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2013年6月18日火曜日

梅雨のなかのフレーバー

夏風邪が、はやってるようです。喉や鼻がやられたと思ったら、ギュ〜ンッッッと発熱するパターンが多いようなので,お大事に。

さて、「雨降らないなぁ〜、毎日晴れるから花の水やり、忙しいな〜!!!」と愚痴っぽくなっていたら、きっちりシトシトと連日雨が降り続きました。そんなあとにカ〜ッと晴れると、クラクラめまいがするほど雑草たちが伸び放題となっています。

生け垣にからみまくっていやがった恐怖の「ヘクソカズラ」のツルをバリバリと刈り取っていると特有のくっさい香りにまざって、さわやかなアロマが・・・「山椒」の実がたくさん実っていました。






ところで、最近植えかえたばかりの「ウバタマ」です。このハンドメイド感のある素焼きのポットは、軽くて通気性がよいのでとっても気に入ってます。梅雨にダメになりやすいバラでもラベンダーでも、絶好調で育ってくれます・・・ちなみに、ウバタマなど多肉の培土は、ほぼ50%をココ培地にして、あとはピートモスやパーライトなど通気性のあるソイルレス・ミックスにしてからというもの根ぐされ知らずになりました。






















↓だいたい2年前の同一人物です。今年は冬のあいだサーモヒーターマットを敷いておいてあげたので、だいぶ大きくなりましたがそれでも興味のないおヒトが見たら「ぜんぜん大きくならないね!」と言われてしまうことが、「多肉愛好家」が切なくなる瞬間です。


















さてさて、ついこの間まで、雨をキラキラ反射して宝石のようだった「コリアンダーの花」は・・・







本日,晴れてハーベストとなりました。「自家栽培コリアンダー」です。漢方薬っぽい香りがストロングです。このコリアンダーは、から煎りしてミルで挽いてカレーに入れてもよし、土に撒いて育ててもよし、あとはクラフトビールのフレーバーとしても使うことができます。コリアンダーとオレンジピールが入ったベルギータイプの白ビールといえば、「水曜日のヌコ」が有名です。
http://www.yonasato.com/suiyoubinoneko/















ビールといえばホップ!!! 我が家のグリーンカーテン「センテニアル・ホップ」は、早めに開花し始めたのが功を奏し、かつてないほど花が大きくなっています。

































ところで、つい先週北海道特産の「白ワサビ」をGETしたので、食べもせずに早速地植えです。お土産やさんの気さくなマダム店員さんいわく「あのね、コンポトス? コンポストか! そういうのをやってるような、くっっっさい土に植えるといいのよ! いい? くっっっさくて、やわらかい地面よ!!! これ、ものすごい丈夫だから緑色の芽がいっぱいでてくるわよ!」
果たして我が家のミミズコンポストの近くに植えてみるとマダムがおっさる通り、ものの3日でもうこの有様です。






















空にかかる暗い雲がとれたら、もういよいよ容赦のない夏本番がきます!!!













2013年3月25日月曜日

サクラ咲く。心うるおい、肌かわく時期

まさかの早さで桜の花が満開となり、お花見が前倒しとなった週末でした。土日は、あいにくの花曇りでしたが、それでもソメイヨシノの開花ぶりはお見事でした。















ディアスキアが大好きで、毎年欠かせません。築40年をゆうに越える我が家の壁には、アプリコットやコーラルピンクなどレトロな色味の花が多くなります。






















パープルのディアスキアを昨年初めて植えてみましたが、暖色系の色よりも丈夫な気がします。
























人生初のクレマチスはグリーンをえらんでみました。グリーンの花ならば、ほかのプランターの花色を考えなくてもいいからです。























そして、ここ最近グリーンの色をした花の人気が高まってるようです。クリスマスローズ、バラ、アジサイ、カランコエなどでよく見かけます。グリーンの花は洗練された上品さを感じさせて、どんな色にも合わせやすい・・・とのことで白とグリーンのブーケがブライダルで人気が高いんだそうです。


ということで、ホップもグリーンの花を咲かせる植物のうちのひとつです。一昨年の秋にツルをカットして挿し木にしたセンテニアルです。もうツルがピロピロとのびてきました。地植えなら、挿し木でも2年目からしっかり収穫できそうです。























このホップにあげてる肥料は、野菜クズや卵のカラ、コーヒーのダシガラをミミズくんに食べさせた「ミミズコンポスト」です。卵のカラは栄養豊富なので水で洗わず手でグシャッッッと握りつぶしてからミミズコンポストに入れてます。























ちなみに奥様! 生卵をわったあとのカラ、そのままポイポイと三角コーナーに捨ててたら、エラいもったいないですわよぉ〜!!!  

