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2022年9月15日木曜日

コイア: 一般的な形状と使用方法

 今朝、キンモクセイの花の香りがしました。

昨年に植えたばかりのキンモクセイは、まだ幼木と呼べる高さなのでクズの葉などの雑草にからまれ埋もれ、どこで咲いているのかも分からないほどですが、その香りにはうっとりさせられます。


新芽をださせることすら難しいキング・プロテア。肥料はあまりいらないのですが、だからといって水ばかり与えていても、花を咲かせようとするわけがありません。1,000倍希釈したハイドロポニック肥料を水やりしたら、2日後に新芽が出てきました。これに味をしめて、つねに培養液を与えることは控えようと思います・・・過去に枯らしたことがあるので。




さてさて、培養土が入ったプラッチックバッグは、丈夫で柔軟性が高く、引っ張っても持ち上げても、ちょっとやそっとじゃ破れない優れものなのですが、いざ使うときになって手元にハサミがないと、バッグが開けられずイライラします。力づくで開けて、培養土がバサッと飛び散ってしまった日には、何かに呪われているのか? と思いつめてしまうほど悲しくなります。

数分たつと忘れてしまうような、そんなささいなストレスであっても、我慢するよりは、ただちに解決できたほうが日々の幸福度は増すに決まってます。ということで、オンラインショップで、培地類を含む10,000円以上お買い上げ、そして、カッターが必要でいらっしゃると思った方に、ビニールバッグをサクッと開けられるカッターをプレゼント中です。

勝手ながら、お一人様につき、おひとつまで、とさせていただきます。


ハコから出すときは、刃がついていないホルダー側から取り出してください。刃がついてる方をつかんで取り出そうとすると、指を切ってしまうことがあります。



キッチンに置いておくと、忙しい朝に食パンの袋を力づくで開けようとして「ビヨ〜ンと伸びてしまった、ハサミハサミ! ないぞ! どこだ!  うわぁ時間ないのに!」といったストレスが軽減される!!! (はず)です。



そして、CANNA JAPANオフィシャルサイトに、新しい記事がアップされました。

コイア : 一般的な形状と使用方法


今回はコイアの種類と、使いこなすコツについてです。

コイアとは、ココナッツの外皮、つまりヤシガラから採取される植物繊維の総称です。
繊維の太さによって3つのグレードに分けられていて、それぞれ保水性や通気性の高さが違います。各メーカーは、独自のレシピでこの3つのグレードをミックスしてココ培地製品を製造しています。

コイアは単独で使えるだけでなく、保水性や通気性を高めたいときなどに、ソイルや土壌にココ培地を混ぜることもあります。そんな時のコツや注意などについても、この記事で触れています。

例えば、このグラフでは、ココ培地、ピートモス、ロックウールの保水性の高さが比較されています。ロックウールを水に浸すと、ココやピートよりも一度にたくさんの水分を吸収できるのですが、いったん乾燥しはじめるとカラッカラに乾いてしまうので、ココやピートのほうが保水できる時間は長い・・・つまり水切れに強い、ということを示しています。










2021年11月1日月曜日

2022年 ルナ・カレンダーご配布中です。

 あちらこちらで、来年のカレンダーを目にすることが増えました。

ということで、今年も2022年ルナ・カレンダーご配布しております。



オンラインショップで、タマプラントフード製品のいずれかをお買い上げ、または10,000円以上お買い上げくださると、一冊同封いたします。 冊数に限りがございますので誠に勝手ながらお一人さま一冊までとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。


2021年10月25日月曜日

約2年ぶりの京成バラ園

 秋晴れの週末、2年ぶりに京成バラ園を訪れることが叶いました。

園内のディスプレイで「あ、もうすぐハロウィンか!!!」と気がつきました。コロナのせいで、時候のイベントには、ほぼ無縁になってしまった今日この頃です。




待ち時間なしで駐車することもでき、園内は大混雑というほどでなく、ほどよい賑わいでした。春のバラの季節は、京成バラ園周辺は大渋滞するので、駐車場にたどりつくまでに1時間以上かかります。


