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2021年7月2日金曜日

挿し木取りと、NTK 失敗しない水やりのルール: Ep4 Season1

 月並みですが、2021年も折り返しをすぎ7月になりました。

梅雨シーズンまっただ中、湿気っぽい空気が味方をしてくれる「挿し木取り」をしました。


枝を切る前に、挿し木取りに必要なモノすべてを洗って並べておきます。

挿し木取りの培地は、「PLANT!T ルーティング・スポンジ」。

発根後に、どんな培地にも植えられる便利さも魅力ですが、とにかく発根がはやく、しかもたくさん根がでます。水温20℃前後、「CANNA START(1000倍希釈からスタート)、Rhizotonic、Superthrive」の培養液にPLANT!T ルーティング・スポンジを浸して、よく含ませておきます。






セルトレーにセットしたPLANT!T ルーティング・スポンジの中央の穴に、「ROOT!T ジェル」を注入しておきます。

カットしたトマトの横枝を間髪入れずにスポンジに挿し・・・を繰り返します。

挿し木取りの作業で、絶対にNGなのは「まとめて横枝をカットして、ザバッと放置しておいて、まとめてスポンジに挿していく」、ということは決してやってはなりません。なぜならカットした枝がすぐ弱ったり感染してしまいます。カットしたら直ちに培地にセットしていくようにしましょう。



約一週間後、たくさん発根したので、CANNA TERRA Professional培土に定植しました。




CANNA NTK 失敗しない水やりのルール: Ep4 Season1です。
CANNA COCO培地CANNA TERRA Professional培土など、固形有機培地で失敗しない水やりの基本ルールについて、です。






2020年8月25日火曜日

2020年夏ホップの収穫と斑入りアジサイの挿し木など。


 やっと雨が降って涼しくなった今週の日曜日、その前日にあわててカスケードホップを収穫しました。 それにしてもものすごい雨でした・・・







梅雨があけて8月に入ってから、土がどんどん乾くようになってしまったので、2〜3日に一度培養液をたっぷりと与えていたところ、毬花がどんどん大きくなりました。大きく肥大する毬花を横目で見ながら、なかなか収穫できずにいたジレンマから、ようやく解放された気分です。







梅雨が開けて以来、Xソ暑い日が続いているあいだに本気モードでグングン大きく育ったパパイヤの木。耐寒性なのですが、もし果実が実ってくれたら青パパイヤの段階で収穫してソムタムやシリシリのサラダにしようと思います。






ほんの数ヶ月前は、こんなに小さかったパパイヤでした。







ご近所様から枝を分けていただいた挿木苗の斑入りアジサイも、6月からこんなに大きく育ちました。









みごとな花がついた鉢植えのアジサイをGETするたびに、幾度となく枝をカットして水に差して挿し木を取ろうとしましたが、ほんの3〜4日で発根するなんてことは一度もありませんでした。








鉢植えのアジサイの枝が発根しにくい理由は、明確です。
養分豊富な鉢植えのアジサイは、花がみごとなかわりに、プラントの枝葉にチッ素が多く含まれすぎているので、炭素率(C/N比)が低く、発根する前に枝が腐りやすいのです。

ということで、挿し木を取りたいときは、
  • 3日間以上晴れが続いたあと、または日照時間(ランプ点灯時間)を長くする
  • 微量ミネラル活力剤「Truckin'」「CANNA FLUSH」「ROOT!Tカッティングミスト」、CO2と水だけの炭酸水など、チッ素の流転をうながす効果のある資材を与えたり、葉面散布して親株の炭素率を高くする。
  • チッ素が少ない部位となる根元に近い枝を利用することがポイントです。







たったワンコイン、10cm足らずの苗でGETしたレモン・ユーカリ。 一年中屋外で野ざらしですが、今年は2mの高さまで育ってしまいました。これから台風シーズンでもあるのでトップから50cmほどの位置で剪定して芯どめをしました。レモンユーカリという名前の通り、葉っぱはとても良い香りがします。レモンよりもレモングラスに近いアロマです。









