2020年12月24日木曜日

ハッピーホリデー!!!

H A P P Y  H O L I D A Y S ! 




2020年 も 皆々さまに本当にお世話になりました

こころより 御礼 申し上げます

誠に ありがとうございました

 
試練多き一年であったという方の おこころに

冬の先に待つ あたたな日差しが 1日も はやく届くことを

つよく つよく信じております

どうか どなたさまも よいお年をお迎えくださいませ




2020年12月22日火曜日

冬至に咲く花々とパパイヤの終わり・・・

今週は冬至でスタートしました。
そして昨夜から今日にかけて400年ぶり、800年ぶりともいわれる天体ショーがくり広げられました・・・が気がつけば肉眼で観察できるという日没直後はスッカリ見逃してしまいました。12月22日より「風の時代」がスタートするそうです。「風」といえば「カラカラに乾燥」を連想してしまうお年頃ですので、季節がら肌とお部屋にいっそうの保湿を心がけたいと思いました。


それにしても先週末から今週にかけてベックラするほど冷え込む日がつづきました・・・「耐寒性」といえどもパパイヤには酷すぎる寒さだったようです、かわいそうに。



パパイヤが春に復活することを心から願うばかりですが、一方で寒さなんてヘッチャラに花を咲かせたボリジ。何年も前に植えたボリジの苗の こぼれ種が咲かせた花の、さらに こぼれ種 の こぼれ種・・・もう一世代くらいいくかもしれません。ホントに丈夫なハーブです。




可能なかぎり放ったらかしで、その辺にテキトーに花を咲かせたいマダムには、ボリジはマックスでおすすめしたいハーブです。

そしてズボラさんにはチョット敷居が高いイメージがつよいバラですが、「フラワーカーペット・ローズ」は、そんなマダムにも大変におすすめです。日当たりさえ良ければ、横に広く長く生え広がるカーペットローズで、さらに枯れる気がしない丈夫なバラです。「フラワーカーペット・ローズ」の頑丈さは、「モッコウバラ」の手入れ入らずで満開に咲く丈夫さを連想させますが、「モッコウバラ」とはちがい春だけでなく秋にも花を咲かせます。
赤いバラは、オレンジ系のバラなどに比べると丈夫なイメージがありますが、「フラワーカーペット・ローズ」も、この「スカーレット」という赤い品種が一番よく枝が伸びて丈夫なようです。





これから花を咲かせる予定の育苗中のビオラども。ビオラは咲いてナンボですので、即効性の高いハイドロポニック用の液肥で主に育てています。



寒さのせいか、葉がロゼット状になってきました。どんな色の花を咲かせるのかがわかるのは、来年の早春ごろかなと思います。




じつは、「サクラソウ」にはやや苦手意識があります。「ゼンゼンちがうよ!」と言われそうですが多摩川の河川敷にたくさん咲く「ハマダイコン」に見えて仕方ないからなのですが、そんなサクラソウの一種「プリムラ・ジュリアン」は大好きです。





pHull Spectrum CMH315W 4200Kで育てている「カラーピーマン」が、一番花を咲かせました。カラーピーマンは赤とオレンジを育てたことがありますが、バラとおなじく赤いカラーピーマンの方が丈夫で実つきがとても良かったな、という記憶があります。







ミニトマト「千果」の一段目の花房がいくつか実り始めるころは、グロウ・ヨーヨーで誘引をしなくては倒れてしまうほどの丈になります。






SANlight  Q6W Gen.2は、天井から10cmの位置に固定点灯でOKなので、それはそれは楽ちんです。ディミングレベルはいまも60%のままですが、これからはミニトマトのほうがドンドン勝手にグロウランプに近づいてくれるので、トマトのツルがもっと伸びた時に床面が暗くなったと感じるようになるまでは、光を強くするつもりはありません。






さてシイタケは二度目の収穫を迎えました。ここで菌床をドボンと水に浸して十分に吸水させてからビニール袋にいれておくと、またニョキッとシイタケが育ちます。ほぼ360°ワサワサと収穫できる一度目とちがい、すくない数がポツポツと生長した方が質の良い肉厚で大きなシイタケが収穫できます。







2020年12月11日金曜日

ホップとソムタムとインドア・ガーデニングへシフトチェンジの季節

いよいよ来週から 関東では、10℃に届かない日が続いてググッと寒くなるとのことです。やーだーな〜と叫んでもしかたありません。「パパイヤをなんとかせねば。」と思いたち、すべての果実を摘果しました。



