「先日いただいたホップのツル、花瓶に活けておいたら、根がブワッと出てたのよ〜!!!」
「それが、見たことないくらい根がびっしりいっぱい出てたの。ホントびっくりしたわ! うれしくて、庭に植えたのよ!!! 」
ホップでリースをおつくりになるとのことで、チヌークホップの花付きの良いツルをバッサバッサとカットして差し上げたのが、9月のことでした。10月に制作されたホップのリースのお写真と共に、こんなご報告をいただきました。
え〜、花瓶の水にさしておくだけで、挿し木ができちゃうの?
ホント? ホントにホント???
試しに5mm以上の太めのツルを雑にセレクトして、ビーカーに活けておくと・・・
ホントに発根しやがりました。10月から今日まで、3週間ほど水に浸けておいただけです。
と、いうことでホップの繁殖は、早春におこなう根茎の株分けを待たずとも、春の新芽の挿し芽・・・
そして今回の、夏から秋にかけてのツルによる挿し木、どれでも増やせる、というステキな事実がGETできました。それもこれも、オトナリのステキなマダムのおかげです。
ホップのツルは、寿命が一年なので発根ホルモンとして働くオーキシンが十分含まれているため、水に浸しておいただけでも発根したんだと思います。
ハーブなど多年草で、挿し木に使える枝も、その年の春にのびた緑枝とよばれる若い枝や、それからやや成熟した一年以内の半熟枝など発根しやすい ものでおこないますが、それも、1年以上たった熟枝よりもオーキシンが多く含まれるから、という理由があります。
ただ、エアロポニック・システムを使って挿し木とりをすると、発根する部分と、根の量はこんなに違います。
http://desktopfarmer.blogspot.jp/2011/09/blog-post_09.html
挿し木とりつながりで、挿し木で増やした沈丁花、もう来春のツボミがでています。
やっと発根して植えつけたのが3年前でした。こんなにちっちゃかったのに〜、とシミジミしました。
沈丁花と同じプランターにむりやりねじ込んで植えたユーフォルビアのプルプレア。
沈丁花よりもでかく大きく育ってますが、お互い仲良くやってるようです。
ユーフォルビアが花を咲かせましたが、よく見ないと咲いていることに全く気づかないほどちっちゃな花です。
今年あらたに産み付けられたカマキリのたまごをよく見つけるようになりました。
「穫れたてのマンゴーが、くいて〜!!!」と衝動的にGETしたマンゴーの 木を、簡易温室に避難させました。本当ならグロウルームにいれて、HPSランプで育てたいところですが、今年はメロンとトマトを育てねばなりません。
外に置いたこの温室ですが、いまのところ1日の最低温度を7℃までで止めてくれています。
木漏れ日が、日に日にやわらかくなってきました。もう冬はすぐそこですね。