ラベル CANNAルートプラグ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル CANNAルートプラグ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026年3月4日水曜日

ナスの挿し木|発根するまでの管理方法

 秋から室内栽培しているナスの横枝をカットして挿し木取りをしました。

ほんの数日で発根したのですが、それまでの管理方法を紹介します。


挿し木は、発根するまでの管理がとても重要で、発根を促すために毎日の葉面スプレーを中心とした管理をおこないます。
まず、CANNAのRhizotonicを使用します。希釈は250倍(例:水250mlに対してRhizotonic 1ml)にし、これを毎日たっぷりと葉面スプレーしました。
挿し木の枝は、まだ根が出ていない状態では葉から栄養を吸収します。

CANNA Rhizotonicに含まれているアミノ酸をはじめとした発根促進成分は、葉から吸収された後に、さかんに根元へ送られます。カットされた根元では、その養分で根となるカルスを形成して発根します。そのため、葉面スプレーで発根率が大きく変わると感じています。また、スプレーすることで挿し木周辺の湿度を保つ効果もあります。


Rhizotonic 以外で挿し木の発根用活力剤でおすすめなのは、
なども葉面スプレーで与えて挿し木から発根を促す効果の高い資材です。

培地にはCANNA ルートプラグを使用しています。ルートプラグが乾いてきたら、「薄めの培養液(CANNA Startを1000倍希釈)」を掛け流して、ルートプラグ培地内のEC値を発根しやすい濃度に保ちます。

挿し木の管理をしていると、大きな葉が黄色くなることがあります。
しかし、新芽の葉が元気であれば内部では根が伸び始めていることが多いので、あまり心配する必要はありません。
根が出てくるまでは、毎日葉面スプレーを続けて管理します。
このシンプルなルーティンを続けることで、安定して発根させることができます。





2025年11月5日水曜日

CANNAルートプラグをCANNA Terraポッティング培土、スターティングポットに植える

 今回は、CANNA ルートプラグで発芽させたナスの幼苗を CANNA Terra Professional培土をセットしたスターティング・ポット0.7Lに植えて、室内秋冬栽培をスタートさせます。

スターティング・ポット
とは、発芽や発根した幼苗を最初に植える0.5L〜1L程度の小さなポットのことですが、まず1L以下の小さなスターティング・ポットに植えて幼苗の根を早くたくさん発達させる、というステップは、とてもとてもとても大切です。

CANNA Terra Professional培土 をはじめ、CANNA COCO培地、ロックウール培地などの固形培地すべてに言えますが、まだ根が出てまもない小さな苗を収穫まで使用するファイナル・ポット(6L〜20L程度のサイズ)にダイレクトに植えてしまうと、根量に対して培地の量が多すぎて乾かないため、根の生長がとても遅くなり根が伸びません。また、ずっと湿ったままの培地の表面には青カビなども生えやすくなります。

室内栽培の鉄則のひとつが、生長期を必要最低日数に短くすることです。栽培期間が長くなるほど病害虫リスクとコストが高くなるからです。

  1. まず、ポットの底にカットしたコイヤー・マットを敷いておいて、Canna Terra培土が流れ出るのを防ぐプロセスは、前回のCANNA COCO培地に幼苗を植える手順と、まったくおなじです。

  2. スクエア・ポリポットSサイズに Canna Terra Professional培土をいれ、ガーデニング・スコップなどを使って、中心にCANNAルートプラグがすっぽりと入る穴をあけておきます。苗を植えたらポット全体にCanna Terra Professional培土を追加で入れ軽く押します。すき間がなくなる程度になじませます。


  3. ピートモスベースのCANNA Terra Professional培土には、あらかじめ2週間程度の肥料が配合されているので、植えてから約2週間は肥料を与える必要はありません。この点がCANNA COCO培地と大きくちがいます。
    そのため、最初に与える水には肥料を入れず、根の活力剤 CANNA Rhizotonicを希釈した培養液を与えます。培養液をゆっくり与えて十分な排水をさせ、受け皿にたまった排水は溜めたままにしないで15分以内に捨ててください。根は15分で溺れます。






