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2015年8月5日水曜日

DIYなドライミストで、打ち水効果。

猛暑日の連続記録更新中だそうです・・・ところが、作業場の窓は、西日が鬼のようにあたり、クーラーが無意味になるほどの赤外線量なので、今年だけがとくに暑すぎるとも、つらすぎるとも感じない悲しさがあります。

とはいえ、夏野菜の代表格であるゴーヤですら、昼下がりには暑さでしおれていきます。



















さらに、以前愛用していたRO水フィルター付属の「加圧ポンプ」がホコリを被って放置されていたので、仕事場の外窓にささやかながら本格的な「ドライミスト」をセッティングしてみました。

おウチで本格的なドライミストを楽しむために一番コストがかかるのが、この「加圧ポンプ(Diaphragm pump)」ですが、窓二つ分くらいのドライミストなら12,000円くらいのもので十分OKです。


























このタイプの「加圧ポンプ」の多くは、外径6mmチューブ対応のようです。
そして、ドライミストには、0.8〜1Mpa(100〜130psi)くらいの圧が必要なので、外径6mmチューブは気体用の耐圧チューブをチョイスしました。
耐圧チューブは20mもあれば十分かと思いますが、お風呂場の残り湯を活用したい場合などは、100mGETしとくと安心かもしれません。


























そして、ドライミストのキモ! 「ミストノズル」は、チューブ外径に合わせて6mm径対応のものをチョイスしました
外径6mmのワンタッチ・チューブ継手のT字型(チーズ)を5コ〜10コくらいまで、
外径6mmのワンタッチ・チューブ継手のL字型(エルボ)が、最低でもひとつ必要です。エルボ型はホースエンド(ホース栓)の役割も果たします。


ちなみに、ROフィルターに付属している加圧ポンプならば、蛇口につなぐことができるアダプターが付いてきている(と思う)ので、水道水からドライミストができます。

でも、近くに蛇口がない場合もありますし、節約好きなニッポン人としては、お風呂の残り湯とか雨水とかを活用したい気持ちがあるので、バケツに溜めた水に、加圧ポンプの吸い上げチューブをつっこんでドライミストすることにしてます。
ところが、チューブをバケツにつっこんだだけだとプッカプッカ浮いてしまってポンプが空回りしてしまったり、バケツに飛び込んだゴミでポンプが詰まってしまうこともあるので、チューブの先には外径6mmチューブがつなげられるレデューサー・フィルターをストレーナー兼おもりがわりにひっつけました。

このように、加圧ポンプの吸い上げ口につなげた6mmチューブをバケツにつっこんだら、次はドライミストノズルのセッティングです。


























耐圧6mmチューブを50cm〜1m間隔でカットして、ドライミストノズルのチーズ継手につなげていき、チューブの最後はエルボ型のドライミストノズルで水を止め、チューブのもう一端は、加圧ポンプまでひっぱっていってポンプの排出口にしっかりとセットしました。

ドライミストノズルでつなげた6mmチューブは、S字フックやヒモなどをつかって、窓の好きな高さにぶらさげたらセッティング終了! 

気になる水の使用量ですが、ドライミストノズルが5個くらいで、一時間に約5〜10L程度です(チューブの長さやポンプの大きさで変わります)。20Lのバケツなら2時間に一度水位をチェックして足すだけですし、もしお風呂まで吸い上げチューブを引っ張ることができれば、50Lくらいの残り湯で、お昼から夕方までシュワワワ〜ッとドライミストができます。


















小型の加圧ポンプでおこなうドライミストは、ノズルのすぐ近くにいればシッカリ濡れる程度の大きさのミストですが、家庭用の蛇口につなぐガーデンミストよりも細かなミストがでてきます。

ポンプ本体は防水仕様ではないことが多いので、水浸しにならないよう設置したほうがいいですし、圧が高いので、チューブをしっかりねじ込まないと、ピシャッと外れてあっという間に辺り一面が水浸しになります。