15年以上も前に生まれて初めてGETしたバラ、ブラックティーローズは瀕死の状態なので復活させるべく、とある資材を先週からあたえはじめたところ、コンディションのよい葉っぱが展開しはじめました。資材の効果も楽しみなので、これからしっかりと見続けたいと思います。






ストレプトフィラが、はじめて花を咲かせました。思ったよりもささやかな開花ですが、とてもとてもうれしいです。


2020年6月10日水曜日

挿し木苗は早く大きく、野菜や果樹は多収穫に育つハイドロポニカリー栽培!

先週の土曜日は満月でしたので、去年の秋から栽培をスタートしたヒヨコ豆をとうとう収穫しました。
(ヒヨコ豆がおもしろいほど発芽するエアレーションによるプライミング処理)
https://desktopfarmer.blogspot.com/2019/11/2020.html

そしてついに「いつが食べごろなのか?」の答えも見つかりました。サヤがまだ青く、軽く指でつまんでみたとき豆が大きくなっていれば、塩茹でしただけでホクホク甘く香ばしく、おいしく食べられます。サヤが茶色くなったものは豆が固くなるので、この辺りの事情は「枝豆と大豆の関係と同じ扱いでよし」、と考えられそうです。






ご近所のインドレストランのご主人に、収穫したばかりのヒヨコ豆のレシピをお聞きしたところ「生タマネギをスライスして、塩、レモン汁、チリペッパーetc・・・とミックスするとオイシイよ! 豆? ゆでないよ、そのままでおいしいよ!」とのこと。カチュンバー的なものでしょうか。夏バテに効きそうです。


収穫したままのヒヨコ豆を撮影していると、母ネコが「キャットニップ かにゃ?」と様子を見にきました。







母ネコにつられた息子ネコもワクワクと登場しましたが、私の顔を見て「ゲッ! オマエいたのか!!! 」。 まさに今、換毛期のネコどもは 私に抱っこされてしまうとブラッシングされると理解しているので、すぐさま逃げられる体勢をとります。








そして翌日の日曜日は、気温も湿度もちょうどよく初秋のような心地よいお天気でしたので、草刈りをしました。すると地植えして2年目のエリンジウム・ビッグブルーが花を咲かせてくれていました。アザミの一種ですが、花だけでなく茎もあざやかな瑠璃色をしています。植えた去年は咲きませんでしたが、一足先に花が終わったクリムゾンクローバーとフラックスフラワーが土を耕してくれたのか、近くに植えた宿根草はみんな元気に育っていました。











緑肥にうもれていた西洋アジサイ「ディープ・パープル」も、地植えしたアジサイの中では一番はやく鮮やかな花がつきました。アジサイもバラとおなじく、育てているうちにどんどん別の色が欲しくなってしまうのが困るところ・・・








一方これは、ご近所さまに分けていただいたヤマアジサイの枝です。毎年こちらのお家の前を通るたびに、きれいな白い斑入りの葉を持つアジサイに見とれていましたが、先日室内栽培のトマトやらジャンボピーマンをお分けしたところ、「え? こんなのでいいの? 枝持ってって!」とバキッと折り取ってくださいました。






天にも登る気持ちで「根っこ出てくるの、いつになるかなぁ???」と花びんに挿しておいたら、ほんの1週間で発根してくれました。特製のポッティング・ミックス培土に植えかえ、培養液を与えるハイドロポニカリー栽培で 大切に大切に、そして またたく間に大きく育ててみせます。







このケニアローズは、切り花から挿し木にして発根させたあと、ココ培地とポッティング・ミックス培土1:1にミックスした培土に植え、培養液を与えてハイドロポニカリー栽培をしてきました。バラの新苗の一般的な管理方法では、一年目についた蕾はつみとって株を充実させたほうがよいのですが、ハイドロポニカリーな栽培方法で挿し木の管理をすると、卑劣といえるほど生長が早いのでツボミは取らず咲かせてみました。秋に大きな鉢に定植したあとは慣行栽培していこうと思います。








