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2024年12月24日火曜日

Advanced CalMagがあれば、Dutch FormulaでのCOCO栽培がワンランクアップ

3本で全ての生長サイクルをカバーできる3パート肥料のDutch Formulaは、高濃縮でリーズナブルなうえ、失敗が少ないビギナーフレンドリーなベース肥料です。

Dutch Formulaは、DWCシステム再循環システムなどのハイドロポニック・システム栽培に最適ですが、CANNA COCO培地栽培でも使う場合は、Advanced CalMagをプラスすると、植物がより元気に生長します。


ココ培地は一般的に、水やロックウールなどのハイドロポニック培地よりもカルシウムとマグネシウムが欠乏しやすいため、Dutch Formulaとカル・マグ活力剤 Advanced CalMagを一緒に与えると、植物は肥料をバランスよく吸収できるよりになるので、丈夫ですばやく生長するだけでなく、寒い時期に発生しやすいLEDの強いスポット光による葉緑素のダメージやカルシウム欠乏症を防ぎ、葉の細胞壁が厚くなるのでウドンコ病やハダニなどへの耐病性が高まります。



とはいえ「過ぎたるは、及ばざるがごとし」と言われるようにハイドロポニック・ビギナーが起こしやすい生長トラブルの原因の多くが「やりすぎ、与えすぎ」です。Advanced CalMagのベストな使用量は、使用する水の硬度で変わります。ということで使用している水道水のEC値を測定してみると 0.17(mS/cm) でした。


日本各地で水道水のEC値は変わります。お住まいの水道局でデータを確認するか、ECメーターで測ることをお勧めします。


EC値0.17の水道水1LにAdvanced CalMag を0.5ml (2,000倍希釈)を加えたところ、EC値が 0.42 に上昇して「ノーマルウォーター」のEC値にすることができました。


硬度や水質に大きなバラツキがある欧米では、ほとんどの肥料が「ノーマルウォーター」での使用を前提として製造されています。「ノーマルウォーター」とはEC値0.4~0.5の水のことで、そのEC値にあわせて各肥料成分が配合されます。

日本の水道水はEC値が平均で0.2前後の超軟水なので、Advanced CalMag 0.5ml (2,000倍希釈)加えると「ノーマルウォーター」にできます。


もちろん肥料メーカーによっては、製品を硬水専用、軟水専用に作り分けてくれていることもありますが、地質、地形、降水量など多くの要因で地域ごとに水質がまるでかわるため、昨今ではRO逆浸透膜フィルターでEC値をゼロにしたRO水を使うユーザーが増加しました。RO水とLED栽培が要因で、植物にカル・マグ欠乏症が出るケースが激増したことからAdvanced CalMag をはじめとしたカル・マグ活力剤のニーズが高まりました。


つぎに、EC値0.17の水道水1LにAdvanced CalMag を1ml (1,000倍希釈)を加えてみました。するとEC値は0.65 になりました。

ということで、Advanced CalMag の適量ですが、使用する水道水のEC値が0.2前後でしたら2,000倍希釈がおすすめ、

冬の低温環境でのLED栽培、粗悪なココ培地を使っている、などの要因で植物にカルマグ欠乏症がでてしまったときなど、とくにカルシウムとマグネシウムを多めに与えたい特別な理由がある時はAdvanced CalMag 1,000倍希釈がおすすめです。



2024年11月18日月曜日

スターティングポットの管理〜CANNA COCO培地への水やり管理〜

前回の「CANNA ROOTPLUGSからスターティングポットに植える」では、
Canna Coco培地のスターティングポットに、CANNA ルートプラグで発根させた大葉の挿し木苗を移植しました。それから約1週間たちました。Canna Coco培地の表面が乾き、さらに1Lサイズのスターティング・ポットの重さが400gほどになったので、植え込みから初めての水やりをします。



Canna Coco培地専用のベース肥料 Canna Coco A/B か、幼苗専用肥料のCanna Start、そして根の有機活力剤 CANNA Rhizotonicを希釈した培養液をつくります。 培養液のpH値は 5.5 〜 6.2 が許容範囲ですが、生長期は最適範囲のなかで一番低めのpH値にしてください。



幼苗専用肥料のCanna Startのメーカー推奨希釈率は Canna Start 4ml/水道水1L (250倍希釈)です。 スターティング・ポット全体に根が伸びるまでの間は、根が活発に生長していれば Canna Start 250倍希釈の培養液で、ぐんぐんと生長します。