とても人気のある品種、つるミミエデン。



京成バラ園 初代所長であった鈴木省三がブリードしたバラたちの一角。

このバラたち「夕霧」と「宴」・・・だったと思います。自信がありません。


赤いバラは、一番丈夫でよく咲く品種が多いように感じています。




根頭癌腫(こんとうがんしゅ)病のバラを見つけました。ところどころトリュフのようなコブができています。地面に落ちていたら、日本でも見つかるトリュフの一種「あっ! セイヨウショウロをついに見つけた!」などとぬか喜びしてしまいそうです。私のバラにも、今年はじめて根頭癌腫病が出てしまいました。がんしゅ病を起こす細菌には放線菌が一定の効果があるとのことで、ひとまず、このコブを削りとり、放線菌資材のバグ・フロスタを撒いて様子見をしています。



園内の温室では、ジオデシックドームのインスタレーションが開催されていました。

夜間はライトアップされているそうで、さぞかし見応えがあるだろうと思います。



バラに劣らず秋らしい華やかさがステキだった「アジサイ」たち。夏が終わり、独特の紅葉をしたアジサイを総称して「秋色アジサイ」といいます。このアジサイたちを初めて見たのは、3年ほど前でしょうか、茎もまだ一本立ちで草丈が50cmにも満たない苗でしたが、ずいぶん立派に大きくなっていました。





オーナメントグラスの植栽。自然な色彩に、高さと表情があるグラス系の植栽は、秋のガーデニングには欠かせなくなりました。




植物園や花屋さんで草花を選ぶときは、チョウやハナアブ、蜂たちが、さかんに蜜を吸っている宿根草をGETするようにしています。そうすれば、花の蜜を探しにきたアシナガバチやヒラタアブなどの益虫たちが集まってきて、バラを食害するアブラムシや幼虫たちを捕獲してくれます。





きっとコロナの影響で来園者が少ない日々が続いたのでしょう。
警戒心の少ない赤トンボは、近くまで寄っても、なかなか飛び立ちませんでした。





2021年6月4日金曜日

CANNA "NTK" 日本語字幕シリーズ

 レアプランツと呼ばれる多肉たちの多くが生長するシーズンを迎えました。

亀甲牡丹、コノフィツム・ブルゲリ 、ウバタマ。特にブルゲリ は、水のやりすぎ、やらなさすぎで枯らす、腐らすことが多かったのですが、レアプランツたちをCANNA COCO培地で育てるようになってから、とてもよく育つようになりました。CANNA COCO培地は、多孔質な植物繊維であるヤシガラをバッファリングして、均一な大きさに細かくした栽培培地です。

空気、水分、養分をふんだんにキープできるので、どんな植物の根にとっても、非常に居心地がよく生長しやすい環境を長期間保つことができます。難分解性の有機繊維なので、病原菌や腐敗菌も繁殖しにくい培地です。



ベース肥料は、なるべくCANNA COCO A/Bを2,000倍にして与えていますが、生長がゆっくりな多肉どもは、いったんCANNA COCO培地に植えたら、最低でも3年くらいは植えっぱなしになります。冬の休眠期に、ごくたまに水やりする時などはベース肥料は与えていません。

しかし、ヤシの実のカラであるCANNA COCO培地の宿命として、半年以上植物を植えていると、カルシウムとマグネシウムが不足しやすくなります(カリウムが多いので)。

そこで、CANNA COCO培地に植えた観葉植物たちには、年間を通してカルシウムとマグネシウムの活力剤、カルマグルトと、微量ミネラルを有機酸キレートしたトラッキン'(酵素、補酵素の元)を1,000倍〜2,000倍希釈で与えるようにしています。



CANNA COCO培地に植え替えたフォッケアは、あっという間に葉とツルが伸び出しました。



アガベやポトス、ウンベラータなど、インドアで液体肥料ではなく固形肥料で育てている観葉植物たちにも、カルマグルトトラッキン' は欠かせません。根からゆっくり吸収される固形の緩効性肥料(かんこうせいひりょう)は、匂いがなく使い方がカンタンですが、植えっぱなしの鉢植えだと、カルシウム、マグネシウム、微量要素が不足しやすいので、カルマグルトトラッキン' を与えると、元気に大きく早く育ちます。

