2012年4月27日金曜日

はじめまして、TamaPlantfoodです。

ハイドロポニックス用の有機活力剤がやっと完成して、発売までこぎつけましたので、紹介します。

タマプラントフードは、ハイドロポニックス/オーガニック栽培の、ベース肥料と組み合わせて植物に与える有機活力剤シリーズのブランドです。
いまさら感が募られることかとは思いますが、いままでこのブログででてきた室内栽培のトマトやイチゴたちやアウトドアな植物たちで使ってきた活力剤です。
長い年月をかけて、テストを重ねて商品化されました。

興味がある方は、よかったらお試しください。



スタートです!






2012年4月24日火曜日

バラの仲間いろいろと、室内栽培イチゴの災難

川崎では、ソメイヨシノが散ってしまい、さみしく感じる間もなく「八重桜」が見ごろの時期となりました。満開の八重桜の並木の下を行き交うたちは皆、手まりのように咲く八重桜を見上げて思わずケータイを取りだし、並木を行き過ぎても振りかえっては、名残惜しそうに彩りを見つめていきます。
八重桜のピンクの濃淡がみごとで、ほんとうに見飽きるということがありません。










桜と同じバラの仲間、モッコウバラのツボミも、ふくらんできました。

使ってない外階段にモッコウバラをはわせただけですが、いまにも崩れ落ちそうな外階段が、年に一度だけ満開となるモッコウバラの黄色に彩られて、ゴージャスになります。
「あらキレイ! なのに育てやすいの? ならウチもこれ植えよう。」と言ってくださる方もいます。


勝手に生えてきた「ヤマブドウ」と思われる雑草にも、今年の新芽が出てきました。

野生種のヤマブドウは、雄雌異種ですが、花が咲かないので雄株なのか雌株なのか、まだ不明です。
ブドウも広い意味でバラの仲間だそうです。



アウトドアなバラたちも、さかんに新芽がのびて、待望のツボミが出てきましたが、今朝オオシロオビクロハバチの成虫が飛び交っているのを見ました。
今年もバラの葉っぱをマルハゲにしやがるオビクロハバチの幼虫とのバトルが始まる予感です。





やっぱりすでに孵化していました。


オビクロハバチの幼虫たちです。今年は、できる限り葉っぱのウラをチェックして、タマゴか小さな幼虫のうちにサクサクと取っちまおうと思います。







無農薬でバラを育てると、肥料や活力剤である程度の病気をふせげても、食害する幼虫はひっつかまえて取るしかないので、オビクロハバチやチュウレンバチの成虫を見ただけでムキーッッッとなってしまうバラ・グロワーもたくさんいらっさることと思います。




さてさて、ワタアブラムシ発生中の室内栽培「あかねっ娘」たちの最近の様子です。
アブラムシにたかられてても、

それなりに大粒のイチゴは実ってくれています。














ところが、ここにきて根はりのいいプラントと、根はりが乏しいプラントの抵抗力の差がハッキリとてできました。大きなポットいっぱに根っこが張ってるあかねっ娘は、アブラムシにやられていても果実がそこそこ肥大します。

左が布製ポット7号鉢(6〜7L)、右がスリットポット6号鉢(約4L)です。














↑この生長の良し悪しの差は、決っっっして、ポットのせいなんかではありません。スリットポットは、メリットがたくさんで、もちろんGOODなポットです。

スリットポットに植えたイチゴの苗が、いまいち育たなかったのは、私自身によるサイズの選択ミスです。もっと大きなスリットポットを用意して、根っこを傷つけないように植えかえていれば、スリットポットだってモチロンきちんと丈夫に育ちます。

ということで、「大きなポットに植えて、根量をたくさん確保できた方が、やっぱりイチゴはたくさんオイシく実りやすい」という目安にはなるかなと思います。


布製ポットは通気性がとってもよいので、ハウス栽培とか室内栽培とかの空気がこもりやすい環境だとか、果樹苗や庭木など栽培期間が年単位と長くて、大きな容量のポットが必要な植物の栽培に適してると思います。ポットのサイズが小さい場合、野外で風がびゅーびゅー吹いて日当りがよい場所だと、カラッカラッに乾きやすいので水やりが忙しくなりますが、コマメな水やりが苦ではないなら、その分よく育つので、おススメです。














