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2024年11月18日月曜日

スターティングポットの管理〜CANNA COCO培地への水やり管理〜

前回の「CANNA ROOTPLUGSからスターティングポットに植える」では、
Canna Coco培地のスターティングポットに、CANNA ルートプラグで発根させた大葉の挿し木苗を移植しました。それから約1週間たちました。Canna Coco培地の表面が乾き、さらに1Lサイズのスターティング・ポットの重さが400gほどになったので、植え込みから初めての水やりをします。



Canna Coco培地専用のベース肥料 Canna Coco A/B か、幼苗専用肥料のCanna Start、そして根の有機活力剤 CANNA Rhizotonicを希釈した培養液をつくります。 培養液のpH値は 5.5 〜 6.2 が許容範囲ですが、生長期は最適範囲のなかで一番低めのpH値にしてください。



幼苗専用肥料のCanna Startのメーカー推奨希釈率は Canna Start 4ml/水道水1L (250倍希釈)です。 スターティング・ポット全体に根が伸びるまでの間は、根が活発に生長していれば Canna Start 250倍希釈の培養液で、ぐんぐんと生長します。

ちなみに、CANNA ルートプラグで発根するまでの挿し木段階では Canna Start1〜2ml (1000〜500倍希釈)/水道水1Lの培養液で管理すると失敗が少なく安心ですが、挿し木が発根するまでの間に肥料濃度をもっと高くしたい場合は、湿度を高く維持しつづける必要があります。




Canna Coco培地への水やりポイントは、時間のある時はできるだけゆっくり水やりすることをおすすめいたします。やっつけ気味に急いで水やりをしてしまうと、培地の内側に水の通り道ができてしまい、ポット全体に根が張りにくくなることがあります。初めての水やりするときだけでもスプレーなどで、じっくり水やりをすることをお勧めします。



ポットの底からしっかり排水されるまで 水やりをしてください。目安としては、与えた水やりの 20%以上が排水されるまで、または培養液の量をポット容量の40%以上を目安としてください(1LポットX40%=400ml)。

フラッシング処理とバッファリング処理をきちんとしてあるCanna Coco培地は、過剰なカリウムや余分な塩類を含まないうえ、保水性と通気性のバランスがとてもよいので培養液の排水量は20%で大丈夫です。Canna Coco培地はパーライトを混ぜる必要がまったくありません。むしろパーライトやクレイペブルスなどを混ぜてしまうと乾きが早くなりすぎて肥料不足になることがあります。

しかし、Canna Coco培地以外のココ培地は品質にバラツキが大きすぎるので、使い初めのころほどたくさん排水させないと葉に過剰症状がでたり、根が伸び悩み生長が極端に遅くなってしまうことがよくあります。また空気を含める量にもバラツキがあるためパーライトなどで通気性を高めてあげないと根が酸欠状態になることもあります。

2024年1月18日木曜日

いいことづくめのリニューアル。 CANNA NEW RHIZOTONIC

 CANNAのリゾトニックが、さらに使いやすく、さらに効果が高く、さらに長い期間保存が可能になりました。

NEW RHIZOTONIC






  1. パフォーマンスの向上

    数年の試行錯誤を経て、製造工程をかえることで原料となる海藻の濃度をさらに高めたことで、根の生長促進効果がさらにアップしました。
    つまり、成分が高濃度になったので使用する前に、よく振ってからご使用ください。

  2. 強アルカリ性から、使いやすい弱酸性になりました

    旧リゾトニックのpH値は、強アルカリ性の12.5だったため、培養液に加えるたびにpHダウン剤が必須でした。新リゾトニックのpHは、弱酸性で使いすくなり葉面にも安心してスプレーできます。

  3. 色が濃く、甘い香りになりました

    強アルカリ性だった旧リゾトニックは、イオウの強い香りがしましたが弱酸性になったため香りが甘くなり、海藻の有効成分を劣化から長く守ることができます。

  4. 保存期間が1年から2年に延びました

    従来のリゾトニックは、保存期間が1年間でしたが、新リゾトニックは保存期間が2年と、2倍の長さになりました。とはいえ、直射日光と高温をさけて正しく保管することが重要です。9℃〜21℃の冷暗所で保管すると製品寿命をさらに長く保てます。

新しいリゾトニックの見分け方は?

NEW RHIZOTONICのボトルには、このステッカーが貼られています。
そのほかに、ボトル本体の使用期限が従来よりも長くなっています。



使う分量と使用方法

使用する量は、今までと同じく水1ℓに対してRHIZOTONIC 4㎖です。ユーザーの使いやすさを重視したので、今まで通りの分量とかわりません。新しいスケジュール表を探す必要はありません。生長段階ごとの使用分量を確認して与えてください。






2019年11月8日金曜日

CANNAリゾトニック日本語字幕版とCMH4200K

リゾトニックの日本語字幕バージョンをアップしました。









さて、2019年室内栽培 幼苗期。 CMH4200Kで育ててます。




























フルスペクトラムCMHフィクスチャー」は、照射範囲がワイド。




















生長期に最適なスペクトラムを放射する フルスペクトラム4200K
を測定してみました。 
CMH315W 4200Kを調光50%、苗のトップの位置で
照度が14,700lux = PPFDでは226μmol/m2/Sでした。 トマトが大きく生長した時に必要なPPFD値600 〜1000μmol/m2/S より 30%程度の光強度にしています。
分光分布グラフを見ると、幅広い色の光を放射していることがよくわかります。