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2024年8月2日金曜日

チヌークホップのグリーンカーテン

毎年暑さにウンザリお疲れモードになっているこの時期、ついつい見過ごしがちなホップのグリーンカーテン。チヌークホップの毬花たちがタワワとなっていました。

猛暑と雨不足がかさなった去年は、夏バテにかまけて水やりをさぼってしまい立ち枯れ状態となってしまいましたが、今年は3日に一度のペースで水やりをおこないました。


風通しと日当たりに恵まれた地上4メートルあたりのホップの毬花はアロマが強く、みごとに玉伸びしてくれていました。






これから数週間おきに、暑さにまけずホップ収穫がつづきます。






2022年7月6日水曜日

酷暑で終了。2021年からの室内秋冬栽培

 梅雨明け宣言とともに、けたたましい猛暑でスタートした7月。

例年なら、「まだ梅雨明けないのかな」とボヤきはじめてもいない頃です。

まだ猛暑に慣れてもいないうちからの35℃超えの酷暑!

昨年の秋からスタートした室内栽培。電力効率が高く、比較的発熱量が少ないLEDすら暑苦しく感じ、いよいよ終了させることにしました。秋・冬・春・初夏栽培、と10ヶ月がんばってくれたミニトマトとジャンボピーマンにお別れです。ちなみにトマトは一年草ではなく、温度さえキープできれば冬を越して育ち続ける多年草です。



育てはじめて3年目の桃。大玉白鳳と大玉アカツキ。今年はやっとまともに収穫できました。

「桃・栗3年・・・」というのは本当ですね。とはいえ酷暑になったとたんに急速に完熟し、3つほどカラスに持っていかれました。



袋かけした「大玉アカツキ」は、ほどよく肥大し、ウットリするほどの水々しさ。「これは死ぬまで100コ食べたいウマさだ!」と大満足。木で完熟、穫れたての桃を一度食べてしまうと、これしか食べたくなくなります。





満開となったホワイトセージ。クマバチがブンブン蜜を吸いに来てくれています。

ハナアブや蜂など益虫を集めるために「蜜源植物」といわれる植物を植えておくと、益虫たちが害虫を食べてくれて、減農薬栽培に役立ちます。高くそびえて大量に咲くホワイトセージの花も、昆虫たちの蜜源になるようです。クマバチのおかげで晩夏には大量のホワイトセージの種子が採れると思います。



アーティチョークの花とならんで、モナルダの花が3色、咲きそろいました。手間いらず、植えっぱなしで、毎年勝手に咲いては増えてくれる宿根草ばかり植えてしまいます。モナルダの横では数年前にうっかり植えたアップルミントが、驚異の繁殖力でテリトリーを広げていますが、真夏に花を咲かせるアップルミントは、花の種類が少なくなる夏のあいだ、益虫たちにとって貴重な蜜源植物になるので、ジャマくさいところに生えてきたアップルミントだけ、ワシワシと抜くことにしています。


復活したオレガノ「ビューティー・ケント」が、美しい花を咲かせました。この植物も、枯れ腐ったと思ったら、いつのまにかモリモリと蘇ってくれる頼もしい宿根草です。真夏に葉が落ちて、ハリガネのような黒い茎だけ残って、みすぼらしい状態になったら、抜かずに枯れた茎だけをカットして根元を残しておきます。
翌年の春まで土をカラカラに乾かさない程度に水やりしてあげていれば、春のバラが咲く頃に根っこから、たくさんの新芽がでてきます。寄せ植えに使ったオレガノが枯れても、株元だけ残して春の花を植えれば、いつのまにかニギニギしく花房をつけてくれます。


オレガノによく似た花をつけるホップ。今年も高く高くツルを伸ばし、毬花をたくさんつけています。今年はチヌーク・ホップがとても元気にたくさんの花をつけました。





どうやら酷暑で絶好調なコンディションとなった「ウバタマ」。ひとつの株が花を咲かせました。SANlight LEDの初期モデル、M-30(販売終了)をひとつだけ使っていますが、多肉系はメチャメチャ生長がよくなります。