また、ポンプのスイッチのON/OFFは、もちろん本体についていないので、防水仕様でON/OFF機能がついている電源タップがあると便利だと思います。

24時間タイマーで、加圧ポンプの作動時間を制御して一定時間だけドライミストをすることもできると思いますが、バケツやお風呂の水が空になったらこわいので、タイマー制御する場合は、水道の蛇口から水をとったほうが無難かもしれません。

ドライミストは、海外では「Fog Misting」などと呼ばれているようで、公共施設やプールはもちろん、植物園のガラスハウスなんかでも活用されてるみたいです。日本でも施設栽培などで夏場の生産性アップに一役も二役もかってるようです。
家でもドライミストをおこなってますが、今年の植物たちはイキがちがいます。実際に生長促進効果を実感できていますし、なにより西日がひどい部屋ではドライミストの気化熱のおかげで体感温度がさがりました。

以前は、蛇口につなげられるガーデンミストも活用していましたが、加圧ポンプでのドライミストならば、電源さえあればポータブルにできるし、好きな場所で炭酸水のドライミストも可能です(培養液はノズルがつまるのでNGデス)。

そして、気になる予算ですが加圧ポンプの価格をいれてもズバリ3万円以下で、ノズル10コまでを揃えることができました。

2014年10月6日月曜日

野菜が高い! そこからのキッチンガーデニング。

アワタダしい月曜日の朝なのに、台風が上陸。そんな朝、サボテンのヨコから唐突にたっていた黄色いキノコ「コガネキヌカラカサタケ」。1年に一度くらいのペースで室内のプランターに出現します。


























先日、グリーンカーテンにしていたゴーヤを撤収しました。根っこを抜いてみると根っこにタクサンのツブツブが・・・「おっっっ! これは植物の強い味方、根粒菌か???」
いえいえ、トホホの「根こぶセンチュウ」が出でしまいました。ゴーヤにはつきやすいそうで、これは厄介です。

























化学農薬をつかってセンチュウ対策をすると、有用微生物も死んでしまい、結果的にセンチュウが繁殖してしまう! ということもあるそうで、家庭菜園ならば無農薬栽培でがんばりたいところです。「カラシナを植えてすきこむと、カラミ成分であるグルコシノレートがセンチュウを抑える」という農家のかたの貴重なお知恵を拝借することといたしました。カラシナを育てている暇はないので、今回はおウチでカッピカピになっていたチューブ練りガラシを水でといて、プランターの土にたっぷりと水やりしてみました。




ところで昨今は、買い物に行くたびに、野菜のお値段の高さに思わずのけぞります。
肉中心の食生活には欠かせないレタスをはじめ、青物の野菜が値上がりしているので、先月からプランターでサラダ菜やらバジルやらワサビ菜を育てはじめました、が、やはり屋外栽培は育つのがスロウリィー!!!

ということで、お台所に「AeroGarden Pro200」をもちこんで、葉もの野菜のキッチン・ガーデニングをスタートさせました。レタスは庭のプランターでとっくに育てはじめていたので、かぶってしまわないように「AeroGarden Pro200」では、ルッコラとエゴマを育ててみます。
エゴマの種は蒔いたほぼ翌日にワラワラと発芽し、ルッコラは2〜3日してからボチボチと発芽しはじめました。




















ネコ草が枯れたので、あらたに種まきした「小麦」。「AeroGarden Pro200」のグロウランプのおかげておいしそうに育ってます。
U-Groのココ培地に、かれこれ5回目の種まきですが、ゼンゼン余裕で生長します。
枯れた小麦の根っこが、U-Groグロウバッグの底まで張っていても、へっちゃら。さすがココ培地。


























仕事場では5Kgのミドボンとビール用レギュレーターで、家では小さなCO2カートリッジ用レギュレーターでカーボネーターをつくって、炭酸水をこさえています。夏バテ気味の時や、胃がモタレ気味の時に炭酸水でレモネードを作ったりして飲んでます。
炭酸水は植物にとって光合成するための炭素源になったり、カルシウムをはじめとした必須肥料の吸収促進もしてくれます。

























