「どう見ても水苔よりも、CANNA COCO培地の方が生長が早いよなぁ・・・よし、くらべてみよう!」
植え替えてから約15時間後の今朝、水苔よりもCANNA COCO培地に植え替えたリドレイたちの葉の方が、少しふわっと広がっているように見えます。これから、どれだけ差が出るのか、じっくり観察します。
毎年この季節に色づくコキアを見るたびに「やっぱり春に種を蒔いておけばよかった! あーキレイだな!」と思います。
「どう見ても水苔よりも、CANNA COCO培地の方が生長が早いよなぁ・・・よし、くらべてみよう!」
ようやく秋晴れがつづくようになりました。今年の夏は、来る日も来る日も、あまりにも雨が降ったので、花たちに毎日かかさず水やりをする、という夏から秋のマスト・ルーティンをすっかり忘れていた今日この頃です。
チヌーク・ホップの収穫をしました。こんなにも毬花がいくつもくっついた奇形花を初めて見ました。
栽培専用LEDライトでアロカシアとビカクシダを管理するようになってから、皆様ぐんぐん育つようになったので、60W出力(120Wを50%に調光)のLEDライトを50cm下に下げて、ライト直下の一番高い葉面位置で、PPFD 約206 µmol/m²/sの光強度にしました。ライトから50cm直下のPPFDは 約206µmol/m²/s、同じ位置で50cm左右ずらした位置のPPFDが約158µmol/m²/sです。色温度は光合成効率の高い暖色系の白です。暖色系の白は、植物を鑑賞するにはあまり向きませんが、一番よく育つ色だと実感しています。
高性能な植物栽培用LEDライトは、壁面にあたって反射する光も考慮し、グロウスペース全体に光がバランスよくいきわたるように設計されています。
LEDチップから放射される光がどう拡散するかは、LEDチップを保護するする光学レンズやLEDチップの配置で決まります。たとえば光学レンズを装着している場合は、一般的な栽培用白色系LEDの場合、約120°の広い配光角を持つものが多いです。一次レンズには効率よく光を拡散させて消費電力を抑える役割もあります。
さらに一次レンズを二次レンズで覆うように装着するLEDは、光の進行方向や広がり方を制御し、照射対象に効率よく光を届けるよう設計されていることがあります。この二次レンズには90°〜150°など、さまざまな配光角の製品がありますが、120°以上の広角になると、広範囲をカバーできるように思えて、実際には光が栽培エリア外に飛んでしまいムダになる光量子が増えやすいと言われています。
LEDライトの配光バランスの良し悪しを視覚的に確認する方法のひとつが、植物を置いた状態で床面の明るさや、植物の影の出方を見てみることです。配光バランスが良く、さまざまな方向から光が届く環境では、植物の葉が重なっていても影が比較的薄くなり、床面にも光が届きやすくなります。つまり下の葉にもまんべんなく光がとどき、株全体の葉が均一にバランスよく生長して、横枝の花や果実も大きくなるということです。(ただし、床面の明るさはあくまで目安です。実際の光の均一性は植物の葉面におけるPPFD分布を計測することが確実です。)
暖色系の白、3400Kの色補正をするとこんな感じです。培地が軽くなったら、ハイドロポニック肥料の薄めの培養液をたっぷりと与えています。
植物育成LEDライトとハイドロポニック肥料でアロカシアやビカクシダを育てると、根がよく動いて増えるので生長スピードが加速します。まだ小さいうちは、最適な気温と湿度環境で、PPFDが100〜200 µmol/m²/sのあいだでよく育つようです。

来る日も来る日も雨、あめ、雨です。
長雨のせいだからだと思うのですが、国道の中央分離帯では、飛んできたこぼれ種が発芽して、大きく育ったランタナだのバーベナだのが生き生きと花を咲かせていました。歩道のアスファルトのスキマから芽生えたトウモロコシは、3つの実が大きくなっていました。ましてや畑と道路をくぎる生垣には、キュウリのツルが畑を抜け出して、まるでクズのように大きく長く伸びていました。
例年であれば、とっくに水切れで枯れていたと思われる場所で、思いがけず野菜や花が育っているのをたくさん目にしました。