ウバタマもタネができると、いいなと思います。多肉は生長が遅く、一人前になるまで10年かかるのはザラです。しかし、栽培効率の高いLEDで育てれば、実生のウバタマも大きくなるのが早くなると確信しています。







2021年6月11日金曜日

ホップやブッドレア。初夏の開花シーズン

 ふと、風に乗ってどこからか花のよい香りが漂っています。

見上げると、ブッドレアが重たげな紫の花を咲かせはじめています。



ブッドレアは、別名「バタフライ・ブッシュ」と呼ばれるほどの蜜源植物です。




アーティチョークのツボミも、大きく肥大してきました。
おそらく食べずに、咲かせてしまうと思います。




緑地に自生するキイチゴは、放置しておくと葛や笹なみに一面に生い茂ってしまうので、定期的に抜いていますが、野良タヌキたちのために実をつけたキイチゴは残しています。

去年生まれた、このコダヌキのようです。






さて、今年はどの植物も、例年より早く花を咲かせていますが、
カスケードホップが、すでに毛花がではじめました。例年よりも早い気がします。





カスケード・ホップの毛花です。



「ミシマサイコ 」は、地植えにした株がもっとも大きく生長しています。



ささやかな花が咲きはじめました。ミシマサイコ は、発芽が難しかったのですが、いったん生長してしまえば、ちょっと土が乾いたくらいでもびくともせず、枯れる気がしないほど丈夫です。





去年落ちた種から咲いたヒマワリです。夏日の日差しがよく似合います。

ものすごい花粉の量です。
今年もたくさん種をつけて、来年勝手に育ってくれるといいなと思います。






「オオダマあかつき」と「オオダマはくほう」の実が大きく肥大してきました。
今年は摘果をさぼりました。しかし強風と水切れで、ほとんどの実が落ちてしまい、残った数少ない果実が、順調に肥大しています。



「きっとひとつの実しか、残らんだろう」と放置しておいたら、4つとも肥大してきてしまいました。桃の摘果は、いろいろと見極めが難しそうで、ついつい見て見ぬふりをしてしまいます。




2020年8月7日金曜日

立秋まで平気だったSANlight LED栽培と梅雨明け

やっと晴れました。梅雨明けです。太陽が顔を出したとたん、猛暑とともに、たまっていた仕事がたくさんたくさん戻ってきました。



まずは、なんといっても干せなかった梅どもの天日干し作業です。4日間くらい干しておきました。





そして、長雨でスッカリ香ばしくなったネコどもを風呂に入れました。お日様の下でスッカリ乾いたというのに、目を合わせてくれません。風呂に入れた後は、いつもこうです。


梅雨の間は、毎朝すがたを見せていたコジュケイ、最近はあの独特の鳴き声を耳にするだけです。



さて、8月7日今日は立秋とのことですが、秋らしさを感じさせるものは何ひとつないように思えるほど猛暑となった今日、2019年からの室内秋冬(しゅうとう)栽培がいまだ続いていることに、おどろいています。SANlight Q6W gen2 LED 245W と GoGro自動底面給水システムで育つミニトマトは、いまだ衰え知らずです。





まだまだおいしく、あまく実ります。












ミニトマトの新芽を摘んだり誘引するときに、髪が傷むんじゃないかと思うほど灼熱のランプ熱を放射してたHPSランプとちがい、SANlight Q6W gen2 LED 245Wの光は、ガーデナーがストレスなく植物のメンテナンスができます。


LEDの熱放射が少ないのは、ご存知の通り、従来の照明よりもはるかに効率よく、電力を光エネルギーに変換できるからなのですが、可視光線全てのエリアを放射するSANlight LED M30の光は、栽培難易度が高い多肉の育成効果も大きいと感じています。

2mmくらいの大きさで届いたブルゲリたち、最近は毎朝水をスプレーしてSANlight LED M30に当ててピチピチと育っています。 2週間ほどたち、4mmくらいになりました。






今年のカスケードホップたちは、実った毬花がいよいよ玉延びしはじめました。実は忙しさをいいわけに、肥料をきちんとあげるのを忘れていましたが、肥料が足りなければ自分で根っこを伸ばして取りに行く、プランター栽培では決して味わえない「勝手に育つ感」が地植えのいちばんの魅力です。そこかしこでホップの毬花がタワワに肥大しています。


