2014年7月22日火曜日

サボテンの水耕栽培と、初物ホップ収穫

梅雨明けしました・・・「いまさら? やっと?」という感じです。

週末のすさまじい夕立では、川崎市でも道路がとうとう冠水し、家屋に浸水が起こりました。自称、多摩丘陵のスタート地点となる坂のテッペンにある我が家では、どこかに落雷があったせいでブレーカーが落ちた程度ですみました。



あっっっというまに、7月もあと二週間を切りました。気がつけば、たわわなチヌーク・ホップの毬花たちが大きく伸びてきていました。


















チヌークよりも早く開花がはじまったカスケードは、毬花のツル化がはじまってしまいました。



























今年初物のカスケード・ホップです。毬花のおおきさは、大小さまざまですが、香りは、残念ながら関東の蒸し暑さでは、8月が終わるまでは今ひとつ弱くなってしまいます。
とくに梅雨の間は、一番右はじにある茶色いホップのように、小さなまま茶色く変色してしまうものが目立ちます。




















ところで先月から、GEMINIをつかってサボテンの循環式水耕栽培はじめました。
多肉植物のハイドロポニック栽培は、欧米ではわりとメジャーで、NFTシステムでサボテンを栽培しているところも実際目にしたことがあります。


























生長のうんとおそいサボテンですが、水耕栽培でそだてると、あっという間に大きくなります。グラフティング(接ぎ木)したサボテンの新芽がぐんと大きくなりました。いまのところ夏の暑さも手伝って、一日たった4回のドリップをおこなうだけで、順調に生長しています。




2014年7月14日月曜日

猫草と、ぼさぼさのグリーンカーテンとの戦いの日々

7月12日の土曜日は、サクッと満月でした。なんだか満月の前後には、地震がよく起きるような記憶があるのですが、ゲリラ豪雨やら地震やらで、ソワソワする今年の梅雨です。


雲が多かった日の夕方の「ムクゲ」です。晴れた青空のしたで見ると、まさにピンクな花色ですが、夕方はオレンジ色のフィルターがかかったようで、アンティークな花色です。



















そのうえ、猛暑な日の翌日は肌寒くなったり・・・と、知らず知らず身体に疲れがたまってる頃合いでもあります。五臓六腑をいたわりたい今日この頃、なかなかGoodなオヤツをめっけました。3時のオヤツに食べると、目が覚めてシャキッとします。シジミパワー、すごいです。シジミまるごとの、ものすごいコクのあるアミノ酸フレーバーなので、お茶漬けや、ほっかほかゴハンに混ぜ込んでおにぎりにしても、ゼッタイまちがいないテイストです。

おつまみしじみ小分けパック!


























さて、蒸し暑さと変わりやすい天候のせいで、ちょっとバテ気味なニンゲンを尻目に、植物たちの繁殖パワーは、現在マックスです。

こ、これは! トケイソウとブドウのツルのせめぎ合いがつづく我が家の塀のグリーンカーテンです。雨降りで手入れができない週末がつづくと、あっというまにボッサボサに!!!
ツルの間引きが大変すぎて、夏バテ気味です。


















数年前に、ど根性状態で勝手に生えてきたブドウは、今年たくさん実ってます。


























勝手に生えてきた実生ブドウですが、葉っぱのカタチと白いブドウが実ることから、ご近所のみごとな「シャルドネ」のブドウ棚の実をついばんだ鳥のフンから発芽したのでは? と思われます。




























数週間前まよいこんできたネコ様のために、さっそく「ネコ草」のバッグ栽培にトライで
水でもどしただけの「ココ培地の4リットルバッグ」に播いてから、たった3日でワサワサと育ちました。発芽力がおちないように、小麦の種子は冷蔵庫で保存しています。




























彼女は、ウイートグラス(小麦の葉っぱ)をムシャムシャと喜んで食べます・・・小麦たちはけなげに、毎日毎日食べられた分伸びてくれます。



























野良時代の彼女の主食は、ゴッキーや巨大グモたちだったようで、家のなかにいたソイツらは、彼女が住むようになってからの一週間足らずで、すべて姿を消しました!!!
まだ野良テイストあふれるキリッとした表情の残る彼女・・・「このコは、なぜこんなにカワイいんだろう!!」と感じるのは、おそらく世界でワタシだけでしょう。

























ちなみにココ培地は、猫草栽培にもベリーベストで、難分解性で保水性と含気性がバツグンなので、猫草を新しくしたい時は、同じバッグにくり返し種子をまいて猫草を育てることができます。
または、目立つ根っこを取りのぞいて、乾燥させれば「猫砂」としても再利用できるようです。

