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2014年10月21日火曜日

スクスク育つ室内水耕栽培と、食い荒らされた屋外レタスたち

秋雨前線が停滞しているのでしょうか? 冷たい雨が2〜3日続くようです。
そんなお天気でも、スクスク育つのが、室内水耕栽培「AerGarden Pro200」のルッコラ&エゴマたちです。



























肥料を培養液に入れるようになってから、順調に大きくなっていますが、たまにプチプチとチギれ、しなびている葉っぱが発見されるのですが、その理由は・・・?


























猫草を食べるついでに、ルッコラの味見をしていったコヤツらが犯人でした。


















屋外のプランター栽培では、遊びざかりの子猫たちによるイタズラ程度の被害ではすみません。リーフレタスを日々の糧に生き延びようとするバッタたちによる食害は、静かな殺意を覚えるほどです。「クXバッタども!!! 葉っぱばっかり喰いやがって! どうせなら茎もキレイに喰ってみやがれ!!!」と、ショックと怒りのあまり、マダムらしからぬ言葉がほとばしった後、ようやく我に返ります・・・

家庭菜園の基本中の基本、防虫ネットをし忘れたばかりに・・・


























猫草とグリーンスムージーのためにGETした「秋蒔き小麦の種」。せっかくなので、プランターで小麦栽培をはじめてみました。葉つゆがさかんに出る生長期、全生長過程の中でも、この頃に一番ワクワクしてしまうのは、育てている人間が老化する一方の年齢だからでしょうか。






































残念ながら今年は花が咲きませんでしたが、真夏は無事に超えられたホワイトセージたちです。真夏さえ乗り越えれば、来年の春には花が見られると思います。


















冬が苦手なアルガンツリー。ヒョロヒョロながら順調に生きています。もう少し丈が伸びて、横枝がバンバン出るようになれば挿し木でふやせるのですが、日本の夏では、生長マックスになれる時期が短すぎるようです。

























先日、今年最後の果実を2、3粒だけ収穫したブルーベリーの「ウッダート」。ひこばえが根元から元気にのびだしてきています。
今年しくじった「バルドウィン」や「ティフブルー」にも、太く元気なひこばえが根元からたくさん伸びだしてきています。「やっと本気を出しやがったか・・・来年は、たあっっっくさんブルーベリー食べるぞ〜!!!!」ともくろんでいます。



























鮮やかなイエローの花を咲かせるセイタカアワダチソウ。この頑丈な雑草が枯れはじめるころは、もう年が変わる頃でしょうか? 









2014年10月6日月曜日

野菜が高い! そこからのキッチンガーデニング。

アワタダしい月曜日の朝なのに、台風が上陸。そんな朝、サボテンのヨコから唐突にたっていた黄色いキノコ「コガネキヌカラカサタケ」。1年に一度くらいのペースで室内のプランターに出現します。


























先日、グリーンカーテンにしていたゴーヤを撤収しました。根っこを抜いてみると根っこにタクサンのツブツブが・・・「おっっっ! これは植物の強い味方、根粒菌か???」
いえいえ、トホホの「根こぶセンチュウ」が出でしまいました。ゴーヤにはつきやすいそうで、これは厄介です。

























化学農薬をつかってセンチュウ対策をすると、有用微生物も死んでしまい、結果的にセンチュウが繁殖してしまう! ということもあるそうで、家庭菜園ならば無農薬栽培でがんばりたいところです。「カラシナを植えてすきこむと、カラミ成分であるグルコシノレートがセンチュウを抑える」という農家のかたの貴重なお知恵を拝借することといたしました。カラシナを育てている暇はないので、今回はおウチでカッピカピになっていたチューブ練りガラシを水でといて、プランターの土にたっぷりと水やりしてみました。




ところで昨今は、買い物に行くたびに、野菜のお値段の高さに思わずのけぞります。
肉中心の食生活には欠かせないレタスをはじめ、青物の野菜が値上がりしているので、先月からプランターでサラダ菜やらバジルやらワサビ菜を育てはじめました、が、やはり屋外栽培は育つのがスロウリィー!!!

