秋から室内栽培しているナスの横枝をカットして挿し木取りをしました。
ほんの数日で発根したのですが、それまでの管理方法を紹介します。
秋から室内栽培しているナスの横枝をカットして挿し木取りをしました。
ほんの数日で発根したのですが、それまでの管理方法を紹介します。
今回は、CANNA ルートプラグで発芽させたナスの幼苗を CANNA Terra Professional培土をセットしたスターティング・ポット0.7Lに植えて、室内秋冬栽培をスタートさせます。
スターティング・ポットとは、発芽や発根した幼苗を最初に植える0.5L〜1L程度の小さなポットのことですが、まず1L以下の小さなスターティング・ポットに植えて幼苗の根を早くたくさん発達させる、というステップは、とてもとてもとても大切です。
CANNA Terra Professional培土 をはじめ、CANNA COCO培地、ロックウール培地などの固形培地すべてに言えますが、まだ根が出てまもない小さな苗を収穫まで使用するファイナル・ポット(6L〜20L程度のサイズ)にダイレクトに植えてしまうと、根量に対して培地の量が多すぎて乾かないため、根の生長がとても遅くなり根が伸びません。また、ずっと湿ったままの培地の表面には青カビなども生えやすくなります。
室内栽培の鉄則のひとつが、生長期を必要最低日数に短くすることです。栽培期間が長くなるほど病害虫リスクとコストが高くなるからです。
CANNA ルートプラグに蒔いた種が発芽し、根が生長してルートプラグから伸び出したので
ロックウールポットGrodan DELTA 6.5G へ移植しました。詳しいステップを紹介します。


暑すぎた長い夏がようやく終わり、ようやく室内栽培に最適な季節がやってきました。
ということで、今週初めにさっそくミニトマトの種を蒔いたところ、たったの3日で芽が出てきました。種まきに最適な気温だからです。
発芽培地 CANNA ルートプラグは、だいたい3〜4日で表面がかわきます(日数は温度や湿度で前後します)。CANNA ルートプラグの表面が乾いてきたら、幼苗専用肥料 Canna Start と根の生長促進活力剤 CANNA Rhizotonic を希釈した培養液を与えます。
種子が発芽して根が出てフタバが展開すると、培地から肥料養分を吸収しようとします。
CANNA ルートプラグやロックーウル・ミニなど、肥料養分が全く入っていない発芽培地でフタバが展開したら、水だけ与えることと、濃すぎる培養液(EC値1mS/cm以上)を与えることは特別な理由がない限り避けます。
フタバが緑色になって光合成をスタートしている時点で、EC値 0.3〜1.0以下の培養液を与えて無機イオン濃度をあげると、細胞分裂がさかんになるので根の発達が早くなり、より安定した幼苗期をスタートさせることかできます。
この時期に与える肥料は、幼苗専用肥料 Canna Start が最適ですが、Canna Start のボトルでは 250倍希釈(水道水のEC値ふくめ水道水の0.7 ~ 1.3 mS/cm2)を推奨しています。
しかし気温が高い時や光が強い時など環境によっては、250倍希釈ではEC値が高すぎて肥料やけを起こす心配があります。そのリスクを防ぐために以下の分量をお勧めします。
ただし、根の生長促進活力剤 CANNA Rhizotonic は250倍希釈でもっとも効果が出るので決められた分量を減らす必要はありません。また、培養液を与える時は培地からじゅぶんに排水される量を与えることが失敗しないポイントです。
CANNA ルートプラグに培養液を水やりしたら、グロウライトを幼苗に最適な光の強さで管理します。または幼苗期専用のライトを使うこともお勧めします。
数時間おきに、植物の様子を確認して光が強すぎていないか、周辺の温度が高くなりすぎていないかチェックして見守ります。
CANNA ルートプラグで発根させたトマトの挿し木苗をロックウール・ポットに植え、循環式ハイドロシステムGeminiにセットしたのが、今年の2月末でした。
CANNA ROOTPLUGSは ロックウールポットへの定植も簡単!