さて、そろそろ梅雨だし外出自粛期間は続くし・・・巣ごもり生活はまだ続きます。






ということで、インドア・ガーデニングの基本を教えてくれるCANNAのNTK(Need To Know)
日本語字幕動画シリーズを新たに公開しました。今後、すべてのシリーズ動画の字幕版を公開していく予定です。

シーズン1 : エピソード1 「水温の重要性」



2020年8月25日火曜日

2020年夏ホップの収穫と斑入りアジサイの挿し木など。


 やっと雨が降って涼しくなった今週の日曜日、その前日にあわててカスケードホップを収穫しました。 それにしてもものすごい雨でした・・・







梅雨があけて8月に入ってから、土がどんどん乾くようになってしまったので、2〜3日に一度培養液をたっぷりと与えていたところ、毬花がどんどん大きくなりました。大きく肥大する毬花を横目で見ながら、なかなか収穫できずにいたジレンマから、ようやく解放された気分です。







梅雨が開けて以来、Xソ暑い日が続いているあいだに本気モードでグングン大きく育ったパパイヤの木。耐寒性なのですが、もし果実が実ってくれたら青パパイヤの段階で収穫してソムタムやシリシリのサラダにしようと思います。






ほんの数ヶ月前は、こんなに小さかったパパイヤでした。







ご近所様から枝を分けていただいた挿木苗の斑入りアジサイも、6月からこんなに大きく育ちました。









みごとな花がついた鉢植えのアジサイをGETするたびに、幾度となく枝をカットして水に差して挿し木を取ろうとしましたが、ほんの3〜4日で発根するなんてことは一度もありませんでした。








鉢植えのアジサイの枝が発根しにくい理由は、明確です。
養分豊富な鉢植えのアジサイは、花がみごとなかわりに、プラントの枝葉にチッ素が多く含まれすぎているので、炭素率(C/N比)が低く、発根する前に枝が腐りやすいのです。

ということで、挿し木を取りたいときは、
  • 3日間以上晴れが続いたあと、または日照時間(ランプ点灯時間)を長くする
  • 微量ミネラル活力剤「Truckin'」「CANNA FLUSH」「ROOT!Tカッティングミスト」、CO2と水だけの炭酸水など、チッ素の流転をうながす効果のある資材を与えたり、葉面散布して親株の炭素率を高くする。
  • チッ素が少ない部位となる根元に近い枝を利用することがポイントです。







たったワンコイン、10cm足らずの苗でGETしたレモン・ユーカリ。 一年中屋外で野ざらしですが、今年は2mの高さまで育ってしまいました。これから台風シーズンでもあるのでトップから50cmほどの位置で剪定して芯どめをしました。レモンユーカリという名前の通り、葉っぱはとても良い香りがします。レモンよりもレモングラスに近いアロマです。









15年以上も前に生まれて初めてGETしたバラ、ブラックティーローズは瀕死の状態なので復活させるべく、とある資材を先週からあたえはじめたところ、コンディションのよい葉っぱが展開しはじめました。資材の効果も楽しみなので、これからしっかりと見続けたいと思います。






ストレプトフィラが、はじめて花を咲かせました。思ったよりもささやかな開花ですが、とてもとてもうれしいです。


2019年11月1日金曜日

2020年 ルナ・カレンダー と、種子エアレーションのプライミング処理


ハロウィーンも終わり、だんだんと「年末」という文字が
アタマをよぎることが多くなる11月となりました。 
今年も「タマ・プラントフード」のルナカレンダーを配布いたします。

来週11月5日より オンラインショップで、「タマ・プラントフード」製品、または、
10,000円以上お買い上げの方に差し上げております。







「 ひよこ豆の種まきは、今ごろがベスト・・・ 」こんなことを耳にしてしまったばっかりに、ハッと気がつけば、ついつい乾燥ひよこ豆をGETし、ついついバケツいっぱいに水を張り、エアレーションをいれてプライミング(発芽促進)処理を開始したのが、10月の16日のことでした。


















毎日水をとりかえながら、エアレーションをつづけること3日、ひよこ豆の芽(主根)が動き出しました。たっぷりと張った水にエアレーションすると、水が酸欠にならずタネが腐らないので、失敗しにくく発芽がそろいやすくなります。イージーイージー!



