ちなみに、CANNA ルートプラグで発根するまでの挿し木段階では Canna Start1〜2ml (1000〜500倍希釈)/水道水1Lの培養液で管理すると失敗が少なく安心ですが、挿し木が発根するまでの間に肥料濃度をもっと高くしたい場合は、湿度を高く維持しつづける必要があります。




Canna Coco培地への水やりポイントは、時間のある時はできるだけゆっくり水やりすることをおすすめいたします。やっつけ気味に急いで水やりをしてしまうと、培地の内側に水の通り道ができてしまい、ポット全体に根が張りにくくなることがあります。初めての水やりするときだけでもスプレーなどで、じっくり水やりをすることをお勧めします。



ポットの底からしっかり排水されるまで 水やりをしてください。目安としては、与えた水やりの 20%以上が排水されるまで、または培養液の量をポット容量の40%以上を目安としてください(1LポットX40%=400ml)。

フラッシング処理とバッファリング処理をきちんとしてあるCanna Coco培地は、過剰なカリウムや余分な塩類を含まないうえ、保水性と通気性のバランスがとてもよいので培養液の排水量は20%で大丈夫です。Canna Coco培地はパーライトを混ぜる必要がまったくありません。むしろパーライトやクレイペブルスなどを混ぜてしまうと乾きが早くなりすぎて肥料不足になることがあります。

しかし、Canna Coco培地以外のココ培地は品質にバラツキが大きすぎるので、使い初めのころほどたくさん排水させないと葉に過剰症状がでたり、根が伸び悩み生長が極端に遅くなってしまうことがよくあります。また空気を含める量にもバラツキがあるためパーライトなどで通気性を高めてあげないと根が酸欠状態になることもあります。

2021年1月29日金曜日

冬のパパイヤと、ココ培地のケカビ

 寒い日がつづきますが、日差しにまぶしさを感じるようになりました。一雨ごとに春が近づいてきています。



耐寒性パパイヤは、すべての葉っぱが霜にやられてしまいました。

主茎は茶色くなっていないので、だましだまし春まで持ちこたえれば新芽が芽吹いて復活しそうな気がします。



肥大したパパイヤの根本は、周囲が30cmを軽く超えています。




真冬も葉を落とさずにいてくれるホワイトセージ とドドナエア・ホップブッシュ(Dodonaea viscosa hopbush)。ドドナエアのような鮮やかな葉色のカラーリーフは花数が少なくなる真冬に大人気ですが、ご近所で3mほどまで大きく育っているドドナエアを目にします。





タネから育てている実生栽培のビオラ。



紫色のツボミがでてきました。どんな柄に展開するのか楽しみです。





ラナンキュラス、スカビオサ、ニゲラの切り花が届きました。育ててもいますが、花の大きさや鮮やかさは、やはり生産者さんにはかないません。外出を控えなければならない今、部屋の中に花を置いただけで、思いのほか気分転換になりました。

しばらく愛でてから、ドライフラワー や押し花にします。







昨年秋にGETしたバラの挿木苗どもです。CANNA COCO培地とCOCO A/B肥料で管理しています。室内は気温が低めで、湿度が高いのでCOCO培地の乾きが遅く表面に白カビがでますが、悪さをするカビではありません。また根の生長や活動が活発な時は、ここまでケカビは出ません。





いわゆるケカビは、COCO培地のような有機植物繊維で湿度が高い環境で発生します。肥料培養液を与えていると、なおさら栄養源となります。ケカビはコウジ菌とおなじく、さまざまな酵素を分泌できて、ウドンコ病のように生きている植物の細胞には繁殖できないため病原菌ではありません。

たとえば硬いCOCO培地の繊維は、セルラーゼという酵素で分解し糖類に変えて養分にします。COCO培地の角ばった繊維が丸みを帯びて植物は根を伸ばしやすくなるなどのメリットもありますが、それはCANNA COCO培地に限っていえることです。

一般的なヤシガラ培地のように蒸気殺菌しなくてもよいほど清潔な環境で製造しているため、ヤシガラ繊維本来の硬さと多孔質が保たれたまま製品化されています。さらにヤシガラ培地の製造に不可欠なフラッシング(アク抜き)だけでなく、過剰なカリウムなど海水由来のミネラルを調整するバッファリングがしっかり施されています。

