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2020年11月5日木曜日

耐寒性パパイヤの様子とSANlight Q6W Gn.2の秋冬室内栽培

毎年恒例となりましたルナ・カレンダー。2021年版出来上がりましたので、

オンラインショップタマプラントフードのいずれかをお買い上げ

または 10,000円以上 お買い上げの方に 差し上げております。

(数にかぎりがございますので、お一人さま一冊とさせて頂きます。)




 


ポツポツと来年の話が出てくる時期ですが、

11月に入っても、耐寒性パパイヤの花が次々に実り、果実はますますタワワに。

 




完熟パパイヤをたくさん収穫したい! などど贅沢なことは申しませんので、

もうひとまわり肥大したら青パパイヤサラダにします。

さらに葉っぱが元気なうちに摘み取って、抗がん作用が高いと今話題の「パパイヤの葉茶」をこさえようと思います。





一方のSANlight Qシリーズ  Gen2.で育てているトマトども。


Q6W 245Wを60%ディムのうえ、こんなに離してもスクスク育ってます。
室温22℃、湿度が50%〜60%です。

 

苗が小さなときは、温度が高い方が早く育ちますが、27℃以上になるとヒョロヒョロと徒長しやすくなってしまうため、今の季節は苗を育てるのに最適です。



ミシマサイコ は、結局3つ発芽しました。

苗が小さなときに最適な肥料は、苗専用肥料のキャナ・スタートなのですが、一般的なベース肥料を通常の2倍希釈(1,000倍ならば2,000倍)しても大丈夫です。

幼苗用にベース肥料を薄くして与える場合は、微量要素が不足することがあるため有機酸キレート微量要素活力剤のトラッキン' を2,000倍希釈で加えるとベターです。















 

2020年3月9日月曜日

ローメンテナンスでインドア・アウトドアどちらもOKなリーフプランツの寄せ植え

コロナ・ウイルスのせいで、トイレットペーパーが2週間買えずにいます。・・・ウォシュレットでなんとか乗り越えようと思います。一方、消毒用エタノールがなくなったら、炭酸水とミルトンでこしらえた「炭酸次亜水」を使おうと思います。

炭酸水で、除菌消毒液!?


「殺菌効果が高い200ppmの次亜塩素酸水1Lをつくるには、炭酸水0.02%濃度のミルトンをいれればOKなので・・・「 炭酸水980ml + ミルトン 20ml 」で、「次亜塩素酸除菌水200ppm」が1Lできます。」

塩素は抜けやすいので、つくったら冷暗所に置いて、2〜3日以内に使い切った方が良いと思います。あと、口腔内の殺菌には使えません。ちなみに、もっともローコストで場所をとらず、自宅で炭酸水を作る方法はこちらです : 



コロナコロナと騒いでいる間に、すっかり3月です。桃の花が満開になっていました。通勤中に撮りましたが、いつまでもいつまでも眺めていたい景色でした。









「ウチの多肉どもも、衣替えしてあげよう・・・」ということで、リサイクルした木材から作られたエコでリーズナブルなうえ、スタイリッシュなポットたちをめっけました。
Made in おフランス でございあす。







「毎日いそがしくて、植物の植えかえなんてムリムリ・・・でも、買ったままのプラ鉢で飾るのはちょっと虚しい・・・」アーバンガーデニングにありがちなジレンマは、気に入った鉢カバーを見つけておけば、サクッと解消します。








ご年配のお宅にと、春のおとずれを感じさせる寄せ植えを作ることにしました。

寄せ植えは、花の根鉢をかなりコンパクトに切り落としてしまうので、植え替えなどのショックにも、もっとも即効性が高い「スーパースライブ」と「アドバンスド・アミノ」の培養液を使います。両方とも希釈率が非常に高く経済的なのもベリーナイスなおすすめポイントです。水1L に対して、それぞれを0.2-0.3ml ずつ加えて、水やりするか葉っぱにスプレーするだけで十分に効果があります。









「とにかく、ほったらかしでも日当たりが悪くても、青々とした葉っぱが美しく保てる。しかも冬でも出しっぱなしOK!!!」な、インドア・アウトドア両用いけるリーフプランツの寄せ植えは、高齢者のお宅にもおすすめです。
ビカクシダ、クロコダイル・ファーン、グリーンネックレス、そしてリシマキアでこしらえました。ここ川崎で、2年間軒先に出しっぱなしでも枯れなかったシダ系が中心です。冬の間、葉色はやや悪くなりますが秋になるまでにきちんと根張りをさせておいたシダ類は、0℃くらいまで大丈夫でした。むしろ、クーラーのない真夏の室内の方がサバイバル率は低かったです。










