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2015年11月6日金曜日

ポートランド・フェスティバル2015

先月の末、青山で開催されていた「Portland Festival 2015」を、のぞかせていただきました。














〜 創造的な都市として、食の楽園として、様々に表現されるアメリカオレゴン州の都市ポートランド。
そこでは豊かな暮らしを当たり前のように送っている人々の姿があります。

人と人との交わり、アートや文化への好奇心、DIYの精神。ゆるやかな様でいて、確かな芯のある彼らの心に通ずるものは何でしょうか。

今回は「URBAN OUTDOOR」というキーワードそれを考えたいと思います。都市も自然のつながりの中に存在しているもの。食べものは一番身近な自然としてそれを教えてくれます。

ファーマーズマーケットと同時開催するPortland Festivalが、ポートランドと東京をつなぐブリッジとなり、双方の街がより面白くなる一助になれば幸いです。 〜


とのことで、当日の会場には、その趣旨のとおりヒップスター感とクラフト感あふれる小粋な空間がひろがっていました。

都市のオープンエアで楽しむ「農」と「音」。
まさにアーバン・フォークライフ・・・といった感じでしょうか?




































国内外ブルワリー、ワイナリーも参加なさってました。強烈なホップのアロマと苦味がたまらない「IPA」はクラフトビールの代名詞的な存在です。会場のどこにレンズを向けてもオサレに撮れるのが、さすがの演出力。







































そして、安定のフワフワ空間を奏でてくれるデュオ「jan and naomi」も参加なすってました・・・

















ということで、世界人口が70億人を超えた現代。
情報化と所得格差化が、なぜか同時進行してしまうという先進国で、自然回帰へ向かう人々のライフスタイルには、減らない豊かさと未来への希望を感じました。


2012年6月18日月曜日

植物との会話

レデボウリア・ビオラセラという多肉が、育ててから、はじめて花を咲かせました。


ユリ科のレデボウリア属の植物だそうです。









たった5ミリほどしかない、紫色のちいさな花を咲かせます。


室内でそだててないと、多分見逃してしまうほどの、ささやかな花です。












さて、先日ついうっかり幻の絶版品「プラントーン」をGETしてしまいました。プラントーンとは、植物にセンサーをつけると、光と音で植物の感情が表現されるという、それはそれはマニアックなおもちゃでした。


人や動物と同じように、植物も感情の動きによって微弱な電流を発しているので、植物が発する電流を計測すれば、どんなときに植物が動揺したり、喜んだりするのかが分かる・・・という発見をしたのが、元CIA嘘発見機専門家のバクスターさんでした。


それから月日が経ち、この日本では、植物が発する電流を音楽にしちまえ!_という小粋なアート「プラントロン」が銅金さんによってつくられ、MACを介して植物が奏でる音楽は、今もなお、多くの人々の心を魅了しています。
http://pieceuniqueproject.com/project/03radioactiveplantron/03radioactiveplantron.html





植物と真剣にコミュニケーションを試みた偉大なプラントマニアたちの功績のナガレの中で、おそらく誕生したに決まってる「プラントーン」というオモチャ。植物の葉っぱや茎に、ふたつのセンサーをはさむと、流れる電流に応じて音と光を奏でるという仕組みで、さっそく根グサらせかけて、ミゴト復活してくださったモンステラで試してみました。葉っぱをプラントーンのセンサーで、やさしくはさんでみると・・・「ピロロピロロピロロロロロ・・・」と、「未知との遭遇」チックなサウンドが流れはじめます。




















手当り次第に植物たちにプラントーンを付けてみると、すべて「ピロピロピロピロロロロロロ」と絶好調で反応してくれます。


















「植物たちはきっと、せっせと世話をしている私を認識しているにちがいない! 」とウキウキしているつかの間・・・センサーのひとつが、ステンレス製ラックをはさんでいることに気がつきました。

エレクタにくっつけても「ピロロピロロ・・・」と鳴りつづけていたプラントーンをみて、短い夢から覚めた日でした。




( それでも、プラントーンを取りつけていて、反応が全くない時に、葉に触れたり水やりをすると、急に音が鳴るので、植物の反応は、キチンと見ることができます。)



2011年8月19日金曜日

夏だ! ビールだ! オクトーバーフェスト!!!