昨年から、ハンギンクバスケットのヤシマットのかわりに、布製ポットをつかっていますが、ビオラは花数が多くなって、なかなかヨサゲです。(すぐ乾きますが・・・)





ワタアブラムシの被害は、次のステップにうつりました。「黒すす病」の発生です。














「黒すす病」は、アブラムシなんかの害虫のおしっこに含まれる糖分なんかで発生&繁殖するそうです。糸状菌のひとつで、黒色のススのようなものをだして光合成をジャマするカビですが、緑色のカビである「アスペルギルス・フラバス」みたいに猛毒の「マイコトキシン」とかは出さないので、食べても大問題にはならないようです。

とはいえ、イチゴのヘタも汚れるし、見た目がとっても不愉快なので、ひとまず朝イチバンに、イチゴの葉っぱの上でテカテカと光るアブラムシのオシッコを、噴霧スプレーの水できれいに洗い流して、黒すす病の拡大を防ぐことにしました。


葉っぱを洗い流すまえまでは、加湿ミストで湿度をいれてましたが・・・














毎日、葉っぱを洗うために葉面スプレー(ようめんすぷれー)するようになってからは、ファンをまわして空気を動かすようにしました。
気温も高くなってきたことなので、外気が入れば加湿器なしでも湿度は60%〜70%くらいになってくれます。そこに葉面スプレーすると、加湿気味になって葉の気孔がとじて根っこが動かなくなりそうな気配なので、ファンをまわすことにしました。










葉面スプレーしたあと、ファンをまわしても湿度は71%ほどしか下がりません。

季節の変わり目は気温や湿度の変化がコロコロ変わりやすいので、室内栽培でプラントに病気や害虫が発生しやすくなるかと思います。







そうなると、ナシクズシ的にやる気が失せてしまいがちですが、無農薬で育てている以上、病気や害虫を出さない/出ても最小限に食い止める知恵をコツコツと溜めていくのも楽しいもんです。



とはいえ春まっさかりな今、アウトドアでマックスに絶好調な「あかねっ娘」の育ち具合をみると、「いっそのこと、室内のあかねっ娘をゼンブ外に出しちゃおうかな?」とチラッと考えてしまいます。









春の温度で動きだしたアウトドアのイチゴ苗は、茎がビュッッッとのびて、葉っぱがハンパなくでかいです。花房がついてる花茎(かけい)もが、空に向かって立ちあがってます。
ヌクヌクの室内栽培のイチゴと違って、アウトドアなイチゴは、冬のあいだヒタスラ寒さに耐えて、地下部に養分を溜めこんで、春がきたとたん爆発的な生長をとげました。


家庭菜園でイチゴを育てた時、収穫期間が長いのが「室内栽培」、栽培期間は短いけど、丈夫に元気に勝手に育ってくれるのが「野外栽培」ってことになるのかなと、思います。

私なりの経験値でのお話ですが、イチゴはランナーから育てたほうが、丈夫に元気にメキメキと育つ苗になりやすいと感じました。あと、秋からイチゴに花を咲かせた場合、開花期間が7〜9ヶ月間と長期間になるので、イチゴの培土は保肥性があって、通気性が高い方がベターだと思いました・・・

ということで、ココ培地とピートベースのポッティング・ミックスは、とっても理想的だと思いました。
(再利用のココ培地で植物を育てる場合は、ココ繊維の分解がちょこっと進んでいるので、パーライトを30%ほど混ぜたほうが、通気性が確保されると思います。)


2012年4月20日金曜日

タラゴンの復活と室内トマトの引退

ホビーガーデナーにとっての喜びといえば「収穫の時」かと思いますが、「かつて植えた・・・という記憶さえも消え去った植物がとつぜん復活し再会をはたす。」という瞬間も、至極のひとときかと思います。

これは、かれこれ2年前に植えた「フレンチ・タラゴン」というハーブです。バジルやローズマリーほどの知名度はないかもしれません。
植えてから数ヶ月で姿を消し、一度も味わうこともなくお別れしたハーブです。