2025年10月27日月曜日

CANNAルートプラグの苗をロックウールに植えるステップ

CANNA ルートプラグに蒔いた種が発芽し、根が生長してルートプラグから伸び出したので
ロックウールポットGrodan DELTA 6.5G へ移植しました。詳しいステップを紹介します。


  1. ロックウールのプレ・ソーキング
    ロックウール培地は、使用する1日前にロックウールを水道水でよく洗い流してからpH5.5に調整した水に一晩浸しておきます(プレ・ソーキング)。なぜなら、すべてのロックウール培地は、サイズやメーカーに関係なくアルカリ性だからです。


    「培養液のpH値がどんどん上がってしまう! なぜ?」という切羽詰まったご質問を受けることがよくありますが、その原因のひとつがDWCハイドロポニック・システムプレ・ソーキングをせずにロックウール培地を使っていたことでした。 

  2. ロックウール・ポットのプレ・ソーキングをおこない成分調整をすませた翌日以降、まず培養液を用意します。
    培養液は水道水1リットル(18℃〜22℃)に対してCANNA Start(幼苗専用肥料)CANNA Rhizotonic(根の有機活力剤)を希釈した培養液をpH値5.5〜5.8に調整したあとロックウール・ポット全体にいきわたらせます。





  3. 15℃以下の水に根が触れると、あっというまに根毛が消えてしまうほど水温はとても大切です。とくに水温が低くなる冬場は、苗を植え込んでから仕上げとして培養液を与える時も水温が18℃〜22℃になっているか確認してください。
    定植直後はかならず弱光、湿度高めの環境で管理し、翌日に葉がピンとして元気であれば幼苗期間に適した光の強さで管理します。

どのくらいの光の強さにすべきかは、こちらを参考にしてください。
幼苗段階では最大限離すのが正解! SANlight EVO4 の設置
(200W、PPF700μmol/S前後の
LEDグロウライトシステムでDim最弱光条件下)




2025年10月10日金曜日

室内栽培スタートに最適な季節となりました。

 暑すぎた長い夏がようやく終わり、ようやく室内栽培に最適な季節がやってきました。

ということで、今週初めにさっそくミニトマトの種を蒔いたところ、たったの3日で芽が出てきました。種まきに最適な気温だからです。



発芽培地 CANNA ルートプラグは、だいたい3〜4日で表面がかわきます(日数は温度や湿度で前後します)。CANNA ルートプラグの表面が乾いてきたら、幼苗専用肥料 Canna Start と根の生長促進活力剤 CANNA Rhizotonic を希釈した培養液を与えます。

種子が発芽して根が出てフタバが展開すると、培地から肥料養分を吸収しようとします。
CANNA ルートプラグロックーウル・ミニなど、肥料養分が全く入っていない発芽培地でフタバが展開したら、水だけ与えることと、濃すぎる培養液(EC値1mS/cm以上)を与えることは特別な理由がない限り避けます。

フタバが緑色になって光合成をスタートしている時点で、EC値 0.3〜1.0以下の培養液を与えて無機イオン濃度をあげると、細胞分裂がさかんになるので根の発達が早くなり、より安定した幼苗期をスタートさせることかできます。

この時期に与える肥料は、幼苗専用肥料  Canna Start が最適ですが、Canna Start のボトルでは 250倍希釈(水道水のEC値ふくめ水道水の0.7 ~ 1.3 mS/cm2)を推奨しています。

しかし気温が高い時や光が強い時など環境によっては、250倍希釈ではEC値が高すぎて肥料やけを起こす心配があります。そのリスクを防ぐために以下の分量をお勧めします。

  1. 一番最初に与える時は:1000倍希釈 (水道水1Lに対して Canna Start 1ml + CANNA Rhizotonic  4ml)
  2. 2回目に与える時は500倍希釈 (水道水1Lに対して Canna Start 2ml + CANNA Rhizotonic  4ml)
  3. 3回目以降に与える時は250倍希釈 (水道水1Lに対して Canna Start  4ml + CANNA Rhizotonic  4ml)



