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2026年3月6日金曜日

CANNA COCO培地で、スターティングポットに植える

挿し木苗のCANNA ルートプラグから根が出てきたら、スターティング・ポットへ植え替えます。今回は、COCO培地を使用した植え替えの手順を紹介します。

1. 挿し木苗をスターティング・ポット

発根・発芽培地であるルートプラグから発根した白い根が1本出てきたら、すぐ植えるのではなく、写真のように数本発根してルートプラグからワシャッと根が出てくるまで待ってから(数日間)、1Lくらいのスターティング・ポットに栽培に使う培地をセットして植えると、根が肥料でいじけることもなく、あっという間に活着します。

しかし、発根したあと数週間も放置してしまうと、根の活力が低下して茶色く傷んでしまい苗の生長が極端に遅くなってしまうので、スターティング・ポットに植えるまでのプロセスは、人の都合ではなく苗の都合を優先します。


2. スターティング・ポットCANNA COCO培地をセットする

1L前後のスターティング・ポットの底にはまるサイズにカットしたコイヤー・マットを敷いてからCANNA COCO培地を入れます。


中心に、CANNA ルートプラグがすっぽり入る大きさの穴をあけておきます(ガーデニング用のスコップのおしりでぐりぐりと開けるとラクです)。



3. 挿し木苗を植える

挿し木苗を穴にそっと差し込み、苗のまわりにできたすきまにCANNA COCO培地を足していきます。培土は強く押し固める必要はなく、すき間がなくなる程度に軽く指で押さえてなじませるだけで大丈夫です。




4. 仕上げの水やりで、苗を固定させて活着をうながす重要なプロセス

植え付けが終わったら、培養液を与えます。

ベース肥料として

または

を使用し、さらに根の活力剤であるCANNA Rhizotonicを加えて培養液を作ります。

ココ培地に与える培養液の最適なpH値は5.5〜6.2です。生長期にはpH値が上がりやすいため、最適範囲の中でもやや低めのpH値に調整しておくと安定しやすくなります。

また、植えかえで受けた苗のストレスやダメージ軽減するために、SUPERthriveも一緒に与えると、より活着がよくなります。

植えかえの仕上げ作業としておこなう水やりのポイントは、培養液を一気に流さず、ゆっくり与えることです。しっかり排水させたあと、受け皿にたまった水はすぐに捨てるようにしましょう。 

2026年1月30日金曜日

CANNA COCO栽培での開花期の管理

開花期間の水やりもCANNA COCO A/B 肥料を与えます。



植物が開花期に入るとカリウムをたくさん必要とするため、開花期用のベース肥料の配合は、チッ素がへって、カリウムとリン酸が多くなります。なのでCANNA AQUACANNA TERRABIOCANNAは、生長期と開花期で与える肥料の種類がVEGAからFLORESへと切りかえる必要があります。

しかしCANNA COCO培地をはじめココ・コイアの繊維には、もともとカリウム「K+」が吸着しているので、CANNA Coco A/B 肥料 の濃度を高めるだけでカリウムが余分に放出され、植物は開花期に最適な肥料比率を得ることができます。

生長期から開花期を通して、すべての生長段階でCANNA Coco A/B 肥料各パート1:1の割合で水で希釈します。とてもシンプルで簡単です。


開花期は、CANNA COCO培地の表面が、完全に乾く前に水やりするサイクルにします。

CANNA COCO培地にはもともと肥料が含まれておらず、CANNA TERRA培土のような高い保肥性やpHバッファ性もないので 水で希釈したCANNA COCO A/B 肥料をpH値調整した培養液を毎回、与えます。これをくりかえします。




COCO栽培での開花期の水やりは、水やりの間隔を短くするほど花や果実は大きく生長できるのですが、空気がたくさん含めるCANNA COCO培地であっても常に湿った状態で酸素が少ない状態がつづくと、植物それぞれ持つ風味、糖度、そしてビタミンやテルペンなどの栄養価が低下することがわかっています。つまり収穫物の品質が下がってしまいます。かといって、CANNA COCO培地にパーライトを混ぜてしまうと、その分キープできる培養液量が減ってしまうので肥料にロスがでるうえ水やりの間隔が短くなり、いいことなどありません。