ちいさなサイズのパパイヤは土に還すことにして、15cmほどまで肥大した青パパイヤで「ソムタム」をこしらえました。



酵素あふれる青パパイヤの調理は、アカギレだらけの指先にそれはそれは滲みましたが、まろやかで食べやすく歯ごたえがたまりません。「青パパイヤは消化酵素たっぷりだから、ほぼ脂身のサーロインステーキだって300gくらいは食べられそうだな・・・買えればの話だけど」心の中でつぶやきます。


青パパイヤの皮をピーラーでむいて二つに切り種子を取って千切りにしたら、塩でもんでアクを抜いて水にさらして(このへんまではゴーヤと同じステップです)、よく絞って水をきり、酢と砂糖とナンプラーとニンニクのすり下ろしとピーナッツのみじん切りで、よく和えればできあがりです。





今年プランター栽培スタートのチヌーク・ホップがタワワな毬花を付けていましたので、早速収穫しました。12月に収穫できたのは初めてのことです。これはプランター栽培ならではの施肥コントロールが効くメリットかなと思います。









今年ももうあと3週間。まだ暖かく晴れた日があるうちに、ビオラどもの寄せ植えもすませました。お財布にやさしい小さな苗でスカスカ気味に植えてます。3月ごろにバスケットから溢れんばかりに咲いてくれれば良いのです。





年末の寄せ植えは、翌年の5月になるまで毎日毎日眺めることになりますので、日本でいちばんステキな寄せ植えをなさる、こちらのショップさんを目の肥やしとさせていただいてから、苗を選んだり寄せ植えに取り組むのですが、「どれを参考にした?」と我が身に自問自答したくなるような出来栄えが多々あります。しかし、冬は根の活性も低いので、苗をボコッと抜いて配置しなおす、というやり直しができるところも、この季節ならでは。









春から夏のあいだに、アウトドアを楽しんだチランヂアや多肉どもは、室内にとりこんで冬越しをさせる季節となりました。





これからシーズンまっさかりな室内のミニトマト GoGro栽培。年末年始の連休に向けて、そろそろ自動底面給水をスタートさせます。GoGro自動底面給水システムは、水中ポンプなど使わないし、タンクに培養液を継ぎ足すだけで、取り換える必要もなく、勝手に大きく育ってくれるので、忙しい時や年末年始などの不在がちになる時期に、ホントーにありがたいです。






SANlight Q6W Gen2 LEDは、M-Dimmerで調光していますが、いまだディミング60%のままです。ミニトマトどもの横っちょのスペースでルッコラを育ててましたが、2m弱の距離でもフタバが紫色になり光ストレス症状がでます。

SANlight Qシリーズ Gen2 LEDのような、フルスペクトルに近い広帯域の光スペクトラムを放射する栽培専用LEDはワット数が小さくても作用が強く、苗が小さな時はとくに葉緑素の消耗が激しくなることがあるので、ワット数で判断せず目視で苗のコンディションを確認することが大切だと思います。




勝手に生え広がったヒメツルソバ。
果樹のプランターなどに生えてしまうと、モリモリと繁殖してしまうのでブチブチと抜かれてしまう運命にありますが、夏の間にツユクサだらけで見苦しかった地面のあちらこちらで、晩秋から、かわいらしいピンク色のカーペットを広げてくれます。



2020年12月4日金曜日

これは楽しすぎる! 今年も室内シイタケ栽培

 よく晴れた日が、うれしく感じる今日この頃です。いよいよ年末シーズンに突入ですね。

待ちわびていたビオラが届きました。これから春まで目を楽しませてくれる、数少ない鮮やかな色彩なので、毎年色選びには気合が入ります。




先週スタートさせたシイタケ栽培。1週間たらずで、モリモリとカサを広げてくれました。
冬の間は3日とにあげずに鍋料理となるので、シイタケ栽培は大変に重宝します。




シイタケどもが大きくなるにつれて、菌床からは二酸化炭素をふんだんに放出します。

菌類は植物ではないので光合成はしないし、酸素呼吸して二酸化炭素をだします。
正確に言えば、菌床を分解して養分にするときにCO2を排出するので、室内の植物どもの近くに置いておくと、光合成促進効果があります。