つまりCANNA COCO培地は、一般的なヤシガラ培地のようにパーライトを加える必要がなく、繊維がやや分解されはじめた再利用時のほうが根張りがよいほどです。


とはいえ、COCO培地でトマトや夏野菜など短期収穫できる果菜類を育てる場合は、根の生長と水分の吸収が早く、バラのように一ヶ月近く培地が乾かないということはあり得ません。環境とポットのサイズが最適ならば、生長期で最長で2週間、開花以降は栽培期間が進むにつれ3日前後ごとに水やりが必要になります。


果菜類の栽培で、環境が最適なのにCOCO培地の表面にカビや藻類が出る時は、水やりのしすぎ、または肥料が濃すぎるなどの要因で、根が培養液を吸収する量が少なくなってしまっていることが考えられます。サーキュレーター などで空気を動かして、根が吸収できる酸素量を増やす工夫が必要です。


2020年11月11日水曜日

CANNA 病害虫ガイド と幼苗期のスターティングポット

 CANNA日本オフィシャルサイトにて、「病害虫について」のコンテンツがあらたに公開されました。知っていたつもりで忘れていた、病害虫に対する予防や対策情報がGETできます。







さて、最近GETしたバラの挿し木苗たちは、「一人前になって花を咲かせてもよし」、とゴーサインが出せるまで、だいたい2年かかります。それまでは、花を咲かせないようにして株を充実させねばならず、私の性格から2年間の間に枯らすリスクがとても高いです・・・

バラ本来の強さを引き出して、丈夫で良い花を咲かせるバラを育てるには促成栽培などは邪道!!! という声がアタマの中で聞こえる気もしますが、バラは幼苗期を少しでも早く脱した方が良いと思っているのでキャナ・ココでハイドロポニカリーな栽培管理をすることとしました。





キャナ・ココのラインナップなら、とにかく根が早くたくさん伸びてはやく大きく丈夫に育つので、病気にも強くなり枯らすリスクはかなり減らせます。しかもココ培地は有機培地なので、このあと地植えや培養土への植えかえもスムーズです。





さて、パプリカとミニトマトの幼苗ですが、発芽苗、挿し木苗、一年草、多年草を問わず、苗が小さな段階では、かならず0.4L〜0.7L程度のスターティング・ポットに植えた方がいいです。小さなポットは、培地の乾きが早いぶんだけ回数多く培養液を与えることができます。すると、早く大きくがっしり育ちます。









幼苗をいきなり大きなポットに植えてしまうと、根が培養液を思う存分吸い上げられず、培地の乾きも遅くなって培養液を与える回数がへるため、その分だけ生長が遅くなったり徒長しやすくなります。

また、ココ培地ポッティングミックス培土などの有機培地の水やりルールは、かならずポットの底から排水させることです。でないと培地内にアンバランスな肥料が残ったりpH値やEC値も不安定になり、その程度がひどくなると生長障害がでやすくなるので、幼苗は必ず小さなポットで管理してメリハリのある水やりをすることがオススメです。


最後に、ココ培地は土ではありません。ココ培地はヤシの実のカラでできているので、保肥性があることと、もともとカリウムが多く、カルシウムとマグネシウムが不足しやすい性質をもっています。さらに厄介なのはココ培地に吸着しているカリウムは、その先にリン酸も吸着することになるため、PK肥料を与えすぎると確実にリン・カリ過剰の症状がでます。

そのようなココ培地のクセをカバーするために、キャナ・ココA/B肥料は、一般的なハイドロポニック用ベース肥料よりもカリウムが少なめ、カルシウムとマグネシウムが多めに配合されています。

キャナ・テラなど培養土用のワンパート肥料にはカルシウムとマグネシウムが少なめに配合されているためココ培地には向いていません。


2018年12月14日金曜日

在来種大根の収穫と、2019秋冬室内栽培のはじまり

急に寒くなりました。風邪だけでなく、ぎっくり腰や四十肩、五十肩にも気をつけたい寒さです。


木枯らしが吹きっぱなしだった日の夜は、ほっくりと炊いた大根が食べたくなります。
ということで、収穫時期を迎えた無農薬、無肥料の大根をいくつか抜いてみました。

















「カブか???」と思うほどタイニーな左側の大根は、きちんと間引きをしなかったプラントです。
右側のでかい大根は50cmにもなりました。これは小さな苗の時に間引いてもてあまし、その辺にテキトーに植えたプラントです。植えたところは、使いふるしたココ培地だのポッティング培土だのを捨てていた所なので、土が柔らかでした。根菜類は、やわらかな土壌でよく育つことが身にしみてわかりました。