開花期間は、CANNA COCO培地からカリウムイオンがたくさん吸収されて培地のpH値が自然に下がり酸性に傾くので、培養液のpH値は開花期が進むにつれ 5.8→6.0→6.2→6.2 と少しずつ上げていくのがポイントです。


開花期のCanna COCO栽培で、根に酸素を適度に吸収させて最大限の多収穫と高品質を保つには、培地重量が 50%重量になった時に水やりをします。確実に酸素を供給することができます。



RIP Bobby Weir











 

2026年1月16日金曜日

CANNA COCO栽培での水やり

CANNA COCO培地への水やりステップです。

 

ステップ1 :

CANNA COCO培地エアロポット10Lでナスを育てています。CANNA COCO培地では、排水率20%で水やりをするのが最適です。そのため、エアロポット10Lに対して、一度に与える培養液の量は4Lになります。

今回は、10Lポットに対して4Lの培養液を与えてちょうどよかったのですが、培地の乾き具合に合わせて培養液の量を調整してください。
 

まず、CANNA COCO A/B 肥料 で培養液をつくります。
水温20℃前後の水道水を4L 用意します。次にCANNA COCO Aパートを入れよく混ぜてから、CANNA COCO Bパートを入れてよく混ぜます。(AパートとBパートの原液どうしを直接混ぜないでください)。CANNA COCO A/B 肥料 各パート=1:1の割合で水で希釈します。

ベース肥料のつぎにCANNAの活力剤を適量ずつ加えます。( RHIZOTONIC, CANNAZYM, CANNABOOST, PK 13/14 )
活力剤も、ベース肥料と同じく原液どうしを直接混ぜないでください。 



ステップ2 :

CANNA CALMAG AGENT を使う場合は、ベース肥料と活力剤を加えた後、一番最後に加えます。CANNA カル・マグ エージェントの使用方法はこちら :
https://desktopfarmer.blogspot.com/2025/02/canna-phec.html

最後に培養液のpH調整をします。CANNA COCO A/B 肥料 の最適なpH値は5.5〜6.2の範囲です。

CANNA COCO栽培では、毎回 CANNA COCO A/B 肥料 の培養液を与えます。ココ培地は土ではありません。ハイドロポニック用の培地です。なので、土壌栽培のように、「水やり3回のうち一回だけ培養液をあげる・・・」などの水やりは、絶対にしません。

ロックウール培地と同じように、ココ培地には肥料が含まれていませんので、水だけ与えるなど不安定な水やりをすると植物は養分不足になってしまい、しっかりと育ちません。 

 

 

 

ステップ 3 :

培養液は一気にドバッと与えるとCOCO培地のなかで、水の通り道ができてしまうので、培地全体にむらなく行き渡らなくなります。ゆっくり染み込ませるように与えてください。 

 

 

ステップ4 : 

 CANNA COCO培地 への水やりで大切なポイントです。

ポットの底からしっかり排水されるまで 水やりをしてください。目安としては、与えた水やりの 20%以上が排水されるまでです。
10Lのポットに、4Lの培養液を与えたので、ポットの底からは0.8L(4Lの20%)以上排水されました。

 



 CANNA COCO培地 にかぎらず、ロックウール培地ポッティング・ミックス培土などの固形培地内には、植物が吸収できずに吸い残した肥料成分や、pH値などの影響で固まってしまった不要な成分、根から分泌される酸や老廃物などが残り、そのままにしておくと肥料障害や根傷みなど、多くの問題を引き起こします。そのため、十分な量の培養液を与えて、しっかり排水させて排水量を20%程度確保しないと、肥料焼けなど生育トラブルが起こりやすくなります。

また、受け皿にたまった排水は、ためたままにはせず捨ててください。
  



2025年11月28日金曜日

CANNA COCO培地には、むしろパーライトを混ぜてはいけない理由 


 CANNA COCO培地をご愛用いただくユーザーから、
「 CANNA COCO培地には、パーライトをどのくらい混ぜるべきか?」
というご質問をよくいただきます。


答えは!  NO パーライト!!!

