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2023年11月20日月曜日

2024年ルナカレンダー、プレゼント終了しました

日に日に、年末の気配が 色濃くなる今日このごろ。
そろそろ来年のカレンダーが気になるころです。

ということで今年もルナ・カレンダー配布の時期がやってきました。


オンラインショップタマ・プラントフードをお買い上げいただいた方をメインにプレゼントさせていただいてます。


植物が、発芽したり花を咲かせたりする生長サイクルは月の満ち欠けに影響を受けます。水分の動きが月の引力によって変わるので、満月は種子や果実が水分を吸収しやすく種まきや果実の収穫に最適、新月は水分が地下に引っ張られ地上部の水分含有量が減り、根域が肥大するので挿し木取りや地下茎であるイモ類の収穫に最適・・・



生長期は、多めのチッ素が必要ですが満月は生殖生長に傾き新芽が伸びにくくなるので、チッソを多めに与え・・・




新月は栄養生長にかたむき花や果実に栄養が流れにくくなるので、開花や果実肥大を促すためにはリン・カリを効かせる。


そして満月と新月の両方に共通するのは、害虫が産卵する時期であることです。
害虫の駆除や予防のための薬剤散布を最低限にするためにも、農薬をつかうのは新月と満月の約3日後のタマゴが孵化するタイミングが最も効果的です。

と、こんなふうに月の満ち欠けにあわせて植物を育てることも管理の手間とコストを抑えられるコツだと思います。

2020年3月17日火曜日

すらんじばーる! 2020年セントパトリックスデー!!!

本日3月17日は、セントパトリックスデーですね。

新型コロナのせいで どこもかしこも自粛ムードですので

せめておウチでパレード気分を味わいたいな、ということで

踊れるケルティックな曲を探してみました。






「これを聴いていたのは、一体何年前だったかな? 」にわかに思い出せないほど、なつかしすぎて、かなり遠い目をしてしまいます。





今年収穫したホップたちは、無事お嫁入りをしました。
みなさま、どうぞコロナにめげず、ホップ栽培をお楽しみください。









さて、2月のよく晴れた とある土曜日に、梅の花を愛でに横浜三渓園を訪れました。ちんたら午後遅く到着したにもかかわらず、すぐに車を停めるとができましたので、やはりコロナの影響で人出がやや少なかったように感じました。










園内の古民家では、桃の節句のお飾りがしつらえてありました。合掌造りの旧矢箆原家住宅は、釘などの金物がいっさい使われておらず、まさに芸術。

 











ダウンジャケットを羽織っていられないほど気温が高かったこの日、
シジュウカラの家族が気持ちよさそうに水浴びをしていました。









・・・と思えば、先週の土曜日は、バサバサと派手に雪がふり、まさにダブルホワイトデーとなりました。寒さ暑さも彼岸までといいますが、ちょうど本日は、彼岸の入りでもあります。温かな雨が降る日は、土の匂いがします。春のガーデニングシーズン到来ですね。











2017年11月2日木曜日

2018 ルナ・カレンダー差し上げてました。

今年もあと2ヶ月をきりました。はやいものです。ハロウィーンがおわれば、巷は一気にクリスマスムードに突入。

ということで、大変お待たせをいたしました。

2018 ルナ・カレンダー ができあがりましたので、
お買い上げの方に差し上げてま〜す。



2016年12月21日水曜日

冬至、いろいろな収穫。

あたたかな冬至の日をむかえました。
「思わず種をばらまいたら、なんとなく大きく育ってきた」大根とからし菜を間引きました。この間引いた大根は固定種なので、今年の秋に自家採種した種をまいたものです。
種まきのまえには、苦土石灰とブラックピートを土にすき込んでいます。

























ピートモスは冬に根の生長を促進するうえ、作物はピートに含まれるフルボ酸を吸収できるので抗酸化パワーが強くなります。

我が家のネコどもの健康管理のために、以前は抗酸化作用のあるサプリをあげたりもしましたが、ピートモスを入れた土で育つ植物は抗酸化成分がアップすると知ってから、えん麦や小麦などの猫草をココ培地+ピートモスのミックス培土で育てることにしています。

抗酸化力アップをねらった栽培に使うピートモスは、腐植含有量が多いブラックピートがベターです。



さて、今年もミニトマト「千果」の収穫がぼちぼち始まりました。ココ培地とポッティング・ミックス培地でCANNA COCO、BIOCANNAの二種類の肥料で育てています。

噛んだ瞬間、思わずグィ〜ンとのけ反るほどの甘さ+ウマさです。



















一方のメロンも収穫しました。



















かじりついた瞬間、思わずグィ〜〜〜ンとのけぞるほど、まあっっったく甘くありませんでした。・・・収穫が早すぎました。

















ということで、来年はメロン栽培のリベンジで、この不満足感をくつがえしたいと思います。








2016年9月15日木曜日

アスパラガスが咲いたでゲス。



daikage.comのオンラインショップが、リニューアルしました。
こちらからどうぞ!