CANNA ROOTPLUGS→ロックウールポット→循環ハイドロ・システムに植えるステップ
あれから約4ヶ月たちました。
CANNA ルートプラグは、ココ培地100%の植物繊維でできた有機培地です。有機質の培地は、ハイドロポニック栽培との相性があまり良くないと思われがちですが・・・
ロックウール・ポットへの根張りもスムーズで相性が良く、力強く根が張り根量が増え、ハイドロポニック・システムで大きく速く生長させることができます。
前回は、CANNA ルートプラグで発根させたトマトの挿し木苗をロックウール・ポットに植えました。
ロックウール・ポットに挿し木苗を植えた前回の様子
CANNAルート・プラグで発根させたトマトの挿し木をロックウール・ポットに定植するステップを紹介します。
エアロス(DWC)や、ジェミニ(再循環式)など既製品をはじめ、フラッド&ドレイン・システムなどDIYハイドロポニック・システムでの栽培のスタートにも最適です。 また、挿し木の段階で発根する根が多ければ多いほど早く大きく生長するので、結果的にたくさん収穫できる苗に育つだけでなく、時間とコストを節約できます。なので、一本でも根が多く出る挿し木培地を選ぶことは、ものすごく重要なのです。
CANNAルート・プラグのサイズはロックウールポットGrodan DELTA 6.5G のホールにピッタリサイズでなので移植した時に活着がスムーズです。
ロックウールに挿し木苗を定植する場合、その1日前に前準備がはじまるのでバックリとした手順を紹介します。
数日後、CANNAルート・プラグからロックウール・ポットに根が伸び出して無事活着しました。
ロックウール・ポットの表面に根が張っていることが確認できます。
ロックウール・ポットの底からも、根がしっかりと伸び出しています。
CANNAルート・プラグは、不活性な無機培地であるロックウールとも相性がよく、今回のようにロックウール・ポットに定植した後にすばやく活着し、根の生長が早いうえに扱いやすくカンタンなステップですみます。
ロックウール・ポットの苗をハイドロポニック・システムで育てていく場合、ハイドロ・システム専用に開発された肥料CANNA Aqua Vega やDutch Formula がおすすめです。
「ココ培地はパーライトを混ぜて使うのが常識」という説明をよく目にします。この考えを疑わずにいるホビーガーデナーも多いでしょう。しかし、CANNA COCO培地なら、パーライトを混ぜる手間やコストが一切不要です。CANNA COCO培地は、土壌改良剤を加える必要がなく、簡単かつ効果的に植物を育てられる最高品質の培地です。
余力のある人は、ページ下のCANNA COCO培地のクオリティーについて詳しくをご覧ください。
1, 挿し木苗の植え付け
まず、CANNA ルートプラグで発根させたトマトの挿し木苗をスターティング・ポットに植えます。
https://desktopfarmer.blogspot.com/2024/12/canna-rootplugs-review.html
最初にCANNA ルートプラグで発根させたトマトの挿し木苗を準備します。発根した苗を1Lのスターティング・ポットSに植え付けます。この際、あらかじめポットにCANNA COCO培地(50L、または水で復元させておいたCanna Coco Brick)を入れ、CANNA ルートプラグがぴったり収まるくぼみを作っておきます。
この日からたった5日後には根がCOCO培地の表面まで伸び出してきました。COCO培地では、根が表面に伸びるのは正常な状態です。CANNA COCO培地は、培地全体に養水分と空気をたっぷりと均一に保つことができるので、植物の根は培地の表面まで伸びることができます。決して酸欠で根が逃げているわけではありません。
2, スターティング・ポットでの水やりと日数
CANNA COCO培地はパーライトを混ぜた一般的なココ培地とくらべると、水分を30%多く含むことができるので表面が乾いても水やりはポットが軽くなるまで待ってください。
上の画像から3日たちました。スターティング・ポットSに挿し木苗を植えてから約1週間後です。培地の表面が乾き、さらにポット重量がじゅうぶんに軽くなっので培養液を水やりをします。
水温20℃前後の水にベース肥料 CANNA COCO A/B か、幼苗専用肥料CANNA STARTのどちらかを加え、さらに根の活力剤 CANNA Rhizotonicを加えて培養液をつくります。 必要な培養液の量はポットサイズの40%です。スターティング・ポットSサイズ1Lに対して培養液は400mlくらい与えれば排水が80mlほどになり排水率20%ルールをキープできます。生長期間は、培養液の最適なpH値範囲 5.5 〜 6.2 のうち低めのpH値に調整して硝酸性窒素の吸収を促進させます。
一度目の水やりから3日後、ふたたび水やりできるまでポットが軽くなりました。ポットが軽くなるまで待ってから水やり、というサイクルをを2回くり返すとスターティング・ポット全体に根が伸びるので、いよいよファイナル・ポットへ定植します。
3, 収穫まで植えるファイナル・ポットへの定植。
スターティング・ポットで根が十分に伸びたら、エアロポットなどのファイナル・ポットに移植します。Canna Coco培地(Canna Coco 50L、または水で復元させておいたCanna Coco Brick)をセットしたら中央にスターティング・ポットの根鉢がすっぽり収まるサイズのクボミをつくります。
※エアロポットには底石は不要です。 この際、鉢底石やパーライトを混ぜる必要はありません。100% CANNA COCO培地だけを使用すれば、保水性を高め、水やり回数を減らせます。