さて、いよいよ今期の秋冬室内栽培を本格的にスタートさせました。

















電気を使わなくても勝手にでっかくおいしく育つ
栽培ガイド冊子、オンラインショップでお買い上げの方にご配布中してま〜す。



2017年12月5日火曜日

ジャンボ野菜率No.1の自動水やりシステム 「GoGro」。

かれこれ4年も前のことです。とある農業専門誌をめくっていくと、ひとつの記事に目が釘付けになりました。


「多肥、多かん水で超多収するのはなぜか?」

ざっくりと説明すると・・・

まるで沼地のようなびちゃびちゃの土壌で、これまた普通ならば肥料過剰で
障害が多発するような大量の窒素を入れて作物を育てると、
かぎられた面積の畑で常識ではありえないほど収穫量がふやせる!!!




という夢のような栽培方法です。

にわかには信じがたく、「根は酸素がないと肥料が吸えないんだから、ありえない! しかもビシャビシャの土壌で肥料あげすぎたら、いいことなんてあるわけがない!!!」

ところが、記事を読んで納得しました。

これを実践する上で外せないふたつのルールが、土壌のpH値が弱酸性であることと、根の中間部分は通常の水分量となっている土壌となっていること、なのですが、十分な水分を吸収できる植物の葉は気孔がとじないので、葉からの水分の蒸散を止めずにすみます。

根からの養水分の吸収は、葉うらの気孔が開いて水分の蒸散が続いているにさかんになるので、この状態だとぐんぐん吸収しつづけられるわけです。

多収穫に育てる最大のコツが「養水分をたくさん吸収できる根張りのよいプラントに育てること」、なのですから、多かん水で養水分の吸収量がふえれば収穫量も飛躍的に増える、というしくみで成立するんですねぇ、なるほど。



一方、自動水やりシステムGoGroを開発したニーナさんが教えてくれました。

GoGroで、おっきなキャベツを育てているUKのガーデナーがいるんだけど、もう知ってるかしら? GoGroで育てると簡単なだけじゃなくて、とにかく野菜がドデカく生長しちゃうのよ!!! 」ということで、GoGroとコラボして大きな野菜を育てているジャイアント・ベジさんのサイトをのぞくとベックラ!!!  




















「自動底面給水って、野菜が規格外の大きさに育つんだ・・・こりゃ、むかし読んだアノ記事のとおりだな・・・」と、記憶のなかで多かん水のすごさを思い出したってぇ〜わけなのです。


ということで、自動底面給水システムGoGroのメリットは、水やりの手間から解放される、ということだけではありません。

冒頭の「多かん水で、飛躍的に収穫率があがる!」のロジックとおなじく、ポットの底に常に培養液があるので、葉の気孔から水分の蒸散が活発になるおかげで、根は養水分をたっっっくさん吸収しつづけられます。そのため作物がでかく育ちたくさん収穫できる、というメリットがあります。





















多かん水で、飛躍的に収穫率があがる!」メソッドを実践する上で外せないルールである「土壌が弱酸性であること」については、ふだんCANNA COCO A/B肥料で培養液をつくる手順でクリアできますし、ポットの底にクレイ・ペブルスを3cmほど敷きつめ、さらにCANNA COCO培地クレイ・ペブルスからパーライトを約半分ずつミックスしたものをつかうこと、で根の通気性は確保できるわけです。
























現在は、1mスクエアのグロウスペースにGoGro15Lポットふたつ、エアロポット17Lふたつ、培地はCANNA COCO培地 + Aqua Clay のミックスが3鉢、CANNA COCO培地 + パーライト のミックスが1鉢、という組み合わせでミニトマトを育てています。



















自動水やりシステム GoGroで、野菜を大きく育てるポイントとステップは、こちらで詳しく紹介していきます。興味がある方は、ドーゾ!






2017年6月22日木曜日

ハイドロポニカリーな栽培と自然農法。

昨日6月21日は、2017年の夏至でした。
帰り道にどこか寄り道したくなるのは、夕方6時を過ぎてもまだまだ明るいからでしょうか?

