2018年5月30日水曜日

バラの植え付けにベリーベストなスーパースライブ!

バラ園をめぐる週末はつづきます。
今回は、神奈川県立平塚「花菜ガーデン」を訪れてきました。


















うす曇りなお天気でしたので、「あづい!」を連発することもなく、園内を思う存分テクテクと歩き回ることができました。

「花の塔」とでもよびたくなる、おミゴトなアガベの花。
さすがテキーラの原料に使われるアガベの仲間なだけあって、ものすごい数のミツバチやハナバチたちがブンブンと群がってました。うちの小さな鉢植えのアガベにも、とくに肥料をたくさん与えていなくても、ものすごくアブラムシがつきます。








































ホワイトセージが開花していました。この花を見るのは、何年ぶりのことでしょうか?










































ホワイトセージのネームプレートには、アマガエルが!!!  さすがスピリチュアル・ハーブなだけあります。意識高い系?


















さて、本命のバラどものゾーンへとむかいます。 青系のバラが見事でした。品種は・・・このなかのどれかです。






























この少女の像は、にわかにドクター・フーの「嘆きの天使」を思い起こさせ、この後の会話はすべて「ダーレク」調に。ちなみにこのオレンジのバラはアシュラムです。


















アンティークレース・グリーンとアンティーク・レース



























「私のお家のフェンスにも、こんなふうにバラを咲かせたい!!!」
そう思ってしまったら、バラたちの手中に落ちたも同然。





























今年も新たなバラの苗をGETしてしまいましたか?
スーパースライブは、新苗、大苗、挿し木取り、どのステップのバラでも、その健康をサポートしてくれます。まずはバラの苗をGETしたらすぐに、風通しがよく直射日光が当たらない場所に持って行って、スーパースライブの4000倍希釈液(1ml/水4Lの割合)を全体の葉っぱにムラなくスプレーします。




























とくに葉っぱの裏側を中心にスプレーすると、ベリーグッドです。その後は、風通しがよく直射日光が当たらない場所においておくとバラのストレスが緩和されます。

























鉢増しや地植えには、バラ専用の用土、肥料、資材を使うのが、イチバン安心です。

バラは、GETした状態の鉢に植えたまま(または裸苗の根を) 、スーパースライブ 1ml/水4L の割合でつくった希釈液を入れたバケツに浸し、15分〜30 分間 水分と成分を吸収させます。

このプロセスは、植え替えによるダメージやショックから根を守り、回復を早める効果があります。

鉢植えのバラは、植える前に希釈液から鉢を引き上げ、30分から1時間ほどかけて水切りをしてから植え付けや植えましをします。植えた後は、同じくスーパースライブ 1ml/水4L の希釈液をたっぷりと水やりをして、根っこと培養土をなじませます。

培養土の表面が乾いて、初めての水やりタイミングがくるまでは、3日〜7日おきに、朝か夕方、風通しのよい場所でスーパースライブ 1ml/水4L の希釈液を葉面スプレーしてあげると根っこの活着が促進されます。今年は4株の大苗プラス、10年以上育てているブラックティーの思い切った植え替えをしましたが、まぁなんと活着の順調なこと!

「これはもう枯れるな」とあきらめていた2つのバラも、スーパースライブの葉面スプレー+水やりで、なんとか復活しそうです。

なのでスーパースライブ 誕生の地USAでは、花きや果樹の生産者さんたちが、愛用しています。枯れてしまう苗の割合を減らすことができるので、一定の面積の圃場(ほじょう)あたりの利益率が向上するんですねぇ。すごい。




復活したといえば、マンゴーも大復活です。収穫は来年でしょう。




























さて、いよいよアジサイの季節です。好きな品種は、ついつい挿し木してバックアップをとってしまいます。そんなときも3日に一度、スーパースライブの葉面スプレーをしておくと、クローン資材などつかわなくてもほぼ挿し木が成功します。

































アジサイ「ディープパープル」は、アルカリ性の培養液を吸わせてしまっていたので、薄い紫になってしまいました。そこで1円玉をいくつか根元に置いて、ブルーベリー用の「微粉硫黄粉」をパラパラと撒いてみました。

ところで本家の「Deep Purple」、デビュー50周年ツアーでここ、ニポンにも10月にやってくるのですねぇ。ラストツアーになるかも! とのことです。


2018年5月22日火曜日

食わぬから、咲かせてみせた・・・この花は?