さて、本日は旧暦で8月15日にあたり、今夜は中秋の名月十五夜となります。
ところで、満月は今週の土曜日9月17日になり、つまり今週は「種まきにGOODな週」ともいえます。ということで、室内秋冬栽培用のトマトなどの種まきをスタートしているところです(満月のちかくになると、吸水が高まるので種まきすると発芽しやすくなると言われてます)。


満月は、植物たちが花を咲かせたり果実が大きくなる「生殖生長」に傾くといわれてますが、そのせいでしょうか? アスパラガスが花を咲かせました。ラッパ状のカレンな花です。
つまりは、「収穫のタイミングを完全に逃したアスパラガスがグングンと育ち、お花を咲かせてしまった」、という失敗例です。

























今年のはじめにトリミングした、チヌーク・ホップの根茎をひとつテストがてらプランターで育てましたが、「あれ? プランターでもゼンゼン育つじゃん!!!」というのが、正直な感想です。


















やっとツルを伸ばしはじめた初夏のころは、まだこんなに貧弱でした。



















土の半分をココ培地にしました。肥料は固形ではなくハイドロポニック用の液体肥料を積極的に水やりしてます。大きな毬花が実ったのは、予想外です。



























植えてから今年で6年目になるチヌークのほうは、またしても高窓で伸びたい放題、やりたい放題。

















それにしても、お盆あたりから曇りや雨の日がつづき、水やりはラクでしたが、最近は秋雨前線で、またしてもすっきりしないお天気ばかりです。ふと気がつけば、アブラゼミの声さえ聞こえなくなっていて、なんとも日差しが恋しい夏の終わりとなりそうです。



2016年2月19日金曜日

「雨水」に色づいたパプリカ、そしてグロウランプについて。

午後から暖かくなる予報の今日、二十四節気では「雨水」です。

空から降る雪が雨に変わり、春の陽気になったり雪がチラつくような寒さにもどったり・・・三寒四温をくりかえしながら、いよいよ「春の庭じたく」を本格的にスタートする時期でもあります。よく晴れた日には、明るい日差しに似つかわしくなくなってきた枯れた草花たちを刈り取ったり、肥料をパラパラまいたりしてると、もう動きだしている小さな虫たちが見つかります。

毎朝、ご近所の畑でニョキニョキとたつ霜柱。直管パイプでこさえられた柵の影になってるラインだけ倒れずにいます。


















そんな雨水にあわせてか、カラーピーマンがやっと色づきはじめました。
「やっとかよ・・・。」そのひとことが、感動よりも先に心にわきあがります。

























カラーピーマンは樹勢がそんなに高くならなかったので、トマトとくらべると誘引はラクでしたが「わき芽かき」との戦いはシレツをきわめました。


























わき芽かきをおこたると果実が大きくなってくれないそうで、たしかに放置ぎみだった頃の果実はあまり大きくなってくれませんでした。


























ちなみに↑の色目は、修正して見やすくしておりますが、完全HPSランプ栽培なので、ホントは↓こんなオレンジ色です。トマトやピーマン、イチゴなどなど果実を収穫する果菜類を100%人工照明で育てる場合、LEDでは光と熱にまだ不満足感がつのります。
























植物にとって光とは、光合成運動するためだけのものではなく、季節を知る手段でもあります。なので光量子の数の多さだけでなく、波長(色)が、とってもとってもとってもとってもとってもとっても大切です。

青色の光は、夏へのスタートを知らせてくれる波長なので夏にさかんに生長する短日性の植物なんかは、青色波長を多く含む光が当たると「おお、シーズンがはじまったな」と花を咲かせる生殖生長に切り変わり、逆に秋から冬に開花する長日性の植物は、光に赤い波長の割合が増えると「トウ立ち」をはじめ花を咲かせるモードになるそうです。
(植物栽培用のHPSランプは、赤い波長だけでなく青い波長も強化されたデュアル・スペクトラム仕様のものが主流になってきています。)

