桜といえば「ソメイヨシノ」ですが、ご近所の二ヶ領用水川沿いには、しだれ桜が、咲き乱れていてなんとも圧巻の景色でした。
さて、アブラムシが発生してしまった「室内栽培あかねっ娘」たちのその後です。
先週、超音波ミストタイプの加湿器で湿度をあげつつ、グロウランプをHPSからMHにチェンジしてみました。
加湿器のミストのすぐ近くにあるイチゴの苗は、アブラムシが少なくなりました。
ミストが直接あたらない場所にあるイチゴの苗は、葉の表面にアブラムシや抜け殻がまだチラホラしています。とはいえ、ものすごく増えてもいません・・・小康状態といったところです。
アブラムシたちは、ミストが苦手なようです。多湿から逃げるように花芽や新芽、葉のウラに集まっています。完全にいなくなるまでは、もう少し時間がかかりそうです。
ミスト加湿器を入れた後、結果的にはアブラムシのイキオイは落ちましたが、デメリットとしては花芽がいたんで実にならないイチゴもでてきました。
それでも、なかには葉っぱと果実がグンッと大きくなったイチゴもいます。60%前後の適度な湿度は、葉の気孔を開かせてくれるので、根っこがよく働いて葉っぱを大きくする効果があるそうで。大きな葉っぱは光合成の効率がいいので、とっても大切です。
ところで、お子様用品専門店で、すぐれもののデジタル温度/湿度計を見つけました。
室内の快適な温度/湿度の範囲が、顔のマークで分かるというもので、例えば室温が27℃の時、湿度が55%を超えたり、寒すぎたり暑すぎたりすると「不快顔マーク」がでる・・・といった具合です。
快適な温度と湿度の関係は、ほとんどの植物にもほぼ当てはまるので、室内栽培にベターな一品といえそうです。(光量や肥料だけでなく、温度と湿度をケアするとオドロクほど植物の生育が変わります。)
http://www.dretec.co.jp/products/thermometer/O-230.html
味はまあまあなのですが、そのまま食べるには物足りない大きさでした。ということで、小さなイチゴを集めて、ストロベリーカップケーキにしてみることにしました。
カップケーキはオーストラリアのレシピ本をもとにつくりましたが欧米の料理レシピのバックリさには、ホレボレします。
かき混ぜる大変なプロセスは、すべてブレンダーで、ムダな労力は一切使わないという一貫性がミゴトです。
・・・ということで、おウチで育てたイチゴのなかで、あまり甘くなかったり不揃いだったり熟しすぎてしまった果実がでてきましたら、是非お試しください。
【カップケーキの生地】
常温で柔らかくした無塩バター125g
白砂糖165g
バニラエッセンス小さじ1
タマゴ2コ
ふるった薄力粉200g
ベーキングパウダー小さじ1+1/4
牛乳125ml
イチゴ75g+飾り用α(中玉イチゴでも5〜8コもあれば十分です。)
【デコレーション用のクリーム】
クリームチーズ250g
無塩バター50g
バニラエッセンス小さじ1
粉砂糖80g
食紅(好みで)
オーブン160℃に温めつつ、大きめのボウルでバター/砂糖/バニラエッセンスをブレンダーでクリーム状になるまで10分〜12分ほど練って、そこに、割りほぐしたタマゴを3回ほどにわけて混ぜ込んでいって、次に、ふるった小麦粉とベーキングバウダー、牛乳を次々に入れてしまい、全体がよくなじむまで混ぜ合わせたら、フードプロセッサーでこまかくジュース状にしておいたイチゴを加えて、さらにまぜたら、カップケーキの容器にいれて18分〜20分ほどオーブンで焼きます。竹串をさしてみて生地がつかなかったら焼き上がりなのでオーブンからだして金網などで冷まします。
デコレーション用のクリームチーズとバターとバニラエッセンスをボウルにして、同じくブレンダーでクリーム状になるまで6分〜8分練ります。そこに粉砂糖を入れてさらに6分〜8分練って、好みで食紅を入れてピンクにしたりします。
焼き上がったカップケーキが冷めたら、絞り金かナイフなどでクリームとイチゴを飾って出来上がりです。
←こんなかんじです。
・・・ちなみに甘いものが苦手な私は、このカップケーキの甘さがややツライので、砂糖の分量は半分に減らしてもイケルと思います。