのに。

こんなふうに「根と葉っぱ」の量と、「花と実」の数と大きさは、みごとに比例してしまうようです。







というのも,花がたくさん咲いたり実が大きくなったりおいしくなったりするのは、植物ホルモンのおかげですが、植物ホルモンは根っこと葉っぱで作られます。
言ってみれば、根と葉は「 植物ホルモンの工場 + 物流 」です。

根っこは「 ジベレリン 」や「 サイトカイニン 」の工場です。つくったホルモンを地上部へと送り、トップ部分でホルモンが溜まっていくと丈が伸びたり新芽が出たり花を咲かせたりしてます。発芽直後の生まれたての根っこも、すでにホルモン工場として働きはじめます。

太陽がよくあたるトップでは、「 オーキシン 」っていう植物ホルモンをつくっては根元へ送り届けてまして、根っこはオーキシンを受け取ると「 新しい根っこを出すぞー 」となります。根っこが増えなければ「 ジベレリン 」や「 サイトカイニン 」が足りなくなって新芽も花芽も出づらくなるぞというサイクルのようです。

根がふえれば葉がふえるし植物ホルモンもいっぱい分泌されます。植物ホルモンがたくさん分泌されれば、大きな花芽がいっぱいでて実が着果しやすく大きくなるというベストな循環ができるんです。

イチゴは葉がふえすぎたら葉かきしないと実が大きくならないそうですが、ある農家さんでは葉かきもせず茶色くなった古い葉も湿気対策に残しておくそうです。

さて、どちらがいいんでしょうか?
とりあえず理解不足のままの葉かきや根きりは禁物のようです。


2010年2月9日火曜日

酪農といっしょに・・・ダムも楽しむ

先日ご紹介した「服部牧場」のご近所には「 あいかわ公園 + 宮が瀬ダム 」があります。

ダムを見下ろせるポイントです。風が強いですが、すごい眺めです。














この地点までは、エレベーターに乗ってのぼります。
エレベーターにたどり着くまでのサイバーチックな通路です。夏は涼しくて天国で二度と外になんか出たくなくなります。

が、

冬は冷蔵庫のようです。









隣接している「 あいかわ公園 」はダムと合わせて山ひとつ分がまるまる公園なので、だだっぴろい敷地の中はアップダウンも激しく一周するだけで山登りに近い運動量になります。

野鳥もたくさん見られるし、夕暮れ時になると野良ザルたちの集団がウヨウヨと降りてきてカラスとにらみ合ったりしてます。そろそろいろんな木が芽吹く時なので、あったかい日に春を感じに出かけるにはちょうどよいと思います。

2010年2月8日月曜日

沈丁花のツボミ

雲ひとつない快晴の週末だったものの、冷たい風がつよく吹いて底冷えのする週末でした。街ゆく人たちは、風が吹くたびに思わず「 さっぶーー 」とつぶやきながら肩をすくめていました。

寒さに負けず、沈丁花のツボミがふくらんでいました。この辺りでは、梅の花が咲いているのも、もうめずらしくなくなってきました。

もう少し寒さがゆるんでくれば、どこからともなく沈丁花の花の香りがただよってくる頃になります。

この花の香りが大好きで,思わず立ち止まって深々と息を吸い込んで、幸せな気分にひたってしまいます。









沈丁花は、雄株と雌株がわかれる「 雌雄異種 〜しゆういしゅ〜」だとはじめて知りました。日本で流通されている沈丁花は、ほとんど雄株だそうです。雌株は大変めずらしく最近になってチラホラと見られるようになってきたとか。
・・・ということは、挿し木でふやされているんでしょうね。
そういえば実がなっているのを見たことがなかったのですが、それはほとんどが雄株だったからですね。ちなみに雌株につく赤い実には,毒があるそうです。

そして沈丁花の花を日干ししたものは「 瑞香花 〜ずいこうか〜 」と言われる漢方になるそうです。ノドによいそうでうがい薬みたいにも使えるそうです。なんとなく、ジャスミンティーみたいな香りのするお茶になりそうな感じがします。

沈丁花は日当りが悪くても丈夫に花をよく咲かせて低木なので、家が建て込んだ庭木なんかに重宝されます。やっぱりタフな植物って、薬効もあるんですね。

2010年2月5日金曜日

水耕栽培でも、ひたすら根毛!! バジル篇

イチゴやトマトに気をとられているうちに、すっかり大きくなった
「 バジル 」です。循環式のハイドロ・システムで育ってます。














「 忘れられてたまるか 」と、がんばってくれたのでしょうか? ふと気づけば葉っぱの1枚1枚が10cmちかくになってます。
昨年の秋、ホームセンターや園芸屋さんをハシゴして苦労して種をGETした甲斐がありました。

