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2024年5月31日金曜日

キング・プロテアの開花とブルベリーの収穫


 


育てはじめてから今年で3年目のキング・プロテア。今年は主茎が3本になりツボミも3つつきました。一本の茎からはひとつの花しか咲きません。そして生長がとてもおそい植物なので、一年に一本しか茎が増えません・・・いまのところ。


サザンハイブッシュ系のブルーベリーの果実が熟しはじめました。ブルーベリーの果実は、ひとつひとつ甘く熟すタイミングが違うので色づいた実をすべて収穫してしまうと、まだスッパイ果実もあります。触ると簡単にポロッと取れる果実は甘く熟していますが、ひっぱらないと取れない果実は未完熟です。





バラの開花ピークが終われば、次はアジサイの開花シーズンです。毎年咲くたびに花色に見惚れてしまうハイドロランジア「アムステルダム」。秋色アジサイになる品種です。かれこれ3年以上たいした手入れも植えかえもしていませんが、たまに肥料を与えるだけで見事に咲いてくれます。




本当にアジサイが大好きなのですが植える場所がもうないので、これ以上増やさないためにも「最優秀賞受賞のアジサイ」だの「殿堂アジサイ」だの「新品種アジサイ」だの「日本人育種家のアジサイ」などのキーワードを検索しないことにしました。ということで「はじめて育てるならレアで個性的なアジサイ」と思うマダムは、このキーワードで画像検索することをお勧めします。

2024年3月28日木曜日

春の庭とバラの新芽

3月ももうおわりです。例年より早く咲くと思われていた桜でしたが、寒い日がつづいた3月のせいで開花宣言はまだ出ていません。なにかと慌ただしい4月に入ると月日の流れが一気に加速し、気がつけば夏が来て、秋が過ぎ、そして年末・・・なんてことを毎年思っている気がします。

庭のウッドデッキの一部がシロアリにやられてしまったので、これを機にウッドデッキをすべて撤去することにしました。シロアリの被害があった木材をはがしてみると、食害されてフワフワになった箇所で大小の黒アリが何種類か冬越ししていて、シロアリの姿はどこにもありませんでした。黒アリとシロアリは好む環境がかぶっているので黒アリがシロアリを追い出してくれて結果的に家が守られる、という話は本当だったんだなと感動しました。黒アリを駆除せずにいてよかったな、と思いました。


ローダンセマムは一年中見ていたいほど大好きな花です。水切れに弱いのでハンギングや鉢で寄せ植えにすると5月に枯らしてしまう失敗が多く、かといって地植えにすると水切れの失敗はへらせますが、草丈が低く高温多湿に弱いので、他の植物がワラワラ伸びる季節にあっという間に行方不明になり、梅雨の時期に消滅します。ということで、いまが一番見栄えがする時期なのです。



満開になったバラよりも、赤い新芽が伸びているバラの方が何倍もワクワクするのは私だけでしょうか? バラの花は咲いてしまえば散るだけですが、バラの新芽には、これからどんな花がどれだけ咲いてくれるのかという希望と可能性を強く感じるからです。



バラにありがちな失敗のひとつが水切れです。せっかくツボミが上がってきた頃に夏日がやってきて水切れを起こしたバラの葉がすべて落ちてしまった・・・という失敗も経験しました。
かといって水もちの良いプラ鉢にすると根があまり伸びない、咲かない、という負のループパターンもありがちです。



ガーデニング好きなマダムならよくご存知の「OLLA」。スペイン語で「陶器」という意味ですが、なみなみと水をためたテラコッタのツボを土中に埋めて、まわりの土にじわじわと染み出させる水やり方法で、スペイン入植者がアメリカ大陸に導入した自動かん水手法です。水切れを起こしやすいバラの鉢で試さない手はありません。ひとまずOLLAポットをGETする前に、テラコッタ製の支柱カバーをひっくり返して水を溜め、かん水能力をテストしています。



住宅街でガーデニングを楽しむとき大切なルールのひとつが、ご近所への配慮です。築年数がうん十年の戸建てなんかになると、庭木の枝が塀を超えてオトナリの大迷惑に・・・ということがありますが、住宅密集エリアではシンボルツリーを植えられるスペースはおろか、土がない住宅が多いですね。プライバシー保護の目隠しにガッツリした生垣を植栽するのは難しいので、やはり鉢植えが重宝します。オリーブの鉢植えは人気が高いのですが、ガッツリ肥料を与えて実を収穫しょうとすると、ハマキ虫が全ての穂先を食ってしまいやがることもありがちです。