植え終わったあとは、「スーパースライブ」と「アドバンスド・アミノ」の培養液を葉っぱ全体にたっぷりとスプレーして仕上げました。







根鉢を小さくしたり、植えかえで葉っぱや根っこがちぎれてしまったら、必ず日陰で24時間以上休ませて、プラントどものストレス・ケアをしてあげましょう。






2019年3月15日金曜日

Bug Frosta 拡大培養でザクザク使おう計画 その2


ということで、前回の

Bug Frosta 拡大培養でザクザク使おう計画 その1


に引きつづいて、いよいよ米ぬかを使った Bug Frosta の拡大培養ステップのご紹介です。 


米ぬかの個体発酵になれている方ならば バグ・フロスタ80g 一袋から・・・






手間と時間をいとわなければ、最終的に3Kgくらいまで 拡大培養ができます。








まずは、バグ・フロスタ80g を 1リットルまで拡大培養します。 これ以上だと失敗しやすいので、欲を張らずに 1リットルまでにとどめてください。

材料は : 

  1.  米ぬか 1リットル
    ( 鮮度が大切なので、ご近所の精米所で入手できる米ぬかがベストです。)

  2.  水 250ml

  3.  1.5リットル前後のプラスチック容器 
    ( 量が多い場合、紙袋を使うことが多いようですが、米ぬかの量が少ない場合は、保水性が高いプラ容器の方が、確実に活性化します。)




STEP : 1

発酵に使うプラスチック容器は、食器用洗剤で洗ってください。 
この容器の中で バグ・フロスタ80g と 米ぬか1リットルをよく混ぜ合わせます。







油分を含んだ米ぬかは、水分をはじいてしまうので、水は少しずつ加えては混ぜ、全体になじませてください。







このときの水加減は、とても とても とても とても 大切です。
手でにぎった時に、指から水分はしみでないけど 米ぬかは ほぐれない・・・くらいがベストな水分量です。 水分が多すぎると、青カビなどが優勢となりやすいので失敗します。






できあがるまでの間は、直射日光があたらない場所で 酸欠にならないように保管します。 プラ容器は、かならずフタを外した状態で ダンボール箱や木箱のなかに置いてください。



















STEP : 2

それから数日後(この時は5日目でした)、紙袋の上に 目安で置いたフタに水滴がつきはじめました。 バグ・フロスタの活性化が本格的にスタートして温度が上がり、水蒸気が上がりはじめたサインです。 容器は、あたたかくなります。


















中をのぞいてみると、バグ・フロスタの菌糸が白く張っています。
いったん菌糸が張りはじめたら、発酵はまったなしで進むので、1日一回は のぞくようにしたほうがいいです






































STEP : 3

翌日か、翌々日になると、バグ・フロスタだけでなく、米ぬかにもともと着いていた こうじ菌なども活性化しだします。 米ぬかは、どんどんゴロゴロとしたコロニー化が進みます。
























この時、じつはプラ容器の底のほうが、醗酵がぐんぐん進んでいる状態です。 底の部分は水分が多いからですが、そのままにしておくと、過発酵で酸欠になってしまいます。

一方、空気に触れている表面の米ぬかは、水分の蒸発がすすみ、カピカピに乾いてきます。 米ぬか全体の 酸素量と水分量を均等にしないと、発酵がバラバラに進んでしまうため、ここで水分補給と 米ぬかの切り返しをおこないます。









まず、手で触った時に、表面がパリパリに乾いていたら、少量の水をスプレーして水分を補給します。 たくさんスプレーしすぎると、腐りやすいので、表面がしっとり湿る程度にとどめます。 スプレーは、この時の一度だけです。







スプレーしたあとは、底の部分を表面に持ってくる要領で 切り返しをしておきます。 
























これから毎日、底の部分の色をチェックしてみて、湿った色になってきたら、底の四すみを表面に持ってくる要領で 切り返してください。 「湿った色って、よくわからないな? 」の場合は、1日一回切り返しをすれば、まちがいないです。
























