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2018年6月15日金曜日

6月でも室内栽培のSANlight LEDとフェンネルのブーケ

開花サイクルを乱さずに、夜間のお手入れができる
Green LED ハンディーライト」。
オンラインショップタマ・プラントフードのいずれをかお買い上げの方には、
電池つきで、オンラインショップでお買い上げの方には電池なしでプレゼントしてます。






さて、6月です。梅雨入りしました。


梅雨入りしたというのに、昨年秋から続けているミニトマトどもの室内栽培は、まだ終わりを告げません・・・発熱量が少ない栽培専用LED「SANlight LED」で育てているからです!






消費電力140WのSANlight S4Wひとつと、62WのSANlight S2Wひとつ、合計たった202Wで、強光好きのミニトマトが、これだけ果実をつけるのですから、「SANlight LED」がどれだけきちんと植物を育てることができる栽培専用LEDであるか? というタラタラとした説明はもういらないと思います。 

SANlight LED」や「PLESSEY ハイペリオン白色LED」のように、従来のHPSよりもはるかに少ないワット数でも、きちんと育てられる栽培用照明の、もっとも重要な条件とは、可視光線範囲をすべて放射できる=「フルスペクトラム」であることです。



・・・と、LEDの自慢ネタが続いたところで「SANlight LED」のせいで、自動底面吸水システム「GoGro」にセットされずにいるのがブルーベリーです。とうとう収穫の時期を迎えてしまいました・・・かわいそうに。
培養液が減ったらトレイに培養液を補充する、パッシブ(手動)式底面吸水栽培で育てていますが、「GoGro」のように、週に一度リザーバーに培養液を補充するだけで勝手によく育つ、というわけにいかないので、なんにちも夏日がつづいてしまうと、休日でも水やりに来なくてはなりません。めんどくさいです。






アーティチョークは、最初に咲いたツボミを3つ収穫した後でも、まだまだツボミがあがってきます。








地植えのトウモロコシどもは、新たなLED栽培テスト中です。夜のあいだに緑色LEDのソーラーライトをあてて、病害虫の防除テストをしています。暗くなってから見てみると、暗闇の中で緑色のスポットライトで照らされたモロコシどもが、とても不気味です。






緑色の光で照らされているせいか、トウモロコシにはあまり虫がつかないように感じてますが、そのかわりにバンカープランツ的(本命の作物が害虫に食害されないように、かわりに害虫をつけて天敵を呼び込むための植物)になってしまっているのが・・・ニンジンとフェンネルです。

フェンネルとニンジンの花が、入り乱れて咲いているところに、いろんな虫が集まってくるようになりました。





線香花火のように咲く美しいフェンネル(ウイキョウ)の花です。こんな柄の手ぬぐいをどこかで見たことがあるような気がします。

ハナアブがたくさん、フェンネルの花につられてやってきます。








エスニック料理ラバーにはおなじみのフェンネル、カルダモン、クローブ、そしてコリアンダーですが、「おウチでもエスニック料理をガシガシつくるぞ! あんなオイシイもの毎日食べなきゃ損だ!」と、スパイスどもを買い込んでしまった人は、少なくないと思います。

ところがスパイスは風味が強いので、そんなにガシガシ使うものでもなく、大きな袋で買ってしまって、もてあましている、というトホホな事態になりがちです。

そんな時は、「ホールスパイスならば、土にまいてしまえ! 」です。クミンでもフェンネルでもコリアンダーでも数年くらい経ってるものでも、半袖で過ごせる季節になれば、わりと発芽します。 保管状態などで、ゼンッッッゼン発芽しないこともありますが、運試しもかねて、スパイスを種まきしたほうが、捨てるよりも楽しいと思います。


2018年5月10日木曜日

大型連休の終わりとSANlight+PlesseyのLED比較。

今回の秋冬(しゅうとう)室内栽培は、栽培ランプHPS600Wから、LEDにチェンジしたおかげで室温が上がりすぎなくなったので、秋冬春栽培へと延長できそうです。

フルスペクトラム栽培専用LED「Plessey ハイペリオン」は、パネルタイプのLED(400W)です。パネルタイプの栽培LEDは、従来のHPSやMHなど消費電力が大きな栽培用ランプユニットの代替品としてデザインされたので、中央にド〜ンッッッとハンギングして栽培スペース全体をカバーします。

















なので、「Plessey ハイペリオン」のようなパネルタイプのLEDは、300W以上の消費電力が大きなものがほとんどです。そしてHPSやMHを使いなれているホビーガーデナーにとって、「セッティングがわかりやすいので導入がカンタン」、というメリットがあります。反面のデメリット、というより特徴として、LEDといえどもランプ直下に放射される光と熱が集中しやすくなり、いわゆるホットスポットとデッドゾーンが多少なりとも発生します。

























一方で、同じくフルスペクトラム栽培専用LED「SANlight」S2WとS4Wは、バータイプのグロウLEDです。バータイプの栽培LEDの特徴は、各ユニットのワット数が小さめで、100W前後のユニット製品がほとんどです。























なので、「SANlight」のようなバータイプのLEDユニットは、栽培スペースの広さに合わせて、複数セッティングする必要があります。ひとつのランプさえコントロールすればよいという手軽さはありませんが、パネルタイプのLEDとちがい、光も熱もスペース全体にバランスよく放射されるので、より少ないワット数で栽培スペース全体をカバーできるうえに、同ワットのパネルタイプのLEDを設置した場合と比較すると収穫率が上がります。