今年の春、突然ニョキニョキと新芽がでてきて、よみがえりました。根っこは死んでいなかった様子です。



タラゴンはキク科のハーブで、フランス料理のエスカルゴで始めて知ったというおヒトも多いかと思いますが、私もそのうちの一人です。エグイというかコジャレたというか、なんとも独特の風味があって万人受けするハーブではないかもしれません。
食用の菊の花に、どことなくタラゴンと共通する風味を感じます。


タラゴンは、バターに練り込むと白身の魚とかチキンによくあうそうで、ビネガーとも相性がよくて小粋なドレッシングになるそうです。
ということで、梅雨がきて枯れてしまうまえにタラゴンバターをつくりました。
バックリですがレシピは:バター100g/生のタラゴン大さじ2/ニンニク1片/こ好みでパセリかチャイブを大さじ2

これをフードプロセッサーでガガーッとまぜれば出来上がりです。今回は「塩麹」を大さじ2をいれて塩味をつけました。





タラゴンの味がOKなおヒトならば、このバターでアスパラガスや冷ゴハンやチキンを炒めるだけでもいいし、スライスしたフランスパンにのっけてオーブンでこんがり焼けば、オサレな酒のつまみが、速攻でできます。
または、バター分量をクリームチーズにチェンジしたり半量ずつにして、タラゴン・クリームチーズをつくっておいて、こんがり焼けた白身魚とかチキンにのっけるだけで、いつもの晩ご飯がヨーロピアンディナーといったところになるので、タラゴンが穫れる時期には、冷蔵庫につくり置きしておこうと思いました。

タラゴンとの再会の後、こんなものを見つけてしまいました。
これは・・・「カリンの実」です。
傷んで茶色くなってしまったカリンを庭にほっておいたら、半年ほど経ったいま、ほぼ土に還りつつある果実の種がせっせと発芽してきました。
黄色いカリンの実は、カラが死ぬほど固いんですが、これだけ腐食するとベストな発芽培地になるようです。



ハンギングに植えこんだ「ジャメス・ブリタニア」という花のよこに勝手に生えて同居しているケシ科の「紫けまん」という毒草です。

春の野草の代表格的な「芹/せり」と葉っぱの形がよく似ているので、まさか毒があるとは知らず、まんまと食べるところでした。とっとと抜けばいいんですが、花の様子がなかなかキレイでそのままにしてしまいました。





さて、秋から室内で栽培してきたミニトマト「千果」でしたが、寒さでダメになりかけていたので、いいかげん切ってしまおうと思っていたところ、


春のあたたかさで花芽と横枝が次々にではじめ、絶好調がもどってきました。





グロウルームには、新たな品種のトマトがすでに芽生えてるので、このミニトマトはベランダで余生を送ってもらうことになりました。ちゃんと肥料をあげれば、これからまだまだオイシい果実をつけてくると思います。





2012年4月16日月曜日

Brew Your own MISO その2

昨年に仕込んだお味噌が、なんだかんだと減ってきたので、2012年バージョンの味噌を仕込むことにしました。
昨年は「米みそ」にしたので、今年は「麦みそ」をチョイスしました。
「米みそ」と「麦みそ」のちがいは、「お味噌をつくる麹菌」をはらせた培地が「米」か「麦」か? だけです。
麦みそを仕込んだのは、先月の満月ごろの3月10日でした。満月といえば、発酵にもベストなタイミングです。麦麹は米麹より醸す速度がはやいそうなので、早めに食べ始めるといいとのことです。

昨年からコンスタントにつくりつづけてきた「塩麹」、「手作り味噌」「ヨーグルト」の「これでもか!発酵食品オンパレード」な食べ合わせで腸内環境は日々マックスに絶好調です。