2014年7月4日金曜日

文化として根づいた家庭菜園と、猫砂としてのココ培地再利用。

関東の梅雨明けは、平年では7月21日頃となっているそうです。

最近では毎年のように、「今年は異常気象です」と言われつづけているので、果たして梅雨明けがいつになるのか、さ・つ・ぱ・り、見当もつきません。



ブルーベリー「バルドウィン」の果実のひとつが熟しました、初物です。ついた実が少なかったので、ヒトツブが1.5cmくらいになりました。もったいなくてまだ食べることができません。



























ほんとうに、ほんとうに、ほんとうに今更、ゴーヤの種をまき、発芽しました。以前に購入した種子も播いておきましたが、自家採種したゴーヤの種だけが発芽してくれました。




























室内で秋冬栽培していたトマトたち「千果」からとっておいた挿し木苗です。いつもいろいろ差し入れをくださるご近所さんに毎年お配りしてましたが、今年はお渡しするタイミンクがおそすぎて「植えるところが、もうないんじゃよ〜。」とご辞退なさいましたので、あちこちから大きめなプランターを寄せ集め、ヤッツケ栽培をスタートさせました。
ヤッツケとはいえ、CANNA COCO培地とCANNA TERRA培土50%ずつのナイスな配合にしました・・・





















日本のほぼすべての市町村で、これから人口が減少していくといわれているなかで、ワタシが住む川崎市のエリアは、首都圏の住みやすいベッドタウンとして、これからも人口が増加していく地域といわれていますし、実際に、駅まで遠く交通の利便性が低いエリアでさえ宅地開発がドンドン進んでますが、住宅事情は決して優雅なものではなく、戸建てですら車一台分の駐車場のみで、庭らしい庭がデ〜ンッッッと存在する物件は、正直高めの花なのです・・・つまり、建て替える必要がないような、築年数が浅い物件は、土がむきだしの敷地がないおウチがほとんど!

ところで、90年代中ごろから日本に「ガーデニング・ブーム」がスタートしたと言われていて、現在はそのブームも過ぎ去った・・・といわれてるそうです。

「はたしてガーデニング・ブームは、ただの一過性のものだったんだろうか?」と思います。 花きなどの売上は、もちろん以前よりも落ちてるようですが、ガーデニングスキルは確実に向上してはいないでしょうか???

リビングルームの掃き出し窓と外溝とのすきまに、細長いプランターを横一列に並べて、トマトやキュウリなど夏野菜を育てているご家庭が圧倒的に多いのですが、時間に追われるなか、わずかなスキを見つけてプランターの手入れを手際よくなさるオトーさんもめずらしくないですし、休日には、自慢の花々をうれしそうに撮影する方もよく見かけます・・・なにより、プランターのレイアウトや、枝の誘引がとてもお上手な方が多いです。多くのご家庭の菜園を見るたびに、「穫れる、咲くのは、あたりまえ。質と量にこだわるぞ!」という意気込みを感じることが増えてきたのは、ワタシだけでしょうか?


植物工場の生産性や技術は、オランダやアメリカにはまだ追いついていませんが、家庭菜園や民間農法のレベルは、日本はとっくに世界のなかでトップレベルなんだと思います。
とはいえ、ハイドロポニカリーな栽培については、基礎知識がもっと広がっていくといいな、と願うところです。

ヤシガラを利用したココ培地は、日本でもずいぶん定着してきました。「ココ培地は、天然のスポンジ」といわれるほど、繊維にすき間がおおいので、保水性と保気性がバツグンなんですねぇ。




















ところで最近、ひょんなことから「ニャンコ」との生活がスタートしたのですが、突然のことだったので、カリカリ以外なにも用意しておらず、一番悩んだのが「トイレ」でした・・・が、ふとベランダに放置してあったココ培地を入れたプランターを見ると、すでに「ウンチ」がある!!!
「キャツめ!」は、ダレにいわれるでもなく、ココ培地をトイレ砂としてセレクトしていました。「それならば、古いココ培地をトイレ砂にしよう!」ということで、ただのタフ船に使い古しのココ培地をかきあつめ、トイレとして使ってもらってます。
分解のすすんだ古いココ培地なので腐植酸がほどよく含まれているせいか、アンモニアガスも発生しにくいようだし、強烈なニオイも感じません。これは、ナイス。

「なぜココ培地をつかった猫砂が市販されてないんだろう?」と、ものすごく疑問に思うほどでした・・・と、おもったら、海外ではとっくにありました。このようなココ繊維は、栽培用ではありませんが、ココ繊維のメリットをものすごく分かりやすく説明してくれているPVです。













と、いうことで、栽培が終わったあとのココ培地の新たな再利用法として、定着しそうな予感バリバリです。


さて、ホワイトセージが大きく育ってきました。高温多湿に弱いホワイトセージは、ココ培地メインにしています。IKEAの鍋敷きがバラバラにこわれてしまったので、今はプランターの水切りに利用しています。とってもGoodです!