また、光合成には効率が悪すぎるとほぼ切り捨てられてきた緑色は、病害虫への抵抗力を高める効果があるし、近紫外線をあてると植物の抗酸化成分の含有量を増やす効果があって、サプリのように食す高機能野菜として、人気が高いと聞きます。

ということで、世界の商業用栽培施設で、栽培用照明の評価を見わたすと、日照時間が短いヨーロッパを中心に「育成効果で見れば、HPSほど太陽光のように植物を効果的に育てられるランプはないよね。」ということで他のランプへの移行が思うように進まなかったり、

「HPS1000WのかわりになるLEDは、やっぱり1000W必要なんだよね。一昔前に言われてた、LED50WでHPS400W相当とかってのは、輝度についてだけだよね?」ということでいま現在は、まとまってます。
( これはあくまで一般消費者の手に届く範囲の価格での一般論です。LEDの技術は日々日々めきめきと発展しています。)

とはいっても、LEDは電力をとても効果的に光に変えられるのでHPSやMHランプのように消費する電力のほとんどが熱に変わってしまうことがありません。なので接近戦に強く葉物野菜など栽培エリアをコンパクトにまとめたい作物には、ベリーベストです。

たまに「この肥料にしたら、植物がちゃんと育たない。どうして???」という質問を受けますが、ほとんどに共通していた原因が肥料を変えたからではなく、LEDにしたから。というものでした。肥料は標準的な与え方をしている限り、大きく外すことは決してありません。そのようにつくられていますので。しかし光の質は植物の生長にダイレクトに影響します。


・・・と、いうことで理屈っぽい文字面がながくなってしまったので、最後は春にぴったりなサウンドとシュールな踊りで失礼します。




2014年10月6日月曜日

野菜が高い! そこからのキッチンガーデニング。

アワタダしい月曜日の朝なのに、台風が上陸。そんな朝、サボテンのヨコから唐突にたっていた黄色いキノコ「コガネキヌカラカサタケ」。1年に一度くらいのペースで室内のプランターに出現します。


























先日、グリーンカーテンにしていたゴーヤを撤収しました。根っこを抜いてみると根っこにタクサンのツブツブが・・・「おっっっ! これは植物の強い味方、根粒菌か???」
いえいえ、トホホの「根こぶセンチュウ」が出でしまいました。ゴーヤにはつきやすいそうで、これは厄介です。

























化学農薬をつかってセンチュウ対策をすると、有用微生物も死んでしまい、結果的にセンチュウが繁殖してしまう! ということもあるそうで、家庭菜園ならば無農薬栽培でがんばりたいところです。「カラシナを植えてすきこむと、カラミ成分であるグルコシノレートがセンチュウを抑える」という農家のかたの貴重なお知恵を拝借することといたしました。カラシナを育てている暇はないので、今回はおウチでカッピカピになっていたチューブ練りガラシを水でといて、プランターの土にたっぷりと水やりしてみました。




ところで昨今は、買い物に行くたびに、野菜のお値段の高さに思わずのけぞります。
肉中心の食生活には欠かせないレタスをはじめ、青物の野菜が値上がりしているので、先月からプランターでサラダ菜やらバジルやらワサビ菜を育てはじめました、が、やはり屋外栽培は育つのがスロウリィー!!!

ということで、お台所に「AeroGarden Pro200」をもちこんで、葉もの野菜のキッチン・ガーデニングをスタートさせました。レタスは庭のプランターでとっくに育てはじめていたので、かぶってしまわないように「AeroGarden Pro200」では、ルッコラとエゴマを育ててみます。
エゴマの種は蒔いたほぼ翌日にワラワラと発芽し、ルッコラは2〜3日してからボチボチと発芽しはじめました。




















ネコ草が枯れたので、あらたに種まきした「小麦」。「AeroGarden Pro200」のグロウランプのおかげておいしそうに育ってます。
U-Groのココ培地に、かれこれ5回目の種まきですが、ゼンゼン余裕で生長します。
枯れた小麦の根っこが、U-Groグロウバッグの底まで張っていても、へっちゃら。さすがココ培地。


























