2016年12月28日水曜日

「去るサル」に、トリを務めるトマトたち。

2016年、今年のお正月はとてもあたたかく、毎年恒例の初詣での列にならぶ時間が、まるで苦にならなかったことを、つい先日のように感じます。

2017年の三が日も、比較的おだやかなお天気になるとの予報で、なによりです。


さて、DWCシステム「エアロス」と、再循環ドリップシステム「シェミニ」で、ミニトマト栽培にトライしています。スッキリとコンパクトに育っていて、果房が大きくなるのが楽しみです。排水バルブを活用して、ふたつのシステムのリザーバーから排水が同時にできるようカスタマイズしています。イッツ・オーサム!っす。

























こちらは毎年恒例のココ栽培とポッティングミックス栽培の、同品種のミニトマトどもです。今回は9月のまだ暑い時期から栽培をスタートしたため、生長期に徒長気味になってしまいましたが、現在はとてもとてもとてもとてもオイしく実っています。
ただツルが徒長してしまったので、トップを摘芯して、わき芽をのばす、ということをくり返して、なんとか草丈を抑えています。

























収穫したてのミニトマトよりも、摘んでから一日置いたほうが、わずかに残るエグ 味が抜けて甘みと旨みがますんだなぁ・・・ということを今回学びました。トマトに含まれるアルカロイドやトマチンなど苦味を感じさせる毒成分が、一日置くことで多少なりとも抜けるからかもしれません。

























おやおや? 新たに発芽苗が!!!

2016年12月21日水曜日

冬至、いろいろな収穫。

あたたかな冬至の日をむかえました。
「思わず種をばらまいたら、なんとなく大きく育ってきた」大根とからし菜を間引きました。この間引いた大根は固定種なので、今年の秋に自家採種した種をまいたものです。
種まきのまえには、苦土石灰とブラックピートを土にすき込んでいます。

























ピートモスは冬に根の生長を促進するうえ、作物はピートに含まれるフルボ酸を吸収できるので抗酸化パワーが強くなります。

我が家のネコどもの健康管理のために、以前は抗酸化作用のあるサプリをあげたりもしましたが、ピートモスを入れた土で育つ植物は抗酸化成分がアップすると知ってから、えん麦や小麦などの猫草をココ培地+ピートモスのミックス培土で育てることにしています。

抗酸化力アップをねらった栽培に使うピートモスは、腐植含有量が多いブラックピートがベターです。



さて、今年もミニトマト「千果」の収穫がぼちぼち始まりました。ココ培地とポッティング・ミックス培地でCANNA COCO、BIOCANNAの二種類の肥料で育てています。

噛んだ瞬間、思わずグィ〜ンとのけ反るほどの甘さ+ウマさです。



















一方のメロンも収穫しました。



















かじりついた瞬間、思わずグィ〜〜〜ンとのけぞるほど、まあっっったく甘くありませんでした。・・・収穫が早すぎました。

















ということで、来年はメロン栽培のリベンジで、この不満足感をくつがえしたいと思います。








2016年12月8日木曜日

冬が連れてきた野鳥とアーバン・ベランダー男子のすすめ。

年末の準備に、少しずつお掃除でもはじめるか・・・と思いつつ、そろそろがズルズル先延ばしになる今日この頃です。

木々の葉がガサガサと落ちはじめるのは、野鳥たちがやってきた合図です。
やってくる小鳥たちよくみると、違う種類の野鳥たちが団体様ご一行で移動しています。
まずは、木の幹をコツコツしているコゲラ。






コゲラのあとを追っかけるようにピーピー移動してくるのは、メジロたちです。


















一瞬どこにいるのか、わかりません。

















さらに低い笹の茂みには、シジュウカラたちもいましたが、声はすれども姿が見えず・・・でした。

ところで、冬が深まる一方のこの季節、日々のお仕事や遊びにいそがしい男子のみなさま、ベランダでアーバンガーデニングもいいもんです。日当たりの良いベランダでは、パクチー、ルッコラ、レタスどもがのびのびと育っています。

























