2015年10月27日火曜日

さあ、室内でテントを張ろう!

今年の室内栽培のために、「ハーベストグロウボックス120X120X200」 を組み立てつくってみました〜!!!

「ワオ! Heavy Duty! 丈夫な作りだね〜!」というのが大きな感想です。
ボックスのフレームの3方向ジョイントパーツが、従来のプラッチック製ではなく、スチールパイプ製なので、耐候性がプラッチックのものよりも強く、ある日突然パキッと割れたりしないと思います。あと、従来のグロウボックスよりもフレームパイプ自体が丈夫なので、ボックスの上に多少重たいものを置いてもフレームが「ぐにゃっ」と曲がったりしません。とにかくタフ!



















フレームを組み立て終わりました。組み立てスペースの広ささえ確保すれば、カンタンにできます。ひとりでできます。マダムでもできます。


























厚手なポリ・キャンバス地のカバー部分をスポッとかぶせてみました。ひとりでできます。マダムでもできます。生地がとても厚く、ヨレやコスレなどの使用ストレスに強そうです。



























使ってみてはじめてわかるディティールの便利さも発見!  メインドアの留め具パーツが、マジックテープではなくフックになってます。



























メインドアを開けたまま植物たちの様子をチェックする間、このフックをどこかに引っ掛けられるので、とってもラクです。
















メインドアの留め具パーツが、従来のようにマジックテープの場合、グロウボックスのサイド面にある「ひっつけ面」まで、ドアをグイグイッとひっぱって、ペタッとひっつけなくてはなりませんでした。ところが、マジックテープを止められる位置が高いので、手が届かず放置・・・

メンドくさくて、ついつい開けっ放しにしてると、今度はメインドアがブラブラと顔面をさまようので、ジャマくさくてイライラ〜。仕方なく踏み台を持ってくる・・・

といった具合に、グロウボックスを開けるたびに、「メンドくさい V.S. ジャマくさい」の闘いがストレスでした。 
ということで、ホントに細かなことですが、グロウボックスのメインドアを開けっ放しにしておけるフックがついているおかげで、ついに長年の葛藤が解消されました・・・

ちなみにこのフックは本来、ボックス本体のサイドに引っ掛けてドアを開けっ放しにできるのですが、ボックス本体をお部屋の壁ギリギリに設置すると、ボックスのサイドに手が入らないこともあると思うので、そんなシチュエーションでもメインドアを開けたままにしやすいように考えられているのでは? と思いました。


完成したハーベストボックスには、循環型ドリップシステムのPLANT IT「GEMINI」と、DIYで試行錯誤でなんとか完成させた循環型連結エアレーションシステム「R-DWC システム」をセッティングしました。ここで、パプリカを育てていきます。

























ハーベストボックスには、1.2mスクエアX高さ2mと、2.4X1.2m面積X高さ2m の2種類のサイズがありま〜す。







2015年10月19日月曜日

2015年 秋冬室内栽培スタートです。

 さて、2015年秋冬の室内栽培の苗たちのセッティングまで、なんとかこぎつけました。毎年育ててるミニトマトに加えて、今年は疲労回復効果が高いという「パプリカ」にトライです。

先週の苗たちの様子です。グロウルームに苗たちをセットした当日は、MH250Wのランプを50%ディミング(減光)、60cmほど離した高さから光をあててスタートしました。









それから一週間後の、今朝の様子。MH250Wをディミング100%、約40cm高さまで苗に近づけました。幼苗期や挿し木には蛍光灯が主流ですが、光量を調整できるタイプなら(ディミング)、幼苗から生長期にかけて幅広く対応できて便利です。










ところで、今年の夏に野生動物に荒らされて、新しく出たシュートをボッキリと折られてしまったバラです。葉もほとんど落ち、小さな芽がポツポツと出るだけの瀕死の状態でしたが、何の気なしに有機活力剤ミックスの葉面スプレーをしてみました。すると、その翌日から、葉っぱたちがミルミル大きく広がり、なんとか復活のきざしを見せ始めてくれました。スプレーした活力剤は、Fish-Bone、Zym-Zym、Flavory-inの2000倍希釈液です。有機活力剤の成分は、主にアミノ酸、有機酸、酵素、ビタミン、天然ホルモン、糖分などですが、発根作用の高いアミノ酸を葉面スプレーすると、根っこに送られるので、結果的に根の生長促進になります。

























とはいえ、アミノ酸だったらなんでもいいわけではなく、植物に吸収されやすいアミノ酸と、そうではないアミノ酸があるので、Fish-Bone、Zym-Zym、Flavory-inには、即効性の高いアミノ酸がたくさん含まれてます。





晩秋になり、木々に残る葉の色がどんどんトーンダウンしてきました。猫たちは、動きがスローリーになった昆虫たちに興味津々です。


























うわっ! 食いちぎられたカマキリのウデを発見してしまいました。これは猫たちのしわざではありません・・・では、犯人は?



























産卵間近となったメスのカマキリでした。オスをバリバリと食べてしまうなんて、なんて残酷な! と思いますが、タマゴを抱えているうえ、気温が下がる夜のせいで思うように動けず腹ペコなんだと思います。虫たちにとって次の世代にバトンタッチすることは、命がけなんですね〜。



























カマキリのすぐ近くに赤とんぼが止まっていましたが、カマキリもトンボも思うように動けないみたいです。

























ところで今年大豊作となったキャットニップでしたが、種がブンブンこぼれ落ち、近くに置いてある植木鉢たちをオキュパイし始めました。


























梅、ロウバイ、枯れた土だけになったプランター、バラの根元、ホントにあっちこっちから平然とキャットニップたちが多発しています・・・
























それにしても、かえすがえすも理不尽だと感じることは、近所のノラ猫ときたら、こんなに大量に生えてきたキャットニップには目もくれず、葉が数枚しかでてきていない、まだ小さな「マタタビの木」を食いちぎり倒していくという現実です。





2015年10月9日金曜日

再循環システムで、アルガンツリーの挿し木取り

日暮れ後の肌寒さにそなえて、一枚多く着込んで朝出かけてみると、日差しの強さで汗をかきつつ「やっぱ暑い。まだ夏だ。」となんだかウレシい気になります。



さて、「アルガンツリー」の枝の挿し木取りに挑戦です。再循環システム「GEMINI」を挿し木マシーンとしてご活用です。アルガンの木の枝は、トゲがあることをのぞけば、見れば見るほど「ツゲ? イヌツゲ?」と言われるほどツゲに似てます。
人生初のアルガンツリーの挿し木取り、さて、どうなることやら・・・



























時間と手間をかけまくる室内栽培や挿し木取りとは、うってかわって、放置プランターに勝手に生えてきた「コムラサキ」。8月から「なんか生えてきた」と気がつき、少なくとも3回くらい引っこ抜こうと思いつつ面倒くさくて放置した結果、ここまで育ってくれたのが、なんだかとっても健気に思え、写真を撮った後ポリポットに植え変えておきました。1メートル以上になる低木だそうです。

























ほぼ放置栽培で、株分けもしないうちに花を咲かせてくれたオンシジウムも健気です。蘭というものは、花が咲くまではちょっと地味な見た目で「なんのためにここに置いたんだっけ?」などと罰当たりなことを思ってしまいます。



























多肉たちの花も、いよいよ開き始めました。種ができたら保管しておこうとも思いますが、地面に落ちた種が勝手に発芽して勝手に大きくなることも少し期待してます。