5月は、花ざかりです。毎日のように、気がつけば、どこかでなにかが勝手に花ひらく季節です。
さて、たった一輪で大人色ブーケのようなうつくしい花を咲かせるのは、どんな植物でしょうか・・・?


















あっ! ヒラタアブが蜜を吸いに来ました。白くちいさなちいさな花ひとつひとつの中心から、透明な蜜があふれてるからです。
























この花を歩き回るアリンコをよく見ると、蜜を吸うというより、かぶりついてる感じ。


















ということで、正解はニンジンの花でした。

















ニンジンの花が咲く姿は、まるでボタニカルアートのようで、ヴィンテージ感のある美しさがあります。
























花を咲かせる段階になると、とどまることなく天高く伸びていくニンジンとフェンネルども。そのへんにあった木製のフレームで、伸びた茎を支えています。





















ニンジンとフェンネルは「セリ科」植物です。先週、キアゲハがふわふわと飛び回っていましたので「これはもうすぐアゲハ牧場だな・・・」という予想が見事にあたり、あっちでもこっちでもキアゲハの幼虫どもがモリモリと食しています。




















アゲハの幼虫たちは、やわらかく栄養満点なので天敵もたくさんいるのでしょう。指でなで続けていても、モシャモシャと食べることをやめません。まさに「食うか、食われるかは、時間の問題」なのでしょう。まだ若い幼虫は、小さく色が黒っぽいですが、あっというまにハデなビタミンカラーの極彩色へと成長します。



















ニンジンに大量発生したアブラムシをあてにして、テントウムシもたくさん歩き回っています。



















一方、こちらはツボミを4つもつけた「アーティーチョーク」です。去年の秋から育てています。このツボミをどうやって調理するのかが、最大のナゾです。







































アーティーチョークの横で花を咲かせたアマリリス。鉢カバーに入れて、室内で愛でることにしました。


























3月のことです。とある園芸屋さんで「丈夫で育てやすい玉レタスの苗!」という説明書き付きでケース販売されていたので植えてみた玉レタスです。なんとか形になってきました。



















廃材のパレットを再利用してレイズドベッドもどきの土留めをこしらえて、とうもろこしを地植えで育ててます。去年収穫したバケツ稲のワラをマルチングして、すくすく育ってます。




















「早く咲かないかなぁ」と、指折り数えて待っているアジサイ「レッドレゲエ」。エアロポットによるココ栽培で、底面吸水にして育ててますが、地植えしたアジサイよりも、はるかに早く、でかく、花付きよく育ってます。アジサイは、養液栽培に大変向いている植物なんですねぇ・・・



















2018年5月17日木曜日

ジャストライクへベン! 天国のようなバラ園。

行ってきました「京成バラ園」。
いろんな意味で「聞きしに勝るバラ園」です。バラの開花ピークには、週末は半径3Km以上が大渋滞するので、車で行くとメンタルが死にます。

やっとの思いでゲートをくぐると・・・


















「恋するバラ園」のテーマローズたちがお出迎え。

















そのあとに目の前に広がるのは、かつて見たことがないほど視界いっぱいに広がる色とりどりのバラたちでした。










「こりゃ、天国に来た気分だ!!!」を5分おきにつぶやく園内。


















青空をバックに、あおり気味に撮るのが好きです。






















もう販売終了となってしまった「パット・オースチン」。「なぜ、買っておかなかったのだろう・・・やっぱり一番好きなバラだ!!!」と、後悔の念が大量におしよせます。


















「ワイルド・ローズ」のエリア。 近所の緑地で勝手に生えては駆除される「ノイバラ」にかぎりなく近いです。


























「こんなシンプルな花から、多くの国と地域で、数え切れないほどの品種が作られて来たんだ」と思うと、情熱と時間しか解決できないことがあるんだと、思い知らされます。

























そして、私が植物と接するたびに確信することは、「人の手によって繁殖、交配され、多くの品種が誕生した植物すべては、人をはぐくみ、癒し、暮らしを豊かにしたからこそ必要とされてきたことの証であり、歴史上人類との共存に成功した植物であることは、ゆるぎのない真実。」、ということです。








