間引きしながらチョコチョコ味見できつつ、スローに育つ冬のアーバンガーデニングは、水やり手間も少なく、葉もの野菜たちは甘みがまして、なんとも良い季節ですし、寒さに強い多肉どもの寄せ植えも、水やりさえ控えれば冬のベランダに彩りを添えてくれます。

レタスもおすすめですが、寒くてもバシバシ育つ、からし菜(わさび菜)とパクチーがイチオシです。種からの栽培がメンドくさい男子は、根がついたままのネギをプランターの土にいけておけば、消費しつつ再生栽培ができて、リーズナブル!

と、いうことで、冬のアーバン・ガーデニングのおすすめは、ベランダでスローライフ、スローガーデニング!  ベランダーパクチー男子のご紹介でした!




2016年11月25日金曜日

ささやかな、非常にささやかなシーズナルなおまけです。

はやいものでもう12月もすぐそこです。

今年もお世話になりました・・・の気持ちをこめて

重たすぎない、ささやかな、非常にささやかなシーズナル・ギフトとして。








だれかとシェアして、お楽しみください。


2016年11月24日木曜日

雪が降りました。プランター栽培のホップ掘り上げ

11月に雪が降り、ほんの数時間ですが関東の平野部でも地面が白くなりました。
まだ紅葉がすすんでいる最中の木々の葉も、しばらく白く雪をかぶっていました。


























今週はじめ、お天気がよい日に、プランター栽培のホップを掘り上げておいて良かったとつくづく思いました。
今年の5月に大きめのプランターに根茎を植えつけたチヌーク・ホップは、7ヶ月後の今、はたして凄まじい根張り具合でした。




















ホップの根をクローズアップ!
まるで熱帯樹木の「タコノキ」の根元を見ているような生々しさを感じます。


























先日結実したメロン、今回は割れずにタテのネットが見えはじめました。
「今度こそは、ゼッタイ収穫 ゥ〜!!!」という私の重たい期待を一心に浴びるところでしたが・・・


















おととい、自然に結実している雌花が、めっかりました!
メロンにとっては寒すぎるこの季節に、よくぞ実ってくれました。



























フラッド&ドレイン・システム「タイタンS」で、ウリ科の植物をはじめて育ててますが、元気でまっ白い根っこが排水用の溝にびっちりと張っていて、そのサマはまるで、豪勢すぎる流しソーメンのようです。

2016年11月16日水曜日

さようなら! 一番果。こんにちは、二番果。

冬が近づくにつれ、たたずんでいるカマキリが目にとまる季節となりました。

























小春日和となった週末、夜間の温度が30℃以上にあがり、メロンが暴走しました。あっというまに大きく肥大した〜! やった〜!!! あれ???




















ぱっくり・・・「アケビを育てていたんだっけな?」水分の吸いすぎで実ったメロンが割れていました。





















私の大きすぎる期待をしょいこみすぎて、一番果は割れてしまいましたが、今朝雌花がひとつ受粉していました・・・メロンは温度と湿度にビンカンです。

















2016年11月11日金曜日

アドバンスド・ハイドロポニックのスターターキット! キャップをプレゼント中です。

だれでも失敗なく育てて収穫できる。

レシピがシンプルで覚えやすい、使いやすい。

高濃縮だから、希釈率が高くてコストパフォーマンスが高い、お得なチョイス!








お買い上げの方にいま、オフィシャルのキャップをプレゼント中!!!
(なくなり次第、終了させていただきます。)






ハイドロポニックは、はじめてでなにを買ったらよいかわからないけど、

品質が高くて、値ごろ感があるものがいい!

買うのは、最低限の量でいい!!!