カラの内側に張りついてるヌルヌルした薄い皮「卵殻膜」はコラーゲンタップリです。保湿効果がハンパないので、生卵を割ったあと、カラの卵殻膜をペリ〜ッときれいな指ではがして、お顔のシワや乾燥が気になる部分にピタッとひっつけてガビガビに白く乾いたらはがすと、パッツパツのピッチピチになります。
※卵アレルギーの方は、もちろんやめてください。







今年から本格的にスタートしたブルーベリーたちです。






















梅や桜とおなじく、ブルーベリーも葉っぱより先に花芽がでます。ただ、このツボミが開くのは、葉っぱが出そろってからのようです。























これはラビットアイ系です。培土のpH値は5.0以下にキープせねばなりません。培土には、ホワイトピートがメインの酸性土を使いましたが、pHダウナーなどで、pH値を随時4.7〜5.0ほどに調整した培養液を与えていく必要があるそうです。ワタシの場合はもちろん炭酸水を使いますが、炭酸水や有機酸は酸度のキープ力が弱いので、pH値を計りつつ最適値よりもアルカリ性に傾いたら、無機酸であるリン酸をメインにしてポッティング・ミックス用の肥料を培養液に使おうと思います。

2010年4月20日火曜日

意外とハマる? ミミズコンポスト

「 生ゴミをコンポストにすれば、ゴミが高級肥料に大変身するし野菜がオイシく簡単にそだつし、これはもうひとつぶで二度も三度もおいしい・・・ 」
そんなふうに欲の皮がパッツパツに張った状態でうっかりと始めたのがEM菌での生ゴミコンポストでした。

が、

管理がヘタすぎてニオイがきつくなり「発酵した」というより「腐った」コンポストのカオリは、容器のふたを開けたとたんに、エンエンとご近所中をただようこととなりギブアップしました。原因は水分が多すぎたことです。上手なひとならもちろんEM菌でサイコーな肥料ができます。

そこでミミズくんを使ったコンポストにチェンジ!! となった次第です。
コンポスターとして抜擢されたのはシマミミズというポピュラーなミミズです。

生産者さんが生業としてコンポストを作る場合は、キロ単位のシマミミズを資材として購入される場合もありますが、

ウチではそのへんをウロウロなさっていたミミズたちをお招きしてワラワラと増えてくれました。





コンポストボックスは、ホームセンターでGETした木製の整理箱です。
地面にじか置きしてるので、水分とか湿度の管理がラクです。ベランダや屋内だと容器の中の水分が多すぎても少なすぎてもミミズによくないので、排水性や通気性などの管理がいるかもしれません。














はじめたころは野菜の皮やコーヒーの粉など生ゴミだけをあげてましたが、シマミミズは思うように増えてくれませんでした。

ミミズは木材チップや紙パルプなどが大好きと知り、古新聞や使い終わったココ培地を多めに混ぜてあげると「もう増えなくてもいいです」というほど増えました。そこにはミミズたちがたくさん集まってきます。

新聞紙やココ培地には適度な保湿と通気性があって炭素が豊富なので、ミミズたちは「 喰っては寝る 」という優雅な日々を送っている様子です。

ホームガーデンで育てた野菜の収穫後や、咲き終わった花も、細かくしてミミズくんたちに食べてもらってます。


コンポストは外で管理してるので室内栽培用の培養土には使えませんが、庭のイチゴや庭木にあげてます。

腐植酸がたっぷりで肥料の効きもよくなります。






2010年4月19日月曜日

多肉たちは花ざかり!

先週末の金曜日は、いったいなんだったのでしょう? 明け方には、うっすらと雪がつもってました。

近ごろの異常気象のせいで、冷害と日照不足がつづき野菜の値段がベラボーに高くなってます。とくにキャベツやネギ、レタスなんかの葉もの野菜が不作です。

うちではベランダでレタスを育てていたおかけで、ちょっぴり助かってます。ホームガーデンなら霜が降りそうな日は室内に避難させることもできるし、レタスは花を咲かせる必要がなく初心者むきだし、種をむやみにバラまいても,間引いたレタスは食べられるので、こんな時こそ「Grow Your own VEG!!」おススメです。