近頃では、シーズンレスの室内栽培をする方がどんどん増えているので、春夏もののハーブや野菜なんかの種も常時置いてくださるお店が増えてきましたね。

ありがたいことです。









このバジルの根っこの様子です。
これだけ根毛がビッシリと生えてくると、毎日根っこを見るのが楽しみで仕方ありません。ハイドロ・システムは、根っこの様子も楽しめるとこが醍醐味ですね。

2010年2月4日木曜日

イチゴ・つられ咲き?

立春の今日は、とても冷え込んだ朝からはじまりました。立春とは、本当に新しい年が始まる日だそうです。あまりに寒かったからなのか、いつも決まった時間に庭にあそびに来るメジロは遅刻していました。

グロウ・ルームの「ジャンボいちご・まんぷく2号」です。
先日収穫したプラントとは別のまんぷくです。太い花茎が伸びてきていて花がたくさん咲きました。
花茎に一番始めの方に咲く花は大きいものが多いようです。大きなイチゴの実は、おおきな花にしかなりません。「花が小さくとも、その後の気合いで巨大な実に肥大するかも」という夢の大逆転は残念だけどありません。

なので、大きな花についた実がもっと肥大するために、ちいさなツボミは摘み取ってしまうことも多いようです。






大実イチゴです。
今日食べてみました。糖度が14で硝酸イオン濃度は120ppmでした。
中には空洞もなく、おいしかったです。
すこしずつしか収穫できないせいか、ほんとにおいしく感じます。
春になれば、もっともっと穫れるようになると信じています。







昨日、なにげなくイチゴたちの席替えをしました。
すると今朝、生育障害のイチゴにでっかい花が咲いてました。横には絶好調のまんぷくがいます。葉が小さいうちは、あんまり大きな花も咲きにくいのですが、思わずつられて咲いてしまったのでしょうか?














植物の「 つられ咲き 」は、ほんとにあるかもしれないと勝手に思っています。挿し木でとったタイニー・ティムトマトのうち、さかんに花が咲いているマザープラント(親株)の枝の下においた挿し木だけ、まだ根がほとんど伸びていないうちから花が咲きました。

植物は、テレパシーで情報交換をしているそうです。
というか、植物ホルモンや揮発性の物質が空気中に拡散するので、誰かひとりが出した植物ホルモンや免疫物質などを感じると、まわりの植物も害虫避けの成分なんかを分泌しはじめるそうです。










メロンとスイカは一緒におくなと果物屋さんで言われるのはメロンが出す植物ホルモンでスイカがまずくなっちゃうからだそうです。
カーネーションとリンゴもダメですよね。リンゴのエチレンでカーネーションはツボミのまま咲こうとしなくなっちゃうそうです。

となると仲間の誰かが先頭を切って花を咲かせたら「 よし,咲いても平気だ!! 」と安心して、次々に他のみんなも花を咲かせようとするということもあるのかもしれません。

スーパーで見切り品を熱心に見ていたら、必ず人が集まってくるのと同じ感覚でしょうか?? ( しかも気づけば、群れから押し出され欲しかったものは買えずじまいということが多々あります。 )

2010年2月3日水曜日

今日は節分ですね。

今日、2月3日は「 節分 」ですね。
旧暦では明日の立春から「 新年のスタート 」へ切りかわるので、となると今日は「 大晦日 」にあたります。もう一度、新年を迎えられると思うとなんだか新鮮な気分です。

先週末には、よそのお宅の庭木の梅がもう咲いていて、メジロたちが蜜を吸いにきていました。近所の梅のつぼみです。花はツボミのときが一番ワクワクします。もちろん咲いたら格別にキレイですが・・・
















まだまだ緑の少ない季節ですが今月のうちにやることは、たくさんありそうです。
先月、やっと柿の木の剪定をすませました。今月は、外で育てているバラの剪定とツツジなど庭木への元肥(もとごえ)なんかをやっていこうと思います。

あったかい春になると植物はいっせいに芽吹きますが、土の中の窒素は微生物に食べつくされていてます。発芽した後の根っこは窒素を探し求めて、どんどん根っこを張るそうです。

だから発芽して根が出た後で、もしも根っこのまわりに窒素がたくさんあったりすると、根っこを伸ばそうと努力しなくなるそうで徒長して弱々しいプラントに育ってしまうそうです。