「あつ〜い〜! あつすぎる〜!!!」と、うっかり夏バテしているスキに、「芝オクトーバーフェスト2011」が昨日からはじまりました!!!

http://oktober-fest.jp/shiba2011/
http://www.oktober-fest.jp/index.html











出店ビール一覧はこちらです。
http://oktober-fest.jp/shiba2011/beer_list.html
ラガーにエール、大人テイストのポーターまで、もう目移りしそうな品揃えです。私が大好きな酵母のコクミがたまらないヴァイツェンは、便秘でお悩みの女性にちょ〜おススメです。(翌日トイレでびっくり!)


「オクトーバーフェスト」は、もともとは独国ミュンヘンで開催されるお祭りだそうで、市内6つのブリュワリーが、こぞって自慢のビール屋台を出店する世界一のビール祭りなんだそうです。わっしょ〜い!!!

ここ日本でも、ドイツとの国交記念に日比谷公園でオクトーバーフェストが始まったそうですが、年を重ねるごとに開催地がふえ、今年からはストリート・ムーヴメントの発信地、代々木公園でも開催され始めました。ビールの出荷量は年々減少しているとのことですが、本物ビールのニーズは高まってきてるようですね。

日比谷オクトーバーフェストの会場の様子をみると、そりゃあもう陽気なビール好きたちが「飲めや! 踊れや!」の大騒ぎです。ちなみに只今開催中の「芝オクトーバーフェスト」は、夜遅く22:00まで開催してくれているので、お仕事帰りにもうっかりと立ち寄れるかと思います。




今週末は雨降りになりそうですが、空いてるかもしれない・・・ということで是非いってみようと思ってます。

このブログのテーマ「植物」から、完全にはなれてしまいそうなので、言い訳がてらに うちのホップたちの様子をのせておきます。

・・・ということで、

イッヒ・リーベン・ドヒッチランド!!!
(ドイツ大好き!!!)

2011年3月4日金曜日

植物たちのタクミな「ニンゲン操縦法」その2


さて、週をまたいでのつつぎです。植物がもつ奥ぶか〜い知性とパワーと魅力にうっかりとハマり、ムーブメントとしてアートとして植物とかかわる方々の活動でっす。


Book:4


「ON GUERRILLA GARDENING 」
by 
(英語です。)












植物のもつポジティブなパワーと,イリーガル???なゲリラ行為をミックスさせたオサレでナイスなアイデアです。歩道のちょっとした植えこみスペースに「ゴミや吸い殻を捨てずに、お花を植えちゃう! 」この啓発に満ちたポジティブなゲリラ行為は、日本でも有名で実際に「 ゲリラ・ガーデニング  」活動をしてる方々もいらっさいますね。














植物が「感情として」ビジャクな電気を発している・・・ということは今ではよく知られていますが、発見したのは1960年代の米国CIAで、「ウソ発見器」として「ポリグラフ」という機械のつかい方をオマワリさんたちに教える仕事をしていた「クリーヴ・バクスター」さんです。

ワタシはまだ読んだことないので、バクスターさんに興味があるヒトは、こちらをドーゾ。








バクスターさんは、事務所にあった植物に、ある日気まぐれからウソ発見器の電極をつなげたら、ニンゲンとおなじように感情としての電気を発していた・・・ことを偶然に見つけてしまったわけですが、「 偶然 は 必然 」バクスターさんはきっと、植物のタクミな「ニンゲン操縦計画」にたまたま抜擢されて、無意識にあやつられ、うっかりと電極を葉っぱにつけさせられたにチガイありません。その証拠に、そのできごと以来彼にとって植物との会話は、ライフワークになってくのです。