ということで、お台所に「AeroGarden Pro200」をもちこんで、葉もの野菜のキッチン・ガーデニングをスタートさせました。レタスは庭のプランターでとっくに育てはじめていたので、かぶってしまわないように「AeroGarden Pro200」では、ルッコラとエゴマを育ててみます。
エゴマの種は蒔いたほぼ翌日にワラワラと発芽し、ルッコラは2〜3日してからボチボチと発芽しはじめました。




















ネコ草が枯れたので、あらたに種まきした「小麦」。「AeroGarden Pro200」のグロウランプのおかげておいしそうに育ってます。
U-Groのココ培地に、かれこれ5回目の種まきですが、ゼンゼン余裕で生長します。
枯れた小麦の根っこが、U-Groグロウバッグの底まで張っていても、へっちゃら。さすがココ培地。


























仕事場では5Kgのミドボンとビール用レギュレーターで、家では小さなCO2カートリッジ用レギュレーターでカーボネーターをつくって、炭酸水をこさえています。夏バテ気味の時や、胃がモタレ気味の時に炭酸水でレモネードを作ったりして飲んでます。
炭酸水は植物にとって光合成するための炭素源になったり、カルシウムをはじめとした必須肥料の吸収促進もしてくれます。

























葉もの野菜は花を咲かせるまえに収穫する生長期だけの栽培となります。そのうえ、水耕栽培は、どうしても窒素がたまりやすい傾向があります。なので葉もの野菜を収穫する一週間前から炭酸水を葉面スプレーしたり、トラッキン'の培養液に少し加えると、葉っぱにため込まれていた窒素を効果的に減らせるのでおいしくなるし、栄養価もアップしてGoodです。





ところで、夢のようにカワイイ子猫たちですが、ぬいぐるみのようにはいかず、食べた分だけ飲んだ分だけ出します。それは、トイレだけでなくカーペットの上はもちろん、最近では布団の上で・・・

























そこで、炭酸水を家でつくれれば、除菌・消臭効果と安全性も高い「炭酸水でつくる次亜塩素酸水」も、つくることができるので、コヤツらがトイレとまちがえた場所を掃除する仕上げに自家製の次亜塩素酸水スプレーをかけて消臭してます。
次亜塩素酸とはいえ、100%パーフェクトに消臭はムリですが、ニオイが気にならない程度にできます。
炭酸水で作る次亜塩素酸水は安全性が高いのですが、炭酸が残っている短時間だけの効果だし、水圧のせいでスプレーからチョロチョロと漏れだしてしまうので、必要最低限だけ作って、使い切らねばなりません。

ちなみに、↑の「AeroGarden Pro200」は、数年間使っていなかったので、使いはじめる前に「炭酸水でつくる次亜塩素酸水」をタンクに注いで、30分ほどシステム内で循環させたあと、しっかり乾かして消毒しました。システムの消毒は、オキシドールがあれば、オキシドールでももちろん消毒OKですが、塩素系漂白剤を水道水で薄めただけだと炭酸ガスが少ないので塩素が残りやすく、しばらくの間は塩素が残ってしまいがちです。



さて、今週は満月です。吸収性が高まる満月にやるとよい作業は、種まき、収穫、害虫防除そして発酵・・・ということで、今週は手作り味噌を仕込もうと思います。


2012年12月28日金曜日

気温と湿度はとっても大切。室内栽培

とっても寒くなったクリスマスも過ぎ、あと数日で新しい年になろうとしています。

 街はいつになくあわただしい雰囲気がただよってます。仕事納めや年末の準備で誰もがとっても忙しそうにしています。
毎年この頃になると、「お正月飾り、いつから飾ったらいいんだろう・・・?」とウロウロと考えてしまいますが、川崎では、昨日・今日あたりから飾りはじめたおウチが多いようです。

「笑門来福=笑うかどには福きたる」一番好きな賀詞ですが、この賀詞をみる度に「ガーッハッハッハッ! 気合いだ! 気合いだ! 気合いだ!!!」の「アニマル浜口」さんがマブタに浮かび幸せな気分になります。







