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2024年4月12日金曜日

パプリカが色づけば本格的な春のスタート

 晴れた日にはTシャツ一枚で外を歩けるほど暑くなり、初夏を思わせる陽気となります。

そんな日がつづくようになれば、室内で冬超えしていたビカクシダを屋外に出せます。ハンギングバスケットに着床させたビカクシダは、毎年毎年、確実に個体を増やしつつ大きくなります。

室内栽培のライトを完全にLEDへ入れ替えなければ室温があっという間に30℃を超えてしまいます。パプリカどもは加温なしでもどんどん着色がすすみ、収穫量が消費量をうわまわります。



今年の桜は気がつけばやっと満開となり、雨がつづき、葉桜がすすみ、気がつけば見頃のピークを逃し、不完全燃焼が否めません。




今年の早春に地植えしたバラは、無事にたくさん新芽をあげてくれましたが、バラゾウムシが大量発生し、新芽とツボミがチリチリに。ハナグモさえ現れてくれれば解決するので農薬はまかずに、しばし耐えようと思います。食害されてダメになった芽も、開花は遅れるものの、また展開しはじめて花がつくはずです。



毎年勝手に生えてくるカラスノエンドウに大量に発生するアブラムシのすぐ近くで、テントウムシの幼虫を見つけました。



昨年の春と秋に植えた宿根草が、開花してくれました。



今年のキング・プロテアは、ふたつのツボミが上がりました。年を越すごとにツボミがひとつ増えるペースです。


2023年3月17日金曜日

咲きはじめた春の花々ととGoGroパプリカ栽培

 日中20℃を超える日に、青空のもと庭仕事をすると背中がジリジリと暑くなります。

まだ桜も満開になっていないのに、今年の春は気が早いようです。

 毎年、桃の花が咲き始めると、「そろそろダウンジャケットを洗ってしまうか・・・」と衣替えのスイッチが入ります。



寒波がきた冬の間も、シルバーリーフをデカデカと広げていたアーティーチョーク。今年はツボミをたくさん上げてくれそうです。



アネモネとハツコイソウのムーンバリモア。大好きな組み合わせです。


パンジーとビオラたちがモリモリと花数を増やしはじめました。



気温が高くなってくると一気に登熟スピードが早くなるパプリカども。



室内の温度が25℃を超えるようになると、培地が乾くサイクルか突然早まるので、「いつもの調子で様子を見てたら葉っぱがダランとしおれてた! 」なんてことは、この時期のアルアルです。週に一度の培養液補給の手間だけで、水切れの心配がない自動底面給水システム GoGroが本当に重宝します。





肥料切れを起こしていたプロテアたち。肥料が苦手な植物とはいえ、根の生長と吸収がもっともさかんな生長期なので、リン酸含有量が少ないTerra Vegaの培養液を与えたら、葉っぱがグングンと勢いを取り戻しました。




肥料を与えた後、一番みちがえるように元気になったのが「レペンスホワイト」。肥料切れを起こして生長がストップしていた時はレペンスの細長い葉先がすべて黄色くなっていましたが、肥料を与えた後は新葉がワッサワッサと展開し、青々とした大きな葉がノビノビと風に揺れています。


植物が元気に育ってくれる景色を眺めているとき、なんともいえない充実感というか満足感というか、平和な豊かさを感じられて日々の活力になります。



2022年4月8日金曜日

春のガーデニングで大活躍の益虫たち。そして今年の桜

 週明けに肌寒い日が続いたおかげで、今年の桜は長く咲いています。


満開になったソメイヨシノが空一面を淡いピンク色に染める景色を見るたびに、なんともいえない切なさを感じます。人生の節目となった、いくつかの春を思い出させるからでしょうか?


団地に咲く夜の桜並木は、濃厚な昭和くささを感じさせ、切なさをさらに倍増させます。



大玉白桃の花が満開になりました。鉢植えの果樹は肥効が高く、実がたくさんなるのですが、課題は真夏の水切れ。一度でも水切れさせて葉がしおれると、せっかく実った果実の多くが落ちてしまいます。今年こそ自動かん水システムを設置して、たくさんの桃を収穫したいものです。



その点、ツツジ科のブルーベリーは栽培の管理が本当に楽です。鉢植えにすると、ワンシーズンに二回収穫できます。最大の敵は野鳥たち。ブルーベリーの果実は、完熟するタイミングが一粒一粒ちがうので、一気に収穫することができません。どう見ても食べ頃に熟しているのに、口にしてみると「うわ、すっぺー!!!」ということがよくありますが、野鳥たちは甘く完熟したブルーベリーだけを選んで、ついばんでいきやがります。やつらはクチバシをさして味見をしてから、甘くなった果実だけを選んでいくのです。