ただし、根の生長促進活力剤 CANNA Rhizotonic  は250倍希釈でもっとも効果が出るので決められた分量を減らす必要はありません。また、培養液を与える時は培地からじゅぶんに排水される量を与えることが失敗しないポイントです。



CANNA ルートプラグに培養液を水やりしたら、グロウライトを幼苗に最適な光の強さで管理します。または幼苗期専用のライトを使うこともお勧めします。

数時間おきに、植物の様子を確認して光が強すぎていないか、周辺の温度が高くなりすぎていないかチェックして見守ります。



2025年7月22日火曜日

循環 式システムGeminiで検証、CANNA ルートプラグの約4ヶ月後。

 CANNA ルートプラグで発根させたトマトの挿し木苗をロックウール・ポットに植え、循環式ハイドロシステムGeminiにセットしたのが、今年の2月末でした。

CANNA ROOTPLUGSは ロックウールポットへの定植も簡単!

CANNA ROOTPLUGS→ロックウールポット→循環ハイドロ・システムに植えるステップ


あれから約4ヶ月たちました。


 CANNA ルートプラグは、ココ培地100%の植物繊維でできた有機培地です。有機質の培地は、ハイドロポニック栽培との相性があまり良くないと思われがちですが・・・


ロックウール・ポットへの根張りもスムーズで相性が良く、力強く根が張り根量が増え、ハイドロポニック・システムで大きく速く生長させることができます。





2025年3月12日水曜日

CANNA COCO培地 水やり管理〜 開花期〜

これまでの経緯で、CANNAルートプラグで発根させたミニトマトの挿し木をCANNA COCO培地に定植しました。その後ミニトマトが大きく育ち、開花期に移行しました。




ミニトマトの秋冬栽培は登熟するまで日数がかかるので、とても甘くなります。どなたに差し上げても「甘いっっっ! おいしい!! ホントにあなたが育てたの?」というお声をいただきます。



仕事の合間をぬって片手間で育てても、極ウマのミニトマトが無農薬で多収穫できる理由は、ひとえに最高品質の肥料と培地のおかげです。

 

しかしテキトーで気まぐれな水やりは、収量が減ってしまうだけではなく根を傷めてカビ病発生につながるので禁物です。ということで今回は、CANNA COCO培地栽培で開花期間の水やりポイントを紹介します。


開花期に入った植物は、養分のほとんどを花や果実に優先的に送ってしまい、根元にはあまり送らなくなってしまいます。すると次第に根が伸びなくなるので、水やりは積極的に与えます。
具体的には、生長期のようにCANNA COCO培地の表面が乾いてから水やりをするのではなく、CANNA COCO培地の表面が乾く前に水やりするサイクルになります。



他のココ培地とちがい、CANNA COCO培地は、ココ繊維本来の硬質多孔構造がちゃんと保たれているので根がポットいっぱいに張っていれば毎日水やりできます。パーライトを混ぜる必要はありませんし、特別な理由がないかぎり、CANNA COCO培地を100%使うことを強くお勧めします。

ただし、水やりの間隔を短くするほど花や果実は大きく生長できるのですが、CANNA COCO培地であっても常に湿った状態で酸素が少ない状態がつづくと、植物それぞれ持つ風味、糖度、そしてビタミンやテルペンなどの栄養価が低下することがわかっています。つまり収穫物の品質が下がってしまいます。

開花期のCOCO栽培で、根に酸素を適度に吸収させて最大限の多収穫と高品質を保つには、培地重量が 50%重量になった時に水やりをします。確実に酸素を供給することができます。

  • CANNA COCO培地を使った栽培では、水やりは液体肥料を希釈した培養液を与えます。フラッシングの必要がない限り、水だけを与えることは避けてください。毎回、ポットの底からしっかり排水させます。(排水率20%以上 = 培地量の40%以上の培養液を与える)