このバラは、こんなふうに去年の今頃 挿し木取りをしました :




それはそれは愛してやまないキング・プロテア「リトル・プリンス」。しかし日本では、栽培方法がまだあまり見つからないレア・プラントでもあります。ムチャな管理をしなければ、思ったより水が好き、肥料も好き、半日陰でもわりとヘーキそうです(ソーラーLEDスポットライトの補光をしてますが)。枯らすのを怖がりすぎると、「こんな肥料をあげたらどうかな?」という挑戦ができないので、思い切って4鉢に増やしました。







プロテアに花芽が上がってきました。何度も枯れ殺した結果、リン酸石灰や石灰は土に入れてはいけないとわかりました。しかしエプソム塩微生物資材は、こまめに与えた方がよく育ちます。また、週2回ほどを限度に、液体のリンカリ肥料開花ブースターを2000倍以上に希釈して葉ウラにスプレーするとツボミがたくさんあがることがよくわかりました。





また、土が乾いたタイミングで、ヨーグルトや納豆などの発酵食品容器をすすいだ水(50倍以上希釈)に、砂糖か米ぬかをほんのヒトつまみほど入れてたっぷり水やりすると根っこの生長が促進されると感じています。これからプロテアのツボミが大きくなりますが、何日も雨が続く時は簡易温室などに入れて雨除けしないと、せっかく咲く寸前のツボミがいじけてしまうことも学びました。







「 いくらキレイな花がたくさんあっても、腹はふくれないぞ! 」ということで、収穫を目的とした栽培ももちろん楽しんでおります。

人気が高くタネがなかなか見つからなくなってきた在来種「ゴールデンバンタム」、雄穂(ゆうずい、ゆうほ)が見えてきました。トウモロコシはトップから雄花が直立するように出穂(しゅっすい)し、葉っぱの付け根から わき芽のごとく雌穂(しすい)が現れて、受粉すると「トウモロコシ」に育ちます。ガーデニング好きなら誰でも知ってますよね!

おなじみハイドロポニックのスケジュールは、オランダの施設栽培者向けに開発された6Phaseをベースとして家庭菜園用にしたものなので、極早生から早生品種果実を短期で収穫する夏野菜全般にあてはまるよう開発されています。








白桃が大きくなってきました。もう袋がけをしなくてはならない時期だそうです。
桃の果樹も、GETした一年目はひたすらハイドロポニック肥料の培養液を与えて、根と地上部を充実させることに努めました。







耐寒性の高いパパイヤも植えてみました。青パパイヤでソムタムを作ることがゴールですが、3つの苗のうち、一株はダンゴムシに食い尽くされてしまいました。







せっかくGETした苗をひとつダメにしてしまい、ささくれた心を鎮めるために、スーパーマーケットのプライスダウンコーナーで見つけたパパイヤをおいしく召し上がった後、タネを撒いてみましたが・・・笑えるほど発芽しますね。
ちなみにパパイヤは、基本的に雌雄異株なので、オスメス両方あったほうがたくさん収穫できるとのことです。









 ということで、ハイドロポニック栽培用の肥料、活力剤は夏野菜の栽培だけでなく、果樹や花木、庭木の苗を確実に大きく早く成熟させるために1年間だけ使う、という活用方法もオススメです。苗のうちは有機培地に根を張らせておいた方が、のちのちに土壌や大きな鉢に定植するときスムーズですので、ココ栽培ポッティング・ミックス培土のどちらかを使った方がいいと思います。

2019年11月1日金曜日

2020年 ルナ・カレンダー と、種子エアレーションのプライミング処理


ハロウィーンも終わり、だんだんと「年末」という文字が
アタマをよぎることが多くなる11月となりました。 
今年も「タマ・プラントフード」のルナカレンダーを配布いたします。