さて、大型連休が終わると、一年の折り返しである6月があっというまに訪れます。
雨上がりのあとのパクチーの花は、一見の価値があります。
































5月以降の大型連休は、ことごとくお天気のよい日に恵まれまして、おかげさまでバラどもが一気に咲きひらき、暑さで散ってもいきました。


















スーパースライブを使い始めてから、バラたちの茎が太くなり、花がバランスよく咲くようになりました。去年までは液肥で育てていたこともあり、養分が集中した花がでかくなりすぎて茎がポキポキと折れ、モレなく花がだらんと地面をむいてしまいました。が、今年のバラどもはみんなシュッと上を向いて咲きました。
























日当たりの悪い北側に植えられて、枯れそうになりながらも今シーズン復活した大人気定番のピエールドロンサール。花付きはマックスではないですが、花いろが鮮やかに咲き、よみがえってくれました。


















その他いろいろなバラたちも、手をかけた月日の1/10ほどの日数で咲いては散っていきます。花開く日を待ちこがれすぎるので、咲いてしまえば散る寂しさが日々大きくなる一方です。






































そんな気分を紛らわせてくれる庭の生き物たち。「アリンコにしては、動きが不規則で早すぎるな。」と感じたらそれはたぶん「アリグモ」です。

















正面から見ると、ちゃんとクモのお顔をしています。




















「赤い卵を抱えているのなか? かわいいな。」と思いましたが、これはタカラダニに寄生されてしまったハエトリグモでした。


















アーティーチョークの大きな葉にかくれて、獲物を待ち受けているカナヘビがいました。ウチのカナヘビは、冬眠から目覚めると「ミミズコンポスト」にあつまる虫たちを大量に食べて巨大化します。 我が家のネコたちが窓ごしにロックオンしますが、どうせ外には出られないと知っているカナヘビは、思わせぶりにネコどもの目の前をチョロチョロしたり日向ぼっこしたりしてます。














2018年4月17日火曜日

フルスペクトル白色LED「プレッシー製ハイペリオン・ホワイト402W」

現在LED照明は、植物育成用ランプとしての性能がグングンあがり、施設栽培だけでなくホビーガーデニングでも、ますます定着してきています。「とりあえず、なにもランプがない状態よりはマシなLED」というレベルは、遠い過去のこととなりました。

そもそもLEDレンズは、HPSランプやMHランプよりも長寿命なうえ、光るしくみが従来の照明とは違うので発熱量が少なくてすみます。 発熱が少ないと、植物に接近して当てられるので、スペース面では高さの節約にもなるし、光のムダも少なくなります。

つまり栽培用LEDは、HPSランプのようにトップの葉っぱが焼けてしまうといった熱によるダメージの心配もなく、しかも省エネ・・・ということが一番のメリットでした。

しかし、最新のハイエンドな栽培用LEDのメリットは、省エネだけにとどまりません。性能も値段も高いLEDほど、実はコストパフォーマンスに優れているのです。
HPSランプよりも少ないワット数なのに「収穫量と品質をグレードアップさせることができる!」からです。








その理由は、「光合成に有効な光の波長 〜PAR〜 の範囲をすべて放射できるフル・スペクトル」だからです。ムダとされてきた緑色周辺の色の光もふくめた光を放射できるランプのほうが、植物の光合成効率が高くなるので「収穫量と品質のグレードアップ」できます。 


さて、SANlight LED  S2WとS4Wは、どちらともあたたかみを感じる温白色をしたフルスペクトルの光放射です。










そして、新登場の「PLESSEY Hyperion Full Spectrum White 402W」は、白色の光を放射するLEDですが、この白色光にも「光合成に有効な範囲の光の波長 〜PAR〜 」すべての光の色がふくまれたフルスペクトルになっています。 







ということで現在、栽培用ランプの世界的な最新スタンダードは、

フルスペクトル放射できるランプ

となりました。





ということで、プレッシー製ハイペリオン」の1.8μmol/Jという数値は、MHランプのPPF効率とほぼ同じはあるのですが、ここで注意しなくてはならないことは、光合成効率のよさは「スペクトル=分光分布」で変わってしまう、ということです。HPSやMHはPPF値が高くても、特定の波長だけを強く放射するので、PAR範囲の中でほとんど放射していない波長ができてしまいます。

そのため、従来のMHやHPSとPPF効率が同じだとしても、ランプが放射するスペクトルが違うと、光合成効果の高さも変わってしまいます。







一般的なインテリア用の高演色白色も同じ白色に見えますが、「プレッシー」の分光分布と比較してみると、「プレッシー」は650nm〜700nmの範囲の赤色の放射が豊富で光合成効率が高いといえます。







人の目にうつる印象で言うと、「プレッシー・ハイペリオン」は、
MHランプのような青みの強い光の色で・・・






SANlight LEDの光の色は、温かみを感じるHPSに似ています。










・・・ところで、SANlight LED S2WとS4Wで育てているミニトマトのツルがあばれています。 今日こそ誘引せねばなりません。 誘引は、栽培ランプの光を最大限に活かすために、とても大切な管理です。








タテ方向にのみ、コンパクトなボデーのワタシが最近重宝しているグッズ「ロングSカン」です。このように、天井部分にわたしたメッシュパネルからカタツムリのようにぶら下げてある誘引具「グロウ・ヨーヨー」。 ステップ台や脚立をズリズリと持ってこなくてもロングSカンで、手の届かないところにあるグロウ・ヨーヨーをひっかけて手元に引き寄せて、トマトを誘引できます。




手が届かない場所に伸びてしまったトマトのツルを引きよせたい時も、ロングSカンが強い味方です。ちなみにMade in Holland のグロウ・ヨーヨーは、テンションが強めで、しっかりしたつくりになってます。





そして先日、グロウ・ヨーヨーを使った、こんなステキなディスプレイをめっけました。