  • 培養液を与える量が少な過ぎて、排水量が不十分だと、肥料焼けなど生育トラブルが起こりやすくなってしまうので、しっかり排水させてください。

  • 受け皿にたまった排水は、ためたままにはせず捨ててください。

CANNA COCO培地には、専用肥料のCanna Coco A/B 肥料がおすすめです。肥料は生長期と開花期共通の Canna Coco A/B 肥料 だけでOKなので、とてもシンプルで簡単なうえにCOCO培地のバッファリング剤としても機能します。

植物それぞれの風味や栄養成分の品質をさらにアップしたいときは、生長段階にあわせて 即効性の高いCANNAの活力剤シリーズである Canna Boost, PK13/14(使い過ぎに注意!), CannaZym, Rhizotonic がおすすめです。

また、季節が変わっても乾くタイミングはあまり変わらないように、乾きの遅い冬は6Lから10L程度の小さめのポット、夏に水やりの回数を減らしたい場合は、17L以上の大きめなポットを選択する、という工夫も手間なくおいしくたくさん収穫するコツです。


2025年2月28日金曜日

CANNA ROOTPLUGS→ロックウールポット→循環ハイドロ・システムに植えるステップ

 前回は、CANNA ルートプラグで発根させたトマトの挿し木苗をロックウール・ポットに植えました。
ロックウール・ポットに挿し木苗を植えた前回の様子 



前回、CANNA ルートプラグで発根させたトマトの挿し木苗をロックウール・ポットに植えましたが、今回はロックウール・ポットの底から根が伸びだしたので 循環式ハイドロポニック・システム GEMINI に定植するステップにすすみます。




  1. まずは前準備です。

    循環式ハイドロポニック・システム GEMINI にセットする培地 Aqua クレイペブルス (内底あり=10L 内底なし=18L)を水で洗い流します。洗濯ネットに入れて水道水で洗い流すとあつかいが楽です。目安はある程度水が透明になるまでです。

    初めて使うAqua クレイペブルス やハイドロトンなどもロックウールと同じく、プレ・ソーキングが必要です。その方法はこちら

    たのしく復習!? “The Basics of Hydroponics〜 培地編 その2

    再利用のAqua クレイペブルス を使う場合は、ハイドロ・システムにセットした状態で、CANNA FLUSHの希釈液でフラッシングすることもできます。CANNA FLUSH 40ml : 水10Lの割合の希釈液に培地を24時間浸し、翌日に希釈液と同量の水道水でよく洗い流せばOKです。

    ただ、基本的に循環式ハイドロポニック・システムは、根っこと培養液が接する時間が少なく、AerosをはじめとしたDWCシステムほど培養液のpHやECが大きく変動しないので、あまり神経質にならなくて良いシステムです。


  2. ハイドロ・システム専用の液体肥料CANNA Aqua Vega Dutch Formula の培養液を用意します。





  3. ロックウール・ポットを包んでいるビニールを剥がし、Aqua クレイペブルス の中央にロックウール・ポット全体がすっぽりと入る程度にくぼみをつくります。




  4.   ロックウールをセットできたら、Aqua クレイペブルス を戻して、かぶせます。








  5. 培養液をドリップする時間をセットします。
    循環式ハイドロポニック・システムでは、循環ポンプをONにして培養液をドリップさせる時間をフロウ・タイム、循環ポンプがOFFになり培養液がドリップしていない時間をドライ・タイム、などとよびます。

    循環式ハイドロポニック・システム GEMINI に植えたあと、根が十分に伸びるまでは1日に1回(10分程度)フロウ・タイムを昼間におこないます。これで十分です。まだ根が発達していない苗は、ドライ・タイム(培養液がドリップされていない時間)に根が生長します。苗が大きく生長するにつれてフロウ・タイム回数を増やします。

    デジタル・タイマーで循環ポンプを作動させれば、培養液をドリップさせる「フロウ・タイム」と培養液をドリップさせない「ドライ・タイム」のコントロールが簡単です。


循環式ハイドロポニック・システムの概要や使い方につしてさらに詳しくは、こちら:


2025年2月19日水曜日

CANNA ROOTPLUGSは ロックウールポットへの定植も簡単!