葉もの野菜は花を咲かせるまえに収穫する生長期だけの栽培となります。そのうえ、水耕栽培は、どうしても窒素がたまりやすい傾向があります。なので葉もの野菜を収穫する一週間前から炭酸水を葉面スプレーしたり、トラッキン'の培養液に少し加えると、葉っぱにため込まれていた窒素を効果的に減らせるのでおいしくなるし、栄養価もアップしてGoodです。





ところで、夢のようにカワイイ子猫たちですが、ぬいぐるみのようにはいかず、食べた分だけ飲んだ分だけ出します。それは、トイレだけでなくカーペットの上はもちろん、最近では布団の上で・・・

























そこで、炭酸水を家でつくれれば、除菌・消臭効果と安全性も高い「炭酸水でつくる次亜塩素酸水」も、つくることができるので、コヤツらがトイレとまちがえた場所を掃除する仕上げに自家製の次亜塩素酸水スプレーをかけて消臭してます。
次亜塩素酸とはいえ、100%パーフェクトに消臭はムリですが、ニオイが気にならない程度にできます。
炭酸水で作る次亜塩素酸水は安全性が高いのですが、炭酸が残っている短時間だけの効果だし、水圧のせいでスプレーからチョロチョロと漏れだしてしまうので、必要最低限だけ作って、使い切らねばなりません。

ちなみに、↑の「AeroGarden Pro200」は、数年間使っていなかったので、使いはじめる前に「炭酸水でつくる次亜塩素酸水」をタンクに注いで、30分ほどシステム内で循環させたあと、しっかり乾かして消毒しました。システムの消毒は、オキシドールがあれば、オキシドールでももちろん消毒OKですが、塩素系漂白剤を水道水で薄めただけだと炭酸ガスが少ないので塩素が残りやすく、しばらくの間は塩素が残ってしまいがちです。



さて、今週は満月です。吸収性が高まる満月にやるとよい作業は、種まき、収穫、害虫防除そして発酵・・・ということで、今週は手作り味噌を仕込もうと思います。


2014年7月4日金曜日

文化として根づいた家庭菜園と、猫砂としてのココ培地再利用。

関東の梅雨明けは、平年では7月21日頃となっているそうです。

最近では毎年のように、「今年は異常気象です」と言われつづけているので、果たして梅雨明けがいつになるのか、さ・つ・ぱ・り、見当もつきません。



ブルーベリー「バルドウィン」の果実のひとつが熟しました、初物です。ついた実が少なかったので、ヒトツブが1.5cmくらいになりました。もったいなくてまだ食べることができません。



























ほんとうに、ほんとうに、ほんとうに今更、ゴーヤの種をまき、発芽しました。以前に購入した種子も播いておきましたが、自家採種したゴーヤの種だけが発芽してくれました。




























室内で秋冬栽培していたトマトたち「千果」からとっておいた挿し木苗です。いつもいろいろ差し入れをくださるご近所さんに毎年お配りしてましたが、今年はお渡しするタイミンクがおそすぎて「植えるところが、もうないんじゃよ〜。」とご辞退なさいましたので、あちこちから大きめなプランターを寄せ集め、ヤッツケ栽培をスタートさせました。
ヤッツケとはいえ、CANNA COCO培地とCANNA TERRA培土50%ずつのナイスな配合にしました・・・





















日本のほぼすべての市町村で、これから人口が減少していくといわれているなかで、ワタシが住む川崎市のエリアは、首都圏の住みやすいベッドタウンとして、これからも人口が増加していく地域といわれていますし、実際に、駅まで遠く交通の利便性が低いエリアでさえ宅地開発がドンドン進んでますが、住宅事情は決して優雅なものではなく、戸建てですら車一台分の駐車場のみで、庭らしい庭がデ〜ンッッッと存在する物件は、正直高めの花なのです・・・つまり、建て替える必要がないような、築年数が浅い物件は、土がむきだしの敷地がないおウチがほとんど!

ところで、90年代中ごろから日本に「ガーデニング・ブーム」がスタートしたと言われていて、現在はそのブームも過ぎ去った・・・といわれてるそうです。

「はたしてガーデニング・ブームは、ただの一過性のものだったんだろうか?」と思います。 花きなどの売上は、もちろん以前よりも落ちてるようですが、ガーデニングスキルは確実に向上してはいないでしょうか???