月日がながれるのはホントに早いもので、今年の9月秋のはじまりには、こんなプチッとしたフタバだったトマトたちは今・・・




















約4ヶ月たって、ボッサボサのバッサバサに大きくなりました。


光量とCO2濃度、そして気温と湿度のチェックは、室内栽培には欠かせない大切な要素ですが、特に光合成している間は、室内の気温と湿度はものすごく大切です。
光と肥料とCO2を効率よく効かすポイントが適度な湿度だからなんですが、湿度が40%以下の乾燥状態、85%以上の加湿状態になると、すべての効率が悪くなります。

しかしグロウルーム内の湿度と気温は、天井と床ではもちろん差があります。じゃあ室内のどこの気温と湿度を測るのがベストかと言えば「光合成している葉っぱの部分の温度と湿度」なんだそうです。

←ということで、気温/湿度メーターはトマトのトップ部分にひとつ設置しました。

でもグロウルーム内の気温と湿度は、どこでも一定な方がいいに決まってるので、ファンをまわしたり、ランプから出る暖かい空気をダクトなどで冷えがちな床面に降ろしたり・・・という空気循環の工夫は欠かせません。












青っぽい光が好きそうなイチゴはMH400Wで育ててます。
寒くなる冬には、グロウルームの天井部分に暖かい空気がたまり、夜間急激に冷やされるので結露がいっぱいつきます。ランプが点灯したら天井部分の熱と湿気の多い空気をインラインファンで降ろして苗にあててます。







あかねっ娘は、いくつか赤く熟してきました。

味はオイシいのですが、去年よりも果実のサイズが小さめです。













朝一番のグロウルームの気温とCO2濃度です。ドアを開ける前は14℃ありましたが、全開にすると気温が8.1℃まで一気に下がります。一般的に植物に最適なCO2濃度は1500ppmほどだといわれますが、気温がこんなに低いとCO2が十分あっても、どうせ吸えてないので、ムダを減らすために600ppm〜800ppmくらいにキープしてます。














そのCO2ガス発生源は「2Lペットボトルの自作炭酸水」オンリーです。都合がよいことに炭酸水中のCO2は、気温が下がる夜間はそんなに気化しません。グロウルーム内の気温が上がるにつれCO2だけでなく水分も気化してくれます。


なので、2.4X1.2X2mのグロウルーム=約6㎥の広さで炭酸水2Lを2本入れただけで600ppm前後のCO2濃度が2〜3日キープできます。

※床面にCO2がたまらないように、ファンは必ずまわしてます。

鉄筋の建物などの断熱性が高い部屋では、夜になってもあまり気温が下がらないと思うので、炭酸水からCO2が抜ける速度がもっと早くなると思います。










自作カーボネーターでは、炭酸水をつくるだけでなく、循環式システムの培養液にもベンチュリをつけて、ダイレクトに炭酸ガスを吹き込んでます。
4段の果房がついたSodaponicsのトマトたち。培養液の水温はサーモヒーターを入れて18℃ほどにしていて、肥料濃度は2.7mS/cmほどにしてます。











サーモヒーターを入れはじめたとき、水温があったまりすぎて根っこがふやけてボロボロとくずれてしまい循環ポンプがつまってしまいました。

循環ポンプの目詰まりをきれいにして水量を増やしてみたら、溶存酸素量が7ppmほどまで上がりました。(そのまえは4ppmほどでした。)

この状態にしてから数日後、養液タンク内では、新しい根っこが伸びはじめました。

めでたしめでたし。







そんなSodaponicsのトマト、イエローミミですが果実は絶好調に大きくなってきてます。



最近になって、COCO栽培のイエローミミが絶好調です。

生長速度ではTERRA培土とSodaponicsに少し遅れをとっていたCOCO培地のトマトたちですが、最近肥料濃度を3.5mS/cmくらいにしてから、メキメキと茎が太くなり果実がつきはじめました。