その後1992年銅金さんは、当時のMACの「マセマテカ」というソフトを使って,植物が発する電気を音楽に変換する「プラントロン」というシステムをおつくりになりました。

「プラントロン」を体験したヒトの多くは、植物の感情を音で聴いたあとは、すぐさまおウチへ帰って、自分の植物たちへ「今までの非礼のお詫び」をしたくなるんだそうです。



「プラントロン」が現代アートとして、大きな注目を浴びたおかげで「植物にも感情がある」という価値観が当たり前に浸透していったんだと思います。

その後、某メーカーから発売された「プラントーン」は、バクスターさんや銅金さんのように、植物の葉っぱに電極をつなげると、植物の声が「音」として聴こえるよ!というハイパーなオモチャでした。
ザンネンながらもう製造終了ですが、根強い人気があるみたいで、オークションなんかでは、ナカナカなお値段で取引きされることもあります。タマに新古品を見つけると、思わず手が出そうになります。

そんなワタシも,思いっきり「植物にあらつられている」んだと思います・・・みずからすすんで、なんですけど。




2010年12月20日月曜日

Farm Aid 2010

かなりイマサラ感がつのりますが、今年で25周年をむかえた「Farm Aid コンサート2010」の様子です。
Farm Aid とは、米国カントリー歌手のウィリー・ネルソンさんが、地産地消な酪農に従事してらっしゃる小規模農家をサポートしようと25年前にはじめられた活動です。


スティーヴン・タイラーのお肌がピッチピチすぎるのがボトックスっぽくて気になるところですが、そこは永遠の不良ジジィ、スティーヴン・タイラーだから許せる気もします。それにウィリー・ネルソンとの共演は、Farm Aid ならでは・・・




ウィリー・ネルソンともコラボしてるノラ・ジョーンズも・・・


Farm Aid 25周年のコンサートの様子は、その他にもイロイロとYouTubeチャンネルで見られます。

世界では、年間4500億lbs(=2億トン)の殺虫剤が使用されているそうで、それに伴う土壌汚染もますます深刻化していますよ、というメッセージビデオです。ちなみに、日本の農薬使用量は世界のトップに入ってしまいます。




食糧自給率128%の米国では今、「S 510 the Food Safety and Modernization Act 食品安全近代化法案」という法案の可決をめぐって大きな物議をよんでいます。11月30日に上議院を通過したものの今週末までには「多分廃案になるね」という流れだったんですが、昨日の夜になって、マタマタむくむくと復活しちゃった!!!という奇想天外な展開となってます。この「S 501 Food Safety」は最終的にイロイロと修正を加えられて、オバマ大統領にハンコ押してもらえば成立となるそうですが、簡単にいえば、でっかいファクトリー・ファームしか、品種改良も含めて農作物を開発・栽培できなくなるってことらしいです。小規模農家が野菜を売りたい場合は、毎年お金を払って免許を更新しないといけないってことで、まさにFarm Aidの活動を逆ナデするような法律のようです。

「S 501 Food Safety」は、流通している食品の衛生化をレベルアップして食中毒などの健康被害から国民を守るっつーことがネライだそうですが、「無菌の食べ物」が安心だという考え方も、ちょっとコワすぎのような気がします。なにしろ、畑で病害虫がまん延するイチバンの原因は「病害虫を食べたり抑えてくれる昆虫や有用菌が、殺虫剤で激減して食物連鎖のバランスが崩れること」も大きいそうなんですねー。

2010年9月14日火曜日

FARM AID こんなカンジ。

安心・安全なヤサイやミルクやお肉を日々提供してくれる小規模農家のキビシい現実を、音楽のチカラで、アツく・タノしく・ねばり強くサポートしていこう!! という米国のFARM AID。今年で25年目だそうです。




今日は他人様のフンドシをお借りして、過去開催されたFARM AIDのライブの様子をピックアップしてみました・・・

まずはこの人、FARM AIDの発起人「ウィリー・ネルソン」です。



25年、この活動を共に支えてきた「ニール・ヤング」の昨年のライブでの「Homegrown」と'98年のPhishとのコラボの様子です。HomegrownというキーワードはFARM AIDを象徴する「地産地消」という意味もこめられています。








