2021年6月25日金曜日

奥多摩散策とCANNA NTK 培土のpH値とEC値の測り方: Ep3 Season1

 自分史上、高尾山より標高が高い奥多摩へ足を踏み入れたのは、これが初めてです。武蔵御岳山の山頂にあるお宮様にお参りをしました。お宮様にレンズは向けられないので、奥宮遥拝堂からの景色画像です。



御岳ノ神代ケヤキ御神木、樹齢は600年とも1,000年とも言われています。首が痛くなるまで存分に眺めていたい迫力です。江戸の繁栄、東京大空襲をここから見ていた・・・かな?



高尾山は5月の大型連休に登った時、それはそれは蒸し暑かったのですが、さらに標高が高い御岳山は、涼しくて風もよく通り、とても登りやすい山でした。


山岳信仰の霊場である御岳山の宿坊、「馬場家御師住宅」はコロナ禍であいにく休業していました。




お宮様までの道のり、さまざまな野草が迎えてくれました。
スイカズラの香りは、最も好きな香りナンバー3に入ります。ちなみに、好きな香りナンバー2はクチナシ、ナンバー1はキンモクセイの香りです。

マムシグサのプチ群生や・・・




石垣で大満開状態の「ユキノシタ」



ユキノシタの花は、こんなに可憐だったのですねぇ。


宿坊が多い参道沿いに咲いていたので、きっと天ぷらの具材として重宝されてきたに決まっています。






さて、6月25日満月の本日、仕事場にある大小ふたつのサボテンがはじめて花を咲かせました。トゲトゲな本体からは想像がつかない、複雑で神秘的な花です。







CANNA Need To Know エピソード3は、ココやポッティング・ミックスなど有機固形培地のpHやECの測り方のコツです。















2021年6月18日金曜日

大きく実ったブルーベリーとCANNA NTK Episode2 Season1

 このブルーベリーは、サザンハイブッシュ種です。



実った果実は、一円玉大ほども肥大しました。

食べてみると、これがまた本当にオイシイ!



もう10年ほども前に、とあるファーマーズマーケットで売られていたブルーベリーの、あまりのオイシサに感動し、自分で育てはじめたのですが、 今年ようやく、あの時のオイシサを思い出させるクオリティーに実りました。



地植えのエリンジュームが花を咲かせてくれました。 エリンジュームは、神秘的な青から紫色の花を咲かせるアザミ科の宿根草です。





さらにパープルカラーつながりで、地植えのラベンダーもたくさん花を咲かせています。  エリンジュームとラベンダーは蒸れに弱いので、プランターに植えると6月の梅雨でダメにしてしまうことも多かったのです。





蒸れにも水切れにも弱い宿根草たちを昨年から水はけの良い斜面に地植えにしたところ2年目の今年は、勝手によく育ち、たくさん花をつけてくれています。  肥料をたくさん施肥するかわりに、クローバーとヘアリーベッチなど花も楽しめる緑肥を撒いています。




今年は、早春から暖かい日が多かったおかげで、害虫が本格的に動き出す前に草花が活動し始めました。どこのお宅でも花がよく咲いているのではないでしょうか?