来週11月5日より オンラインショップで、「タマ・プラントフード」製品、または、
10,000円以上お買い上げの方に差し上げております。







「 ひよこ豆の種まきは、今ごろがベスト・・・ 」こんなことを耳にしてしまったばっかりに、ハッと気がつけば、ついつい乾燥ひよこ豆をGETし、ついついバケツいっぱいに水を張り、エアレーションをいれてプライミング(発芽促進)処理を開始したのが、10月の16日のことでした。


















毎日水をとりかえながら、エアレーションをつづけること3日、ひよこ豆の芽(主根)が動き出しました。たっぷりと張った水にエアレーションすると、水が酸欠にならずタネが腐らないので、失敗しにくく発芽がそろいやすくなります。イージーイージー!



















週が明けた10月21日には、芽がながながと伸びたので、折れてしまう前に、バケツの水からひきあげ、レイズド・ベッドにセットしたポッティング・ミックス培土に蒔きました。ちなみに、ここでスプラウト豆として食べることもできます。



















そして、翌週の10月最終週には、このとおり。葉っぱが展開する前までは、ナメクジにいくつか喰われてしまいました。「ん? 撒いた豆が、ひとりでに動いてる!」とよく見れば、たいがいナメクジが豆に頭をつっこんで、お召し上がりになってる最中でした。































「また咲かせちまった・・・」収穫がおくれたパクチーが、花を咲かせはじめました。セリ科の花は、かすみ草のようにかわいらしく、大好きです。
























さて、猛暑にも負けず、2度の台風にも負けず元気に育っているホワイトセージです。種まきしたのは、去年の今頃だったと思います。 発芽後、植え替えるのがメンドーで、50Lのこのポットに、いくつものタネをじか播きしました。一年後のいま、6株のホワイトセージが同居しています。

























ホワイトセージを育てはじめてから、かれこれ10年以上。今回やっとわかったコツは、「地植え、ポット栽培を問わず、ホワイトセージは1株だけよりも、群生にして育てた方が根グサレしにくく、枯れない。」ということです。おそらくですが、ホワイトセージが一番根グサレを起こしやすい真夏の水やりの後、複数株で植えてあれば、コンディションの良い苗が水分をすぐ吸ってしまうので、夏バテしている株の根がムレにくくなり根グサレせずにすむのかなと、思います。

それにしても、なぜここまで意地になって、枯らしても枯らしても、ホワイトセージを育てつづけようとするのか???  スマッジングなど、もうとっくの昔にやることすら忘れているのに、枯れてしまうと「やべっ! 種まきしないと!」と思い込んでしまうのです。きっとこれが、かの有名な植物によるマインドコントロール症状なのでしょう。



そして今、私みずから進んでマインドコントロール下に置かれようとしている植物が、この「フペルジア」です。湿度が必要なシダの一種なので、何日も雨ふりが続いた今年の7月に、パーゴラの下に吊るして雨ざらしにしていたところ、なんと葉っぱがどんどん抜け落ちて行きました。「湿度と温度がじゅうぶんにある環境では、わざと葉を切り離して、増えようとするんだな」と気がつきましたので、抜けた葉っぱを拾い集めて挿し木にして増やしてみました。土や水苔に挿す前に、葉を乾かしてしまうとダメになってしまいますが、乾く前に土に挿して、なるべく毎日スプレーしていれば、ほぼ成功するようです。

2019年7月2日火曜日

キングプロテアの開花と室内栽培パプリカの収穫

梅雨らしいお天気がつづきます。 庭木への水やりをサボれる うれしさの反面、日々乾ききらない洗濯物と、そのストレスが日ごとにたまっていきます。

春に見えはじめたキング・プロテア「リトル・プリンス」のツボミが 次第に大きくなって来ました。1年間枯らすことなく大きく育ったことだけでも感動なのですが、花が咲くまでに至れた理由は、ひとえに過去に枯れ殺してきたプロテアたちの犠牲あってです。







