2025年5月27日火曜日

循環式ハイドロシステムGeminiとCannaBootst+CANNA PK13-14で収穫をめいっぱい楽しむ

 前回実ったミニトマトたちが登熟したので収穫しました。

循環式ハイドロシステム専用ベース肥料CANNA AQUA FLORESにくわえて、花実の付きをよくして大きくする最強コンビネーションCannaBoost+CANNA PK13-14を与えているので、しっかりとした甘みが感じられて、えぐみがなく、ウマ味も感じられます。



この時期は完熟に必要な積算温度にすぐ到達するので、フンダンに房どりができます。ミニトマトが登熟するまでに必要な積算温度は、900℃〜1000℃です(基準温度10℃以上)。真冬は気温が20℃以下がつづくため果実が完熟するまでに日数がかかり、一段ごとにしか登熟しない代わりに、ものすごく甘くなります。



葉がのびのびと力強く広がり、茎もほどよい太さをキープしています。CANNA AQUA最循環式システムGeminiなら、だれでも手軽に豊富な収穫が可能です。





2025年5月20日火曜日

循環式ハイドロシステムGeminiと循環式専用肥料のCANNA AQUA、笑えるほど豊作に。

 再循環ドリップ式ハイドロポニック・システム「GEMINI〜ジェミニ〜」とCANNA AQUA Flores 肥料のコンビネーションなら、早く大きく元気に育って、花付き豊富に、誰もがたくさんの収穫を楽しめます。

最循環式システム専用に開発された液体肥料 CANNA AQUA〜キャナ・アクアは、培養液のpH値が最適範囲から外れないので毎日のpHメンテナンスからも解放されます。さらに余分な成分のないピュアな原材料でつくられているので、吸収性がとても高く残留肥料の不安もなく、植物が早く元気に育って、安心安全な収穫が楽しめます。


GEMINI〜ジェミニ〜で育てたミニトマトを収穫しました。大きく品質の良い果実に仕上げたいなら、CANNAの活力剤シリーズ(Canna Boost, PK13/14, CannaZym, Rhizotonic)とコンビネーションで与えることををおすすめします。CANNAの活力剤は、すぐに効果がでてシャープに効くことが特徴です。

2025年5月13日火曜日

年々咲くようになってきた半日陰のバラたちと、カラスに喰われたイチゴ

 GWも終わり、初夏の気配が色濃くなる今日この頃です。

半日陰、無農薬栽培のツルバラたちは、上がったツボミの約1/3が虫に吸われて消え去るものの、年を重ねるごとにそれなりに花つきがよくなってきています。とはいえ、バラ園で管理されているツルバラのように、あふれんばかりの開花量とまではいきません。

大苗で購入したグラハム・トーマスが枯れ死んだものの、剪定のときの枝でつくった挿し木苗からここまで大きくなりました。ナイーブなようで、繁殖力の強さと花つきの良さを実感するイングリッシュ・ローズ。



このパット・オースチンもそうですが、つるバラはすべて鉢植えで育てています。鉢植えのバラをツル仕立てにすると5月過ぎから水やりでヘトヘトになりますが、肥料の効きがよくなりコンパクトで花付きがよい育ちかたになります。ボタニカルアートのようなカップ咲きのバラが好みです。



昨年の剪定と誘引の時、根張りが弱かったセプタード・アイルの仕立てを少し工夫しました。つるバラは、横方向にツルを誘引した方がツル全体に花がバランスよくつくのですが、根っこを伸ばしたかったのでオーキシン優勢になるようにツルを立たせておきました。トップの方だけに花が集中しましたが、葉の量とシュートの数がダンゼン増えました。株の勢いが弱い時や苗が若い時は、とにかく枝を直立させて根が増えるように仕立て、ツルの勢いが強すぎる時は寝かせてみようとおもいます。


このソフィーロシャスも鉢植えで根づまり気味になり昨年は新しいシュートがあまり出せませんでした。昨年末に、すべの太いツルをフェンスに直立で仕立ててみると、やはりトップの方にしか花が咲きませんが、新しいシュートが早くでました。枝を直立させて誘引する向きだけで、ホルモンバランスがかわって根が伸びてくれることを実感しました。



とてもずはらしい香りがする「エル」も、今年初めて主茎を直立させるように仕立てておきました。茎が太くなり、大きな花がつきました。何より、生き生きとしたシュートがもう出ていました。「根を伸ばしたい時は、ヒモでしばってでも枝をまっすぐ立たせる。冬の剪定では徒長枝を無理に切ると、徒長枝が養っていた根っこが消えてしまうから剪定しすぎはダメ。」という某園芸雑誌の果樹栽培アドバイスは、バラにも通ずるものがありました。



昨年秋から手塩にかけて育ててきたイチゴどもの実が、翌日消え去る、という事件が発生していました。犯人はカラスです。GW中カラスたちにイチゴの食べ放題を提供する気はないので、いくつかを自宅に持ち帰り毎日新鮮なイチゴにありつくことができました。



