2010年11月26日金曜日

GOPANが受注停止!「ソノ発想ハ、ナカッタワ」

わざわざ米粉をGETしなくとも、おウチにある精米した米粒からダイレクトにパンが焼けちゃうライスブレッドクッカーの「GOPAN」が人気沸騰で受注中止という事態にまでなっちまったそうです。








お米を挽いた「米粉」でパンやスイーツを作ると、小麦粉よりもモチモチ・シットリとした食感がタノシめるし、小麦粉アレルギーのヒトでも食べられるし、過剰な備蓄米の解消にもバッチシだね!ということで「米粉」の可能性に注目が集まっていました。

ワタシは数年前からホームベーカリーで食パンを焼いてます。材料を放り込んでスイッチ押せば数時間後にはパンが焼けてるというズボラなワタシにはベストなシロモノです。
なので「米粉」でパンを焼いてみようかとも思いましたが、小麦粉をすでに買い置きしてあるので、さらに「米粉」を買うのは気が引けてましたし、かといって新たに「GOPAN」をGETするのは現役のブレッドメーカーがカワイそうです。

そしたらぬわぁんと「GOPANじゃなくっても、あったかいゴハンを使えば、いつものホームベーカリーでライスブレッドが焼けちゃうよ!!!」という耳を疑うような記事を目にしたのです。
いつも焼くパンの小麦粉の20%〜40%くらいをホッカホカのゴハンに変えて自動パン焼き機に放り込んじゃえば、モッチモチ・シットリの「ライスブレッド」ができちまうというのです。
これは朗報!と、さっそくトライしてみました。

ワタシのホームベーカリーはチョーがつく「ローエンド・モデル」なうえに、コゲコゲで年期がはいってるので全体イメージは差しひかえます。

要は「大昔のホームベーカリーだって、ライスブレッドはできちゃうよ」ということをお伝えしたいのです。


100%お米のパンではありませんが、たとえば中途ハンパな量のゴハンが余っちゃったときなどに、ゴハンの分量だけ小麦粉をへらしてパンにしちゃえばOKなのでかなりヨサゲです。



・・・ということで、ナニヒトツ新しい材料や器具をGETしなくとも「ライスブレッド」が焼けてしまいました。パンをとりだす時にトップが分離して凹んでしまいましたが、メデタシ・メデタシ。














実は記事をちゃんと読まなかったワタシは「冷や飯」を仕込んでしまいました。冷たいご飯だと生地にうまくなじまず焼き上がったパンにゴハン粒が残ったりするので、炊きたてゴハンか、チンしてホッカホカにしてから仕込むことを強くおススメします。そして5%〜10%くらい仕込む水分を減らした方がシッカリふくらむみたいです。

・・・で、カンジンのお味ですが、小麦粉100%のいままでのパンは、バターや油を入れてもパサツキがあって口の中の水分が吸い取られるカンジがするのでバターやジャムをつけないとガシガシ食べにくい感がありましたが、ゴハンが入ったパンはシットリして朝からスルスル食べられます。

いままではクルミやレーズン、チーズなどを具にしてパンを仕込んでましたが、ゴハンを入れたパンなら小豆なんかも合うかもしれません。

そして今日、ご近所の方から柿やリンゴ、そしてカリン・・・

こんなステキな秋の味覚をいただいたので、

食べきれない分があったら

天然酵母をとったりジャムにして

ゴハンのパンに仕込んでみようかな・・・と思ってます。