リビングルームの掃き出し窓と外溝とのすきまに、細長いプランターを横一列に並べて、トマトやキュウリなど夏野菜を育てているご家庭が圧倒的に多いのですが、時間に追われるなか、わずかなスキを見つけてプランターの手入れを手際よくなさるオトーさんもめずらしくないですし、休日には、自慢の花々をうれしそうに撮影する方もよく見かけます・・・なにより、プランターのレイアウトや、枝の誘引がとてもお上手な方が多いです。多くのご家庭の菜園を見るたびに、「穫れる、咲くのは、あたりまえ。質と量にこだわるぞ!」という意気込みを感じることが増えてきたのは、ワタシだけでしょうか?


植物工場の生産性や技術は、オランダやアメリカにはまだ追いついていませんが、家庭菜園や民間農法のレベルは、日本はとっくに世界のなかでトップレベルなんだと思います。
とはいえ、ハイドロポニカリーな栽培については、基礎知識がもっと広がっていくといいな、と願うところです。

ヤシガラを利用したココ培地は、日本でもずいぶん定着してきました。「ココ培地は、天然のスポンジ」といわれるほど、繊維にすき間がおおいので、保水性と保気性がバツグンなんですねぇ。




















ところで最近、ひょんなことから「ニャンコ」との生活がスタートしたのですが、突然のことだったので、カリカリ以外なにも用意しておらず、一番悩んだのが「トイレ」でした・・・が、ふとベランダに放置してあったココ培地を入れたプランターを見ると、すでに「ウンチ」がある!!!
「キャツめ!」は、ダレにいわれるでもなく、ココ培地をトイレ砂としてセレクトしていました。「それならば、古いココ培地をトイレ砂にしよう!」ということで、ただのタフ船に使い古しのココ培地をかきあつめ、トイレとして使ってもらってます。
分解のすすんだ古いココ培地なので腐植酸がほどよく含まれているせいか、アンモニアガスも発生しにくいようだし、強烈なニオイも感じません。これは、ナイス。

「なぜココ培地をつかった猫砂が市販されてないんだろう?」と、ものすごく疑問に思うほどでした・・・と、おもったら、海外ではとっくにありました。このようなココ繊維は、栽培用ではありませんが、ココ繊維のメリットをものすごく分かりやすく説明してくれているPVです。













と、いうことで、栽培が終わったあとのココ培地の新たな再利用法として、定着しそうな予感バリバリです。


さて、ホワイトセージが大きく育ってきました。高温多湿に弱いホワイトセージは、ココ培地メインにしています。IKEAの鍋敷きがバラバラにこわれてしまったので、今はプランターの水切りに利用しています。とってもGoodです!











2012年7月9日月曜日

Let them Grow アレコレ

まだ、梅雨はあけていないんです。今年は、トマトに灰色カビ病とテントウムシダマシが発生して手こずらされてます。無農薬栽培なので、病害虫よけに苦土石灰やお酢を葉っぱにまくと、一時的におとなしくなりますが、雨が降れば流れてしまうので、病害虫の広がりと防除のいたちごっこが続いています。

勝手に生えてきて実ったカボチャ1号は、15cmほどまで大きくなりました。
いつもなら管理業者の方が除草剤をまく時期なのですが、「あ〜、これなら食べられるよ〜。ここはクスリ撒かないでおくからね。」

と、言ってくださいました。


ラッキ〜! でも、いらない雑草は、ちゃんとむしってキチンとキレイにしようと思います。


そんなこんなで、カボチャ2号もスクスクと肥大しています。土のコンディションがいいのかもしれません。



咲き終わったばかりの雌花です。


勝手にてできたカボチャは2本ありますが、こっちのプラントは、ちょっと弱いみたいで、雌花が咲いて受粉させても、2〜3日で、黄色く腐っちゃいます。


土壌環境は、全く同じ条件なんですが・・・







蒸し暑い梅雨の時期、キヌヒカリもスクスク育ちはじめました。トマトたちの葉っぱに撒いてる苦土石灰が風にあおられて、たまにキヌヒカリにかかってしまいますが、それはそれで病害虫の予防になってるみたいです。