毎日ガサガサと葉っぱをかき分けて、付け根が茶色くなった大きな葉っぱ、シュート、ちいさなツボミ、弱いツボミしかつけない果梗(かこう)をパキポキと摘んでいます。これをやらないと優秀な花が大きな果実になりません。夏日が増えるにつれ、この作業がどんどん忙しくなってきています。




3月までは「アイベリー」が元気でしたが、最近は実生苗の「ヨツボシ」が大きな実をたくさん収穫させてくれています。





2025年5月7日水曜日

再循環ハイドロシステムに最適なCANNA AQUAとGEMINIで大きく育つ

 循環ドリップ式ハイドロポニックス・システムGEMINICANNA Aqua Flores 肥料で、ミニトマトを育てています。

とても健康に大きく育ち、たくさんの花が咲き、実がつきました。


CANNA Aqua Flores A/B肥料は、各パート1:1の割合で希釈しますが、リン酸とカリウムを多く与えたい場合があると思います。そんなときでも CANNA Aqua Flores のAとBの割合は1:1を死守してください。 AとBの割合は変えずに、PK肥料を与えることをお勧めします。

ただしPK肥料は、濃度が濃いものが多いので、与えすぎると見事に肥料バランスが崩れたりEC値が高くなりすぎて葉が焼けたりして良いことがひとつもありません。なにより、本当にマズくなります。PK肥料は一番薄い濃度からスタートさせ、推奨の濃度よりもたくさん与えることはゼッタイに避けてください。

2025年5月1日木曜日

誰もがグリーンフィンガーになれる5月

 いよいよ5月です。5月と言えばツツジですが、2025年の今年はツツジの花の大当たり年です。野でも山でも里でもそのへんの路肩でも、今年のツツジは見事に咲きそろっちょるのです。とにかく今年のツツジは本当に見事です。

さて、Tシャツ一枚で歩く人をちらほら見かける陽気になると、さまざまな花が競うようにどんどん咲き進みます。ひとえに厳しい冬をじっと耐えた草木たちの生命力の賜物なのですが、庭の主にしてみれば、「誰かに見せたい、自慢したい」、という気持ちを抑えきれなくなるのも無理はありません。


「植えっぱなしなのに毎年勝手に咲いて、しかも二度見するほどゴージャスな花がいい。」というズボラな私とローメンテナンスなお庭の守護神「ラナンキュラス・ラックス」。



地植えでもよく咲きますが、雑草の方が生長が早いと埋もれて溶けてしまうので、最初の1〜2年は、鉢植えで管理して大きな株に育ったら地植えにすればマチガイなく見事に咲いてくれると思います。



秋から冬のあいだ、お店で花が落ちてお安くなった「宿根ネメシア」を見つけたら必ず連れて帰るようにしています。春になると、GETした時とは別人のように咲きこぼれるからです。


花々の背景を彩るギボウシは、おそらく「金星」かなと思います。今年初めにご近所さまにガツッと株分けしていただいたのを浅く植えただけですが、葉が見事に展開しました。


7年前に植えてからというもの、植えっぱなしで毎年咲いてくれる「西洋オダマキ レッドホワイト」。庭木の根元とか、日当たりが悪い場所でも、何年も入れかえずにカピカピになった土が入ったプランターで文句も言わずによく咲いてくれる天使のような存在です。



バラとのコントラストがよいアジュガ。どんなに植えても、なぜか梅雨になると溶けて消えるので、今年はこれで見納めだと思います。




昨年秋に緑肥で蒔いたクリムゾン・クローバーが今年も咲きました。雑草どもの繁殖を押さえてあたり一面に咲く様子は本当に天国のような景色ですが、ここまで咲かせるためには、毎年タネまきせねばなりません。

クリムゾン・クローバーとハルジオンのコントラストは、絵本の世界に入りこんだ気分になれるので毎朝ウットリと見入ってしまいます。



この時期、どこかのオタクで満開になった「モッコウバラ」が滝のように景色を彩る頃、つるバラ「アメジストバビロン」も咲きはじめます。痩せた土だと花つきが悪くなりますが、日当たりと風通しさえよい場所に植えれば害虫や病気にも強く、無農薬でも必ず咲いてくれます。

