2014年12月26日金曜日

やっぱりオモシロイ! CANNA COCO培地とCANNA TERRA培土の栽培

2014年、残すところほんのちょっぴりです。今年は冬の訪れが早かったので、季節の前倒しで早く春が来てくれたらいいな、と思います。

年末、夕暮れの東京湾岸から富士山が見えました・・・




















今年の「エコプロダクツ」で、「NPO法人棚田ネットーワーク」さんのブースを発見しました。シュノーケリングの超穴場スポットがつづく西伊豆松崎町、石部の棚田も出展なさってました。 長い間耕作放棄されていた石部の棚田が復活したのは、ほんの14年前のことだったということと、棚田の近くにあるオリーブ畑をなさってるのが、会長さんだったことも初めて知りました。































室内栽培しているイチゴ「桃薫〜とうくん〜」、クリスマスにいくつか収穫することができました。左端の列は、CANNA TERRAポッティング培土 + Bio Flores有機肥料で育てていて、真ん中の列はCANNA TERRA培土 : CANNA COCO培地を1:1でミックスしBio Flores有機肥料を与えています。右の列はCANNA COCO培地のみとCANNA COCO A/B肥料です。





























一番果までの比較では、左列のCANNA TERRA培土 + Bio Flores有機肥料が、開花も収穫も一番はやく優秀でした。意外なのは、まんなかの列のCANNA TERRA培土 CANNA COCO培地 = 1:1ミックス+ Bio Flores有機肥料のコンビと、CANNA COCO培地CANNA COCO A/B肥料の生長速度が同じくらいという結果です。



イチゴの果実は、「花の大きさが果実の大きさに比例する」ので、とにかく大きな花を咲かせることが大切といわれてます。一般的に、大きな花はガクも大きくなります。




























実際に、ガクが大きな実は、いかにも大玉になってくれそうな気配が濃厚です。
元肥がはいっていて、炭酸ガスが発生しやすいピートモスをメインに配合してあるCANNA TERRA培土を使うと開花が早くなる傾向があることは、これまでの栽培経験でよく理解しています。





























CANNA COCO培地は栽培期間が長くなるにつれ、そのメリットを実感します。










































CANNA TERRA培土CANNA COCO培地は、いずれも有機繊維質の天然素材なので、「オーガニック培地」のヒトコトで覚えてられてしまって、ごちゃ混ぜにされやすいようですが、その性質には無視できない大きなチガイがあります。


CANNA COCO培地は再利用ができます。言い換えれば、サボテンや観葉植物を植えても問題ありません。分解が遅いので数年間植えっぱなしにしても、適度な環境や肥料さえ保てれば観葉植物はゲンキに大きくなります。

一方のCANNA TERRA培土は、基本的に短期収穫植物専用です。サボテンや観葉植物を何年も植えっぱなしにすると、繊維がドロドロと細かくなって根が窒息し、いつか枯れてしまいます。とはいえ、欧州産の長繊維ピートモスを使用しているので、廉価品のピートモス培土とは品質が大きくちがい、たちまち根づまりしてしまうようなトラブルはありえません。

例えば、イチゴの場合は秋から栽培をスタートさせますが、翌年の初夏になるころには、CANNA TERRA培土に植えたイチゴは、根っこがほとんど残っておらず葉っぱが小さくなる一方です。ところが、CANNA COCO培地のイチゴの根っこはポット全体にもびっしりと張りつづけていて、植え替えをしないまま2度目の冬に収穫できたこともありました。






余談ですが、ホントに効きます!!! ミカンの皮。ホントにアブラムシが出ません。数匹アブラムシが出たイチゴの根元にミカンの皮をバサッと置いておいただけで、何日かしたらもういなくなってました。皮がカビだらけになったら新しいのと取りかえるだけですが、ホントにアブラムシがでません。すごいです、農家の方の知恵。






























さて、トルネード誘引のトマトたちも順調です。




























トマトはCANNA COCO培地栽培の株が、一番最初に色づきました。もう5段目まで花が咲いてます。





















































寒さに耐えながら、ガンバっているトウモロコシです。スペースが限られている室内で植物を栽培するうえでのマスト事項のひとつは、背が高くならない矮性(わいせい)の品種を選ぶことかと思いますが、今回チョイスした品種は「Mirai」のなかでも矮性かどうかわかりませんでした・・・「せめて2メートルは超えてくれるな! 」と願っています。
































挿し木とりから生長しつつあるオリーブたち。新芽がでてきました!!!