CANNAルート・プラグで発根させたトマトの挿し木をロックウール・ポットに定植するステップを紹介します。

エアロス(DWC)や、ジェミニ(再循環式)など既製品をはじめ、フラッド&ドレイン・システムなどDIYハイドロポニック・システムでの栽培のスタートにも最適です。 また、挿し木の段階で発根する根が多ければ多いほど早く大きく生長するので、結果的にたくさん収穫できる苗に育つだけでなく、時間とコストを節約できます。なので、一本でも根が多く出る挿し木培地を選ぶことは、ものすごく重要なのです。


CANNAルート・プラグのサイズはロックウールポットGrodan DELTA 6.5G のホールにピッタリサイズでなので移植した時に活着がスムーズです。



ロックウールに挿し木苗を定植する場合、その1日前に前準備がはじまるのでバックリとした手順を紹介します。

  1. すべてのロックウールはアルカリ性なので、使う前にプレ・ソーキングが必要です。もしそのまま使うと、とくにDWCシステムで培養液のpH値が上がりすぎてクヨクヨ悩むことになります。悩みやトラブルを防ぐためにも、使用する1日前にロックウールを水道水で洗い流してからpH5.5に調整した水に一晩浸しておきます。さらに詳しい情報はこちら

  2. ロックウール・ポットのプレ・ソーキングをすませて成分調整ができた翌日以降、まず培養液を用意します。CANNA Start(幼苗専用肥料)CANNA Rhizotonic(根の有機活力剤)を希釈した培養液をロックウール・ポット全体にいきわたらせます

  3. あらかじめ CANNAルート・プラグで発根したトマトの挿し木苗を差し込みました。

  4. 定植直後の挿し木苗はかならず弱光、湿度高めの環境で管理し、翌日に葉がピンとして元気であれば幼苗期間に適した光の強さで管理します。


数日後、CANNAルート・プラグからロックウール・ポットに根が伸び出して無事活着しました。



ロックウール・ポットの表面に根が張っていることが確認できます。


ロックウール・ポット底からも、根がしっかりと伸び出しています。



CANNAルート・プラグは、不活性な無機培地であるロックウールとも相性がよく、今回のようにロックウール・ポットに定植した後にすばやく活着し、根の生長が早いうえに扱いやすくカンタンなステップですみます。

ロックウール・ポットの苗をハイドロポニック・システムで育てていく場合、ハイドロ・システム専用に開発された肥料CANNA Aqua VegaDutch Formula がおすすめです。















2025年1月17日金曜日

CANNA COCO培地はパーライト不要。一番カンタンによく育ちコスパの良いココ培地!

「ココ培地はパーライトを混ぜて使うのが常識」という説明をよく目にします。この考えを疑わずにいるホビーガーデナーも多いでしょう。しかし、CANNA COCO培地なら、パーライトを混ぜる手間やコストが一切不要です。CANNA COCO培地は、土壌改良剤を加える必要がなく、簡単かつ効果的に植物を育てられる最高品質の培地です。

余力のある人は、ページ下のCANNA COCO培地のクオリティーについて詳しくをご覧ください。


1, 挿し木苗の植え付け
まず、CANNA ルートプラグで発根させたトマトの挿し木苗をスターティング・ポットに植えます。
https://desktopfarmer.blogspot.com/2024/12/canna-rootplugs-review.html

最初にCANNA ルートプラグで発根させたトマトの挿し木苗を準備します。発根した苗を1Lのスターティング・ポットSに植え付けます。この際、あらかじめポットにCANNA COCO培地(50L、または水で復元させておいたCanna Coco Brick)を入れ、CANNA ルートプラグぴったり収まるくぼみを作っておきます。


この日からたった5日後には根がCOCO培地の表面まで伸び出してきました。COCO培地では、根が表面に伸びるのは正常な状態です。CANNA COCO培地は、培地全体に養水分と空気をたっぷりと均一に保つことができるので、植物の根は培地の表面まで伸びることができます。決して酸欠で根が逃げているわけではありません。