開花に欠かせないPK肥料ですが、キングプロテアの根域にはNGなので、葉面スプレーで与えています。 去年の10月から、月に一度ほどのペーズで拡大培養してかたまりになったバグ・フロスタを ゴルフボール2つか3つほど、培土の表面におき腐葉土やバークをかぶせ、週に一度ほどは、家庭用精米機で出る米ぬかを 葉っぱや表土にパラパラかけています。
キング・プロテアをはじめブルーベリーなど酸性土が好きな植物には、粉末の硫黄をひとつまみ表土に置いています。雨降りが多いシーズンは月に一回ほど、それ以外は3ヶ月に一度ほどですが、いちいち培養液のpH値を弱酸性に調整する手間が省けるので便利です。







2年前に地植えしたCHINOOK HOPです。先週1度目の収穫ができました。 半日陰な条件ながら、毎年秋になると大量の落ち葉がつもって、土がフカフカになる場所に地植えしているので生長がとても早いです。








前回ご紹介した「アフリカン・ローズ」の挿し木苗が発根したので、1リットル程度のポットに植えかえました。  切りバラの枝を挿し木にしたのが5月24日。その後、発根したのが一ヶ月たらずの先週のことです。 成功率の低いバラの挿し木枝が、こんなに早く発根したのは、初めてのことです。







つるバラ「ラレーヌ・ヴィクトリア」の挿し木苗も、グングン育っています。 ノイバラなど日本の環境にあったバラを台木にして接木苗にしないと 立派なバラには育ちにくいと思うのですが、ノイバラを育てるスペースもないことですし、しばらくは鉢植えのまま育てていきます。







さて、そろそろ終わりが見えて来た室内栽培のパプリカです。グロウランプや栽培システムなどの栽培環境を変えたときに 育ち方や果実にどう影響をあたえるのかを把握するために、ミニトマトもパプリカもずっと同じ品種を育てています。









CMH315WGoGro自動底面吸水のコンビネーションで育てていますが、とにかく果実がでかくなります。 パプリカなど夏野菜に分類される植物は、気温が25℃以上になる5月以降になれば勝手に育って大きくなるのですが、今年は例年になく、大きな果実が実っています。







2019年6月14日金曜日

バラやフペルジアの挿し木

力強い美しさが目を引く、アフリカ産の切りバラが手に入りました。









花が終われば、土に還してしまうだけ・・・となってしまうことが、あまりにも惜しく思い、ついつい、ついつい挿し木にしてしまいました。 これが先月のことです。







トマトなど茎がやわらかな野菜に比べると バラの挿し木は 難易度が高いです。バラのカットした枝からは、根っこよりも芽が先に伸びはじめますが、この芽がぐんぐん大きくなるようであれば、だいたい成功します。 「腐らずに芽が伸びてるな、ほぼ成功だ!!!」と確信できるまで3週間かかりました。


















成功難易度の高い植物の 挿し木取りや株分けの成功率を 劇的にあげる秘訣は、培地と挿し木用活力剤です。 仕事がら、あらゆる挿し木用の培地を試してきましたが、ROOT!T ルーティング・スポンジ と ROOT!Tジェルのコンビネーションよりもすぐれた挿し木培地はありませんでした。ROOT!Tジェルは、切り口をバイキンや乾燥から守ります。そして、保水力が高いROOT!T ルーティング・スポンジ もまた 切り口の保護作用が高いうえに、いったん根がでてくると、その数と量、そして伸びるスピードがダントツに多くて早いのです。


















そして挿し木取りと、その後の管理には、これを使いました。枝をカットした時にはROOT!T ジェル、発根するまでの養分補給としての葉面スプレーには、ストレス緩和のスーパースライブと 発根促進活力剤フィッシュボーンです。