いっせいに咲くクリムゾン・クローバーを押しのけて、花を力強く展開してくれます。



そして先日、昭和14年から自給自足の暮らしを実践なさっている村におじゃまさせていただきました。この村の暮らしは、かれこれ90年も続いていることになります。




到着した時は雷鳴とどろく大雨でしたが村民の方にお話を伺っている間に、キラキラとした太陽が戻ってきました。


この日はちょうど、文化財として保存されている都電の塗装がおこなわれていました。雨上がりのキラキラとした新緑とこの車両がある景色は、おとぎ話の世界そのものでした。


最後は大山阿夫利神社の本社への登山道の途中から見える富士山。冬が終わったこの時期は、関東の低山に登り、ひと汗かいて心と身体のリフレッシュをすることにしています。









2025年4月25日金曜日

ラインナップでパーフェクトな結果! CANNA COCOとCANNA TERRA

古典園芸や発酵食文化をルーツとする日本の民間農法や園芸技術は、まちがいなく世界でトップクラスであり、むしろ世界の園芸分野を牽引してきた確かな実績があります。

品種改良、接ぎ木や仕立ての技術、下肥、作物の残さ、落ち葉をゴミとせず発酵させて極上の堆肥にした技術、はたまた無農薬・無肥料栽培など、例を挙げればキリがないほど突出した高い園芸と農業の技術が、民間から発展した日本は非常にレアなケースです。欧米では園芸を楽しめるのは貴族や王室など限られた階級であったことがほとんどでした。

日本にいれば当たり前に見聞きできる、あふれんばかりの豊富な栽培技術やライフハックに心惑わされるビギナーが後をたたない側面もあります。「これは理にかなっている、良さそうだ」「これを知ってしまったことは運命だ!」と感じたことはすべて試したいものです。

それでも声を大にして伝えなくてはならないことは・・・

CANNA COCO培地は、CANNA COCO A/B肥料とのコンビネーションを使うことが、一番シンプルでベストな結果を誰もが手にできる栽培方法です。

CANNA TERRA ポッティング培土は、TERRA VEGA、TERRA FLORES、またはBIO VEGA、BIO FLORESとのコンビネーションが一番シンプルでベストな結果を誰もが手にできる栽培方法です。



CANNA COCO 培地への水やりは、毎回CANNA COCO A/B肥料を水道水で適度に希釈した培養液を与えてください。すべての生長段階でCANNA COCO A/B肥料各パート1:1の割合で希釈するだけ、覚えやすくシンプルです。

じめてCANNA COCO ラインナップ植物を育てる場合は、薄めの肥料濃度がおすすめです。同じ分量の肥料を溶かしたとしても、温度が高くなる夏は肥料の溶解度が勝手に上がるので、肥料濃度を低めに与えることが生長障害発生を防ぐ大切なポイントです。寒い時は肥料を濃いめに、暑い時は肥料を薄めにすることが鉄則です。

高品質なCANNA COCO 培地は、水やり3回に一回フラッシングなどする必要はありません。ベスー肥料以外にも何か与えたいと思った時は、CANNA活力剤のラインナップだけで十分です(特にPK肥料は!!!)。CANNA以外の活力剤をあげたいな、と思ったら、必ずpH値だけは計測してください。酸素と炭素が豊富な有機植物繊維でできたCANNA COCO 培地は、ハイドロポニック・システムやロックウールなど不活性な水耕栽培培地よりも、有機成分の入った活力剤の効能がはるかに高くなります。なのでオキシドールなどの過酸化水素資材は必要ありませんし、併用はできません。



Canna Terra Professional培土は、Canna Terra(Vega,Flores)肥料のコンビネーションがとても簡単に最高の結果がでます。

BIO VEGA、BIO FLORES肥料でも同じく、簡単に最高の結果がでます。

はじめて使用する場合は薄めの肥料濃度をおすすめいたします。

生長期にTerra Vega、開花期にTerra Flores肥料を与えます。

CANNA TERRA肥料は、生長段階ごとに別れた1パート肥料なのでシンプルこのうえないです。

CANNA TERRA Professional ポッティング培土の水やりは、水道水にCanna Terra肥料を希釈した培養液を毎回与えてください。

培地内に肥料成分が溜まりすぎないように、水やりの2〜3回に一回はCanna Terra肥料の分量を減らして薄めの肥料濃度を与えます。その目安はメーカー推奨の濃度を1/2から1/4 にしてください。



CANNA TERRAのラインナップ(またはBIOCANNAとの組み合わせ)を使って育てると、もっとも手間なくカンタン、確実に収穫することができます。





2025年4月18日金曜日

CANNA記事 赤色光と遠赤色光が開花に果たす役割

 CANNAオフィシャルサイトに新たな記事がアップされました

「赤色光と遠赤色光が開花に果たす役割」


要約すると、植物は光を吸収するために「光受容色素」を何種類かもっていて、その色素には光合成をするのもあれば、光合成には使わないけど葉っぱの気孔を開いたり閉じたり、茎を伸ばしたり・・・さまざまなコントロールをしています。

なかでも花を咲かせるフロリゲンの生成スイッチにかかわっているのが「フィトクロム」で、「フィトクロム」は赤色の光と遠赤線を受け取るバランスで花を咲かせるべき季節を判断して、開花期に移行するよ。

これが短日植物、長日植物、日長に関係なく咲く中性植物が適切な時期に花を咲かせるしくみだよ、ということです。

そのむかし、このブログでも説明したことがありました。

陽のあたる場所