そしてFARM AIDのライブ会場は、こんなカンジ・・・くるくるくるくる自由でタノシそうです。

2010年9月3日金曜日

Farm Aid 25 : Growing Hope for America

「あついあついあついあつい!」とダレてるまに、今年のFarm Aid コンサート情報がと〜っくにアップされてました。












1985年にウイリー・ネルソン、ニール・ヤング。ジョン・メレンキャンプによってスタートしたFarm Aidコンサートは、今年で25周年をむかえるそうで、今年は10月2日ミルウォーキーで開催されます。

25年ですか・・・過ぎてしまえばあっという間かもしれませんが、なにかを継続させる努力というのは、並大抵ではないと思います。これまでのプロセスの写真はこちらで見られるそうです。
http://www.flickr.com/photos/farmaid/

Farm Aid設立の目的は、「 大企業が大きな資本力で広大な敷地やオートマティックなシステムをつかって、効率のよさやコスト削減ばかりを重視した作物や畜産を生産する「Factory Farm」化のせいで、地域に根ざしてコツコツと安心・安全な野菜やお肉を育んできた小規模農家が、危機的な状況に追いやられてしまった現実を「音楽のチカラ」でなんとか打破しよう! 」というものでした。

野菜やお肉などの食材の生産が大量に安くつくれる「Factory Farm=大規模農場」は、そのメリットのおかげで投資が集まる反面、化学肥料と薬剤の使いすぎによる土壌汚染や遺伝子組換え作物があたりまえになったりなど、安全面で不透明な部分が少なくないのも事実のようです。








Become a Farm Aid Member

今年のFarmAidのラインナップは・・・
Willie Nelson
Neil Young
John Mellencamp
Dave Matthews


Kenny Chesney
Norah Jones
Jason Mraz


Jeff Tweedy
Band of Horses
The BoDeans

Amos Lee
Robert Francis


となってます。ワタシとしては、せめてコンサート・ギアでもGETして、その気分にでも浸ろうかなっていうトコロです。


Farm Aid 25: Growing Hope for America Announcement Webcast Recording from Farm Aid on Vimeo.

2010年6月24日木曜日

Ben & Jerry でペットボトルを減らそう。

とびきりウマいアイスクリームが、1年分もらえるとしたら、

ウンウン、あきらめます。あきらめます。だって、もらえるのが「Ben & Jerry」のアイスクリームだし!! (HONDAインサイトも当たるかもだそうです。)


ということで、再利用可能なボトルなんかといっしょにうつったアナタの写真をアップロードして応募できるのは、ザンネンながら米国国民だけなんですが、「Green Music Group」というアーティストたちが非営利で活動している環境問題解決への取り組みは、今回で6回目だそうです。



で、今回はグラミー賞受賞経験ももつ女性のブルースシンガー「ボニー・レイット」が中心となって呼びかけてます。ものすごく意訳すると・・・

「野生動物の生態系に深刻なダメージをあたえつづけている、使い捨てのプラスチック容器を使うことをちょっぴり立ち止まって考えてみない? ペットボトルは便利だけど、たった一度だけの使用のために、どれだけ環境を破壊することになっているのか・・・」

7月4日は米国の独立記念日ということで、それに合わせて「使い捨てプラスチック容器は、使いまセーン!!」宣言もしようよ、とのことです。

この動画を見ると、たしかにペットボトルを見る目が変わってしまいます。



いろんな環境問題を音楽のチカラで解決しよう!!というGreen Music Groupのメンバーには、ボニー・レイット、デイブ・マシューズ・バンド、リンキン・パーク、マルーン5、シェリル・クロウ、そして「 Farm Aid 」でおなじみのウィリー・ネルソンなどなど、そうそうたるアーティストたちが参加してます。

そして、日本から撤退してしまったことが残念でしかたがない「Ben & Jerry」ですが、年に一度社員全員がパジャマで出社するパジャマ・デーがあったりと、とってもユニークな社風でも有名です。創設者のBenさんとJerryさんは、大の音楽好きでアイスクリームのフレーバーには、「Cherry Garcia」か、「PhishFood」などなど、おおっ!と、どストライクなファンには、たまりませんっ!