カットした枝の切り口に浸して使う ROOT!Tジェルをはじめとした発根剤は、断面の細胞壁を壊して、発根作用のあるホルモンを細胞内部へ届けます。 
























一方、まだ根が出ていない植物は、アミノ酸やビタミン、糖類などの養分を葉っぱからしか吸収できないので、葉面スプレーで与えます。詳しくは、以前の説明でどうぞ。



















一方、ツルツルと細い枝が伸びたこのバラは、つるバラの「ラレーヌ・ヴィクトリア」の挿し木です。3月ごろに整枝した枝をココ培地に挿したら、最近になって発根してくれました。 まだ成熟していないバラは、枝数が多すぎると、貧弱に育つので、弱い芽や枝を取りのぞきました。こうすると長く伸びた枝を充実させることができると思います。





































この挿し木のマザープラントである「ラレーヌ・ヴィクトリア」も、花が終わったので、弱い枝と根元のほうの葉っぱ、そして弱々しいツボミを きれいサッパリとり除き、根元から出たきたシュートをまっすぐ立つように誘引しました。 その翌日、次に咲くツボミがポワッと大きくなってました。


























最近とても気に入っている「フペルジア」は、シダの一種です。毎日スプレーするだけでも、みずみずしいグリーンが長持ちします。 半袖で過ごせる季節は、培地が乾いたら、葉っぱごとバケツの水にドボンと浸しますが、週に一度培養液をあげると、新芽の展開が早くなります。

























高い湿度が大好きなシダの一種だそうで、まだまだ珍しいハウスプランツの一種です。 天井からつるして飾れるうえ、葉っぱの寿命が長く、枯れた葉がハラハラと落ちて床を汚さないので、お風呂場やトイレをはじめ床面積が広くない部屋でも、生きているグリーンを楽しめるアーバンガーデニングに ぴったりな希少植物です。

フペルジアは耐寒性はあるようですが、はじめての冬越しは、部屋の天井から吊るしていました。 天井から植物を吊るすことができて、刺し跡が目立たない石膏ボード用のフックで、フペルジアをハンギングしていました。 このフックは、とてもとても便利でした。






このフペルジアですが、短めのフサをいくつか切り取って、ココ培地に挿して増やしています。 日々 水分を葉面スプレーしていますが、3日に一度はスーパースライブと発根促進活力剤フィッシュボーンにしています。 根っこが出るまでは、とにかく葉っぱと培地をカラカラに乾かしてしまわないよう気をつけています。

















フペルジアの葉挿しは、培地に挿して増やすほかに、ガラスの容器に水苔や生きた苔を培地にして挿しておく テラリウム的な飾り方が気に入ってます。 そのへんでホコリをかぶっているガラスビンや、テラリウムの器を再活用できますし、普通の植物なら 数日で黒く腐ってしまうガラスの中でも、シダ植物のフペルジアの葉っぱは、長く持ちます。 カットした葉っぱは、ガラスの中にまるっとしまっておく方が、乾燥しにくく見た目が美しいです。うまくいけば根っこがでます。 「部屋に植物を飾りたいけど、すぐ枯れちゃう。だからといってフェイクグリーンは いやだ! 」という人におすすめです。





















ちなみに、冬の間もずっと外に出しっぱなしだったビカクシダとグリーンネックレスは、葉っぱに傷みが出たものの、みごと冬越しができました。 耐寒性が低いものが多い観葉植物ですが、冬の間部屋に入れたくない、という人にはいいかもしれません。ただし日当たりがよくなかった場所に置いたものは、枯れました。

























今年の3月に、あまりのお買い得感に耐えられずGETしてしまったアジサイ「アムステルダム」。 届いた時は15cm足らずの草丈でしたが、ハイドロポニック用の肥料を与えていたら、みるみる花をつけました。


























ハイドロポニック用肥料の吸収性のよさは、ブルーベリーでも実感できます。



















2cmほどにも大きくなったブルーベリーの果実でしたが、先週の強風で半分以上が落ちてしまいました。地面に転がったブルーベリーの大きな果実を 悲しく見つめていると、セキレイが舞い降りて、ウレシそうに つつきはじめました。誰かの糧になれたということで、めでたしめでたし。でした。