ひとつぶで二度おいしい、菌床栽培の室内栽培を以前こちらで紹介したことがあります :

https://desktopfarmer.blogspot.com/2018/03/co2.html




先週、ミシマサイコ をひとまわり大きなポットに植え増ししました。
サイコはニンジンやセロリとおなじセリ科だとのことですが、セリ科の植物は植え替えを嫌うものが多いので、なるべく根ばちを崩さないよう慎重に植えましをしたところ、今週ひとまわり大きく生長しました。めでたしめでたし。




さて、収穫まで使用するファイナルポットに定植したミニトマトどもです。
定植してから培地の表面がしっかり乾いたらGoGro自動底面給水システムにセットして、ボトムフィーディングをスタートさせます。だいたい1〜2週間で、そのタイミングがくるのですがこの季節では、培地が乾くまでもうすこし日数がかかることもあります。





ファイナルポットに定植したら、とにかくポット全体に根っこを張らせることが多収穫に育てるための最大のポイントです。

多少日数が多くかかっても、培地が軽くなるまであせらずじっくり待つことが大切です。




培地の表面の色が白っぽくなって、手で持つと軽いと感じるようになったら、
いよいよ底面給水をスタートさせます。



2020年11月26日木曜日

秋の花菜ガーデンと秋冬室内栽培

 思い起こせば今年の春、公共の場所はどこも軒並み自粛、自粛で、バラ園で満開のバラの香りを貪るようにかぎまわって歩く、という貴重な楽しみを失いました。


ということで、今週末ひさしぶりに平塚の「花菜(かな)ガーデン」に足を運びました。11月も中旬にさしかかり、咲いているバラの花数は多くはありませんでしたが、来園者の数も少なく、それはそれは心ゆくまで写真を撮ったり、バラの匂いをかぎまくったりできました。






花菜(かな)ガーデン」の好きなところは咲きほこるバラたちだけでなく、園内全体がポタジェガーデンのようなコンセプトになっていて、水田の稲やビニールハウスの施設栽培をはじめ、ハーブや野菜、キウイ、ブドウ、梨などの果樹類や、クルミをはじめとした種実類などなど神奈川で育てられるあらゆる農産物の栽培風景が見られることです。





花の色が少なくなる秋口から、存在感のある鮮やかなパープルの花を群生で咲かせてくれる「アメジスト・セージ」。とても丈夫な宿根草ですが、満開時期にはデカくデカく育って倒伏しやすいので、どこのオタクでもヒモでくくったり支柱を立てたりと、甲斐甲斐しくお世話されているのをよく見ます。



アメジスト・セージと同じくらい草丈が大きく存在感がある黄色いサルビア、マドレンシス。初めて知った、恐ろしい事実がありました。




粘着質の樹脂をまとった茎から生えたうぶ毛には、ひっついて逃れられなくなった数えきれないハムシどもの墓場と化していました。トマトと同じく、こやつもうぶ毛で虫をとらえて吸収し、養分にしてしまうのです。食虫植物というのは、思いがけず身近にいるものなのですね。





かわいらしい顔をもつ「ハナグモ」は、バラの無農薬栽培愛好家のなかに、
熱いファンをたくさん持っていると思います。



秋の夕日の中でピンクゴールドに輝き、それはそれは美しかった「ミューレンべルギア」の群生。ミューレンべルギア・・・この名前を正確に思い出せたことも、かまずに言えたことも一度たりとてありません。

それにしても、今年はグラス類の宿根草の魅力にハマりまくった一年でした。しまいには、道端に生えているエノコログサ(ねこじゃらし)やススキを移植して植栽しようかと、真剣に考えたほどです。パンパスグラスをはじめ、グラス類の魅力がひときわ光るのは、なんといっても晩秋ですね。





一方、室内秋冬栽培のミニトマト、パプリカ、そしてミシマサイコ ども。大きく育ってきました。




SANlight Q6W Gen.2 245ワットは、いまだ60%ディミングのままですが、光スペクトラムのバランスが大変良いので、このくらいの光強度で十分です。
光の質にうるさそうな印象があるセリ科のミシマサイコ ですら、スクスク育ってくれています。



パプリカどもには、CMH315Wの「pHull Spectrum」の下に置きました。
CMHランプは青い波長領域を多く放出する「4200K」の、一番弱い190W(=60%ディミング)で、徒長を防ぎコンパクトでがっしりしたパプリカに育てます。





ちなみに、いわゆるフィクスチャーとよばれるバラスト一体型のグロウランプは、バラストが手前にくるように設置すれば、まぶしい光をバラストが遮ってくれるので植物のメンテナンスがしやすくなります。