キヌヒカリを育てているペール缶のなかでは、なんとボーフラが大量発生しています。クーラーがない作業場では、窓を開けっ放しにせねばならないのでこれは死活問題です。

蚊よけになる「サザンウッド」というハーブを急いでGETしました・・・が、


羽休めの場所を探す蚊たちが、このサザンウッドのまわりをプンプンと飛び回っているのを見てしまい、ショックを受けました。












室内で植物を管理するのが、かなり憂うつな時期です。今年の早春、ある日突然めばえた「鳥羽玉サボテン」です。半年以上たっても、まだ5mmにもなりません。
多肉の多くは、発芽したての小さい頃には、ゼッタイ水を切らしてはならないとのことで、超音波タイプのミスト加湿器のミストを当てて管理してます。















同じく、ミスト加湿器のちかくで管理している「ジャガランダ」という観葉植物です。先月に、水切れさせてしまって、ほとんどの葉っぱが落ちてしまいました。
枯れてゆく観葉植物ほど、せつなく見えるものはありません。なにせ観賞しても、自分の至らなさを見せつけられるばかりで、ちっとも楽しくないのですから。

「ジャガランダ」という観葉植物は、ものすごいイキオイで水切れに弱く、一旦水切れを起こさせてしまったら、今まで一度も復活できたことはありませんでした・・・


毎日スプレーしようが、水やりを多めにしようが、鉢ごと水に浸けておこうが、持ち直したかとおもったら、ちょっとしたスキでとどめを刺されたかのように枯れていってしまいました。


たぶんですが、水切れに弱い観葉植物は、葉っぱがしおれるまで水分がなくなると、根っこが傷んで水分を吸いあげられなくなるんだと思いました。なので、いくら土に水をあげても枯れていってしまうんだと思いました。


なので、今回はしおれた葉っぱに加湿ミストをず〜っと当てていたら、一ヶ月たって、やっと新芽が展開してきました!
ということで、水を切らして観葉植物がしおれてしまって、水をあげても葉っぱがもとにもどらなかったら、葉っぱが緑色のうちに、ミストをあててあげたらいいかもしれません。空気が乾燥する冬場は、閉め切った部屋でも、問題は起きないと思いますが、夏場は、過剰な湿度でカビが生えたりして逆効果になることがあるので、風通しのよい場所でミストをあててあげたらGOODかもしれません。

2011年10月17日月曜日

トマトとイチゴ、植えかえました。

↓前回、ゴーヤと紹介してしまった、肉厚でゲンキな双葉たちは・・・

実は、スイカでした。失礼しました。

頂き物のスイカを食べた後、土に還しておいたら、捨てたスイカのタネから、ぞろぞろと発芽してました。おどろいて、写真を撮っておいたのをゴーヤと間違えました。

←これが、


グリーンカーテンのゴーヤが地面に落ちて、

勝手にでてきてるゴーヤです。

そして、スイカたちも負けてません。

もうこんな一人前の葉っぱがでてきてます。

しかし、なにぶんF2品種なので、冬を越せてもオイシいスイカにはならない運命です。









さてさて、1ヶ月前にこんなにチビッコだったトマトたちは、といえば・・・














もうこんなにでかくなって、第一花房(だいいちかぼう)もつきはじめました。
花が咲きすすみすぎると、根っこはあんまし伸びなくなるので、早いとこ植えかえておかねば!!!  ということで、ココ培地とポッティング・ミックス培土はいっせいに植えかえたところです。