関東では、先々週から先週にかけて「お花見日和な一週間」でした。

週末ごろになると、まるで雪のように花吹雪がふりしきって、それはそれは幻想的な光景でした。









ソメイヨシノが散りはじめた頃、まるでそれがスタートの合図かのように、柿の木が芽吹きはじめました。














毎年よく花をつけけくれる「木瓜/ぼけ」も次々に咲き始めました。










ぱっと見、まるで芋虫のような藤のツボミも、日ごとにツボミがほころんできていて、いつ咲いても不思議ではありません。









冬のあいだ、ひたすら気配を隠していた「花ニラ」もいっせいに花をさかせました。

春に咲く花の群生は、ほかのどの季節に見る花々よりも生命力を感じさせる気がします。











開花マックスなビオラたちのハンギング用のヤシマット繊維を最近カラスがモシャモシャとむしっては持ち去っていくのは、春に孵ったヒナたちのためなんだと思います。土がこぼれてしまうので「それをムシルのは、やめてください」と丁寧にお願いしたところ、それ以来やめてくれました。カラスは、きっと人間の言葉がわかるんだと思います・・・?










アウトドアな「あかねっ娘」ですが、まわりの菊たちの伸び方がハンパないので、もうどこからどこまでが、イチゴなのか菊なのか、分からないジャングル状態です。

「あかねっ娘」たちには、花芽がどんどく上がってきました。室内栽培の「あかねっ娘」たちと、どんなふうに味がちがってくるのか、楽しみです。


2012年4月9日月曜日

室内栽培アブラムシ対策・・・その後

桜が咲きました。

桜といえば「ソメイヨシノ」ですが、ご近所の二ヶ領用水川沿いには、しだれ桜が、咲き乱れていてなんとも圧巻の景色でした。









さて、アブラムシが発生してしまった「室内栽培あかねっ娘」たちのその後です。

先週、超音波ミストタイプの加湿器で湿度をあげつつ、グロウランプをHPSからMHにチェンジしてみました。











加湿器のミストのすぐ近くにあるイチゴの苗は、アブラムシが少なくなりました。














ミストが直接あたらない場所にあるイチゴの苗は、葉の表面にアブラムシや抜け殻がまだチラホラしています。とはいえ、ものすごく増えてもいません・・・小康状態といったところです。














アブラムシたちは、ミストが苦手なようです。多湿から逃げるように花芽や新芽、葉のウラに集まっています。完全にいなくなるまでは、もう少し時間がかかりそうです。











ミスト加湿器を入れた後、結果的にはアブラムシのイキオイは落ちましたが、デメリットとしては花芽がいたんで実にならないイチゴもでてきました。










それでも、なかには葉っぱと果実がグンッと大きくなったイチゴもいます。60%前後の適度な湿度は、葉の気孔を開かせてくれるので、根っこがよく働いて葉っぱを大きくする効果があるそうで。大きな葉っぱは光合成の効率がいいので、とっても大切です。



ところで、お子様用品専門店で、すぐれもののデジタル温度/湿度計を見つけました。

室内の快適な温度/湿度の範囲が、顔のマークで分かるというもので、例えば室温が27℃の時、湿度が55%を超えたり、寒すぎたり暑すぎたりすると「不快顔マーク」がでる・・・といった具合です。




快適な温度と湿度の関係は、ほとんどの植物にもほぼ当てはまるので、室内栽培にベターな一品といえそうです。(光量や肥料だけでなく、温度と湿度をケアするとオドロクほど植物の生育が変わります。)

http://www.dretec.co.jp/products/thermometer/O-230.html


ところでハナシはかわりますが、アブラムシが出てたころから、どうも大きなイチゴが穫れなくなってきました。
味はまあまあなのですが、そのまま食べるには物足りない大きさでした。ということで、小さなイチゴを集めて、ストロベリーカップケーキにしてみることにしました。

カップケーキはオーストラリアのレシピ本をもとにつくりましたが欧米の料理レシピのバックリさには、ホレボレします。

かき混ぜる大変なプロセスは、すべてブレンダーで、ムダな労力は一切使わないという一貫性がミゴトです。










・・・ということで、おウチで育てたイチゴのなかで、あまり甘くなかったり不揃いだったり熟しすぎてしまった果実がでてきましたら、是非お試しください。

【カップケーキの生地】
常温で柔らかくした無塩バター125g
白砂糖165g
バニラエッセンス小さじ1
タマゴ2コ
ふるった薄力粉200g
ベーキングパウダー小さじ1+1/4
牛乳125ml
イチゴ75g+飾り用α(中玉イチゴでも5〜8コもあれば十分です。)