一番生長がはやいTERRA 培土のイエローミミ、もう色づいてきています。

TERRA培土に定植してから約3ヶ月、そろそろ元肥も切れているうえに、ピートモスが細かく分解されてくるので、根っこが目詰まりしやすい頃となってきました。











難分解性のココ培地とちがい、ピートモスは栽培スタートから半年ほど経つと繊維がこまかく分解しはじめます。ピートモスが腐植分解途中の地層だからなのですが、TERRA培土は極端な目詰まりを防ぐために、長繊維のピートモスを使用しています。
とはいえ、過度な水やりに注意して根っこに酸素を多めにしつつ、BioFloresの200倍希釈液を毎回しっかりとあげてます。





ところで、デスクのよこで育てているAeroGardenのパクチー(コリアンダー)たち。フレッシュなパクチーの入ったタイカレーを食べると、しばしタイ旅行気分に浸れます。空調の乾燥対策に加湿ミストはいれてるわ、私達ニンゲン様の吐きだすCO2のおかげで、順調に育ってます。
とはいえ、AeroGardenで育てるとレタスもパクチーも、どうも徒長ぎみにしか育たないなぁ・・・と思ってた2週間前、思いきって肥料濃度を1.5mS/cmほどまで濃くしてみると、ピタッッッと徒長がとまりました。

「そっか、肥料が足りなくて一生懸命に薄い培養液を吸ってたから、水分多すぎて徒長してたのか・・・」と理解できました。



ということで、水耕栽培は肥料濃度を濃くするタイミングの見極めがとっても大事なんだな、と思いました。

そして観葉植物の「アレカヤシ」の下にプロバゲータ用の加温マットを敷いてあげると、たった1日で新芽がビュ〜ンと伸びてきました。これはオドロキです。







そんな加温マットの上では、「コーヒーの木」も毎週毎週、左右対称の新しい葉っぱが一組ずつでてきます。

コーヒーの木の意外な生長の早さにおどろきつつ「これ、アラビカ種のコーヒーなんだな。コーヒーの木って何年目から花咲かせるんだろう・・・焙煎は炭火でやればいいのか?」と、とらぬ狸の皮を数えはじめています。


2012年11月30日金曜日

BottomFeeding V.S. Sodaponics

じつはエアロガーデンで育てていたパクチーたち。「だれだ? ウマそうなスイーツを食べてるのは? 」と、ふと見回してしまうほどバニラ風味のカスタードのような香りが部屋中にただよいます。(パクチー苦手なおヒトにとっては、どこがバニラだよ! と感じるそうです。)

バクチーは別名「コリアンダー」ともいいますよね。コリアンダーの種はインド料理をはじめエスニック料理には欠かせないスパイスのひとつです。
種苗屋さんでこの種をGETして撒くときに、ふと気がつきました。

ウチにはスパイスとしてのコリアンダーがタンマリ買ってあるので「それを撒いたらよかったんじゃないか?」
種を探しまわってる時は、そんなことこれっぽっちも頭に浮かびませんでした・・・







コリアンダーなどスパイスとして売られている種子が発芽しやすいかどうかはハテナですが、ウチにあった大豆やヒヨコ豆などの豆類は、撒けばぴたりと発芽してくれたので、コリアンダーやクミン、カルダモンなどの種子スパイスでも、新鮮で保存状態がよければ、わりと発芽するんじゃないかと思います・・・ただ、その植物が育てやすいかどうかは別です。



テキトーにとったラベンダーの挿し木・・・発根しました。

空気と水分がいっぱいのエアロポニックスは、挿し木とりの強い味方です。














室内栽培のトマトたち、いよいよ花や実がたくさんついて培地が乾くサイクルが早くなってきました。COCO培地とTERRA培土のトマトたちは、培養液を「Bottom Feeding = 底面給水で培養液を吸わせる方法」にチェンジしていこうと思ってます。