なにより、ここのアイスクリームはホントにおいしかったのに・・・

この会社は原料の安全性にもこだわっていて、Farm Aidとおなじように家族経営の小規模酪農家の牛乳を使用しているそうです。「 rBGHというホルモン剤をつかって乳牛の生長を不自然に速めることは、とても安全とはいえません。」とのことです。ホルモン剤なんて使ってるんですねー、ちょっとコワイ。

こういったアーティストたちの活動は、日本でも最近ふえてきました。やっぱり音楽のチカラは偉大ですよね。

2009年12月25日金曜日

〜FARM AID〜ウィリー・ネルソンからの手紙

毎年クリスマスが近づく頃になると、さまざまな慈善団体からの募金の呼びかけがありますね。今年もアメリカの農業支援活動団体
「 FARM AID 」の主催者ウィリー・ネルソンからのメールが届きました。

" かれこれ24年前、私はこの国の家族経営農家の人々が大変にきびしい経営状態に直面し奮闘している現実を知り「FARM AID」を立ち上げました。

ジョン・メレンキャンプ、ニール・ヤング、ディヴ・マシューズがこの活動に賛同し、ともに家族経営農家への支援を支えてきてくれました。














FARM AIDをはじめた1985年以来、小規模農家にとって厳しい現実はいまも変わりありませんが、今日にいたるまで我々はかれらへの緊急援助、資金援助、心のこもったエールを送りつづけています。

安全でおいしい食材にあふれたテーブルをかこめる毎日は、かれら農民の献身的なハードワークによって支えられています。彼らはヘルシーでおいしい食材をつくり続けるために土壌を安全に保ち続けてくれています。しかし、今年はとくに小規模農家に人々にとって厳しい一年でした。資金の貸し渋り、農作物価格の下落とコスト高、洪水や干ばつなど自然災害による不作、彼らはつねに多くの不安材料と隣りあわせでありながら、政府の援助の矛先は大きな経済効果を生みだす大企業にしか向いていません。
いまこそ私たちが立ち上がるときです。
あなたがたの心のこもった援助は、困っているファミリー農家に直接届けられます。

昨年われわれとサポーターたちは米農務省に、ファミリー農家や酪農家たちをさらに困窮に追いやる「ファクトリー・ファーム」大規模農場経営への資金貸し付け援助をやめて自然災害で被害を被ったファミリー農家を救済するよう要請しました。”
・・・・ 省略 ・・・

Stay Strong and Positive,
Willie Nelson





食料自給率128%を誇るアメリカで、このような草の根的な農業支援活動が、しかもミュージシャン達によって24年間も続けられていることはすごいことですね。



日本は現在、食料自給率40%でじょじょに上がってきてはいます。
昨年農水省が「 植物工場 」への資金援助を提案しました。しかし、たとえば閉店が相次ぎ「 シャッター街 」と化してしまった商店街の店舗を「 植物工場 」として活用しようとしても農地として扱われないので税金が安くなったりはしませんし、規模的には農水省の資金援助対象外となってしまいます。
一方、日本各地で問題となっている「 荒廃農地 」は大規模な海外企業が大きな資本で買い取り「 ファクトリーファーム 」化しているというニュースを見ました。大規模な農地は、生産性最優先とコスト削減のために環境に負荷がかかることが少なくありません。

でもネガティブな現実ばかりではありません。日本でも安全でおいしい農作物が生産者さんとお話ししながら購入できる「 Farmer's Market」という草の根的な活動がはじまってます。毎週末に渋谷を中心に農産物の直売マーケットが開かれています。

一歩一歩、地道な積みかさねが、なによりも大切ですよね。