100% CANNA COCO培地がベスト!



CANNA社のオフィシャルの見解は以下の通りです。

「 CANNA COCO培地そのものがすでに理想的な空気と水分のバランスを持っているから、です。CANNA COCO培地は、CANNA独自の製造方法とココファイバーとココピートの比率を最適化することで、根が健全に育つ環境を保っています。
CANNA COCO培地にパーライトを加えると、確かに通気性は高まりますが、保水力と保肥力の保持力が下がり、栽培効果が不安定になります。

パーライトは、培地内の空気量を増やすために設計された不活性成分です。保水力と保肥力がほとんどないため、パーライトを足した分だけ培地中の水分と栄養分を保持する根のテリトリーが減ってしまいます。」

  1. CANNA COCO培地パーライト20%以下ミックス = 通気性が少し上がるが、ハンドウォータリングで培養液を与えられる保水力はまだある。

  2. CANNA COCO培地パーライト30%ミックス = ハンドウォータリングでは不足するほど保水力が低下する。培養液を与える回数がかなり増えるので、タイマー制御でオート・ドリップシステムを設置する必要がある。

  3. CANNA COCO培地 + パーライト約50%ミックス = もはやココ栽培ではない。保水力と保肥力が大幅に低下するので、ハイドロポニック栽培(CANNA AQUA肥料)で育てることになる。CANNA COCO A/B肥料は適さなくなる。

〜 結論 〜 

100% CANNA COCO培地だけで育てることがベストな理由は、
すでに完成されたココ培地のバランスになっているので、パーライトをミックスしてわざわざ崩す必要はないからです。

CANNA COCO培地は、科学的な分析と根拠に基づき、空気・水分・養分比率を最適に維持することで、植物の安定した生育が実現します。これは最大限の高収穫を意味します。


CANNA COCO Professional 50L

袋から出してそのまま発芽や挿し木の培地にもつかえるクリーンでパーフェクトなココ培地




CANNA COCO Brick 40L

ブリックの袋に入れたまま20Lの水を注げば、あっというまに膨らみます。膨らんだらすぐに植物を植えることができます。

2025年7月10日木曜日

CANNA COCO栽培で見るCANNAZYMの効果

挿し木で増やしたミニトマトを育ててきて約4カ月後、暑さもピークとなったので栽培を終了しました。


挿し木の取り方
CANNA ROOTPLUGS Review 〜楽勝! トマトの挿し木〜

発根した幼苗を植え還るステップ
CANNA COCO培地はパーライト不要。一番カンタンによく育ちコスパの良いココ培地!

AeroPot6Lと、CANNA COCO培地で育ててきたミニトマトは、4m以上大きく育ちました。撤収後、CANNA COCO培地に張った根の様子を観察してみました。


このミニトマトには、CANNA COCO A/B肥料と、酵素系活力剤CANNAZYM(キャナザイム)を与えていました。

ひとくちに「酵素」といっても、市販のすべての酵素系活力剤が、古い根を分解できる効果があるわけではありません。CANNAZYM(キャナザイム)には、ビタミン群や多肉エキスも含まれますが、本来の目的は、根腐れ病を起こすピシウムのエサとなる枯死した根を速やかに分解することです。

CANNAZYMの主要酵素群は、ペクチナーゼとセルラーゼです。この2種類を組み合わせると細胞壁全体を分解して、枯死した根の細胞に含まれていたミネラルや糖分を培地に放出できるので、植物はこれらを栄養分として再利用できるようになります。



大きく育つ植物を夏場に育てる場合は、AeroPotの6Lサイズではやや小さく培地が乾くスピードがとても早くなってしまうので、AeroPot10Lか17Lをおすすめいたします。

(一方で、培養液の水やり回数が増えることが苦でなければ、培地量が少ない方が培養液を与える回数が多くなり、酸素と養水分の吸収量が増えるので、花つきや実つきがよくなる傾向があります。ただし栽培環境が崩れると一気に萎れやすくなるので手間がかかかります。)





栽培終了後のCANNA COCO培地を切ってみました。培地内部まで細かい根でいっぱいです。パーライトなしでも、内部までビッシリ、ミッチリと健康的な白い根をキープできます。