週が明けた10月21日には、芽がながながと伸びたので、折れてしまう前に、バケツの水からひきあげ、レイズド・ベッドにセットしたポッティング・ミックス培土に蒔きました。ちなみに、ここでスプラウト豆として食べることもできます。



















そして、翌週の10月最終週には、このとおり。葉っぱが展開する前までは、ナメクジにいくつか喰われてしまいました。「ん? 撒いた豆が、ひとりでに動いてる!」とよく見れば、たいがいナメクジが豆に頭をつっこんで、お召し上がりになってる最中でした。































「また咲かせちまった・・・」収穫がおくれたパクチーが、花を咲かせはじめました。セリ科の花は、かすみ草のようにかわいらしく、大好きです。
























さて、猛暑にも負けず、2度の台風にも負けず元気に育っているホワイトセージです。種まきしたのは、去年の今頃だったと思います。 発芽後、植え替えるのがメンドーで、50Lのこのポットに、いくつものタネをじか播きしました。一年後のいま、6株のホワイトセージが同居しています。

























ホワイトセージを育てはじめてから、かれこれ10年以上。今回やっとわかったコツは、「地植え、ポット栽培を問わず、ホワイトセージは1株だけよりも、群生にして育てた方が根グサレしにくく、枯れない。」ということです。おそらくですが、ホワイトセージが一番根グサレを起こしやすい真夏の水やりの後、複数株で植えてあれば、コンディションの良い苗が水分をすぐ吸ってしまうので、夏バテしている株の根がムレにくくなり根グサレせずにすむのかなと、思います。

それにしても、なぜここまで意地になって、枯らしても枯らしても、ホワイトセージを育てつづけようとするのか???  スマッジングなど、もうとっくの昔にやることすら忘れているのに、枯れてしまうと「やべっ! 種まきしないと!」と思い込んでしまうのです。きっとこれが、かの有名な植物によるマインドコントロール症状なのでしょう。



そして今、私みずから進んでマインドコントロール下に置かれようとしている植物が、この「フペルジア」です。湿度が必要なシダの一種なので、何日も雨ふりが続いた今年の7月に、パーゴラの下に吊るして雨ざらしにしていたところ、なんと葉っぱがどんどん抜け落ちて行きました。「湿度と温度がじゅうぶんにある環境では、わざと葉を切り離して、増えようとするんだな」と気がつきましたので、抜けた葉っぱを拾い集めて挿し木にして増やしてみました。土や水苔に挿す前に、葉を乾かしてしまうとダメになってしまいますが、乾く前に土に挿して、なるべく毎日スプレーしていれば、ほぼ成功するようです。

2019年8月2日金曜日

長雨で多収穫。カスケードホップ2019

梅雨があけたと思えば猛暑。 猛暑です。おしよせる「まったり休みたい気持ち」をふりはらい、カスケードホップの収穫をすませました。








思えば7月は雨降りばかりで、きちんと観察することもしてませんでしたが、長雨のおかげで例年の毬花よりも、段違いなサイズに肥大したカスケードホップ毬花が収穫できました。










花や果実が実ったら、水やり多めが多収穫の裏ワザ。 カスケードホップの収穫を終えたとき、またしてもこのことを、ブルーベリーに引きつづいてミシミシと実感できました。長雨の間、ブルーベリーには培養液をあまり与えられていなかったので、もっときちんと施肥管理できていたら、さらに良い結果が出たのかもしれません。






カスケードホップのベース肥料は100%オーガニックの「バイオ・キャナ」。「バイオ・キャナ」の生長期用「バイオ・ヴェガ」と 開花期用「バイオ・フローレス」は、各生長段階ごとにたった1本ですべての必須肥料成分をまかなえるだけでなく、暑さで消耗しやすい糖分も豊富に供給できる便利なワンパート肥料です。 有機農法の中でも、もっとも厳格な「バイオ・ダイナミック農法」にも適合し環境に負荷をかけないだけでなく、果実がとにかく甘くおいしくなるうえに、成り疲れ知らずに。 


活力剤は例年とおなじく「タマ・プラントフード」の、発酵によってつくられた開花活力剤「フレバリン」、肥大効果がもっとも高いリン・カリ比率の「タマ・PK」、果実の品質と香りの高さが実感できる「クリスタル・アップ」を与えています。