ついでにミミズコンポストにもトライしてみませんか??
生ゴミも有効利用できるし肥料代も浮くし,レタス程度ならコンポストをすき込めば培養土が不耕起栽培状態でくり返し使えます。


ところで季節はずれの雪を知ってか知らずか、多肉の「 ハオルチア 」の3名がそろって花芽をつけました。

食べてもOKで、しかも健康にもよい

ハオルチア・サラダ菜です。










水やりのときに、

たまに葉っぱがひっかかってちぎれると

パクッといただいてます。

お味は、青くさいアロエの果肉って感じです。








ハオルチア仲間の「オブツーサ」です。

株分けしたので、ちょっとイビツです。

ドンドン根がでるので株分けすればするほど

増えるコのパターンです。







ちょこっとカワいい花芽が見えてきました。

花が咲けば種がとれます。

多肉は実生からふやすと時間も手間もかかるので、「今度こそやめよう」と思うのですが、それでもウッカリ種まきしたりしてます。

まるで多肉の精にあやつられてるかのようです。





のこり1名は、自宅のトイレの窓際で、とてもズサンに管理されているハオルチアですが、ちゃんと花芽が伸びてきてます。


ついでに最近の「ブルゲリ」の様子です。

砂つぶがひっついてしまったところが、

あいかわらず凹んでしまってますが元気です。










多肉たちには水耕栽培用の液肥をうっすーくしたのと、根っこの有機活力剤なんかをあげてますが、水耕栽培用液肥は、やっぱり吸収率がよいからか挿し木も活着よく元気に育ってくれるみたいです。

2010年3月31日水曜日

満月とアメリカミズアブ

昨日の30日は満月でした。
満月のときは、開花期モードの生殖型生長をするので、タネまきや挿し木をすると根量の多いよい苗に育ち、大きく育ったプラントは開花がすすみ結実もしやすくなるそうです。

ぎゃくに新月のころは生長期モードになるので、窒素が多すぎると開花しにくく実も玉のびしなくなります。若い苗は肥料過剰だとひょろっと徒長しやすくなったりもするので、海藻由来の活力剤やリンカリ肥料をうすめにあげると、開花や実の肥大を促したり、徒長を止めてガッシリと太い茎に育てられるそうです。

満月からなのか、「アメリカミズアブ」がグロウルームにやってきました。














別名「便所アブ」なんて名前がつけられちゃうくらい、生ゴミや下肥が大好きです。

家では生ゴミを「シマミミズ」くんたちに食べてもらって、いわゆる「ミミズコンポスト」をつくってますが、暑さが嫌いなミミズくんたちは、5月を過ぎた頃からミミズボックスから大脱走を始めます。暑くなったある日突然、ナポリタン・スパゲッティのようなミミズくんたちのカタマリができていて、ビジュアル的にはさすがに厳しいものがあります。

バラの上で休むミズアブくんです。

夏バテしたミミズくんに変わって生ゴミ処理を引き受けてくれるのが「アメリカミズアブ」の幼虫たちです。

生ゴミをいじっているとミズアブの成虫がブーーンとやってきて、あっというまにスゴい数のタマゴを産みつけていきます。






ミズアブの幼虫が孵ると、はっきり言ってウジ虫なので見た目がかなりグロいですが、生ゴミの処理能力はハンパないです。ミミズよりもたっさくん食べるし、コバエやゲジゲジなんかも減るのでメリットは大きいです。

まぁただ、ウジ虫がイッパイになるので見た目がキビシいし、ミミズとは共生できないみたいなのでミミズコンポストのファンからは嫌われています。ちなみに成虫のエサは、アブらしく「花の蜜」です。

ミズアブの幼虫のサナギです。幼虫は湿ったトコロがスキですが、サナギになる時には乾いた場所に移動します。年末の大掃除の時に庭のガーデニング用具をどかすと、このサナギがカラカラとイッパイ出てきました。














このサナギたちのちょっぴり悲しい現実も目にしました。はれてサナギから羽化しても、飛べないヤツが割と多いのです。よく見ると羽が変形してしまっていて、飛んでもクルクルと回転して落ちてしまいます。そのコたちのほとんどは「ナメクジ」のエサになってしまいます。

生ゴミからつくったコンポストは、庭木にマルチングしたりしてます。

このレタスの土にも、混ぜて使いました。
土に混ぜたコンポスト以外、とくに肥料はあげてなくても、こんなに大きくなるし虫もついてません。

味もとってもマロヤカでおいしいです。