夏至になる頃から、太陽光があたる量が多くなって地球があたたまってくるそうで、晴れれば夏日、雨の日は春に逆戻り、と気温や湿度の変化が大きい今日この頃です。

植物たちの生長スピートが突然早くなるので、天候によって培地が乾くスピードにものすごくムラがでます。水やりの回数やサイクルが変わりやすかったり、幼苗は、たった一日目を離しただけで枯れてしまった! というトラブルが起こりやすい時期です。

 ・・・ということで、まだ続いているメロン栽培。昨日は熱を逃す、今日は保温、なんてその日の天気に合わせて日々管理が変わります。

























ところで、

「 有機栽培や不耕起栽培など自然農法的なメソッドを、ココ栽培ポッティング・ミックス栽培で実践したいな! なんかヨサゲだから。どーなのかしら? 」

というようなご質問を定期的にいただきます。このような育て方をすると、いいことだらけなんじゃないのかしら? とのことですが・・・



  • 「 できるだけ水を与えないほうが、高品質な果実がとれる。 」
  • 「 できるだけ肥料を与えないほうが、培地に力がついて植物が丈夫に育つ。 」
  • 「 できるだけ葉や根をカットすると、果実に栄養が集中したり、植物の危機意識が発揮されて丈夫になる 」
  • 「 できるだけ栽培期間を長くして、根をたっぷりと張らせて育てる。 」



















しかし自然農法的なメソッドは、ココ栽培やポッティング・ミックス栽培などの
ハイドロポニカリーな室内栽培には、残念ながら意味がありません。



その理由は、そもそも家庭用のココ栽培などハイドロポニック栽培用肥料や培地は、ムダな成分や物理性だけでなく、健康被害につながるマイナス要素をゼロにすることに全力を注いで作られています。


その配慮は、とくに免疫が低下している人などを中心に向けられていて、健康に不安がある人でも、安心、安全、効率的、そしてカンタンに植物を育てられるよう作られています。 


つまり、ココ栽培やポッティング・ミックス栽培で自然農法のメソッドをムリヤリねじ込まなくても、健康的で安心、安全、しかもおいしい、というメリットは共通しているからです。












ここで、「自然栽培」について、ザクッと説明してみると・・・

農薬は使わない! 時には畑を耕さず、またまた時には肥料も入れず、生えてきた多種多様な植物も刈り取らず、パッと見た感じ耕作放棄地にみえることもある自然栽培のメリットは、本来の自然な地球のサイクルで作物を育てるから、有用菌も死なないから土壌の団粒化が促進されるし、病害菌への拮抗作用も大きくなるし、作物に過剰な残留肥料が残らないし、いろんな植物が混在しているから、作物だけが虫にやられてしまうこともない、そもそも作物が肥料過多にならないから、虫もそんなにつかないけどね。っていうか、根が養水分をもとめて深くたくましく伸びる、張るから丈夫で健康に育つし、植物本来のピュアなおいしさで、高栄養価な作物がとれるし、環境を破壊することもないから、いいことだらけ!!!


























実際に自然農法は、人類が半永久的に農業を継続できる、数少ないすぐれた農法のひとつです。しかしその偉大な農法が可能な理由は、土壌にたくさんの無機物だけでなく有機物が含まれていて、さらに植物、昆虫、微生物、あらゆる菌類などか、一生懸命生きたり死んだりしていくことをくり返しているので、それらの生命の営みのおかげで保水性や保肥性だけでなく、大きな浄化作用を持っている、という、とても複雑な物理性のおかげです。

さらに、、最近の研究でわかった植物のすごい能力、
「植物の根は、腐ったばかりの大きな有機物とか、水に溶けない肥料でも、自分で溶かして肥料にしちゃうんだよね。すごいね。」
とあいまって成立できるんだと思います。





一方の、ココ培地やポッティング・ミックス培土には、優れた保水性や保肥性はありますが、培養液を含み保ち、すみやかに根に吸わせるために加工またはミックスされているので、水溶性の専用肥料なしでは植物は生長できません。
ココなどのハイドロポニカリーな有機培地には、健康な土壌が持つ多種多様な物理性はないので、肥料や水を与えなくてもいい、など自然農法的な育て方はできないのです。


