あかねっ娘たちも、ひとまわり大きなポットに植えかえました。















昨年は、イチゴもトマトも、花がたくさん咲いて実がなった後に大きなポットへと植えかえてしまって、思ったより根っこが伸びなかったという失敗をしました。















魔法のように根っこがぐんぐん伸びてくれるのは、やっぱし生長期だけのようなので、

ココ培地やポッティングミックスなどの有機培土の場合は、ひとつめの花が開花する頃までに、大きなポットへと植えかえしておかなくは、いけなかったんだ

と、思い知った次第です。

2011年9月26日月曜日

台風がつれてきた秋

先週の台風は、雨量こそ少なかったものの、

ものすごい強風で、街路樹の木が倒れたり、


送電線が切れたりと、結構な破壊力でした。









せっかくのシルバーウィークも、あっちこっちのメンテナンスで大変だったご家庭も多かったようです。
週末のホームセンターには、風で飛ばされてしまった波板やらベニヤ板やらを買い込んでらっさる方でごった返していました。


台風が通り過ぎたあとは、一気に涼しくなってもう秋の気配が満ち満ちています。今年の夏は、短かったような長かったような・・・。
















ムシたちにも、秋は訪れているようです。






















今年は、クズの花があちらこちらで、ほんとによく咲いていました。

マメ科のクズには、こんな種子がつきます。

来年この種子たちは「グリーン・モンスター」という名にふさわしく、空き地と見れば、どこもかしこもクズだらけにしてくれるのでしょう。






台風をのりきったカスケードホップは、今年2回目の収穫時期となりました。







先日の台風で、とうとうゴーヤのグリーン・カーテンを強制終了させられたというご家庭も少なくないのではないでしょうか。
アリンコたちも、ごちそうが減りつつあって寂しがっていると思います。









しかし今年はおかげさまで、×ンザリするほどゴーヤを食べました。植えたゴーヤは「在来種」なので、破裂したゴーヤから穫れたタネは、来年撒くことができます。

台風で落下してしまった完熟ゴーヤからは、なんとタネが発芽してました。

ゴーヤのタネは発芽しにくくて苦労された人も多いと思いますが、タネが乾燥しきらないうちなら、どうやらカンタンに発芽してくれるようです。

でも今発芽されても、とっても困りますよね。

招かれざるお客さまたちも、ふえてきてます。

ホップには「ドクガ」がいました。















そして大事な大事な大事なバラたちには、

チュウレンバチの幼虫のご一行様が登場です。

ほかにもシャクトリムシもご健在だし、バッタも葉っぱを食べてしまいます。秋のバラシーズンのために、とにかく毎日、目を皿のようにして幼虫たちを撃退せねばなりません。

幼虫の駆除に夢中になっていたら、ハエトリグモが、こっちをがん見してました。かわえぇ・・・

ハエトリグモは、チュウレンバチやシャクトリムシなどの幼虫も捕食するそうです。

心づよい助っ人ですが、なにしろ幼虫が多すぎてたぶん間に合いません。





夏の終わりとともに植物も昆虫も、来年の命へのバトンタッチが始まっています。

2011年9月5日月曜日

グリーンカーテン崩落とホップ収穫

まずは、台風12号の影響で深刻な災害にあわれてしまった地域の方々に、心よりお見舞い申し上げます。

私の住む川崎では、雨こそはたくさん降らず、風か強く晴れたり曇ったりのムシ暑い週末でした。数年前のゲリラ豪雨で近所のガケが大きく崩れたことがあったので心配してましたが、大きな被害はでませんでしたが・・・
しかし、はっっっと気付けば、「ゴーヤのグリーンカーテン崩落」してました。原因は、はっきりしています。実ったゴーヤの収穫をさぼり全体が重くなりすぎていたので、金具が強風に耐えられなかったのです。









軽いホップのグリーンカーテンは、なんともありません。
ゴーヤのツルを大幅に間引くことにしまた。

「来年のグリーンカーテンは、ゴーヤはやめて絶対ホップだけにしよう」と、心に固く誓いつつ・・・



ふと見れば、カスケードのホップもたわわわわわわに実っています。
ついでにホップの収穫もすませてしまうことにしました。地道に手摘みです。
ホップの花のことを日本では「毬花=きゅうか/まりばな」、欧米では、ホップコーン(Hop Cone)、またはホップ・ペレットに対してリーフホップ(Leaf Hop)と呼ぶようです。