2010年2月2日火曜日

食の安全性とおいしさ

「 トマトを本気で育ててみようかな 」
私がそう思ったきっかけは、定番のカリスマ農法とも言うべき「 永田農法 」を知ったことでした。「 永田農法でできたトマトは、この世のものと思えぬほど甘くておいしい、トマトジュースは一本5000円もするのに飛ぶように売れているそうだ。」

だったらハイ・クオリティーの野菜や果物を自分で育ててしまえば、好きなだけ食べられるしお金の節約にもなるなぁ・・・と欲に目がくらみ育ててみてヘコんだ人は,私だけではないはずです。

「栽培は枯らして覚える」がモットーの私は、いろんな野菜や果物を育てたり買うたびに,思います。
「 生産者さんは、ほんとにすごい!! 」
旬の今、奇跡のようなL玉・LL玉のみごとなイチゴが,当たり前のようにスーパーに並んでいて2・3日すれば見切り品で安くなります。
でもそんな大きなイチゴ、自分で育てたらそうお目にかかれる大きさじゃあございません。






一方で、規格にあった大きさを生産するだけでは納得いかず、作物の安全性とおいしさを追求した生産者さんたちに熱い視線が集まっています。

無農薬どころか無肥料栽培のリンゴの生産に成功した木村さんは、人間だけでなく生き物すべてとお話ができるに違いないと思います。

リンゴの生産には、そもそも無農薬すら絶対無理だと言われつづけてきた時代に無農薬・無肥料のリンゴをついに成らせて革命を起こしました。







リンゴや土を愛し自然栽培のリンゴをつくる生産者さんたちは、まだまだいらっしゃいます。
リンゴの皮には薬剤やらワックスやらがかかっているからリンゴは必ずむいて食べるのが常識でしたが、この竹嶋さんのリンゴは虫たちの助けで受粉させたり害虫の駆除をしているそうです。

つまり薬剤は一切使っていないので皮ごと食べてほしいリンゴだそうです。
野菜や果物の栄養やうま味って,ほとんどが皮に集まっているんだそうです。







タマネギなんかも皮を粉にしてカレーにいれると、とってもおいしいそうです。そういえば先日食べたフライドポテトにはニンニクの皮も風味づけのために一緒に揚げられて出てきました。おいしかったので家でもマネしています。

永田農法や木村さんほどのすばらしい野菜や果物に到達するのは、私にとって富士山に登るようなものですが、ホームグロウンの野菜なら栄養のいっぱいつまった皮は安心して食べられます。

ところで、「 危険なのは農薬だけではない。残留肥料の硝酸イオンも体内で発がん性物質に変わるから危険だ 」という声も聞きます。先日も欧州では2000ppm以上の残留硝酸イオンがある野菜は流通禁止になっていると書きました。

が、

硝酸イオンを危険視しすぎる声にも疑問が上がっているのも事実です。発がん性があって問題なのは、主に胃の中で自分でつくり出してしまう「 ニトロソアミン 」など窒素の有機化合物です。硝酸濃度が高い野菜を食べると「 ニトロソなんとか 」が生成されやすいと言われていますが、必ずしも野菜に含まれている硝酸イオンからできるとは限らないそうです。

逆に硝酸イオンは、口の中で変化していって虫歯菌などを殺菌したりする大切な役目があるそうで、じゃあどうしたらいいかといえば、ビタミンCやポリフェノールがたっぷりのお茶やコーヒーを食後に飲めば「 ニトロソなんとか 」が胃の中でできなくなるそうです。また、焼き魚を食べても「 ニトロソアミン 」は体内で多めにつくられてしまいますが、大根おろしと食べれば防げます。

私の生まれ故郷はお茶の生産地なんですが胃がんが日本一少ないです、なるほどお茶のおかげだったようです。

2010年2月1日月曜日

BONZAI?? 水耕そだちのタイニー・ティムの魅力

今日は・・・寒いです。
春のようにあたたかくなった先週は、家の中ではダンゴムシたちがワラワラと走り回っていたのに、今日はフリーズしてました。

ところで、水耕栽培で育てているエアルーム・トマトの「タイニー・ティム」が、ボンサイっぽかったので写真をとりました。














タイニー・ティムの全長は、わずか40〜50cm。
ちっさくて、ほんとに室内栽培にむいてます。ビタミンCが豊富で酸味が強く、あんまり甘くならない品種なので「 食べる楽しみはあんまりないかな? 」と思っていました。