蒸気殺菌処理をしていないCANNA COCO培地は、コヤシ繊維本来の多孔質構で固いスポンジ状のままなので、このフワフワ状態が長期間保たれます。

パーライトなんか混ぜなくても、4カ月の栽培期間 根腐れすることもありません。

むしろパーライトを混ぜてしまうと保水量がへってしまい肥料がムダになるだけでなく、根が張るテリトリーがへって収穫量も減ります。


CANNA COCO培地はとても簡単に再利用できるので、100% CANNA COCO培地だけを使うことをおすすめします。



ココ培地の再利用 – あなたが思うよりもカンタンで安全!







2025年3月12日水曜日

CANNA COCO培地 水やり管理〜 開花期〜

これまでの経緯で、CANNAルートプラグで発根させたミニトマトの挿し木をCANNA COCO培地に定植しました。その後ミニトマトが大きく育ち、開花期に移行しました。




ミニトマトの秋冬栽培は登熟するまで日数がかかるので、とても甘くなります。どなたに差し上げても「甘いっっっ! おいしい!! ホントにあなたが育てたの?」というお声をいただきます。



仕事の合間をぬって片手間で育てても、極ウマのミニトマトが無農薬で多収穫できる理由は、ひとえに最高品質の肥料と培地のおかげです。

 

しかしテキトーで気まぐれな水やりは、収量が減ってしまうだけではなく根を傷めてカビ病発生につながるので禁物です。ということで今回は、CANNA COCO培地栽培で開花期間の水やりポイントを紹介します。


開花期に入った植物は、養分のほとんどを花や果実に優先的に送ってしまい、根元にはあまり送らなくなってしまいます。すると次第に根が伸びなくなるので、水やりは積極的に与えます。
具体的には、生長期のようにCANNA COCO培地の表面が乾いてから水やりをするのではなく、CANNA COCO培地の表面が乾く前に水やりするサイクルになります。



他のココ培地とちがい、CANNA COCO培地は、ココ繊維本来の硬質多孔構造がちゃんと保たれているので根がポットいっぱいに張っていれば毎日水やりできます。パーライトを混ぜる必要はありませんし、特別な理由がないかぎり、CANNA COCO培地を100%使うことを強くお勧めします。

ただし、水やりの間隔を短くするほど花や果実は大きく生長できるのですが、CANNA COCO培地であっても常に湿った状態で酸素が少ない状態がつづくと、植物それぞれ持つ風味、糖度、そしてビタミンやテルペンなどの栄養価が低下することがわかっています。つまり収穫物の品質が下がってしまいます。

開花期のCOCO栽培で、根に酸素を適度に吸収させて最大限の多収穫と高品質を保つには、培地重量が 50%重量になった時に水やりをします。確実に酸素を供給することができます。

  • CANNA COCO培地を使った栽培では、水やりは液体肥料を希釈した培養液を与えます。フラッシングの必要がない限り、水だけを与えることは避けてください。毎回、ポットの底からしっかり排水させます。(排水率20%以上 = 培地量の40%以上の培養液を与える)

  • 培養液を与える量が少な過ぎて、排水量が不十分だと、肥料焼けなど生育トラブルが起こりやすくなってしまうので、しっかり排水させてください。

  • 受け皿にたまった排水は、ためたままにはせず捨ててください。

CANNA COCO培地には、専用肥料のCanna Coco A/B 肥料がおすすめです。肥料は生長期と開花期共通の Canna Coco A/B 肥料 だけでOKなので、とてもシンプルで簡単なうえにCOCO培地のバッファリング剤としても機能します。

植物それぞれの風味や栄養成分の品質をさらにアップしたいときは、生長段階にあわせて 即効性の高いCANNAの活力剤シリーズである Canna Boost, PK13/14(使い過ぎに注意!), CannaZym, Rhizotonic がおすすめです。

また、季節が変わっても乾くタイミングはあまり変わらないように、乾きの遅い冬は6Lから10L程度の小さめのポット、夏に水やりの回数を減らしたい場合は、17L以上の大きめなポットを選択する、という工夫も手間なくおいしくたくさん収穫するコツです。


2025年1月17日金曜日

CANNA COCO培地はパーライト不要。一番カンタンによく育ちコスパの良いココ培地!