カスケードは香りがよいアロマホップですが、手で摘んでいくと、おどろくほど柑橘系のスキッとしたよい香りがします。顔をつっこんでしまいたくなるほどでした。

今年は地植えして一年目なので、たくさんは穫れませんでした。2年目から徐々にたくさん花をつけるようになるそうなので、来年に期待です。「来年のグリーン・カーテンは、ぜったいホップだけにしよう」と、再度ココロに誓います。


















ホップコーンのどアップです。黄色いツブツブが「ルプリン」というアロマ成分です。

ホップのアロマは「テルペン類」という芳香物質で、「メバロン酸経路」という反応の中で作られるそうで、

ものすごくバックリ言うと、「主に光合成でつくられたデンプン」を複雑に反応させていくプロセスのひとつなので、花や果実の香りを引き出すには、光合成量を多くしたり、新陳代謝を活発にする「有機酸」を補ってあげたりが第一歩のようです。





こっちは「チヌーク・ホップ」というビターホップです。カスケードとちがって、苦みの成分がつよいホップです。















チヌーク・ホップの根元です。

カスケードの根元は、ハムシにたべられてスカスカ・ボロボロでしたが、チヌークの根元の葉っぱは、そんなにやられてません。やっぱしアロマホップのほうが、食べられやすいのかもしれません。







そういえば今年の2月、底冷えのする寒い頃に、室内で保管していた鉢植えの「カイコガネ」という日本種ホップのリゾーム(Rhyzome=地下茎)をマンマとネズミに奪われたことがあります。植物は冬期に、根っこが凍ってしまわないように、細胞の糖分濃度を高くして寒さから身を守ります。食べるものが乏しい冬期に、腹ペコなネズミは、試しにかじってみたホップの根っこが甘かった!!! なんてことがあったのかもしれません。





秋の気配がしてからというもの、カスケードには新たに花が咲き始めました。咲き始めの頃の花は、その姿からか「毛花/けばな」というそうです。寒さに強いホップは、秋が深まる頃までコマメに追肥していけば、花が咲きつづけ収穫ができるそうです。




さて、収穫を終えたホップたちは、ただいまドライボックスで、大事に大事に乾燥中です・・・

2011年8月26日金曜日

グリーン・カーテンが、もっとも引かれた夏

電力不足最大の危機が訪れた今年の夏、節電対策に「ゴーヤのグリーン・カーテン」をトライされたご家庭では、ディナータイムには、お子たちから「え〜! またゴーヤ???」という声が、そろそろ聞こえてくるような気がします。















なかばわざと、うっかり収穫時期を見逃して、


こんな風に登熟しすぎて破裂しちまった黄色いゴーヤの実も、あちらこちらで見かけるようになってきました。

ゴーヤにしてみたら「種子を落とすという最終任務成功」ということになるのかな、と思います。






ゴーヤの実から放たれたタネたちを包むベタベタの赤い表皮は、ご存知の通りフルーツのように、それはそれは甘くてオイシいので、アリンコたちのスイーツに。















後から後からおわりなく咲くゴーヤの雄花にも、いろんな昆虫たちが蜜をめあてにやってきてくれます。収穫する楽しみも格別ですが、毎日昆虫たちにアイサツする楽しみもふえますよね。


















これは窓辺のグリーン・カーテン、プランター栽培のホップ「CHINOOK/チヌーク」です。
ホップは宿根草なので、植えて一年目に実ったホップ・コーンは収穫量/サイズ/アロマともに、あまり期待できないとのことですが、それでも地獄のような西日をしっかり遮ってくれました。















そんなグリーン・カーテンをつたって、トイレの窓から入ってきてしまった「カマキリ」。


暑い日だったので、トイレのひんやりとした日陰を求めて入ってくる虫たちをねらっているようです。

夕方陽がおちた後は、しっかり窓の外の寝床へともどっていきました。







さて、来週の月曜日、29日は新月となります。新月をはさんだ前後一週間は、吸収よりも排出する機能が高まるそうです。デトックス効果が高くてキズのなおりが早く、動物であれば外科手術やダイエット、植物であれば挿し木や植えかえに向いてるんだそうです。