4, スターティング・ポットからそっと苗を抜き、ファイナル・ポットに定植します。
スターティング・ポットから抜いた苗の根鉢はくれぐれも決して崩さないように、スッポリとやさしくファイナル・ポットに植えこんでください。短期間で同じ培地に植え増しをする以上、根鉢を崩す意味はまったくありませんし、もしも根鉢を崩したり、根を切ってしまうと、新たな根を伸ばすために余分なエネルギーが必要となるためロスが生じて、生長が遅くなります。
5. CANNA COCO培地を足します。
6. ファイナル・ポットに植えこんだら、CANNA COCO培地をしっかり圧縮します。
ポット内部にできたスキマをつぶすために、手で培地をやさしく&しっかり圧縮します。 ポット内部で土の密度にバラツキがあると、水やりした時に通り道ができてしまい全体に行き渡らなくなってしまいます。必要に応じてCANNA COCO培地を足してください。
7, 定植の仕上げに培養液を与えます。
CANNA COCO培地専用のベース肥料 CANNA COCO A/B と、パワフルな根の有機活力剤 CANNA Rhizotonicを希釈して培養液をつくります。培養液のpH値は 5.5に合わせました。CANNA COCO培地を入れたエアロポット6Lへの、初回の水やりはポット容量の50%にあたる約3Lの培養液を与えると約600ml程度排水されるのでベストです。 そして水やり後のポット重量は約4.5Kg弱になります。定植後はじめての水やりは、通常よりもゆっくり与えることをおすすめします。
このようにスターティング・ポットからファイナル・ポットに定植するまでかかった日数は、たった13日でした。しかも生長トラブルもまったくありませんでした。このように、CANNA COCO培地なら、どのココ培地よりも苗を植えてからの根張りがはやく根量が豊富になります。なのでファイナル・ポットに定植するまでの日数が最短にできてトラブルなく育ちます。
CANNA COCO培地の優位性
高品質な製造プロセス
一般的なココ培地はパーライトが約30%ミックスされています。そしてパーライトには保水性がありません。最高品質のCANNA COCO培地は蒸気殺菌処理の必要がないので、パーライトを混ぜる必要はありません。つまりCANNA COCO培地と他のココ培地に同じ量の培養液を与えると、他のココ培地よりも30%多く培養液を保水できるうえ、空気も豊富なので吸収量も多くなります。結果的にCANNA COCO培地は、使用する肥料の量と水やりの回数を減らすことができるだけでなく早く大きく育ちます。
CANNA COCO培地は、原材料となるココ・コイアに含まれる海水の塩を洗い流すフラッシング処理はもちろん、ココ繊維が適度に軟化するよう熟成期間を正確にさだめ、ロットごとの成分にあわせてバッファリング剤を調合して一定の成分比率に仕上げるので、全ての製品が一貫して最適なEC、pH、重量、物理性になっています。
そもそもココ・コイアが優秀な栽培培地である最も大きな理由は、ココ培地の多孔構造のおかげです。ココ繊維に開いた無数の穴が空気と水分をバランスよく含んで養水分の吸収をパワフルに促進し、酸欠、乾燥、そして高温から植物の根を守ってくれるのですが、CANNA以外のメーカーのココ培地は、安いコストと少ない手間で製造されるため蒸気殺菌処理が不可欠になります。高圧蒸気殺菌処理は、ゆでたパスタのようにココ繊維をブヨブヨにふやかし、せっかくココ繊維に開いていた無数の穴を潰してます。そのためパーライトを混ぜないと根が酸欠になったり、根詰まりしやすくなるのです。高圧蒸気殺菌処理のデメリットは、それだけではありません。ココ・コイアには有益菌のトリコデルマが常在菌として存在しています。トリコデルマは病原菌の繁殖を抑制する静菌効果が高いので、農業では生物殺菌剤として利用されていますが、蒸気殺菌によりトリコデルマ菌が死滅してまうのでココ・コイアが持っていた本来の浄化作用も失われてしまいます。
高圧蒸気殺菌処理されたココ培地は、繊維がもろくなっているので根づまりしやすく再利用には適していませんが、CANNA COCO培地は1年の間は再利用が可能です。むしろ再利用のCOCO培地の方が根張りが良いほどなので、結果として最もコスパの良いココ培地であると言えます。
これまでのプロセスで、トマトの挿し木をCANNA ROOTPLUGで発根させると、ロックウール培地よりも発根量がはるかに多くなり、しかもクローンマシーンよりも丈夫な根が育つので、根の生長がはやく根量が豊富な苗になるので、生長期間が短い優秀な幼苗を増やすことができることがわかりました。
CANNA ROOTPLUGS Review 〜ロックウールとの比較テスト〜
CANNA ROOTPLUGS Review 〜楽勝! トマトの挿し木〜
CANNA ROOTPLUGSからスターティング・ポットに植える〜Terra Professional 培地編〜
前回の記事で、スターティング・ポットに植えまししたトマトの挿し木苗の根がポットいっぱいに伸びたので、今回は収穫まで使うファイナル・ポットに定植します。
1. スターティング・ポットで育てていた期間の水やりは、CANNA TERRA培土の表面が写真のような色になるまで乾き、ポット重量がじゅうぶんに軽くなってから、水やりをしました。
CANNA TERRA培土には、だいたい2週間分の肥料がすでに含まれているので、スターティング・ポットで育てていた約1週間は、CANNA TERRA培土専用の生長期用肥料TERRA VEGAは与えません。根の活力剤 CANNA Rhizotonic だけ希釈した培養液を与えました。