「ココ培地はパーライトを混ぜて使うのが常識」という説明をよく目にします。この考えを疑わずにいるホビーガーデナーも多いでしょう。しかし、CANNA COCO培地なら、パーライトを混ぜる手間やコストが一切不要です。CANNA COCO培地は、土壌改良剤を加える必要がなく、簡単かつ効果的に植物を育てられる最高品質の培地です。

余力のある人は、ページ下のCANNA COCO培地のクオリティーについて詳しくをご覧ください。


1, 挿し木苗の植え付け
まず、CANNA ルートプラグで発根させたトマトの挿し木苗をスターティング・ポットに植えます。
https://desktopfarmer.blogspot.com/2024/12/canna-rootplugs-review.html

最初にCANNA ルートプラグで発根させたトマトの挿し木苗を準備します。発根した苗を1Lのスターティング・ポットSに植え付けます。この際、あらかじめポットにCANNA COCO培地(50L、または水で復元させておいたCanna Coco Brick)を入れ、CANNA ルートプラグぴったり収まるくぼみを作っておきます。


この日からたった5日後には根がCOCO培地の表面まで伸び出してきました。COCO培地では、根が表面に伸びるのは正常な状態です。CANNA COCO培地は、培地全体に養水分と空気をたっぷりと均一に保つことができるので、植物の根は培地の表面まで伸びることができます。決して酸欠で根が逃げているわけではありません。



2, スターティング・ポットでの水やりと日数

CANNA COCO培地はパーライトを混ぜた一般的なココ培地とくらべると、水分を30%多く含むことができるので表面が乾いても水やりはポットが軽くなるまで待ってください。

上の画像から3日たちました。スターティング・ポットSに挿し木苗を植えてから約1週間後です。培地の表面が乾き、さらにポット重量がじゅうぶんに軽くなっので培養液を水やりをします。


水温20℃前後の水にベース肥料 CANNA COCO A/B か、幼苗専用肥料CANNA STARTのどちらかを加え、さらに根の活力剤 CANNA Rhizotonicを加えて培養液をつくります。 必要な培養液の量はポットサイズの40%です。スターティング・ポットSサイズ1Lに対して培養液は400mlくらい与えれば排水が80mlほどになり排水率20%ルールをキープできます。生長期間は、培養液の最適なpH値範囲 5.5 〜 6.2 のうち低めのpH値に調整して硝酸性窒素の吸収を促進させます。


一度目の水やりから3日後、ふたたび水やりできるまでポットが軽くなりました。ポットが軽くなるまで待ってから水やり、というサイクルをを2回くり返すとスターティング・ポット全体に根が伸びるので、いよいよファイナル・ポットへ定植します。


3, 収穫まで植えるファイナル・ポットへの定植。

スターティング・ポットで根が十分に伸びたら、エアロポットなどのファイナル・ポットに移植します。Canna Coco培地(Canna Coco 50L、または水で復元させておいたCanna Coco Brick)をセットしたら中央にスターティング・ポットの根鉢がすっぽり収まるサイズのクボミをつくります。

エアロポットには底石は不要です。 この際、鉢底石やパーライトを混ぜる必要はありません100% CANNA COCO培地だけを使用すれば、保水性を高め、水やり回数を減らせます。



4, スターティング・ポットからそっと苗を抜き、ファイナル・ポットに定植します。

スターティング・ポットから抜いた苗の根鉢はくれぐれも決して崩さないように、スッポリとやさしくファイナル・ポットに植えこんでください。短期間で同じ培地に植え増しをする以上、根鉢を崩す意味はまったくありませんし、もしも根鉢を崩したり、根を切ってしまうと、新たな根を伸ばすために余分なエネルギーが必要となるためロスが生じて、生長が遅くなります。


5. CANNA COCO培地を足します。




6. ファイナル・ポットに植えこんだら、CANNA COCO培地をしっかり圧縮します。

ポット内部にできたスキマをつぶすために、手で培地をやさしく&しっかり圧縮します。 ポット内部で土の密度にバラツキがあると、水やりした時に通り道ができてしまい全体に行き渡らなくなってしまいます。必要に応じてCANNA COCO培地を足してください。