そのため、私たちは各商品ごとの正しい栽培マニュアルをつけて販売しています。

2013年1月21日月曜日

トマトの室内栽培、COCOとTERRAが好調。

昨年9月から続いているトマトの室内栽培。なんとか「房取りトマト」の収穫までたどり着いたイエローミミです。イチバン最初のトマトが黄色く色づきはじめてから1ヶ月もかかってしまい・・・はじめに色づいたトマトは、もう果肉がボケてました。「房取りは夏しか無理かな?」とイマサラ理解しました。




目標は10段どりですが、なかなかどうして、そう思いどおりにはさせてくれそうもありません。とにもかくにも、今の時点での結果を栽培記録メモ代わりに残しておこうと思いました。





まず、Sodaponics循環システムで育てているトマトたちです。

肥料はCANNA AQUAとTama Plantfoodの活力剤4種類をあげてます。1ヶ月遅くスタートしたので、果実はまだ少なめです。

水耕栽培ならではの安定感があります。新しくトップにしたわき芽がドンドン伸びてます。
これからもうすこし花が咲きそうです。









Sodaponics : レッドオーレ3段で35コ+α(花が咲いてます)

1段目:9
2段目:14
3段目:12←この花がつく頃からEC値を3〜4mS/cmくらいに濃くしました。
わき芽をトップにチェンジしてから4段目の花房がでてきてます。


Sodaponics : イエローミミ4段で48コ+α

1段目:14
2段目:12
3段目:12←この花がつく頃からEC値を3〜4mS/cmくらいに濃くしました。
4段目:10
わき芽をトップにチェンジしてから5段目の花房がでてきてます。


「培養液の管理がすべて!」のハイドロ・システムですが、肥料を濃くするタイミングが遅かったかな?と感じました。とにもかくにも、まだ味見できてないし、ハイドロ栽培はなが〜い期間安定した収穫が楽しめるのが最大のメリットなので、今後に期待です。





次に、COCO培地のトマトたち、4株あります。

肥料はCANNA COCO A/B
活力剤はTama Plantfoodです。
(炭酸水で培養液をつくってます。)













COCO:イエローミミ : 3段で50コ+α

1段目:13
2段目:14
3段目:23←この花がつく頃からEC値を3〜3.5mS/cmくらいに濃くしました。
わき芽をトップにチェンジしてから4段目の花房がでてきてます。


COCO:イエローミミ : 4段で42コ+α

1段目:14
2段目:15
3段目:13←この花がつく頃からEC値を3〜3.5mS/cmくらいに濃くしました。
わき芽をトップにチェンジしてから4段目の花房がでてきてます。


COCO:レッドオーレ : 3段で17コ+α

1段目:8
2段目:9
3段目:花←この花がつく頃からEC値を3〜3.5mS/cmくらいに濃くしました。
わき芽をトップにチェンジしてから4段目の花房がでてきてます。


COCO:アイコ : 3段で30コ(これで打ち止めです!)

1段目:11
2段目:10
3段目:11←この花がつく頃からEC値を3〜3.5mS/cmくらいに濃くしました。
(わき芽なしで打ち止め!)


COCO培地で穫れたトマトたちは、すっきりあまい!ウマい!
TERRA培土にくらべるとプラントが徒長ぎみになりました。生長期にもう少し肥料濃度を濃くしていれば、よかったのかな?と感じました。
ただ、TERRA培土とくらべると、毎回濃いめの培養液をあげていても肥料やけの症状がゼンゼンでません。COCO栽培は、去年の「千果」よりも収穫量がふえてくれそうですが、奥ぶかく、これからもスキルアップにトライします。







最後に、TERRA培土のトマトたち、これも4株育ててます。

肥料はBIO CANNAで、活力剤はTama Plantfoodです。
(炭酸水で培養液をつくってます。)


たくさん実りましたが、育つのも色づくのも、そしてプラントが老化するのも早いようです!  










TERRA : レッドオーレ : 4段で32コ+α
1段目:10
2段目:9
3段目:10←この花がつく頃からBioFloresを200倍濃度にしました。
4段目:3
わき芽をトップにチェンジしてから5段目の花房がでてきてます。

TERRA : レッドオーレ : 5段で39コ+α

1段目:8
2段目:9
3段目:9←この花がつく頃からBioFloresを200倍濃度にしました。
4段目:6
5段目:7
わき芽をトップにチェンジしてから6段目の花房がでてきてます。


TERRA : アイコ : 4段で48コ

1段目:12
2段目:12
3段目:10←この花がつく頃からBioFloresを200倍濃度にしました。
4段目:14

(わき芽なしで打ち止め!)