ということで目隠し植栽には、ドドナエア・プルプレアがおすすめです。15cm足らずの苗が1年で1m近くに生長するうえ、病害虫もほぼでることがなく、しかも一年中葉が落ちないので目線をしっかり遮ってれます。なんなら冬には葉が紅葉するので、花が少ない季節の庭を彩ってくれます。放置しておくと、枝がどんどん密になるので、じゃまくさく感じた時に枝をバツバツと剪定してもへっちゃらなので、見通しと草丈をほどよく保つこともできます。



ブルーベリーのつぼみがひらきはじめ、ハナアブたちが集まってくるようになりました。
ウッドデッキを撤収したスペースに花々を植栽した庭には、ヤマバトだのメジロがやってきて、プープー、ピーピーさえずります。


新入りのクロネコの朝は、野鳥たちへのクラッキングからスタートします。
シャムトラ兄猫は、そんなクロネコに影響を受けて最近クラッキングが上達しています。






 

2022年6月22日水曜日

初夏の実りと収穫

昨年秋からの室内栽培ミニトマトたちは、「もうイラネー!」と罰当たりな気持ちになるほど、どんどん収穫できます。そしてこの頃になると、草丈が伸びすぎたせいで、きちんと誘引しててもボサボサに見えます。




今年もサザンハイブッシュ系ブルーベリーが、たくさん実をつけました・・・となると、完熟した実をねらって鳥たちが襲来しますので、防鳥ネットをかけました。



ブルーベリーに張ったネットに入り込んだハナアブやシジミチョウが、出られなくなったところを待ちかまえている益虫のハナグモ。入れ食い状態です。


ブルーベリーの果実は、同じ房に実っても完熟するタイミングがバラバラです。
手でさわってみて、ポロッと取れた果実が食べごろで、ものすごく甘くなっています。




益虫つながりで、軒先に巣をつくったアシナガバチ。春先からずっと観察していましたが、女王蜂は、ひとりでひたすら巣をつくりエサを運び、健気にがんばっていました。しかし先日、スズメバチの襲来にあい、巣ごと消え去ってしまいました・・・残念!



5月に雨の日が多かったおかげで、水切れを起こす失敗もせずにすみ、大玉白桃と黄桃が、順調に大きくなってきました。近づくと、桃のよい香りが漂います。




桃たちの横で、じゃまくさいほど高くそびえて咲くホワイトセージ の花茎です。
桃に水やりをするときに、背中や肩がホワイトセージにちょっと触れただけで、一日中香りが残るほど、強烈なアロマを放っています。


見た目は地味ですが、すばらしい香りがします。気分をリフレッシュしたいときに、手で花房や葉っぱにシュルッと触れて香りを嗅ぐと、自然に口元がほころびます。

 

ふと気がつけば、とっくに梅雨入り。シティーライン・シリーズ「アムステルダム」が鮮やかに咲きそろいました。秋色アジサイになる品種が好きで、そればかり集めてしまうものの、秋色に変化する前に、来年の花つきを気にして、つい花を剪定してしまうんですよネェ〜。花好きなマダムの、あるある、だと思います。




宿根草のアーティチョークが大きく育ち花をつけました。アーティチョークは、花が咲き終わると地上部が腐れて枯れてしまいます。いつ植えたのか忘れてしまった株が、無事に年を越して大きく育ちました。植えっぱなしでもキチンと咲いてくれることが宿根草の大きな魅力です。




グリーンカーテンのカスケードホップ、毛花がつきはじめました。



日々お茶がらを捨てているせいで、どこまでも支柱がささるほど柔らかくなっている土のところに、今年株分けしたホップの根茎を植えてみましたが、親株のホップたちよりも毛花をたくさんつけました。植えて一年目のホップ根茎でも、根が張りやすい土壌に植えると、生長がめちゃめちゃ早くなることを再確認。




「もしかしたら一人前に育つかな?」と何年か前に、自然薯(じねんじょ)のムカゴをテキトーにポンポン投げてみたら、毎年ツルを伸ばすようになりました。

放置しておいたら、自然薯栽培に詳しいご近所さまが、いつのまにか枝打ちをしていないササダケを何本か支柱に立ててくれていました。「ササダケを支柱にするときは、わざと枝を落とさないほうが、ツルがよくからんで誘引しやすいですよ。」「その手があったか! 目からウロコですね!」と貴重なガーデニングハック情報をいただき感謝しました。