仕事場では5Kgのミドボンとビール用レギュレーターで、家では小さなCO2カートリッジ用レギュレーターでカーボネーターをつくって、炭酸水をこさえています。夏バテ気味の時や、胃がモタレ気味の時に炭酸水でレモネードを作ったりして飲んでます。
炭酸水は植物にとって光合成するための炭素源になったり、カルシウムをはじめとした必須肥料の吸収促進もしてくれます。

























葉もの野菜は花を咲かせるまえに収穫する生長期だけの栽培となります。そのうえ、水耕栽培は、どうしても窒素がたまりやすい傾向があります。なので葉もの野菜を収穫する一週間前から炭酸水を葉面スプレーしたり、トラッキン'の培養液に少し加えると、葉っぱにため込まれていた窒素を効果的に減らせるのでおいしくなるし、栄養価もアップしてGoodです。





ところで、夢のようにカワイイ子猫たちですが、ぬいぐるみのようにはいかず、食べた分だけ飲んだ分だけ出します。それは、トイレだけでなくカーペットの上はもちろん、最近では布団の上で・・・

























そこで、炭酸水を家でつくれれば、除菌・消臭効果と安全性も高い「炭酸水でつくる次亜塩素酸水」も、つくることができるので、コヤツらがトイレとまちがえた場所を掃除する仕上げに自家製の次亜塩素酸水スプレーをかけて消臭してます。
次亜塩素酸とはいえ、100%パーフェクトに消臭はムリですが、ニオイが気にならない程度にできます。
炭酸水で作る次亜塩素酸水は安全性が高いのですが、炭酸が残っている短時間だけの効果だし、水圧のせいでスプレーからチョロチョロと漏れだしてしまうので、必要最低限だけ作って、使い切らねばなりません。

ちなみに、↑の「AeroGarden Pro200」は、数年間使っていなかったので、使いはじめる前に「炭酸水でつくる次亜塩素酸水」をタンクに注いで、30分ほどシステム内で循環させたあと、しっかり乾かして消毒しました。システムの消毒は、オキシドールがあれば、オキシドールでももちろん消毒OKですが、塩素系漂白剤を水道水で薄めただけだと炭酸ガスが少ないので塩素が残りやすく、しばらくの間は塩素が残ってしまいがちです。



さて、今週は満月です。吸収性が高まる満月にやるとよい作業は、種まき、収穫、害虫防除そして発酵・・・ということで、今週は手作り味噌を仕込もうと思います。


2013年11月18日月曜日

満月の芽生えと「穀物のカイロ」

一週間前、とつぜんの冬がやってきました。

あまりの寒さに耐えられず、あわてて灯油を買いに行き「これでどんなに寒くなっても大丈夫!!!」と余裕ぶっこいてたら、週末はプチ・インディアンサマーのようなあたたかさに。庭で動けなくなっていたカマキリも、イソイソと動きまわっていました。


とはいえ、朝晩には手足が冷える季節です。寒くなると、どうにもトレイが近くなるワタシは、先日よいものを教えてもらい、さっそく作ってみました。

「玄米カイロ」です。作り方は、ネット上で教えてくだすってるお方がヤマほどいらっさるので割愛します。

















「玄米カイロ」とは、玄米や米ぬか、または身近にある穀類や豆類を袋にいれて「そばがら枕」状のものをつくり、電子レンジで2分間ほどチンするとヌクヌクあったかでくり返し使えるカイロができる、というものです。
あたたかさは20分〜30分ほど持続してそのあと自然に冷めるので、使い捨てカイロのように低温ヤケドの心配もなく、風邪のひきはじめに首筋がゾクゾクするようなときに、首にあててもいいし、足が冷えて寝られない夜や女性の月々の痛みの緩和にもGoodです。

今回は、発芽保証期間がすぎて発芽しにくくなった「塩+モミ米+小麦の種子+米ぬか」を使いました。温めた時、米ぬかのニオイが気になる場合は入れなくてもOKなのですが、米ぬかを入れた方が重量が軽くなってフカフカ気持ちいいし、肩や首にも乗せやすくなります。

















レンジで温める時間は2分ほどが目安で、すこし口を開けたジップロックに入れて、目を離さないようにして温めます。(焦げると発火する場合があるので)
