TERRA : イエローミミ : 5段で67コ

1段目:12
2段目:16
3段目:15←この花がつく頃からBioFloresを200倍濃度にしました。
4段目:11
5段目:13

(わき芽なしで打ち止め!)


TERRA培土でとれたトマトたちは、アマくって味が濃い! ちょっとエグ味もあります。

今のところは、TERRA培土のトマトたちがイチバン果実が多く実っています。BioFloresの200倍希釈培養液を2週間に3回のペースで与えつづけて約一ヶ月。
葉っぱに肥料やけの症状がでてきたので、その兆候を見逃さず活力剤だけでつくった培養液で培土をフラッシングしています。



※トマトはカクベツに根っこが強い植物なので、培養液の肥料濃度EC値を3mS/cmとかベラボーな濃度にできます。現在おウチで室内ハイドロ・ガーデニングを楽しんでる方はゼヒ植物の種類ごとの限界EC値をご参考にしてください。また、肥料濃度を濃くするほど、こまめに葉っぱの状態をチェックしたり、光から離したり、湿度を高くする必要があります。




2012年12月21日金曜日

真冬の室内栽培トマトとイチゴ

それはそれは寒い日がつづきます。年齢を重ねるたびに、関節のコンドロイチンは減るらしく「寒い+ヒザが痛い」がセットでやってきます。

さて、ふと気がつくと神棚にお供えしていた日本酒がカラフルになってました。














↑黄色っぽくなってるのが「黄麹-きこうじ-」、下の赤っぽい菌糸は「紅麹-べにこうじ-」、灰色のケモケモは「ケカビ」でしょうか?  黄麹はおもに日本酒づくりに、紅麹は紅茶やウーロン茶など茶葉の発酵に大活躍の有用なカビです。これらの有用カビは、さまざまざまな酵素やビタミン、抗酸化成分を作ってくれます。だからといって、お酒に色とりどりにカビを生やしてから飲むのはNGデス。麹菌自体は身体によくても、このコたちが作ってくれる栄養素は腐敗菌や病原菌にとってもごちそうなので、管理なしではあっという間にいろんな雑菌がひしめきあって、「食中毒と発がん性物質のカタマリ」になってしまうからです。

COCO培地やTERRA培土などの有機培地で植物を育てていると、培地やポットの表面にいろんなカビが生えてくることもありますが、そのカビが有用菌なのか病原菌なのかは、葉っぱをみるとバックリと判断できます。有用なカビは葉っぱや根っこに害を与えません。有用菌は植物と共存できるので、繁殖しても葉っぱがしおれたりカビの菌糸で変色したりせず、それどころか葉面や根っこの表面で病原菌に対するバリアを張ってくれます。

しかしウドンコ病や灰色カビ病などの病原菌は、葉っぱの表面に白や黒の菌糸をはって養分をうばいとって、最終的に植物は萎れてしますます。また、紅麹と同じ赤い色のカビでも、フザリウムという赤カビは、おもに根っこから侵入して根ぐされ病や立枯れ病など植物を枯らしてしまいます。 こういう病害菌は、マイコトキシンというカビ毒をつくるヤツが多いので、植物を枯らすだけでなく人間が食べても毒です。一方、植物と共存できる有用菌は、人間にとっても貴重な栄養分をつくってくれるヤツが多いようです。(すべてではありませんが・・・)


そして、最近のグロウルームです。昨年と同じくトマトとイチゴを育てています。トマトは赤オレンジ色が目立つ「HPSランプ400W」、イチゴは青っぽい波長が強い「MH400W」で育ててます。










アブラムシ牧場と化した今年の「あかねっ娘」。

根っこを伸ばすために水やりを極力控えていますが、今年はいまいちメキメキと育つ感がないので、あまりおもしろくありません。

なんて思ってたら、ひとつ目に実ったイチゴが赤く熟してきました。






なんだかんだ実がついてきたとはいえ、今年は苦戦しそうです。












寒さに弱い気がする「イエロー・ミミ」。
黄色く熟してきました。

夜は湯たんぽを根元において寒さ対策をする甘やかし用です。









そして待望の「アイコ」も、すこ〜し色づいてきました。

このグロウルームは、夜は余裕で10℃以下になる場所です。今年は、夜間の低温対策に、加温パネルヒーターとサーモヒーターと湯たんぽの3つを駆使してます。そこまでして・・・と思いますが、冬に育てるミニトマトとイチゴの甘さとウマさは格別なんです。