先月5月。関東に激しい雨がふった翌日に、宮ヶ瀬ダムに足を伸ばしたところ、ダムの下から過剰にたまった水をものすごい勢いで放流してしました。



水しぶきで景色が白くかすむ橋まで近づいてみると、ダブルどこからトリプルの虹がかかっていました。





いつもはチョロチョロと糸のように細く流れる滝も、見応えのある大滝に。



ダムから下ったところにある「愛川第2発電所」は、さらに絶景な眺めに。




この発電所のすぐ横の岩場の立ち入り禁止エリアで、ルリビタキの親鳥が、3羽のひな鳥たちの飛行訓練を見守っていました。来園者が立ち入らず、見通しもよいので、きっと安心・安全に巣づくりができる穴場なのだろうと思いました。





2021年6月18日金曜日

大きく実ったブルーベリーとCANNA NTK Episode2 Season1

 このブルーベリーは、サザンハイブッシュ種です。



実った果実は、一円玉大ほども肥大しました。

食べてみると、これがまた本当にオイシイ!



もう10年ほども前に、とあるファーマーズマーケットで売られていたブルーベリーの、あまりのオイシサに感動し、自分で育てはじめたのですが、 今年ようやく、あの時のオイシサを思い出させるクオリティーに実りました。



地植えのエリンジュームが花を咲かせてくれました。 エリンジュームは、神秘的な青から紫色の花を咲かせるアザミ科の宿根草です。





さらにパープルカラーつながりで、地植えのラベンダーもたくさん花を咲かせています。  エリンジュームとラベンダーは蒸れに弱いので、プランターに植えると6月の梅雨でダメにしてしまうことも多かったのです。





蒸れにも水切れにも弱い宿根草たちを昨年から水はけの良い斜面に地植えにしたところ2年目の今年は、勝手によく育ち、たくさん花をつけてくれています。  肥料をたくさん施肥するかわりに、クローバーとヘアリーベッチなど花も楽しめる緑肥を撒いています。




今年は、早春から暖かい日が多かったおかげで、害虫が本格的に動き出す前に草花が活動し始めました。どこのお宅でも花がよく咲いているのではないでしょうか?



さて、CANNA NTK エピソード2は、培養液の作り方です。液体肥料は原液どうしを直接混ぜない、など基本中の基本を説明しています。













2021年4月23日金曜日

港北オープンガーデンと、ベリーの復活

 お天気のよい爽やかな日がつづいた今週は、初夏の陽気でした。

さて、先日すてきなご招待状を頂いて、港北のオープンガーデンを開催なさっているお庭をさっそく見学に伺いました。

会場へ向かう道すがら、横浜市指定有形文化財に指定されている「飯田家住宅」をはじめて目にしました。こちらのお宅には、名主御子孫の方が実際に住んでいらっしゃるので中は拝見できませんでしたが、背景のこの青く広い空!

この邸宅ができた頃の町の景色は、空が広くのどかだったのだろうな、でも道は舗装されていないから、雨でグシャグシャになって荷車の車輪がはまって右往左往したりして大変だったろうな、と思いました。



オープンガーデンを開催なさっているお宅に到着しました。



咲き誇る花々すべてが、春の訪れを歓迎しているかのような鮮やかな色彩が一面に広がって、まさに圧巻! ほぼすべてのお花は実生! 種まきからスタートなさったそうです!



計算され尽くされたコントラストが見事なボーダーガーデン。





最前列で花壇の足元をひきしめるイエローのモッコウバラは、例年より早く咲き揃ってしまったそうです。ホップ苗のご縁で、見学に伺わせていただきました。





さて、我が家で三年目を迎えた地植えのチヌーク・ホップです。
オープンガーデンに伺った方が活動なさっている「よこはま緑の推進団体」にも、このホップ の姉妹根茎を育てていただいています。






暖かい春のせいで、バラもホップも、活動スタートが早い今年ですが、庭に来るクマバチたちのおかげでラビットアイがたくさん受粉しました。




湿地帯でもよく育つブルーベリーは、ツツジ科です。
2年前に枯れてしまったティフブルーでしたが、トレイに水を貯める底面給水でテキトーに管理していたら、復活しました!






秋に赤い実が落ちて冬を越すと枯れると思い込んでいたとクランベリー。毎年株を買い直していました。自然界では湿原を覆うように自生するツツジ科ですが、鉢皿に水を貯めて放置していたら、見事に復活してきました。地上部が枯れ込んでいるように見えても、底面給水状態で管理していたら復活してくれるものなのですねぇ!





「クランベリー」といえば「the Cranberries」。お恥ずかしながら、 '94年に流行した映画主題歌のバンド、ぐらいしか認識がありませんでした。 アイルランド民謡を思わせる歌声のドロレスが、予想外の骨太で反骨精神の持ち主であったことを知り、感動しました。