ところが先週末、60歳過ぎの大家さんが肥料ぬきしていたほうのタイニー・ティムを一粒召し上がってみて「 おいしい! おいしい! 」と食べる手がとまらなくなって、そんなによろんでいただけるならと、全部収穫していっていただきました。
子どもの頃に食べた素朴な昔ながらのトマトの味がするとおっしゃっていました。

だれもがフルーツのように甘い一代交配のトマトしか喜ばないと、私は勝手に思い込んでいたので、とてもよいご意見を聞けてうれしかったです。

2010年1月29日金曜日

エアロ・ガーデンの収穫

「 エアロ・ガーデン 」で育てていたサラダ菜をじょじょに収穫しはじめました。

肥料ぬきしすぎて、食べる部分がへりました。


でもうま味と苦みのバランスがよい味にしあがりましたよ。









収穫したあとの根もとです。

おつかれさまでした。

アンド

ごちそうさまでした。










ところで、市販の肥料にはいろいろなものがあって悩みますよね。

水耕栽培用に販売されているホビーグロウ用の肥料は、よいグレードで高めの肥料原料をつかっているので割高ですが安心感も大きいようです。

ほとんどの水耕栽培肥料は、野菜用に考えられているんですが、植物の種類によって「 アンモニア態窒素 」と「 硝酸態窒素 」のうち、好きな窒素のタイプが少しずつ違うようです。
レタスやイチゴなんかは「 アンモニア態窒素 」がわりと好きなようですが、それがなければがんばって「 硝酸態窒素 」も吸います。トマトやホウレンソウなどの野菜の多くは「 硝酸態窒素 」のほうが好きなようです。でもお米は「 アンモニア態窒素 」しか使えません。

育てたい植物の種類がどちらかわからない時や、いろんな野菜や果物を培養液やココ培地など水耕栽培で育てたい場合は、「 アンモニア態窒素 」と「 硝酸態窒素 」の両方が入っている肥料を選んだら無難かもしれません。「 トマトひとすじ!! 」でしたら「 硝酸態窒素 」だけを窒素源に使っている肥料のほうがいいかもしれません。

培養液のpHがどんどん下がってしまったり、逆に上がってしまうような時があります。それは条件や生長サイクルによって吸いたい肥料要素が変わるので「 肥料成分のどれかを食べ残していて、それが酸性かアルカリ性か 」でpHが上がったり下がったりするようです。
また「 アンモニア態窒素 」と「 硝酸態窒素 」の両方が入ってる肥料だと、どちらが好きかで吸う窒素がかたよるので、pHが上がったり下がったりしてしまうそうです。



2010年1月28日木曜日

ココ栽培のイチゴを収穫

イチゴは熟すのをまちすぎると、酸味がなくなってあんまりおいしくなくなると最近やっと理解できたので、土曜日の満月まで待たずに、今朝3つほどイチゴを収穫しました。
写真は「 ジャンボいちご・まんぷく2号 」です。
大実イチゴも、ふたつ収穫しましたが、写真を取る前に待ちきれずにうっかり食べたり計測器で計ったりして、なくなりました。

そしてなんと、大実イチゴの糖度は22でした。うまかったーー!


一方で、このまんぷく2号は糖度14でした。
昨年秋は、まんぶく2号のほうが糖度が高かったのに、
大実イチゴ大逆転です。

それにしても穫りたては風味がさわかやで、
ほんとにおいしいです。







「 ジャンボいちご・まんぷく2号 」のココ栽培です。
次の花芽が顔をのぞかせています。

イチゴは根が弱いのですが、寒い冬の時期なら根がじゅうぶん張ってしまえば、濃いめの培養液でも比較的平気みたいです。
(といってもピークで0.8ほどの薄さですが)







開花後期の培養液レシピと、PK肥料だけの培養液を交互にあげています。有機活力剤は毎回たっぷりいれてあげています。

トマトの水耕栽培生産者さんは、冬場はEC値を4ほどまでに高くして、糖度をあげる技術が一般的だそうです。肥料成分は水温が高いほどよく溶けます。根っこが水をあんまり吸わない冬ならば、EC値を高くしても肥料ヤケは起きにくいですよね。
逆に5月以降になった時、冬の培養液をイチゴにあげてしまって、あったかい日に一気に萎れたりしました。( このまんぷく2号は、まさにその被害者です )

ところで、肥料よりも有機活力剤を多めの割合にした培養液の方が、ココ培地でも水耕栽培でも、水やりの翌日すぐに新芽が出たり花芽が出たり、ずいぶんと調子がよさそうな気がします。根っこは、やっぱり有機成分もちゃんと吸ってるんだと思いました。