2012年12月12日水曜日

野の草の終わり。初のトマト摘心。

グリーンモンスターという異名を持つほどクソ丈夫な葛(クズ)たちさえ、ここ数日の寒さで、バッタバッタと枯れていきました。そのおかげで、いつもより空が大きく見えます。
















タフに芽生えた雑草たちも、いよいよ世代交代のタイミングとなったようです。
屈強なクズばかりでなく、除草剤さえ効きにくい「ツユクサ」も、霜が降りれば、まるでホウレンソウのオヒタシ状態に・・・
「アリタソウ」には、ぎっしりと種子がついていました。そのへんにゴロゴロ生えてくる雑草ですが、ちぎると「タラゴン」みたいな香りがします。

メキシコでは豆を食べたときに腸内ででるガスをとるための香草として、料理に使われてるそうです。

白身魚によく合いそうな香りがします。






このアリタソウには、かわいらしい蜘蛛のタマゴが産みつけられていました。

時期がくれば、このタマゴから子どもたちがゾロゾロゾロと孵るんだろうと思います。
ビワの花が咲いていました。

ひたすら寒くなるこの季節に、花を咲かせるんですねぇ〜。










しだれたササダケの主茎からは、青々とした新芽がムキッと立ち上がってます。

これは植物ホルモンのオーキシンによる屈光性の働きです・・・知っていることは、つい書きたくなります。








ノバラには、赤く熟した実がついていました。

ノバラの赤い実は、クリスマス用のリース素材にも人気がありますが、冬の乾いた空気によく似合います。













葉が落ちて茶色い茎だけとなった今は、カマキリのタマゴがたやすく見つかります。
















さて、室内栽培のトマトたちの様子です。

今年はHPSランプ400Wひとつで8株のトマトたちを育てています。
■気温はランプ点灯時17℃→その後22℃
■夜間はおそらく室内温度が10℃ほど。
■湿度は60%〜80%(植物によっては、もう少し低めに管理)
■CO2濃度は600ppm〜700ppm。

この時期一番気を使ってるのが、根っこの周辺温度です。

Sodaponicsの培養液にはサーモヒーターを入れたので夜間でも20℃になりました。朝葉っぱがしおれることがなくなりました。








TERRA培土とCOCO培地にあげる培養液は25℃です。夕方以降に水やりをすると培地が冷えて根っこが凍えてしまうので、朝一番以外にはゼッタイに水やりしないようにしています。



奥の方でわずかに赤く光るのは、60WほどのLEDランプです。

果菜類は花が咲いて実がつけば4万〜8万ルクスほどの豊富な光が必要になります。
HPSの光が、葉で影になってしまうプラントの中間部分にLEDを補助光として活用しています。









果実に直射しているLEDの光は、光合成に有効な波長になっています。花つきや果実の品質向上などへの促進効果があるという結果もみつかりますが、まだよく分からないので、効果のほどは、このトマトたちを食べてみてのお楽しみとなりそうです。
↓LEDの光が反射してるだけで、赤く熟してるわけじゃありません。










TERRA培土で育てているトマトたちは、どれも5段目の花が咲いたので、トップを摘心しました。
←レッド・オーレです。

ベース肥料はBioFlores250倍、ほとんどの花が実ったらPK13/14を加えています。活力剤は、Zym-Zym とFlavory-in、Truckin'です。







結実を促進する合成ホルモンなどは使ったことがありませんが、咲いた花はすべて実がつきます。開花活力剤の絶大なる効果だ・・・とほくそ笑むのもつかの間、

「これだけのことやってれば最初の頃はそりゃあ盛大に実がつくけど、栽培期間が長いトマトは前半にイキオイが良すぎると後半ダメになりやすいよ」

というスルドイご指摘も・・・
ホビーガーデニングだから100点満点じゃなくってもいいか、次ガンバロ〜と自分をなぐさめます。






←TERRA培土栽培のアイコです。

始めてトップを摘心したあとは、上の方に出たわき芽を伸ばして新しいトップにしていきます。
新しいトップに2段花がついたら、また摘心して、わき芽をトップにして・・・をくり返してみようと思います。










最後に・・・なんだかんだと実がついてきている「あかねっ娘」ですが、「こんなはずじゃあ」感がつのります。