その植物をはぐくむ環境もふくめて、後世に引き継いでいける努力をしていこう、と思います。

2018年5月10日木曜日

大型連休の終わりとSANlight+PlesseyのLED比較。

今回の秋冬(しゅうとう)室内栽培は、栽培ランプHPS600Wから、LEDにチェンジしたおかげで室温が上がりすぎなくなったので、秋冬春栽培へと延長できそうです。

フルスペクトラム栽培専用LED「Plessey ハイペリオン」は、パネルタイプのLED(400W)です。パネルタイプの栽培LEDは、従来のHPSやMHなど消費電力が大きな栽培用ランプユニットの代替品としてデザインされたので、中央にド〜ンッッッとハンギングして栽培スペース全体をカバーします。

















なので、「Plessey ハイペリオン」のようなパネルタイプのLEDは、300W以上の消費電力が大きなものがほとんどです。そしてHPSやMHを使いなれているホビーガーデナーにとって、「セッティングがわかりやすいので導入がカンタン」、というメリットがあります。反面のデメリット、というより特徴として、LEDといえどもランプ直下に放射される光と熱が集中しやすくなり、いわゆるホットスポットとデッドゾーンが多少なりとも発生します。

























一方で、同じくフルスペクトラム栽培専用LED「SANlight」S2WとS4Wは、バータイプのグロウLEDです。バータイプの栽培LEDの特徴は、各ユニットのワット数が小さめで、100W前後のユニット製品がほとんどです。























なので、「SANlight」のようなバータイプのLEDユニットは、栽培スペースの広さに合わせて、複数セッティングする必要があります。ひとつのランプさえコントロールすればよいという手軽さはありませんが、パネルタイプのLEDとちがい、光も熱もスペース全体にバランスよく放射されるので、より少ないワット数で栽培スペース全体をカバーできるうえに、同ワットのパネルタイプのLEDを設置した場合と比較すると収穫率が上がります。





さて、大型連休が終わると、一年の折り返しである6月があっというまに訪れます。
雨上がりのあとのパクチーの花は、一見の価値があります。
































5月以降の大型連休は、ことごとくお天気のよい日に恵まれまして、おかげさまでバラどもが一気に咲きひらき、暑さで散ってもいきました。


















スーパースライブを使い始めてから、バラたちの茎が太くなり、花がバランスよく咲くようになりました。去年までは液肥で育てていたこともあり、養分が集中した花がでかくなりすぎて茎がポキポキと折れ、モレなく花がだらんと地面をむいてしまいました。が、今年のバラどもはみんなシュッと上を向いて咲きました。
























日当たりの悪い北側に植えられて、枯れそうになりながらも今シーズン復活した大人気定番のピエールドロンサール。花付きはマックスではないですが、花いろが鮮やかに咲き、よみがえってくれました。


















その他いろいろなバラたちも、手をかけた月日の1/10ほどの日数で咲いては散っていきます。花開く日を待ちこがれすぎるので、咲いてしまえば散る寂しさが日々大きくなる一方です。






































そんな気分を紛らわせてくれる庭の生き物たち。「アリンコにしては、動きが不規則で早すぎるな。」と感じたらそれはたぶん「アリグモ」です。

















正面から見ると、ちゃんとクモのお顔をしています。




















「赤い卵を抱えているのなか? かわいいな。」と思いましたが、これはタカラダニに寄生されてしまったハエトリグモでした。


















アーティーチョークの大きな葉にかくれて、獲物を待ち受けているカナヘビがいました。ウチのカナヘビは、冬眠から目覚めると「ミミズコンポスト」にあつまる虫たちを大量に食べて巨大化します。 我が家のネコたちが窓ごしにロックオンしますが、どうせ外には出られないと知っているカナヘビは、思わせぶりにネコどもの目の前をチョロチョロしたり日向ぼっこしたりしてます。