2, スターティング・ポットでの水やりと日数

CANNA COCO培地はパーライトを混ぜた一般的なココ培地とくらべると、水分を30%多く含むことができるので表面が乾いても水やりはポットが軽くなるまで待ってください。

上の画像から3日たちました。スターティング・ポットSに挿し木苗を植えてから約1週間後です。培地の表面が乾き、さらにポット重量がじゅうぶんに軽くなっので培養液を水やりをします。


水温20℃前後の水にベース肥料 CANNA COCO A/B か、幼苗専用肥料CANNA STARTのどちらかを加え、さらに根の活力剤 CANNA Rhizotonicを加えて培養液をつくります。 必要な培養液の量はポットサイズの40%です。スターティング・ポットSサイズ1Lに対して培養液は400mlくらい与えれば排水が80mlほどになり排水率20%ルールをキープできます。生長期間は、培養液の最適なpH値範囲 5.5 〜 6.2 のうち低めのpH値に調整して硝酸性窒素の吸収を促進させます。


一度目の水やりから3日後、ふたたび水やりできるまでポットが軽くなりました。ポットが軽くなるまで待ってから水やり、というサイクルをを2回くり返すとスターティング・ポット全体に根が伸びるので、いよいよファイナル・ポットへ定植します。


3, 収穫まで植えるファイナル・ポットへの定植。

スターティング・ポットで根が十分に伸びたら、エアロポットなどのファイナル・ポットに移植します。Canna Coco培地(Canna Coco 50L、または水で復元させておいたCanna Coco Brick)をセットしたら中央にスターティング・ポットの根鉢がすっぽり収まるサイズのクボミをつくります。

エアロポットには底石は不要です。 この際、鉢底石やパーライトを混ぜる必要はありません100% CANNA COCO培地だけを使用すれば、保水性を高め、水やり回数を減らせます。



4, スターティング・ポットからそっと苗を抜き、ファイナル・ポットに定植します。

スターティング・ポットから抜いた苗の根鉢はくれぐれも決して崩さないように、スッポリとやさしくファイナル・ポットに植えこんでください。短期間で同じ培地に植え増しをする以上、根鉢を崩す意味はまったくありませんし、もしも根鉢を崩したり、根を切ってしまうと、新たな根を伸ばすために余分なエネルギーが必要となるためロスが生じて、生長が遅くなります。


5. CANNA COCO培地を足します。




6. ファイナル・ポットに植えこんだら、CANNA COCO培地をしっかり圧縮します。

ポット内部にできたスキマをつぶすために、手で培地をやさしく&しっかり圧縮します。 ポット内部で土の密度にバラツキがあると、水やりした時に通り道ができてしまい全体に行き渡らなくなってしまいます。必要に応じてCANNA COCO培地を足してください。



7, 定植の仕上げに培養液を与えます。

CANNA COCO培地専用のベース肥料 CANNA COCO A/B と、パワフルな根の有機活力剤  CANNA Rhizotonicを希釈して培養液をつくります。培養液のpH値は 5.5に合わせました。CANNA COCO培地を入れたエアロポット6Lへの、初回の水やりはポット容量の50%にあたる約3Lの培養液を与えると約600ml程度排水されるのでベストです。 そして水やり後のポット重量は約4.5Kg弱になります。定植後はじめての水やりは、通常よりもゆっくり与えることをおすすめします。


このようにスターティング・ポットからファイナル・ポットに定植するまでかかった日数は、たった13日でした。しかも生長トラブルもまったくありませんでした。このように、CANNA COCO培地なら、どのココ培地よりも苗を植えてからの根張りがはやく根量が豊富になります。なのでファイナル・ポットに定植するまでの日数が最短にできてトラブルなく育ちます。