というハイドロ・ビギナーにおすすめの、

ダッチフォーミュラ肥料3本と有機活力剤250ml4種類がセットになった

ミニマムなキットです。




ホップ・グロワーに朗報! お根出とうございます。

「先日いただいたホップのツル、花瓶に活けておいたら、根がブワッと出てたのよ〜!!!」

「それが、見たことないくらい根がびっしりいっぱい出てたの。ホントびっくりしたわ! うれしくて、庭に植えたのよ!!! 」

ホップでリースをおつくりになるとのことで、チヌークホップの花付きの良いツルをバッサバッサとカットして差し上げたのが、9月のことでした。10月に制作されたホップのリースのお写真と共に、こんなご報告をいただきました。

え〜、花瓶の水にさしておくだけで、挿し木ができちゃうの?
ホント? ホントにホント???

試しに5mm以上の太めのツルを雑にセレクトして、ビーカーに活けておくと・・・

ホントに発根しやがりました。10月から今日まで、3週間ほど水に浸けておいただけです。

























と、いうことでホップの繁殖は、早春におこなう根茎の株分けを待たずとも、春の新芽の挿し芽・・・

























そして今回の、夏から秋にかけてのツルによる挿し木、どれでも増やせる、というステキな事実がGETできました。それもこれも、オトナリのステキなマダムのおかげです。



















ホップのツルは、寿命が一年なので発根ホルモンとして働くオーキシンが十分含まれているため、水に浸しておいただけでも発根したんだと思います。

ハーブなど多年草で、挿し木に使える枝も、その年の春にのびた緑枝とよばれる若い枝や、それからやや成熟した一年以内の半熟枝など発根しやすい ものでおこないますが、それも、1年以上たった熟枝よりもオーキシンが多く含まれるから、という理由があります。

ただ、エアロポニック・システムを使って挿し木とりをすると、発根する部分と、根の量はこんなに違います。
http://desktopfarmer.blogspot.jp/2011/09/blog-post_09.html



























挿し木とりつながりで、挿し木で増やした沈丁花、もう来春のツボミがでています。

























やっと発根して植えつけたのが3年前でした。こんなにちっちゃかったのに〜、とシミジミしました。











沈丁花と同じプランターにむりやりねじ込んで植えたユーフォルビアのプルプレア。
沈丁花よりもでかく大きく育ってますが、お互い仲良くやってるようです。
ユーフォルビアが花を咲かせましたが、よく見ないと咲いていることに全く気づかないほどちっちゃな花です。




























今年あらたに産み付けられたカマキリのたまごをよく見つけるようになりました。




























「穫れたてのマンゴーが、くいて〜!!!」と衝動的にGETしたマンゴーの 木を、簡易温室に避難させました。本当ならグロウルームにいれて、HPSランプで育てたいところですが、今年はメロンとトマトを育てねばなりません。
外に置いたこの温室ですが、いまのところ1日の最低温度を7℃までで止めてくれています。


























木漏れ日が、日に日にやわらかくなってきました。もう冬はすぐそこですね。

2016年11月2日水曜日

メロンの花が咲き始めました。

いよいよ11月です。月めくりカレンダーの残り枚数が、
いちだんとサビしい頃となりました。

と、いうことで、今年も 「タマ・プラントフード」の、
ルナ・カレンダー2017年 配布はじまりました。



オンラインショップで、お買い上げの方に、プレゼントでっす!!!
(数にかぎりがあるので、お一人様、おひとつまでとなります。)



さて、フラッド&ドレイン・システムで育てているメロンのみなさま。




















いよいよ大きな雌花が咲き始めてくれました。
が、メロン栽培ビギナーとしては、見た目がまだキュウリやカボチャと見分けがつかないです。



















これも雌花ですが、付け根の幼果となる部分のふくらみが葉っぱで隠れています。




















夏栽培用のメロン品種をセレクトしてしまったので、「なんとか本格的な冬になる前に大きくせねば」、とあせるあまり、光強度や肥料濃度など、なにかと食い気味で栽培管理をしてもらっていますが、それでちょうど良いほど、メロンは生長の展開が早いです。
そのため、フラッド回数を日に4回に増やしてみると、ネットポットの底から根っこどもがグングンと伸び出してきました。

