今年もたくさんの花を咲かせてくれました。サザンハイブッシュの大玉品種が二種類ありますが、赤い花と白い花を咲かせています。



春を迎え、草木たちが活気をとりもどすと、虫たちもメキメキと活動をはじめます。

ホワイトセージ には、大量のアブラムシが発生しゴマ塩を大量に振りかけたような状態・・・



ところが、この翌週になると、アブラムシがきれい サ・ツ・パ・リ 消えてました。

ヒラタアブの幼虫が、アブラムシたちをスッカリたいらげてくれたのです。アブの幼虫は、マルマルと太っていました。ありがとう。


マルマルと肥えたヒラタアブの幼虫を捕獲するハナグモ。

厳しい寒さを乗り越えた生き物たちによって、食物連鎖のドラマが日々展開されています。



マメ科の雑草カラスノエンドウは、無農薬ガーデニングの強い味方です。空気中の約80%を占める気体のチッ素を 土中に固定して 肥料にしてくれる 根粒菌を増やすだけでなく、大量発生するアブラムシを捕食するために テントウムシの幼虫などの益虫をたくさん集めてくれる「バンカープランツ」として活躍してくれます。


幼虫がアブラムシをバリバリ食べる様子は非常にシュールですが、仲間が次々に食べられていても逃げもしないアブラムシたちは、さらにシュールです。



絶滅危惧種の薬草「ミシマサイコ 」が新芽をのばしはじめました。イネ科の雑草とまちがえられやすく抜かれてしまうことが多いのですが、ミシマサイコは葉を軽くにぎるとセリ科独特の青臭い香りがするので、区別できます。



庭木におすすめのカラーリーフ・プランツ、ドドナエア ・プルプレア 。スワッグづくりの素材としても優秀です。よく見てみると、ささやかでカワイイ花をたくさん咲かせていました。





四季を問わず収穫が楽しめる室内栽培の野菜たちですが、やはり外気の温度が上がると、収穫のペースも一気にスピードアップします。大量に収穫できたテッカテカ、ピッチピチのピーマンは、ひたすら細切りにして生のまま食べてもおいしいし、ひき肉と炒めたり、二つに割って肉詰めにするのがおすすめです。


収穫したミニトマトは、摘んだそばから食べてもおいしいですが、数日冷蔵庫で保管すると甘さが倍増して、まるでブドウのようなオイシサになります。



2022年3月18日金曜日

SANlight LED EVOシリーズとQ3W Gen2.で秋冬室内栽培。

 今週末には、東京で桜が開花するだろうとの予報が出ていますが、今日は雨降りの肌寒い日となりました。


毎年、桜の開花宣言が出される一週ほど前に咲く、わが家の梅です。拾った梅の木なので種類があやふやでしたが、3月に入ってから咲く晩咲きということと、白っぽい一重咲きという特徴から、杏と梅の交配種である豊後性の「そうめいのつき」ではないかと思っています。


育てはじめてから、かれこれ20年ちかく経ちますが主幹がまだ10cmほどで、梅の木としての貫禄は、あまりありません。梅は丈夫なので強剪定に耐えるのをいいことに、花芽がたくさんつきやすい枝をバッサリ切り落としてしまったり、変な時期に剪定してしまったりと、私が引起こしてきた人災をものともせず、たくさん花を咲かせてくれました。

斑入りのジンチョウゲ「前島」、咲き進むほどよい香りを放ちます。




室内で冬越しさせて、今年も開花してくれたコットンキャンディー。
チランジアが室内で咲くと「いよいよ冬も終わりだな」と感じます。



とにかく丈夫なローダンセマム。豊富な花色と上品な印象のシルバーリーフは、よせ植えの定番花として人気ですが、いっしょによせ植えた花たちが梅雨に蒸れくされても、ローダンセマムだけはグングン大きく育ち生き残ります。このようにして、ローダンセマムだけがゴージャスに育ったポットが、年々増えていくのです。


宿根草ですが、耐暑性が低く夏を越したことがないハナカンザシ。大好きな花のひとつです。耐寒性が低い植物は、簡易ビニールハウスや室内に取りこんで、ほぼ確実に冬越しに成功しますが、耐暑性が低い植物に対しては、どんなに気に入っていても夏は庭仕事へのモチベーションがマックスに下がるので、なす術も思いつかず枯れて消滅していく様子を見守ることになります。



12月に剪定した枝を挿したばかりなのに、もう芽が出てきたアジサイ「ごきげんよう」。




さて、3月に入って20℃を越す日もでてきたので、CMH315WからSANlight EVO4-100に変えました。刺激が強いLED光に慣れさせるために、40%ディミングからスタートです。40%減光出力ですら、こんなに明るい!


EVO4-100にしてから数日後、光を強くするために80%ディミングにすると、ジャンボピーマン「とんがりパワー」はますます肥大してきました。






左側のミニトマトは、SANlight Q3WL Gen.2 右側がSANlight EVO4-100です。
並べてみるとLEDモジュールの大きさ自体が、Gen2シリーズよりもEVOシリーズがかなり大きくなっていることがよくわかります。EVOシリーズのほうが、ムダのない光をより均一に栽培エリア全体へ拡散させることができます。




Qシリーズの色温度が3000K、EVOシリーズは3200Kとなり、EVOシリーズは白色がやや強くなりました。