7, 定植の仕上げに培養液を与えます。

CANNA COCO培地専用のベース肥料 CANNA COCO A/B と、パワフルな根の有機活力剤  CANNA Rhizotonicを希釈して培養液をつくります。培養液のpH値は 5.5に合わせました。CANNA COCO培地を入れたエアロポット6Lへの、初回の水やりはポット容量の50%にあたる約3Lの培養液を与えると約600ml程度排水されるのでベストです。 そして水やり後のポット重量は約4.5Kg弱になります。定植後はじめての水やりは、通常よりもゆっくり与えることをおすすめします。


このようにスターティング・ポットからファイナル・ポットに定植するまでかかった日数は、たった13日でした。しかも生長トラブルもまったくありませんでした。このように、CANNA COCO培地なら、どのココ培地よりも苗を植えてからの根張りがはやく根量が豊富になります。なのでファイナル・ポットに定植するまでの日数が最短にできてトラブルなく育ちます。




CANNA COCO培地の優位性

高品質な製造プロセス

一般的なココ培地はパーライトが約30%ミックスされています。そしてパーライトには保水性がありません。最高品質のCANNA COCO培地は蒸気殺菌処理の必要がないので、パーライトを混ぜる必要はありません。つまりCANNA COCO培地と他のココ培地に同じ量の培養液を与えると、他のココ培地よりも30%多く培養液を保水できるうえ、空気も豊富なので吸収量も多くなります。結果的にCANNA COCO培地は、使用する肥料の量と水やりの回数を減らすことができるだけでなく早く大きく育ちます。

CANNA COCO培地は、原材料となるココ・コイアに含まれる海水の塩を洗い流すフラッシング処理はもちろん、ココ繊維が適度に軟化するよう熟成期間を正確にさだめ、ロットごとの成分にあわせてバッファリング剤を調合して一定の成分比率に仕上げるので、全ての製品が一貫して最適なEC、pH、重量、物理性になっています。




ココ培地のカルシウム/カリウム比率(Ca/K比)

Ca/K比とは、ココ培地のクオリティーを決める重要な指数で、製造者がバッファリング処理を十分にしたか、つまり生長障害を起こさない安全なココ培地を流通させているかがわかります。無調整のココ培地には、塩分だけでなくカリウムが過剰に含まれているため、バッファリングが十分でないココ培地で植物を育てると、致命的なカルシウムとマグネシウム欠乏を起こし、葉が焼けて根は伸びす、ろく育たずに終わります。植物がカルシウムを十分に吸収するためには、一般的な目安として、最低でも「Ca:K=1:1」必要です。ココ培地は、他の陽イオンよりもカルシウムイオンを吸着する性質があるため、カルシウム:カリウム比が高いほど、植物栽培中にカルシウム不足が発生する可能性が低くなります。
※ さらに他のココ培地は、Ca/K比が一時的に高くても、ロットごとにココ・コイアの仕入れ先が変わり、製造ロットごとに変わることがよくあるため注意が必要です。


そもそもココ・コイアが優秀な栽培培地である最も大きな理由は、ココ培地の多孔構造のおかげです。ココ繊維に開いた無数の穴が空気と水分をバランスよく含んで養水分の吸収をパワフルに促進し、酸欠、乾燥、そして高温から植物の根を守ってくれるのですが、CANNA以外のメーカーのココ培地は、安いコストと少ない手間で製造されるため蒸気殺菌処理が不可欠になります。高圧蒸気殺菌処理は、ゆでたパスタのようにココ繊維をブヨブヨにふやかし、せっかくココ繊維に開いていた無数の穴を潰してます。そのためパーライトを混ぜないと根が酸欠になったり、根詰まりしやすくなるのです。高圧蒸気殺菌処理のデメリットは、それだけではありません。ココ・コイアには有益菌のトリコデルマが常在菌として存在しています。トリコデルマは病原菌の繁殖を抑制する静菌効果が高いので、農業では生物殺菌剤として利用されていますが、蒸気殺菌によりトリコデルマ菌が死滅してまうのでココ・コイアが持っていた本来の浄化作用も失われてしまいます。