CANNA COCO培地の優位性

高品質な製造プロセス

一般的なココ培地はパーライトが約30%ミックスされています。そしてパーライトには保水性がありません。最高品質のCANNA COCO培地は蒸気殺菌処理の必要がないので、パーライトを混ぜる必要はありません。つまりCANNA COCO培地と他のココ培地に同じ量の培養液を与えると、他のココ培地よりも30%多く培養液を保水できるうえ、空気も豊富なので吸収量も多くなります。結果的にCANNA COCO培地は、使用する肥料の量と水やりの回数を減らすことができるだけでなく早く大きく育ちます。

CANNA COCO培地は、原材料となるココ・コイアに含まれる海水の塩を洗い流すフラッシング処理はもちろん、ココ繊維が適度に軟化するよう熟成期間を正確にさだめ、ロットごとの成分にあわせてバッファリング剤を調合して一定の成分比率に仕上げるので、全ての製品が一貫して最適なEC、pH、重量、物理性になっています。




ココ培地のカルシウム/カリウム比率(Ca/K比)

Ca/K比とは、ココ培地のクオリティーを決める重要な指数で、製造者がバッファリング処理を十分にしたか、つまり生長障害を起こさない安全なココ培地を流通させているかがわかります。無調整のココ培地には、塩分だけでなくカリウムが過剰に含まれているため、バッファリングが十分でないココ培地で植物を育てると、致命的なカルシウムとマグネシウム欠乏を起こし、葉が焼けて根は伸びす、ろく育たずに終わります。植物がカルシウムを十分に吸収するためには、一般的な目安として、最低でも「Ca:K=1:1」必要です。ココ培地は、他の陽イオンよりもカルシウムイオンを吸着する性質があるため、カルシウム:カリウム比が高いほど、植物栽培中にカルシウム不足が発生する可能性が低くなります。
※ さらに他のココ培地は、Ca/K比が一時的に高くても、ロットごとにココ・コイアの仕入れ先が変わり、製造ロットごとに変わることがよくあるため注意が必要です。


そもそもココ・コイアが優秀な栽培培地である最も大きな理由は、ココ培地の多孔構造のおかげです。ココ繊維に開いた無数の穴が空気と水分をバランスよく含んで養水分の吸収をパワフルに促進し、酸欠、乾燥、そして高温から植物の根を守ってくれるのですが、CANNA以外のメーカーのココ培地は、安いコストと少ない手間で製造されるため蒸気殺菌処理が不可欠になります。高圧蒸気殺菌処理は、ゆでたパスタのようにココ繊維をブヨブヨにふやかし、せっかくココ繊維に開いていた無数の穴を潰してます。そのためパーライトを混ぜないと根が酸欠になったり、根詰まりしやすくなるのです。高圧蒸気殺菌処理のデメリットは、それだけではありません。ココ・コイアには有益菌のトリコデルマが常在菌として存在しています。トリコデルマは病原菌の繁殖を抑制する静菌効果が高いので、農業では生物殺菌剤として利用されていますが、蒸気殺菌によりトリコデルマ菌が死滅してまうのでココ・コイアが持っていた本来の浄化作用も失われてしまいます。

高圧蒸気殺菌処理されたココ培地は、繊維がもろくなっているので根づまりしやすく再利用には適していませんが、CANNA COCO培地は1年の間は再利用が可能です。むしろ再利用のCOCO培地の方が根張りが良いほどなので、結果として最もコスパの良いココ培地であると言えます。

2024年12月18日水曜日

Terra Professional 培土栽培。スターティングポットからファイナルポットへの定植

これまでのプロセスで、トマトの挿し木をCANNA ROOTPLUGで発根させると、ロックウール培地よりも発根量がはるかに多くなり、しかもクローンマシーンよりも丈夫な根が育つので、根の生長がはやく根量が豊富な苗になるので、生長期間が短い優秀な幼苗を増やすことができることがわかりました。

CANNA ROOTPLUGS Review 〜ロックウールとの比較テスト〜

CANNA ROOTPLUGS Review 〜楽勝! トマトの挿し木〜

CANNA ROOTPLUGSからスターティング・ポットに植える〜Terra Professional 培地編〜


前回の記事で、スターティング・ポットに植えまししたトマトの挿し木苗の根がポットいっぱいに伸びたので、今回は収穫まで使うファイナル・ポットに定植します。

1. スターティング・ポットで育てていた期間の水やりは、CANNA TERRA培土の表面が写真のような色になるまで乾き、ポット重量がじゅうぶんに軽くなってから、水やりをしました。