STEP : 4

スプレーしてから、5日たちました。
米ぬかは、さらに大きなゴロッとした かたまり に変化してきます。 



















バグ・フロスタの活性化がすすむと、もともと米ぬかに住んでいた こうじ菌、乳酸菌、酵母などの有用菌もさらに活性化するので、黄色やピンク、黒など菌糸がカラフルになります。


  • すぐに使う場合は、ここで活性化を終わらせます。
  • 活性化させた バグ・フロスタ を長期間保存したい場合は、STEP : 5 にうつります。



















  • すぐに使う場合の使い方。
土壌や培地の深さ10cm以内に、活性化したバグ・フロスタ を カタマリのまま入れて、必ず土をかぶせて直射日光から守ってあげれば、1週間から10日で菌糸が現れます。 カタマリは、有用菌のカタマリなので崩さずに土に入れることがポイントです。


























この菌糸は、数日で消えますが、共生菌のコロニーをはじめ、病害菌をおさえる拮抗成分や 植物ホルモン、養分、酵素群は残るので、土壌も植物もパワーアップできます。 月に一度ほど、親指大を2〜3個入れつづけます。 多く入れすぎると害が出ることはありませんが、少しずつ継続して与えた方が、土の健康を保つことができます。







STEP : 5

活性化させた バグ・フロスタ を長期間保存するための最終ステップです。



















全体を乾燥させて、バグ・フロスタ を休眠状態にします。


















紙袋に入れて、完全に乾燥したら、ガラス瓶やビニール袋に入れて酸素に触れない状態で保存します。 高温や直射日光をさけて、だいたい1年以内に使い切るのが、ベストです。


















おまけのステップ

今回は、拡大培養後に休眠させておいたバグ・フロスタ をさらにふやしてみました。ここからは、「分量とか手順は、ほぼ経験値にたよることになり、やってみないとわからない」領域です。
タフぶねに、米ぬかを3Kgくらい、休眠させたバグ・フロスタ を500g〜1Kg、水を600ccくらい よく混ぜ合わせてから、通気性のある紙でフタをしておきました。



















菌糸が張りはじめてから、油断して切り返しを忘れると、水分が多い部分で過発酵が起こり、酸欠のせいで変色させてしまいましたが、だいたい2週間くらいで使える状態になりました。 このバグ・フロスタどもは、先月のうちに、ホップだのバラだの根元に、ザクザクと使うことができました。



















 




栄養価が高い米ぬかには、もともと菌類がたくさん付着していますが、バグ・フロスタの有用菌は、とてもとても強いので バグ・フロスタ80g からスタートさせれば、毎回同じ効果の拡大培養ができます。拡大培養するたびに菌類の顔ぶれが、少しずつ変化してしまうので、バグ・フロスタ80g の拡大培養を確実に種つぎできるのは、2回ほどまでが限度です。

発酵のスターターは、バグ・フロスタがつとめますが、その後プロセスが進むにつれて、コウジ菌、乳酸菌、酵母などが活性化をはじめるので、最終的に共生菌と有効成分のカタマリへと進化します。

植物へのメリットは、土壌中、培地中の菌類の顔ぶれを豊富にして、過剰な有機物質や肥料を低分子化して、さまざまざまな養分、ホルモン、酵素群を作り出すうえに、様々な病原菌や連作障害のリスクを根絶するので、農薬や肥料を乱用せずとも、健康でおいしくたくさん美しい花や果実が楽しめる、生態系を豊富にするメリットにもつながるってことです。

さらに、米ぬかなどを使った「固形培養」のメリットは、液体培養では(なぜか)絶対につくられない、固形培養特有の有用成分を 酵母が作るんだそうです。 



2019年2月22日金曜日

Bug Frosta 拡大培養でザクザク使おう計画 その1

CANNA Cocoブリック40Lの使い方はこちら:
https://desktopfarmer.blogspot.com/2019/02/canna-coco-40l.html



さて、ガーデニング好きにとって、庭じたくがスタートする2月です。
剪定やら 土作りやら ・・・ワクワクとせわしなく毎週末が待ち遠しい2月です。


この時期、鉢植えのバラの管理でのマスト事項である土づくりをしました。
あらかじめ活性化させた「有用菌バグ・フロスタ」を 土に入れて有用菌を優勢にします。 有用菌を優勢にするメリットは、病原菌の発生を抑えられるので、農薬を減らせる or 無農薬栽培ができることと、根張りがよくなるので、バラや植物が健康で花付きがよく育つことです。

