咲きはじめたばかりの毛花と収穫まぢかの毬花。
そろそろ2回目の収穫タイミングです。




理不尽なほど長い梅雨があけてもなお、コロナ禍はつづきます。
「海行きたい V.S. ステイホーム」の板バサミな今年の夏は、
このダンスを習得して過ごすことに決めました。




2020年6月19日金曜日

虫たちとの攻防と横浜線沿いのホップ栽培

梅雨です。今日は気温も20℃前後の肌寒い雨の日です。

こんな日にやっておきたいことといえば、カキガラ石灰をバラやらホップやら家庭菜園の野菜どもに撒いて 病虫害の予防+カルシウム補充ではないでしょうか。

6月の土壌は雨降りでチッ素が多くなっているので カルシウムが足りなくなると 軟弱に育ちやすく病気や害虫も出やすくなります。
https://desktopfarmer.blogspot.com/2013/06/blog-post_21.html




さて、順調に育っていたゴールデン・バンタムコーンやホワイトセージたちは、現在カメムシ・パラダイスと化しています。身の回りにある食材で、カメムシを追い払うなら、なっつっても「ブラック・ペッパー」がよ〜く効きます。







トウモロコシにはオスとメスの穂先に、ホワイトセージはすべてのトップ(生長点)にバッサバッサと振りかけておけば、カメムシどもは翌日キレイさっぱり姿を消します(あくまで個人の感想です。タタミ2畳栽培エリアに、ほぼ1ボトル使いました)。








久々に咲いてくれたホワイトセージの花。次はいつ見られることになるのかわからないので写真を撮りまくりました。ホワイトセージの花は遠目で見ると白、接写すると青いんですねぇ! 知りませんでした。







フェンネルの巨大な黄色い花々は、アリンコたちに大人気です。「テントウムシと仲良く蜜を吸っているのかな? テントウムシって蜜吸う?」と思っていたら、アリンコとテントウムシの共通の目的は、どうやらフェンネルの花にわいた「アブラムシ」のようです。










石灰、ブラックペッパー、そして益虫テントウムシ・・・これらを駆使してもヤラレました。プロテアのツボミがアオムシに食われてしまいました。






幸いなことに無事なツボミがまだ数多くあるので、大きくなりつつあるツボミたちを雨に当てすぎないよう、気をつけて見ていこうと思います。








鉢植えのクチナシが花を咲かせてくれました。







さてさて、以前ホップ の根茎をお分けした方から、とてもウレシイメールをいただきました。横浜線の線路沿いのスペースにお植えいただいたホップ (たしかセンテニアルでした)が、今年で3年目になるそうです。自治会の方が借り受けて活用なさっているということで、地元の方々にも好評だそうです。








「あのころ通勤に使っていた、あの横浜線の電車から、育っているホップを見られる時代になったんだ・・・」ホップ は強いので、植えてしまえばどこでも育つのかもしれませんが、感慨深いものがあります。







こちらは同じ地区の自治会館でグリーンカーテンとしてお育てになってらっしゃるそうです。 ゴーヤよりも早い時期からツルを伸ばしてくれるので、6月の真夏日にも間に合いそうです。





「ホップ の葉っぱが、害虫に食われてボロボロに・・・」たびたび耳にするお悩みです。

私の経験では、5月くらいから展開しはじめた根元に近い若い葉っぱにハムシやハダニがつきやすいと感じてます。








ホップの害虫対策ですが・・・私は何もしてません。あるとすれば、冒頭でご紹介したカキガラ石灰です。6月から7月に雨の日が続くときは、バッサバッサ葉っぱに撒いておいてます。そうすれば固形肥料などの追肥をしたとき、チッ素過多になるのを防いで大きく元気に育ってくれると感じていますし、1.5m以上伸びたあたりから、虫食いの被害がほとんど見られなくなるので、何もしていません(正解かどうかわかりませんが・・・)。

ただ毬花を収穫するときに、マルカメムシなどが少しついてることがあるので、手で取り除きながら収穫しています。