CANNA TERRA培土には、だいたい2週間分の肥料がすでに含まれているので、スターティング・ポットで育てていた約1週間は、CANNA TERRA培土専用の生長期用肥料TERRA VEGAは与えません。根の活力剤 CANNA Rhizotonic だけ希釈した培養液を与えました。




2. スターティング・ポット全体に根がしっかりと張ったトマトの幼苗をファイナル・ポットに植えるときに使った資材はこの3つです。
  1. 根の活力剤 CANNA Rhizotonic

  2. ファイナル・ポット(エアロポット 6L)

  3. CANNA Terra Professional培土
です。



3. トマトの苗の根元を指ではさみながらポットをつかむ要領で表土を押さえ、スターティング・ポットを逆さに向けます。スターティング・ポット全体に根が伸び広がっていれば根鉢ごとスポッと簡単に抜けます。このとき根鉢はゼッタイに崩さないでください。幼苗の段階では、葉っぱや根っこが傷つくと活着するまで余分な日数がかかってしまいます。
コストと手間がかかる室内栽培において、栽培期間を必要最小日数にすることは決して軽視できない非常に重要なルールです。


CANNA ルートプラグで挿し木を発根させると、たくさんの根がすばやく出るのでスターティング・ポットに植えてからファイナル・ポットに植えられるようになるまでにかかる日数が短く、ロックウール培地エアロポニック・システムで発根させた挿し木の苗よりも、苗の生長スピードがまるでちがいます。生長期間の日数を最短にできるので、手間とコストの削減だけでなく病害虫の発生リスクも抑えられるのです。



4.  CANNA ルートプラグで発根させたトマトの挿し木苗は、12月はじめにスターティング・ポットに苗を植えてから約10日で根がいっぱいに張り、短期間でファイナル・ポットへ定植することができました。




5. ファイナル・ポット(エアロポット 6L)の7〜8分目の高さまで CANNA Terra Professional培土を入れます。中央にスターティング・ポットの根鉢がそっくり入る大きさのくぼみを手でかき分けて作ったら、写真のようにトマトの幼苗をそっと置きます。くれぐれも根鉢を崩さないように気をつけてください。

エアロポットは、丈夫でやぶれにくい布製なので通気性が非常に高く、苗の根がどこに伸びても酸素不足になることはありません。ポット栽培では常識の「鉢底石」は必要ありません。当たり前ですが通気性を高めるパーライトもいりません。エアロポット CANNA Terra Professional培土だけでOKです。



6. ファイナル・ポットに植えたら手で培土の表面をやさしくしっかり圧縮してポット内部に残っている空気のスキマをなくしてください。 ポット内部で土の密度にバラツキがあると、水やりした時に通り道ができてしまい全体に行き渡らなくなってしまいます。
CANNA Terra Professional培土を入れる高さは、エアロポット のふちから3cm下あたりまでが目安です。あまり多く入れると水やりの時に、逃げ場のない水があふれてしまいますし、少なすぎると大きく生長してから早く乾きすぎるので、水やりが忙しくなります。




7.  仕上げに水やりをして、新しい培地に根をなじませます。
20℃前後に温度調節をした水に、根の活力剤CANNA Rhizotonicを250倍希釈した培養液(水1L : Rhizotonic 4ml)を土が動きすぎないようにユックリ与えます。Terra Professional培土には、植えてから1~2週間分の肥料があらかじめ配合されているので肥料は与えません。



8. ピートモスがメインに配合されているTerra Professional培土には、ピートモス採掘時にに混ざっていた太めの小枝がまざっていることがあります。手で細かくできる固さであれば、細かくして混ぜてしまって問題ありませんが、小さなポットに入り切らずジャマになる時は、取りのぞいてください。