・・・ということで、カラダの冷えが万病につながりやすいアラフォーのワタシは、今年の冬「玄米カイロ」が手放せなくなる予感です。





さて、ここ数年の異常な夏の暑さのせいで、この地で何十年と土を耕しつづけてきた農家の方々の「感」が、通用しなくなってしまった、と聞きます。ならば我が家のホワイトセージが、今年の夏ことごとく蒸れ腐っていったのも、無理はなかったのでしょう・・・

しかし「暑くてつらいので、枯れます〜、さようなら〜」とでもいいたげなホワイトセージのいさぎよく枯れていく姿を日々見つめながら、「もうこうなったら、枯れない栽培技術を追求するのではなく、数で勝負だ!!!」と、思うに至りました。
いつぞや穫れたホワイトセージのタネをコワゴワと播いてみると・・・たった3日で発芽しました!!! 新鮮なホワイトセージのタネを水に浸すと、バジルのタネと同じようにジェルのような皮膜に包まれることを今回初めて知りました。

























ホワイトセージのとなりでは、トマトの発芽も始まりました。この季節の発芽作業には、加温シートを敷いたプロバゲーターがもちろん不可欠です。


























関東の真冬は超せそうもない「アルガン・ツリー」たちも、加温シートの上にお引っ越しです。アルガンの原産地モロッコでは最低気温が5℃ほど、ということで冬のあいだは加温シートで管理して行きます。












2013年9月20日金曜日

十五夜と、ココ培地での水やりテクニック

昨夜は十五夜の満月で旧暦の8月15日にあたる中秋の名月でした。
新月の日を「月立ち」といったことから、「一日」とかいて「ついたち」と読むということをにわか知識で知りました。

















高速道路に面している窓は、夕方にHPSランプの街頭が点灯すると、ホップのシルエットが浮かび上がるので、まるで壁紙みたいに見えます。




















さて、だいたい一週間前に植えかえをしたアルガンの苗木・・・


























今朝、重さをはかってみると、植えかえた時の総重量876gから522gになり、約60%ほどに乾いたところで水やりのタイミングとなりました。


























ココ培地にはもともと肥料が入っていないので「水やり」とはいっても、水だけではなくベース肥料や活力剤を希釈した培養液を与えます。




そして水やりの大きなポイントとして、排水量が約10%〜20%になるように水やりの量を調整します・・・





排水量が10%〜20%になるように培養液の量を与える」という意味は、例えば「ひとつのポットに培養液1リットルを水やりしてみて、排水量が約100cc〜200ccであれば水やりのタイミングと水やりの量ともにベストであった」・・・ということです。



今回のアルガンの苗木を植えたココ培地の場合、ココ培地がいっぱいに水を含んだ時の重さが900gだとして、60%軽くなって540gになったとすると消費された水分は360gということになるからそこから約10%〜20%排水されるように水やりするには360cc + 余分な10%〜20%で、だいたい400cc〜450ccの培養液をつくって水やりすればいい・・・という理屈になりますが、あまりにもメンドクサすぎるので、





 60%まで乾いたら、ポット容量の約20%〜30%の量の培養液をつくって水やりすれば、排水量はだいたい10%〜20%になるよ。 」という感じでOKです。





このポットの容量は1.5リットルなので、各ポットには1.5リットルの30%=450ccの培養液をつくって水やりしたらいいことなります。




















ということで、合わせて900ccの培養液をつくって2つのポットに450ccづつ水やりして、しっかりと水切りしてから排水量をはかってみました。





























すると、2つのポットの排水量は合計で約140cc=15%が排水されたことになります。


この排水量が常に10%よりも極端に少ない場合水やりが遅すぎて肥料不足になる傾向にあるということになり、逆に排水量が常に20%よりも極端に多すぎる場合水やりが早すぎて培地内に肥料がたまりすぎる傾向になるという目安にしてもらえるかと思います。


























と、いうことでココ培地をはじめポッティング・ミックス培土、そしてロックウール培地にいたるまで、植えかえた後はじめての水やりは、

植えかえたスタート時の重さの約60%〜70%になってから。排水量が約10%〜20%になるように培養液量を与える・・・(ロックウール培地は排液量10%が適正で、10%以上だと培地内に肥料がたまりすぎてEC値が上がり根っこが傷みます。)


ということを(あくまでも)目安にしてもらうと、水やりタイミングと水やりの量ともに大きく外して失敗する・・・ということが減らせるかと思います。


ちなみにこの排水量10%〜20%という目安は、植えかえてから初めての水やりの時だけのハナシではなく、ずっと続きます。