手前の黒いトレーは底面給水用トレーです。
まんなかの白いトレーは、IKEAの収納コンテナのフタです。





底面給水トレーは30cmX60cmサイズで、ちょっと小さなかな?と思いましたが、なんだかんだ都合がいいんだな、と使ってみて理解しました。













Bottom FeedingSelf-WateringとかAuto-Wateringともいわれるようですが、日本語ではズバリ「底面給水」です。

Bottom Feedingは、培養液や水をトレーに流し込んで、ポットの底面から吸収させる栽培方法で、欧米の多くのやり方ではトレーにたまってる培養液がなくなったら、イツ何時でも培養液がトロトロと勝手に補充されるシステムがほとんどです。

なので養水分吸収がつねに安定する反面、根っこが酸欠になりやすいので、布製のポットやスリットポットなど根域に酸素がたくさん入るポットでおこなうことが条件のひとつのようです。

かねてからCOCO培地とTERRA培土でトマトやホワイトセージをBottom Feedingで育てていて、なかなかいい結果がでているので、今回本格的にトライしてみます。ワタシの場合は、培養液が自動的にトレーに供給される方法ではなく、COCOやTERRAが乾くのを待ってから、トレーに培養液をそそぐことにしてみます。




ということで、手さぐり状態でトライしてる「Bottom Feeding」ですが、これから寒さがキビシくなる真冬には、すこし温かめの培養液を底面から吸わせてあげたりすれば、夏野菜のトマトたちの根っこには、とってもいいんじゃないでしょうか?











小麦の葉っぱで休む「アブラバチ」くん。こんなに小さいのでウッカリすると鼻から吸い込んでしまいそうになります。あと、つやつやベタベタのリップグロスも、アブラバチ君が唇にひっついてしまいそうでデンジャラスなので、それはそれは気を使います。












さて培養液を温めてから、グイグイ育ってるSodaponicsのトマトたちは、育ちかたのチガイらしきものが見えてきたような気がします。

COCO培地やTERRA培土のトマトたちよりも、下の葉っぱに水疱症が多く見られます。やっぱ水分の吸収が多いようです。

が!!!









Sodaponicsのレッド・オーレ。ひとつの花房につく花は13個あります。TERRAよりも多くノビノビとした実のつき方をしています。











こっちはTERRA培土のレッド・オーレ。果実の数は7個でSodaponicsの約半分です。
Sodapnocsよりも、約1ヶ月ほど早く定植させて栽培をスタートさせたので、もう果実はここまで大きくなってます。

果実の数は少ないのですが、そのぶんプリプリと肥大してます。








あとは味、テイストのチガイが楽しみです。はやく赤く熟さないかな〜!!! 

2012年7月18日水曜日

ホップの手入れで、肌がカブレラ・・・

関東はやっと梅雨明けしましたが、ひどい暑さです。猛暑のなかの田んぼのイネたちは、気持ちよさそうでした。









今年2回目となる、地植えホップのグリーンカーテンです。
















昨年は真夏になって土がカラッカラに乾いてても、水やりを怠っていたせいで、8月の間は、ツルがあんまし伸びなくなったり花が小さくなったりしてしまったので、今年は猛暑日が数日つづいたら、水やりをドンドンやることにしました・・・



が、水やりスタート早々、いきなりエグイものを見つけてしまいました。
「イラガ」の毛虫たちです。


とつぜん手がチクッとしたので、「気のせいかな?」と思ったら、この毛虫たちのうちの1匹が手の甲にひっついていました。
刺されたあとを水でジャージャー流したら、腫れもせず、すぐ治りましたが、体質によってはひどくなるヒトもいるかもしれません。






今年はグリーンカーテン用にホップの苗がたくさん売られていますが、ホップのギサギザした茎が、肌の弱い部分に触れると、ニャンコに引っかかれたような線状のアトができて、かゆくなったりもします。
なので、ホップに「イラガ」がついていなくても、なるべく長袖を着て軍手なんかをはめてから、ホップの手入れをした方がいいかもしれません。



梅雨が明けてから、あまりに急に暑くなったので、「エアロガーデン」で育つ「チャイブ」がカワイそうになり、もう収穫することにしました。陰干ししてパリパリになったら、ブレンダーで細かくして料理に使おうと思います。

部屋中オレガノの香りでイッパイです・・・それにしても「オレガノ」は、鉛筆の削りカスのニオイに似てるなと、いつも思います。


















今更になって、うっかり撒いてみた「大豆」たちが、芽生えました。

まんまと莢(サヤ)がついたら、枝豆としてビールといっしょに、食べたいなと思いますが、テキトーに育てた植物は、ヤッパリそれなりにしか育たない・・・ということを痛いほど理解しているつもりです。

2012年6月4日月曜日

エアロガーデンで、オレガノチャイブ!!!