さて、CANNA NTK エピソード2は、培養液の作り方です。液体肥料は原液どうしを直接混ぜない、など基本中の基本を説明しています。













2021年6月11日金曜日

ホップやブッドレア。初夏の開花シーズン

 ふと、風に乗ってどこからか花のよい香りが漂っています。

見上げると、ブッドレアが重たげな紫の花を咲かせはじめています。



ブッドレアは、別名「バタフライ・ブッシュ」と呼ばれるほどの蜜源植物です。




アーティチョークのツボミも、大きく肥大してきました。
おそらく食べずに、咲かせてしまうと思います。




緑地に自生するキイチゴは、放置しておくと葛や笹なみに一面に生い茂ってしまうので、定期的に抜いていますが、野良タヌキたちのために実をつけたキイチゴは残しています。

去年生まれた、このコダヌキのようです。






さて、今年はどの植物も、例年より早く花を咲かせていますが、
カスケードホップが、すでに毛花がではじめました。例年よりも早い気がします。





カスケード・ホップの毛花です。



「ミシマサイコ 」は、地植えにした株がもっとも大きく生長しています。



ささやかな花が咲きはじめました。ミシマサイコ は、発芽が難しかったのですが、いったん生長してしまえば、ちょっと土が乾いたくらいでもびくともせず、枯れる気がしないほど丈夫です。





去年落ちた種から咲いたヒマワリです。夏日の日差しがよく似合います。

ものすごい花粉の量です。
今年もたくさん種をつけて、来年勝手に育ってくれるといいなと思います。






「オオダマあかつき」と「オオダマはくほう」の実が大きく肥大してきました。
今年は摘果をさぼりました。しかし強風と水切れで、ほとんどの実が落ちてしまい、残った数少ない果実が、順調に肥大しています。



「きっとひとつの実しか、残らんだろう」と放置しておいたら、4つとも肥大してきてしまいました。桃の摘果は、いろいろと見極めが難しそうで、ついつい見て見ぬふりをしてしまいます。




2021年6月4日金曜日

CANNA "NTK" 日本語字幕シリーズ

 レアプランツと呼ばれる多肉たちの多くが生長するシーズンを迎えました。

亀甲牡丹、コノフィツム・ブルゲリ 、ウバタマ。特にブルゲリ は、水のやりすぎ、やらなさすぎで枯らす、腐らすことが多かったのですが、レアプランツたちをCANNA COCO培地で育てるようになってから、とてもよく育つようになりました。CANNA COCO培地は、多孔質な植物繊維であるヤシガラをバッファリングして、均一な大きさに細かくした栽培培地です。

空気、水分、養分をふんだんにキープできるので、どんな植物の根にとっても、非常に居心地がよく生長しやすい環境を長期間保つことができます。難分解性の有機繊維なので、病原菌や腐敗菌も繁殖しにくい培地です。



ベース肥料は、なるべくCANNA COCO A/Bを2,000倍にして与えていますが、生長がゆっくりな多肉どもは、いったんCANNA COCO培地に植えたら、最低でも3年くらいは植えっぱなしになります。冬の休眠期に、ごくたまに水やりする時などはベース肥料は与えていません。

しかし、ヤシの実のカラであるCANNA COCO培地の宿命として、半年以上植物を植えていると、カルシウムとマグネシウムが不足しやすくなります(カリウムが多いので)。

そこで、CANNA COCO培地に植えた観葉植物たちには、年間を通してカルシウムとマグネシウムの活力剤、カルマグルトと、微量ミネラルを有機酸キレートしたトラッキン'(酵素、補酵素の元)を1,000倍〜2,000倍希釈で与えるようにしています。



CANNA COCO培地に植え替えたフォッケアは、あっという間に葉とツルが伸び出しました。



アガベやポトス、ウンベラータなど、インドアで液体肥料ではなく固形肥料で育てている観葉植物たちにも、カルマグルトトラッキン' は欠かせません。根からゆっくり吸収される固形の緩効性肥料(かんこうせいひりょう)は、匂いがなく使い方がカンタンですが、植えっぱなしの鉢植えだと、カルシウム、マグネシウム、微量要素が不足しやすいので、カルマグルトトラッキン' を与えると、元気に大きく早く育ちます。

さて、そろそろ梅雨だし外出自粛期間は続くし・・・巣ごもり生活はまだ続きます。






ということで、インドア・ガーデニングの基本を教えてくれるCANNAのNTK(Need To Know)
日本語字幕動画シリーズを新たに公開しました。今後、すべてのシリーズ動画の字幕版を公開していく予定です。

シーズン1 : エピソード1 「水温の重要性」