根元から離れた場所で、表土から10cm以内の深さに活性化しおえたバグ・フロスタを3cmくらいのカタマリのまま入れ、その上に馬ふん堆肥とココチップをマルチングしておきました。その後、10日ほどでバグ・フロスタが活性化してきました。

バグ・フロスタの有用菌は、繁殖力がつよく、根が吸収できない大きめな有機物を分解するのが得意なので、未完熟な堆肥や有機肥料から発生するアンモニアガスの発生を抑えて植物が吸収しやすい養分に変えてくれたり、センチュウや連作障害の予防にも効果があります。(有用菌資材は、継続して月に一度ほど土に入れつづけることが効果を引き出すポイントです。)

























ということで、

Bug Frosta 拡大培養でザクザク使おう計画 その2

では、具体的な活性化のステップとポイントをご紹介します。
のんびりお待ちください。















2018年7月17日火曜日

PKの効果を一番楽しんだヤツは・・・ハクビシン?

読み込みに時間がかかりすぎていたオンラインショップを改善するための試行錯誤な日々が6月のはじめからスタートし、不慣れなことばかりで胃が痛い日々がつづきましたが、やっとアップグレードが完了しました。めでたしめでたし。PHP7は、ハヤイ!!!


さて、栽培期間12週で収穫の中早生品種のトウモロコシが、いよいよ開花2週目ごろにさしかかり、そろそろ本腰をいれてTama PK肥料を与えるべき時期となりました。


















PK肥料は、開花がスタートしてから薄めに与える方法もありますが、植物が本気でPKを必要としているタイミングがあります。果実が実ると最初はタテ方向へ肥大しますが、開花2週目ごろにさしかかると、タテへの肥大がゆるやかになり、今度は横へ肥大するようになります。
この時期から、植物はカリウムの必要量がふえるので、通常のベース肥料に、 Tama PKクリスタルアップ、そして、風味を引き出す開花活力フレバリンを加えて与えます。























しかし、「過ぎたるは・・・」と言われる通り、PK肥料の与え過ぎは逆効果です。
PK肥料の与え過ぎによる過剰症状の目安は、葉っぱのフチが茶色く焼けてしまう症状です。 葉っぱにカリウム過剰になると、葉は水分の蒸散ができなくなり、葉の温度が上がり過ぎるので焼けてしまうのです。このような症状がでたら、いったんキャナ・フラッシュ 500倍希釈の培養液で培地を洗い流してから、仕上げに水で洗い流してフラッシングを完了させます。




PKを与えはじめた先週・・・



















そして今朝の様子です。横方向に肥大しはじめました。



















さて、私の担当「味来14」は・・・?

・・・キレイに食されました。おそらくハクビシンです。害虫忌避効果のある緑色LEDスポットライト照射プラス、黒コショウを絹糸にふりかけてカメムシ予防をしていたおかげで、害虫被害はまったく出ませんでしたが、カワイイ野菜泥棒にやられました。


















「わたしの無農薬栽培トウモロコシは、さぞうまかっただろうな! 」と悔しがってもアトの祭りです。とはいえ、冷蔵庫で2年間も放置されていた「味来14」のタネの残りを、ダメ元で撒いたらここまで育ってくれたので、それだけでも満足です。

















さらに今年は、夜間に緑色光のLEDソーラースポットライト照射のテストもできました。
暗闇に緑色光のなかに浮かび上がるモロコシどもが、ひっじょ〜に不気味で怪しいのですが、タバコ蛾などの青虫も全くつきませんでした。

さらに、緑色光をずっとあてていた「味来14」のほうが、「ベビーコーン」よりも種まきが1ヶ月も遅かったにもかかわらず雄花の出穂が早かったので、開花促進効果があるかも? という結果もえられました。なにより、ソーラー式なのでどこでも設置できるしランニングコストがほぼゼロ!というのが、Goodです。












ということで、今回は気軽なテストのために緑色光のLEDソーラースポットライトを使いましたが、きちんとした栽培促進効果や病害虫忌避効果をねらって緑色LED製品を購入したい方は、特許をとってらっしゃる、「みどりきくぞう」がベストです。
http://www.ssken.co.jp/service/midori.html