勝手に育つ感がいちじるしい、フラッド&ドレイン・システムですが、先月の夏日が続くと、リザーバータンクの培養液に多少オリが発生しました。培養液がひんぱんに動かないタイプのハイドロポニック・システムなので、活力剤などの有機成分はココ培地のようには、たっぷりとは入れられません。

























あっ、ミニトマトもやっていたんだ!  昼間の日照時間を長くしすぎたのに加え、夜間の温度が高い日が何日かつづいたせいか、軟調+徒長ぎみに育ってます。

2016年10月25日火曜日

メロンのフラッド&ドレイン栽培、誘引ネットを設置しました。

メロンのハイドロニポック栽培、順調にいけば年末には初収穫となりますが・・・

ツルはどんどん伸び、葉は日に日にでかく広がるので、1段目の誘引ネットをセットしました。メロンの実は大きくなると重たくなるので、垂れ下がりすぎを防ぐためにネットを木枠ではめ込みました。





















栽培ランプは、生長から開花までマルチにカバーできるようになった、
ニューバージョンの「GIB FlowerフラワースペクトラムXTreme HPS600W」を50%ディミングで点灯させています。


























フラッド回数はセッティング時〜1週間の間、ランプ点灯から30分後。夏日が続いたので、最近1日に2回に増やしました。

















メロンは、わりと強い培養液を好むので、クレイペブルス全体を定期的にリフレッシュする必要がありそうです。

というわけで、ネットポットの3/4の高さまでフラッドさせ、毎回フラッドさせるたびにクレイペブルス全体に新しい培養液が浸るようにしています。また、週に一度ほどリザーバータンク内の培養液をカップで汲んで、ネットポットの上面から培養液をかけて流しています。こうすると、クレイペブルス上面で、肥料が白く固まって析出してしまうことを防げます。






さて、今年ももちろんミニトマトの秋冬栽培やってます。夏日が多かった10月上旬。18時間点灯のせいで、苗が少し徒長気味になってしまいました。
この苗が徒長してしまう一番の原因は、気温が高く日が長いことなので、点灯時間をへらしました。ランプは、GIBライティング グロウ・スペクトルMH400Wを50%ディミングしています。

2016年10月24日月曜日

ガーデニング。夏の片づけとリフレッシュの頃です。

秋が深まるにつれ、野のタヌキたちが姿を見せはじめました。毛並みがフサフサとしていて、まだ若いようです。ひょっとして、去年近所で生まれた5匹の仔ダヌキのうちのひとりかもしれません。




















さてさて、ガーデニング作業には過酷すぎる夏が終わり、多肉の寄せ植えやら、テラリウムやらをリフレッシュする頃となりました。多肉どもは南関東なら外で冬を越せるので、これから花の種類が少なくなる季節、手入れをほとんど必要とせず庭や玄関先に色をそえることができて重宝します。



























一方、これから室内で植物を楽しむのにベリーベストなシーズンとなります。


ガラス・テラリウム内部は、高温多湿になる夏を過ぎた今、植物の墓場と化していました。苔は黒くムレ腐り、多肉はベロベロとツル化して、まったく原型をとどめておりませんでした。

ところがフィカス・プミラと山苔だけは、青々とハッピーに過ごしていました。というわけで、夏が過ぎて生き残った植物はどんどん奥へ押しやられ、色や形がくずれやすい多肉や苔を手前に置いて、手がすぐ届くところだけポイポイッと入れ替えれば、リフレッシュできる、という手抜きワザを習得いたしました。




















下手の横好き・・・とは、まさに私のためにあるようなコトワザ。
我が家のキャツらにあらされないよう、蓋つきのガラスジャーをチョイスし、高さを生かせるモサモサとした苔のテラリウムを創作いたしました。


























苔どもは、適度な環境を保てれば、わりと面白いように繁殖するので、これからどんなふうに変化していくのか、楽しみです。