高圧蒸気殺菌処理されたココ培地は、繊維がもろくなっているので根づまりしやすく再利用には適していませんが、CANNA COCO培地は1年の間は再利用が可能です。むしろ再利用のCOCO培地の方が根張りが良いほどなので、結果として最もコスパの良いココ培地であると言えます。

2024年11月18日月曜日

スターティングポットの管理〜CANNA COCO培地への水やり管理〜

前回の「CANNA ROOTPLUGSからスターティングポットに植える」では、
Canna Coco培地のスターティングポットに、CANNA ルートプラグで発根させた大葉の挿し木苗を移植しました。それから約1週間たちました。Canna Coco培地の表面が乾き、さらに1Lサイズのスターティング・ポットの重さが400gほどになったので、植え込みから初めての水やりをします。



Canna Coco培地専用のベース肥料 Canna Coco A/B か、幼苗専用肥料のCanna Start、そして根の有機活力剤 CANNA Rhizotonicを希釈した培養液をつくります。 培養液のpH値は 5.5 〜 6.2 が許容範囲ですが、生長期は最適範囲のなかで一番低めのpH値にしてください。



幼苗専用肥料のCanna Startのメーカー推奨希釈率は Canna Start 4ml/水道水1L (250倍希釈)です。 スターティング・ポット全体に根が伸びるまでの間は、根が活発に生長していれば Canna Start 250倍希釈の培養液で、ぐんぐんと生長します。

ちなみに、CANNA ルートプラグで発根するまでの挿し木段階では Canna Start1〜2ml (1000〜500倍希釈)/水道水1Lの培養液で管理すると失敗が少なく安心ですが、挿し木が発根するまでの間に肥料濃度をもっと高くしたい場合は、湿度を高く維持しつづける必要があります。




Canna Coco培地への水やりポイントは、時間のある時はできるだけゆっくり水やりすることをおすすめいたします。やっつけ気味に急いで水やりをしてしまうと、培地の内側に水の通り道ができてしまい、ポット全体に根が張りにくくなることがあります。初めての水やりするときだけでもスプレーなどで、じっくり水やりをすることをお勧めします。



ポットの底からしっかり排水されるまで 水やりをしてください。目安としては、与えた水やりの 20%以上が排水されるまで、または培養液の量をポット容量の40%以上を目安としてください(1LポットX40%=400ml)。

フラッシング処理とバッファリング処理をきちんとしてあるCanna Coco培地は、過剰なカリウムや余分な塩類を含まないうえ、保水性と通気性のバランスがとてもよいので培養液の排水量は20%で大丈夫です。Canna Coco培地はパーライトを混ぜる必要がまったくありません。むしろパーライトやクレイペブルスなどを混ぜてしまうと乾きが早くなりすぎて肥料不足になることがあります。

しかし、Canna Coco培地以外のココ培地は品質にバラツキが大きすぎるので、使い初めのころほどたくさん排水させないと葉に過剰症状がでたり、根が伸び悩み生長が極端に遅くなってしまうことがよくあります。また空気を含める量にもバラツキがあるためパーライトなどで通気性を高めてあげないと根が酸欠状態になることもあります。

2024年6月11日火曜日

香港 – アーバン・ファームを備えたコンドミニアムで「ファームトゥテーブル」の実践

 香港で話題となった究極の「地産地消マンション」では、CANNAの肥料、活力剤、培地が採用されています。



 

レタスやハーブなどの葉もの野菜は、CANNA AQUA肥料CANNA RHIZOTONICと垂直型ハイドロポニック・システムのコンビネーションで栽培されてます。 



栽培期間が長く、栽培難易度が高い果菜類は CANNA COCO肥料と培地が採用され、高い安全性と安定した生産性を確保しています。



スター・プロパティーズが手がけたな都市開発プロジェクト「アフター・ザ・レイン(ATR)」コンドミニアムで生産されたフレッシュで安全な農作物は、ATRの居住者たちに提供されています。