前回の「CANNA ROOTPLUGSからスターティングポットに植える」では、
Canna Coco培地のスターティングポットに、CANNA ルートプラグで発根させた大葉の挿し木苗を移植しました。それから約1週間たちました。Canna Coco培地の表面が乾き、さらに1Lサイズのスターティング・ポットの重さが400gほどになったので、植え込みから初めての水やりをします。
ポットの底からしっかり排水されるまで 水やりをしてください。目安としては、与えた水やりの 20%以上が排水されるまで、または培養液の量をポット容量の40%以上を目安としてください(1LポットX40%=400ml)。
フラッシング処理とバッファリング処理をきちんとしてあるCanna Coco培地は、過剰なカリウムや余分な塩類を含まないうえ、保水性と通気性のバランスがとてもよいので培養液の排水量は20%で大丈夫です。Canna Coco培地はパーライトを混ぜる必要がまったくありません。むしろパーライトやクレイペブルスなどを混ぜてしまうと乾きが早くなりすぎて肥料不足になることがあります。
しかし、Canna Coco培地以外のココ培地は品質にバラツキが大きすぎるので、使い初めのころほどたくさん排水させないと葉に過剰症状がでたり、根が伸び悩み生長が極端に遅くなってしまうことがよくあります。また空気を含める量にもバラツキがあるためパーライトなどで通気性を高めてあげないと根が酸欠状態になることもあります。