2018年1月24日水曜日

しっかり降ってくれました、関東の大雪。

「こんなにあったかいんだから、明日雪なんて積もるわけないじゃん・・・」と自分に言い聞かせていた日曜日。果たして世が明けた翌日の月曜日には、シッカリ降ってくれました、積もってくれました、関東の大雪。
2014年ぶりの積雪量だったそうです。

「雪が軽いうちに、やっつけちまおう・・・」と道路に積もる雪をかいてもかいても、あっという間に、白い世界に元どおりでした。

















雪の一夜が明けた翌日は、青い空と白い大地のコントラストが広がりました。



















南関東の森林は、シイやカシを中心とした一年を通して葉を茂らせている常緑の広葉樹木がたくさん生えていて、新雪と木立の緑、というコントラストが楽しめました。

























大雪の翌日だけに見られる、第三京浜の光景です。 一台の車も走っておりません。



















すき間が目立ってきた多肉看板にも雪が積もりました。春になったら、多肉どもを植栽しなおそうと思います。






















雪が降ろうが、ヤリが降ろうが、元気に実らせ続けている室内栽培のパプリカと・・・





















自動底面吸水システムGoGro栽培のミニトマトです。GoGro15Lポットで育つトマトたちが上段から完熟しはじめました。

























同じくGoGro栽培のミニトマト。こちらは付属のGoGroポットではなくエアロポット17Lを使っています。 同じタイミングで両方のミニトマトが完熟したので、食べくらべてみました・・・

























「両方ともアマい! ちゃんとウマい!  でも明らかにエアロポットのGoGo自動底面吸水のほうが、味が濃いっっっ!!!」
ということで、またしてもエアロポット推し、という結果となりました。めでたしめでたし。 前回に引き続き、自動底面吸水システムでもエアロポットのほうが大きく元気に育ち、おいしく実る理由は、やはり根が吸収できる酸素の量のちがいです。

エアロポットは壁面に伸びた根が酸素をたくさん吸収できるので、徒長せず、大きくおいしく育ちます。 ひょろろんと細く伸びて花つきが悪くなる、いわゆる「徒長型生長」の犯人は、主に「チッ素に対して糖分が足りない」という理由ですが、根が吸収できる酸素量が豊富だと、光合成がさかんになり糖分がたくさん作られるので、チッ素がどんどんタンパク質などの有機チッ素に同化されるのでチッ素過多にはならないので、徒長せず元気に早く大きく育つのです。

2018年1月16日火曜日

GoGro底面吸水でも!!! エアロポットの勝利。

今回の室内秋冬栽培は、自動底面吸水GoGroシステムをつかって、ミニトマトとパプリカを育てています。

GoGroは、丸いポットでGoGro底面トレーにハマりさえすれば、市販のどんなポットでもGoGroにセットして自動底面吸水栽培ができます。


ということで、プラスチックタイプのGoGroポリポット15Lと、布製のエアロポット17Lで、育ち方に差が出るのか? をテストしていますが・・・


まず、パプリカの様子です。


















左側がGoGroポリポット15Lのパプリカ、右側がエアロポット17Lのパプリカです。
ぱっと見てわかる通り、おもしろいくらい差が出ました。
「なんか、いかにもエアロポット押し!!!って結果だね!」と、イヤラしさを感じるほどに、通気性のよいエアロポット17Lのほうが、予期せずに枝数、葉数、が圧倒的に多く、丈も大きく育ってます。ちなみに、誓って申し上げますと、水やりなどの管理方法はまぁぁぁったく同じにしています。

















エアロポット6Lでハンドウォータリング栽培と、GoGro+エアロポット17L栽培と比べてみると、こんな感じです。



















とはいえ、GoGroポリポット15L栽培のパプリカも、果実がこんなに大きくなったので、ぜんっっっぜんっ、ちゃぁぁんっっっと育ちます。









こらちは、ミニトマトでGoGroの栽培比較です。
左側がGoGroポリポット15L、右側のオイルヒーターに隠れちゃっているトマトが布製のエアロポット17L。 遠目で見てわかることは、まず葉の大きさに差がでていて、右側のGoGro+エアロポット17Lのミニトマトの方が葉が大きく茎が太く、がっしりと育っています。

























トップを比較すると大変わかりやすいのですが、左側のGoGroポリポット15Lは、茎が細くひょろひょろと徒長型生長をしています。右側のGoGro+エアロポット17Lのトップは茎だけでなく、葉軸も太く、上下の葉と葉の距離が短くて徒長していません。


















右側のGoGro+エアロポット17Lで育つミニトマトの様子。




























左側のGoGroポリポット15Lで育つミニトマトの様子。
























底面吸水栽培でも、根に酸素が豊富になるエアロポット17Lで育つミニトマトのほうが、徒長せず理想的な育ちかたになることがわかりました。・・・さらにそれだけでなく・・・

