【デコレーション用のクリーム】
クリームチーズ250g
無塩バター50g
バニラエッセンス小さじ1
粉砂糖80g
食紅(好みで)

オーブン160℃に温めつつ、大きめのボウルでバター/砂糖/バニラエッセンスをブレンダーでクリーム状になるまで10分〜12分ほど練って、そこに、割りほぐしたタマゴを3回ほどにわけて混ぜ込んでいって、次に、ふるった小麦粉とベーキングバウダー、牛乳を次々に入れてしまい、全体がよくなじむまで混ぜ合わせたら、フードプロセッサーでこまかくジュース状にしておいたイチゴを加えて、さらにまぜたら、カップケーキの容器にいれて18分〜20分ほどオーブンで焼きます。竹串をさしてみて生地がつかなかったら焼き上がりなのでオーブンからだして金網などで冷まします。

デコレーション用のクリームチーズとバターとバニラエッセンスをボウルにして、同じくブレンダーでクリーム状になるまで6分〜8分練ります。そこに粉砂糖を入れてさらに6分〜8分練って、好みで食紅を入れてピンクにしたりします。

焼き上がったカップケーキが冷めたら、絞り金かナイフなどでクリームとイチゴを飾って出来上がりです。

←こんなかんじです。

・・・ちなみに甘いものが苦手な私は、このカップケーキの甘さがややツライので、砂糖の分量は半分に減らしてもイケルと思います。














2012年4月2日月曜日

ホップのトリミングをしてみました。

もう、4月です。殺風景だった木々には、次々に花が咲きはじめています。冬のあいだ、ひたすら正面を見つめながら朝の通勤に急いでいたお父様たちも、遠くや近くの空に広がる花々を見上げては、フッッッとほころんだお顔をなすっていました。
いい季節です。

春のアラシのような風が強く吹く時でも、「ジンチョウゲ」の香りがただよってくると、思わず立ち止まってしまいます。















情緒のある花と枝ぶりが大好きな「木蓮」も、川崎では見頃となっていますが、ソメイヨシノの開花にばかり気を取られる時期でもあります。








ニオイスミレが、いじらしくササヤカにかわいい黄色い花を咲かせました。

このニオイスミレは、砂糖漬けにしてお菓子の飾りにもできるんだそうです。











さてさて、今年のホップのグリーンカーテンに向けて、根っこをトリミングすることにしました。ホップは、ものすごく強い植物で本格的に暖かくなるまえの3月頃に横に走る根っこを切ったり「ホップ・クラウン」とよばれる肥大していく根元を切り分けて「Rhizomes/根茎苗」をつくって増やしていったりするそうです。














とはいえ、「根茎苗」を植えて1年目のホップはまだ幼いので、1年生のホップは、横にはしる根っこをトリミングしなくてもいいんだそうです。「ホップ・クラウン」が本格的にでっっっかくなる「3年目」くらいから、横に走る太い根っこを切ったり、「クラウン」を分割して大きくなりすぎないようにトリミングしていくんだそうです。











根茎を植えて1年目で、もうこんなに太くなってるのに、3年も経ったら、手に負えないほどぶっとくなるんだろうな・・・と、末恐ろしい気もします。
このクラウン部分をバツバツ分断すると、生長点となる「芽」をもった「 HOP RHIZOME」が収穫できるそうです。








今年はまだクラウンがちいさく、株分けできる「根茎」が穫れそうもありませんが、来年は株分けできたらいいなと思います。













トリミングした後のホップの根っこです・・・「切りすぎたかな〜?」と不安になりますが、手慣れたホップ・グロワーのお言葉、「ホップは、アホみたいに強い植物だから、一度根づいたホップを枯らそうとする方が、よっぽどムズカシイくらいさ!」という一言を信じます。










ということで、今回は根っこのトリミングといっしょに、新芽も間引きました。

今年の夏は、きちっと水やりをして、たくさんの「毬花」を穫れたらいいなと思います。