さて、アロカシアたちとビカクシダたちのハイドロポニカリー栽培が面白いほどよく育つので、LEDライトを30Wから120Wにチェンジしました。常温時でもPPF効率が>3μmol/Jほどにもなる脅威の高効率タイプの育成LEDなので90cm距離を保ち、さらにディムで光出力を50%に弱め120Wから60Wにしています。
やっとヴェノムらしくなってきました。このヴェノムはCANNA COCOのラインナップで育ていますが自作の培養土よりも生長が早いです。
ヤシガラを粉砕して作られたココ培地は土ではありません。ココピート、ココ・コイアなどいろいろな名称で流通していて価格にも幅がありますが、安価なココ培地には浜辺の砂が付着していることが多く、そうとう水洗いしないと塩害で葉が茶色く焼けることが多々あります。そのようなココ培地は、水をたっぷりと張ったバケツで洗浄してみるとわかります。すすぎの時にバケツの底に砂が残ることがよくあります。
CANNA COCO培地は、海水をきちんと洗浄したのち清潔なコンクリートの上で最適な期間熟成して繊維を適度にやわらかくします。その後の生産ロットごとにバッファリング剤を調合し、カルシウムとマグネシウムで保肥性を復活させます。雑菌や雑草が混入する心配がないため、蒸気殺菌もしていないので、低EC値で清潔で発芽や挿し木用の培地にも使うことができるうえに、昨今の酷暑でも分解されにくく、約一年間はココ繊維特有の多孔質構造が保たれ、保水性と通気性が長くつづきます。
独特の赤い銅色の新葉がでてきたクプレア。成熟すると、葉が人の顔よりも大きくなり、草丈も置き場に困るほど大きくなるんですね。まだまだ幼苗です。
ビカクシダは、リドレイがグングンと育つ感が強かったのですが、200WLEDにチェンジしたらウイリンキーOMGの貯水葉が立ち上がってきました。シルバーリーフの品種は強い光が得意ではないと思ってましたが、きちんと反応を見ながら光強度を段階的に強くすると、思ったより早く生長してくれそうです。
曇りがちな1日でしたが、夕暮れ時にすばらしい虹が出ました。何か、とってもいいことがありそうです。
さて、サトイモ科の観葉植物ほど、昭和の時代からインテリア・プランツとして貢献してきた植物はないのでしょうか? サトイモ科は、とにかく耐陰性がつよく、たやすく増やすことができ、葉が長持ちして美しい・・・
昭和の頃からなじみぶかいサトイモ科といえば「ポトス」や「モンステラ」、植物園に足を運ぶようになってから、この2名は恐ろしく巨大化することを知りました。平成の頃から都内のオサレな園芸店で圧倒的な存在感を放っていた根上りのクッカバラやセロームもサトイモ科ですが、セロームを育てていて知ったのは、南関東では屋外で越冬できることでした。寒さで葉が落ちても5月ごろにはほぼ復活します。
そして世界的に空前の園芸ブームがつづき、ますます個性的な植物をもとめるようになった令和の現在、マニアを中心にサトイモ科のアロカシアの人気が高まっています。 半年ほど前に小さなプラグ苗を入手して育てているアロカシアたち。ヴェノム、バンビーノ、クプレア、テレタビーズ、サンデリアナがいます。
ほんの1週間ほど前からフルスペクトラムLEDの30WとCANNA COCO培地+ベース肥料で管理するようになりました。ハイドロポニカリーな栽培(養液栽培)です。
修正なしのフルスペクトラムのLED光はHPSランプににたオレンジ色ですが、青、黄緑、緑、赤色の波長を90°アングルで放射します。LEDは放射領域も大切ですが、LEDレンズの放射角度が90°であることも、とても大切です。120°の放射角度では光量子が広い範囲に拡散しすぎるため、90°と比較すると葉が受け取る光量子が少なくなり光合成効率が落ちるからです。
見やすい色調に編集した画像です。たった1週間でほぼすべての株に新葉があがってきました。
2名のヴェノムにも新しい葉が上がってきました。培養液の濃度は水道水のEC値含めて幼苗で上限0.6mS/cm、中苗で0.8〜1.0mS/cm、成熟した苗で上限が1.2mS/cmほどだそうです。微量要素を含めて必須肥料要素すべてがふくまれたハイドロポニック肥料の生長後期レシピが適しているようです。
そしてアロカシアと同じ環境で育てているのが、先週到着したビカクシダのドワーフたち。ハイドロポニックの培養液を与えています。
先週到着した頃のドワーフたち。