エアロポット17Lのミニトマトは、果実が大きくなっただけでなく、一足先に赤く熟しました。
























問題は、果実の味です。口にするときちょっと緊張しましたが・・・いやいや甘い!うまい!
「ちょっとハズレだった」的なイチゴより甘かったです。トマトの皮は水分が多いと厚くなりがちですが、かじった感触はそれほど固くもなく歯茎のすき間にはさまってしまったり、もありませんでした。めでたし、めでたし。

























ということで、今回の室内秋冬栽培では、自動底面吸水システムGoGroの手軽さと栽培効果の高さに、かなりハマりつつあります。


「この夏は、ブルーベリーとマンゴーをGoGro自動底面吸水したら、さぞかし・・・うひゃへへへへへへ・・・」さて、難易度が高めのフルーツ栽培は、GoGroで豊作になりますことやら・・・

2018年1月10日水曜日

短期サイクル収穫にベストなポッティング培土

本年も どうぞ よろしくお願い申し上げます

どなたさまにとっても より一層の飛躍の年・・・






実り多き年・・・






アッパレ!!! な年となりますよう 心よりお祈り申し上げます







初詣のときには、浅草七福神様を人力車で巡られていたイキな方もお見受けしました。人力車ごしの景色を見ていると下町情緒感がさらにもりあがるのはもちろん、「大正時代の浅草は、こんな景色があたりまえだったのかな?」と、しばし白昼夢に浸ることができました。







さて、おめでたい画像のしめくくりは、落ちたタネから勝手に大量の芽が出たオメデたい「わさび菜」の群生です。葉っぱを一枚ちぎって食べてみると、やっぱりピリッと辛かったです。







ところで、昨年に植えたレタス苗どもですが、その記録を残しておきたいと思います。

土壌に(堆肥と元肥を入れました)定植したレタス苗と、再利用の「CANNA COCO培地+CANNA TERRAポット培土」をミックスした大きなプランターに定植したレタス苗の生長比較です。

両方とも同じ日に植えたところ、今の時点ではプランターに植えた方が、見た目でわかるほど葉がノビノビと広がり、大きくそだっています。
CANNA COCO培地+CANNA TERRAポット培土」のレタス(上)と
土壌に植えたレタス苗(下)




↑土壌に定植したレタス苗の場所は、プランターの場所よりも圧倒的に日が当たる時間がながいのですが、葉が小さくタイトに育っています。




ちがう種類のレタス苗もおなじ。
CANNA COCO培地+CANNA TERRAポット培土」に植えたレタス苗(上)・・・
土壌に植えたレタス苗(下)





プランター栽培のレタスは、中心がピンと立っていて高さがあります。
土壌のレタスは、冬特有の育ち方です。葉っぱがぴたっと地面にはりついて、まぁるいロゼット状になっています。



地上部の様子からわかることは、同じ気温や環境で育てると、「CANNA COCO培地+CANNA TERRAポット培土」の栽培は、土壌栽培よりも根の生長がはやく根張りよくそだつということです。

つまり、寒さや暑さなどの環境ストレスにも強く育つってことにもなります。
(ハイドロポニック・システム栽培は、根量が少なく地上部がでかく育ちます。)


レタスや夏野菜のように、栽培スタートから収穫までの期間が半年以内の短期栽培作物では、根張りの速さとよさが、すべてを左右します。その理由は・・・
  • 短期栽培作物は、生長の早さと花つき、収穫量が比例する。
  • 短期栽培作物は、生長期が長すぎると病害虫が発生しやすくなる。
  • 短期栽培作物は、栽培期間が長くなると手間とコストが余分にかかる。

果樹栽培のように、収穫までの長期栽培作物や、自然栽培や不耕起栽培のように土壌環境から育てる栽培には、まるっと当てはまることではないのですが、一般的に根張りがよいほどストレスに強くなるのは確かです。

CANNA COCO培地+CANNA TERRAポット培土」は、植物繊維由来で保水性、保肥性、通気性がよいので、根の健康バロメータである根毛がたくさん発生し、さらに根が白く長持ちします。健康な根は、養水分の吸収量が多いので生長がはやくなります。なので短期栽培作物にとっては、メリットしかありません。

しかし、果物やバラなどの長期栽培作物の場合は、一年以上植えっぱなしにすると根が張りすぎたり繊維が分解されて根詰まりを起こしやすい、さらに培養液で肥料を与えつづける場合、収穫量はふえますが手間とコストが増える、というデメリットもありますが、使い古した「CANNA TERRAポット培土」を水はけの悪い土壌にすき混んだり、根詰まりしやすくなってしまったポッティングミックス培土に「CANNA COCO培地」をプラスしてふっくらさせたり・・・と、最後の最後までムダなく使い倒せることも魅力です。