晴れた日の日中には、半袖で歩くおヒトをよく見かけ、すっかり初夏となりました。

今年は、ラベンダーの調子がよく、

よく咲いてくれます。















冬のあいだ、室内で栽培していたミニトマト「千果」は、いまはベランダで管理していて、春夏トマトになりました。柿の木の葉が生い茂り、ベランダにはほとんど太陽が当たりません。
冬のあいだ元気にそだったトマトは、根っこがびっしり張っているので、少々日当りが悪くても、へっちゃらなご様子です。

ゆっくりとですが、未だにスズナリのミニトマトを実らせてくれました。









冬ほど、味が濃くてオイシいトマトには、育ちませんが、いまだに収穫できるのは、とっても助かります。















と、いうことで今回は、穫れたてのミニトマトをパイピザにしてみました。









パイ生地のピザは、ちょっとごちそう度がアップするので、おススメなのです。

しかしパイ生地を一から作るのは、なかなか面倒です。なので今回は、市販のパイ生地でつくりました。原料がショートニングとかマーガリンではなく、バターの冷凍パイ生地をチョイスすれば、ピザのトッピングにもよくあうと思います。



オーブンで焼く場合は、パイ生地を型にセットして空焼きしてから、好きなピザの具をトッピングして焼くと、底までカリカリさっくりなパイビザになります。





そして、ピザによくあうハーブのひとつ、といえば「オレガノ」ですよね。今年は空前の80'sブームですが、80年代に行った「イタめし」屋さんで、はじめて「オレガノ」のたまらん香りを知りました。オレガノを使ったピザを焼く度に、いまだにそのときの衝撃を思い出します。
ということで、ミニトマトは、すこしづつ収穫できるアテができたので、さっそくオレガノを育てることにしました。
夏はメキシカン料理が食べたくなるにきまってるので、メヒコ料理にマストアイテムな「チャイブ」も、いっしょに種まきしました。

エアロガーデンにタネをセットしてから2〜3日後の先月16日に、いっせいに発芽しました。
そして、今朝のオレガノとチャイブたちの様子です。

だいたい2週間で、めっきり大きくなりました。
ちなみに培養液は、自作カーボネーターでつくったCO2ガスの炭酸水でつくってます。
あと、炭酸水のミストで保湿をしています。(電化製品が壊れることもあるので、自己責任でですが。)



昼間には水温が27℃にもなってしまうのに、いつもより徒長が抑えられて、ガッシリと育ってます。



ちなみに、培養液の水温が高くなる夏場は、ハイドロだとすぐに徒長してしまって収穫量の乏しいプラントになってしまうのが、よく知られたハイドロのデメリットのひとつです。


とある県が考案なすった夏につくるトマト苗の徒長防止方法は、苗が小さい時に、培養液のEC値を9mS/cmにまで驚異的に濃くしてしまうそうです。それでもトマトがヘッチャラなのは、まず水温を20℃に保って酸素呼吸をラクにしてあげることと、ミストを葉面に散布して適度な湿度を保ってあげることで、根っこが濃い培養液でも耐えられるようにしているんだそうです。

ご家庭でまるまる応用するのは、なかなかハードルが高いぞ、ということで、せめてできることを・・・と、炭酸水ミストを葉面にあてています。


これから、真夏を過ぎるまで培養液の水温があっという間に30℃になってしまう、植物にとってストレスフルな季節となります。培養液の水温が高くなると、いくらエアレーションしても酸素が溶け込みにくくなってしまいます・・・